JP2548200B2 - 転写型感熱記録装置 - Google Patents

転写型感熱記録装置

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JP2548200B2
JP2548200B2 JP62156864A JP15686487A JP2548200B2 JP 2548200 B2 JP2548200 B2 JP 2548200B2 JP 62156864 A JP62156864 A JP 62156864A JP 15686487 A JP15686487 A JP 15686487A JP 2548200 B2 JP2548200 B2 JP 2548200B2
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thermal recording
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栄二 柴田
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Matsushita Graphic Communication Systems Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、フィルムを巻回したロールを用いて熱転写
記録を行う転写型感熱記録装置に関する。
従来の技術 従来、転写型感熱記録装置の一例として特開昭59−39
585に示すものが知られている。この転写型感熱記録装
置は、ガイドプーリを介して所定の巻付け角度でバンド
をブレーキドラムに巻き、バンドの一端をスプリングを
介して固定するとともに他端をフィルムのロールの径に
追従して移動するアームに接続している。そして、フィ
ルムを繰り出してロールの径が減少したとき、アームが
変位してスプリングが短かくなる。その結果、ブレーキ
力が弱くなり一定のバックテンションをフィルムに付与
し、フィルムの安定な走行を確保するようにしている。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上述のような従来の転写型感熱記録装
置では、スプリングの張力はブレーキ力にリニアに影響
することによりブレーキ力の調整範囲が限定されるため
ロール径の変化幅が大きいときフィルムに付与されるバ
ックテンションを一定に保ちにくいという問題点があっ
た。
ところで、バンドタイプのブレーキにおいてはバント
の巻付け角の増減によってブレーキ力が指数関数的に変
化することが知られている。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものでバンドの
巻付け角の変化がブレーキ力に大きく影響することを利
用してブレーキ力を幅広く調整できて、フィルムロール
の径にかかわらず常に一定のバックテンションをフィル
ムに付与してフィルムの走行を適正に確保できる転写型
感熱記録装置を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、長尺のフィルム
をシャフトに巻回して形成したロールと、このロールの
径の減少に追従して変位するレバーと、前記シャフトと
同軸上に巻回し、前記レバーの変位に応じて前記シャフ
トと巻回する角度が変位するとともに、前記ロール紙の
径の減少に追従して張力が小さくなる摺動部材という構
成を備えたものである。
作用 本発明は上記構成によって、フィルムが繰り出されて
フィルムロールの径が減少すると、レバーがこれに応じ
て変位し、この変位に応じて調節手段が摺動部材の巻付
け角度を調節してブレーキ力を指数関数的にゆるめるの
で、フィルムロールの径が大きく変化してもブレーキ力
を適正に抑えてフィルムのバックテンションを一定に保
ちフィルムを安定して走行できる。
実施例 第1図は本発明の一実施例の転写型感熱記録装置を示
す模式図である。
第1図において、1は長尺のフィルム2をシャフト3
に巻回して形成されたフィルムロール、4はサーマルヘ
ッド、5はサーマルヘッド4に対向して設けられたバッ
クローラ、6は記録紙であり、フィルムロール1からフ
ィルム2を繰り出し、サーマルヘッド4とバックローラ
5との間で記録紙6とフィルム2を重ね合わせ、この状
態で画情報に応じて加熱して転写記録を行なっている。
また、7,8はそれぞれサーマルヘッド4を通過したフ
ィルム2を摺動して案内するドライブローラ,ピンチロ
ーラ,9はドライブローラ7,ピンチローラ8を経由して搬
送されたフィルム2を巻取る巻取ローラである。
なお、フィルムロール1の近傍は第2図,第3図に示
すように構成されている。
第2図は、前記転写型感熱記録装置の要部を示す概略
