JP2542965B2 - 画像編集装置 - Google Patents

画像編集装置

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JP2542965B2
JP2542965B2 JP2282533A JP28253390A JP2542965B2 JP 2542965 B2 JP2542965 B2 JP 2542965B2 JP 2282533 A JP2282533 A JP 2282533A JP 28253390 A JP28253390 A JP 28253390A JP 2542965 B2 JP2542965 B2 JP 2542965B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明ははがきのタイトル、イラスト、定型文名の画
像構成要素を自動的にレイアウトするはがき作成装置等
の画像編集装置に関する。
(ロ)従来の技術 従来、ワードプロセッサにおいて年賀状等のはがき印
刷を行うものが知られている。この従来例ではタイト
ル、イラスト、定型文を組み合わせてはがき裏面の画像
編集を行うには、先ず予め用意された配置フォーマット
を選択し、次に操作者が嵌め込みたいタイトル等の所望
の画像構成要素(以下被配置要素という)を選択して、
これを配置フォーマットの領域に嵌め込んで編集を行う
ものであった。
この従来例によれば配置フォーマットが先ず決定され
る為に、フォーマット選択後に被配置要素を色々と選択
したり、変えたりしてゆくうちに決定済の配置フォーマ
ットにうまく納らなかったり、配置フォーマットを変え
たいなどの要求が発生する場合がある。こうした場合、
配置フォーマットの選択画面に戻り、操作を最初からや
り直す必要があり、操作性が悪いと共に、配置フォーマ
ットの適切な選択が素人には困難であるという欠点があ
った。又、配置フォーマットに対応して被配置要素の数
が決められていて自由なレイアウトが困難となってい
た。
(ハ)発明が解決しようとする課題 本発明は上記の欠点に留意し、ユーザーが配置フォー
マットを意識することなく、操作性良く被配置要素を編
集画面内に自動的に配置できる画像編集装置を提供する
ことを目的とする。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は編集画面内に複数の被配置要素を自動的に配
置する画像編集装置において、前記被配置要素の属性と
数に対応した編集画面内の被配置要素の配置フォーマッ
トを記憶する配置記憶手段と、編集画面内に配置すべき
被配置要素を指定する指定手段と、この指定手段により
指定された被配置要素の属性と数から前記配置記憶手段
を検索して配置フォーマットを選択する配置選択手段
と、自動配置を指示する移動配置指示装置と、この自動
配置指示手段の指示に応答して前記配置選択手段により
選択された配置フォーマットに基ずき指定被配置要素を
前記編集画面内に配置する配置実行手段とを具備するこ
とにより上記目的を達成するものである。
(ホ)作用 上記の手段によれば、指定手段により配置したい被配
置要素を指定し、自動配置指示手段により自動配置を指
示すると、被配置要素の属性と数とから配置選択手段が
適切な配置フォーマットを選択し、配置実行手段が被配
置要素の編集画面内への自動レイアウトを行う。
(ヘ)実施例 本発明の一実施例を以下に図面に従い説明する。第1
図は本発明の画像編集装置の一実施例を示すワードプロ
セッサのブロック図で、(1)はマイクロプロセッサ
(CPU)で、リードオンリーメモリ(ROM)(2)に記憶
された手順(プログラム)に従い、各種演算、論理判断
を行いワードプロセッサ機能や、はがき自動作成機能等
の制御を行う。(3)はバスで、制御対象を指示する信
号を転送するアドレスバス、各種データを転送する双方
向性のデータバス、各種制御対象に制御信号を印加する
コントロールバス(いずれも図示しない)からなる。
(4)はキーボードで、文字キー、数字キー、ファン
クションキー、モード指示キー、カーソルキー等の各種
キーを備えている。(5)はキーボード制御部で、キー
ボード(4)から入力されたデータをエンコードし信号
及びCPUに対するインタラプト信号をバス(3)に送
る。(6)はLCDからなるディスプレイ、(7)はディ
スプレイ制御部で、CPU(1)の制御下にディスプレイ
(6)、表示用バッファメモリ(ビデオRAM)(8)、
キャラクタパターンを記憶したCGROM(9)を制御しキ
ーボード(3)から入力された文字や記号をCGROM
(9)でパターンに変更して表示用バッファメモリ
(8)に展開してディスプレイ(6)に表示したり、可
搬式メモリとしてのフロッピーディスク(10)に記憶さ
れた画像情報をバッファメモリ(8)に書き込み、これ
をディスプレイ(6)に表示させたりする。
(11)はフロッピーディスク(10)に対するデータの
書き込み、読み出しを制御するフロッピーディスク制御
部である。(12)はランダムアクセスメモリ(RAM)
で、各種バッファレジスタからなり各種データを一時的
に記憶する。(13)は熱転写プリンタ等のプリンタで、
プリンタコントローラ(14)により制御されRAM(12)
のテキストデータ等を記録紙に印字する。
上記ROM(2)にはシステム全体の制御、ワードプロ
セッサ機能の制御、表示の制御、印字の制御等をなすの
システムプログラム(M1)、本発明の特徴とするはがき
作成プログラム(M2)、配置フォーマットを検索するた
めのフォーマット索引テーブル(M3)、配置フォーマッ
トの内容を記憶したフォーマットテーブル(M4)などを
格納している。
前記はがき作成プログラムは例えば第3図、第5図及
び第6−1〜6−6図に示すフローチャートにより実現
される。前記フォーマット索引テーブル(M3)は索引テ
ーブル0、1、2、3からなる。索引テーブル0は第10
図(イ)に示すごとく各テーブルが格納されているアド
レスを記憶している。索引テーブル1は、第10図(ロ)
に示すごとくタイトルの個数、定型文の個数、イラスト
の個数に対応する順番(索引番号)を記憶している。索
引テーブル2は第10図(ハ)に示すごとくはがきの縦、
横種別及びタイトルの縦、横種別に対応するはがきテー
ブルの種別を記憶している。索引テーブル3は索引テー
ブル2の内容を持ったテーブルで、例えばはがき縦テー
ブル1は第10図(ニ)に示すごとく前記順番に対するフ
ォーマットNoを記憶している。フォーマットテーブル
(M4)は第11図に示すごとくフォーマットNoに対する縦
/横モード(領域のX,Yの計算順)、領域のタイプ(領
域に入れられる要素のタイプ)、領域のX位置、Y位
置、Xサイズ、Yサイズを領域の数だけ連続して記憶し
ている。又、RAM(12)は、はがき作成プログラムによ
り作成された結果(はがき画面のデータを)をコード情
報の形で記憶するはがきテキストメモリ(M11)、サン
プル画面のデータをコード情報の形で記憶するサンプル
テキストメモリ(M12)、パレット画面のデータをコー
ド情報の形で記憶するパレットテキストメモリ(M1