斜視図、第3図は同転写型感熱記録装置の要部を示す側
面図である。
第2図,第3図において、10はシャフト3の端部に設
けられたブレーキドラム、11は支軸12に一端を取付けら
れたブレーキバンドであり、このブレーキバンド11はあ
らかじめ所定の角度でブレーキドラム10に巻付けられて
いる。
ブレーキバンド11の他端部はブレーキバネ13を介して
支軸14に固定されている。
なお、本実施例ではブレーキバンド11およびブレーキ
バネ13で摺動部材を構成しているが、ブレーキバンド11
自身を弾性体で形成してこれを摺動部材としてもよい。
この場合、ブレーキバネ13を省略できるという効果があ
る。
ブレーキドラム10とブレーキバネ13との間に位置する
ブレーキバンド11に接してローラ15およびブレーキガイ
ドローラ16がそれぞれ順次配設されている。ローラ15
は、ブレーキバンド11の外面側に配設されて、ブレーキ
調整アーム17に取付けられている。また、ブレーキガイ
ドローラ16は、ブレーキバンド11の内面側に配設されて
いる。
ブレーキガイドローラ16はシャフト18に保持されてい
る。シャフト18には、前記ブレーキ調整アーム17がネジ
止めして固定されている。
また、このシャフト18にはレバー19がネジ止めして固
定されている。レバー19は、所定の付勢手段(不図示)
によって常時フィルムロール1の外周部に押圧されてい
る。そして、第3図に示すようにフィルムロール1の径
が最大の時に巻付け角度がαになるようにレバー19,シ
ャフト18,ブレーキ調整アーム17およびローラ15を位置
設定してある。
以上のように構成された転写型感熱記録装置の動作に
ついて以下説明する。
フィルムローラ1からフィルム2が繰り出され、フィ
ルムロール1の径が減少すると、フィルムロール1の外
周面に追従してレバー19が第3図右方向に回動する。
このレバー19の回動によってシャフト18が同方向に回
転する。この回転によってブレーキ調整アーム17を介し
てローラ15の位置が右方向に移動する。
そして、ブレーキバネ13は縮んで短かくなり引張り力
が小さくなる一方、ブレーキバンド11の巻付け角度は小
さくなってブレーキドラム10に対するブレーキバンド11
の圧接力は指数関数的に減る。また、ブレーキバンド11
の巻付け角度が小さくなったこととブレーキバネ13の引
張り力が小さくなったこととが相乗的に作用して、ブレ
ーキ力は大幅に減少する。この結果、フィルムロール1
の径の変化が大きくてもブレーキ力はこの変化に適切に
追従して減少する。そして、バックテンションの変動が
抑えられて、フィルム2は安定して走行される。
なお、本実施例ではブレーキガイドローラ16およびブ
レーキバネ13を介して支軸14にブレーキバンド11を固定
した場合を例にしたが、支軸14の位置を例えば図面上方
向に設定し、ブレーキバンド11をローラ15を経由した
後、直接ブレーキバネ13を介して支軸14に取付けてもよ
い。更にまた、ブレーキバネ13を使用する代りにブレー
キバンド11を弾性材料で構成してもよい。
発明の効果 以上説明したように、本発明はレバーが供給ロールの
径の減少に応じて変位し、この変位によって摺動部材の
巻付角度が小さくなってブレーキ力が指数関数的に小さ
くなるので、ロール径の大きな変化に対してもブレーキ
力を適切に調整できてフィルムのバックテンションを一
定に保ってフィルムを常に安定して走行できるという効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例の転写型感熱記録装置を示
す模式図、第2図は同転写型感熱記録装置の要部を示す
概略斜視図、第3図は同転写型感熱記録装置の要部を示
す側面図である。 1……フィルムロール、2……フィルム、3……シャフ
ト、10……ブレーキドラム、11……ブレーキバンド、13
……ブレーキバネ、15……ローラ、16……ブレーキガイ
ドローラ、17……ブレーキ調整アーム、18……シャフ
ト、19……レバー。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長尺のフィルムをシャフトに巻回して形成
    したロールと、このロールの径の減少に追従して変位す
    るレバーと、前記シャフトと同軸上に巻回し、前記レバ
    ーの変位に応じて前記シャフトと巻回する角度が変位す
    るとともに、前記ロール紙の径の減少に追従して張力が
    小さくなる摺動部材とを具備する転写型感熱記録装置。
JP62156864A 1987-06-24 1987-06-24 転写型感熱記録装置 Expired - Fee Related JP2548200B2 (ja)

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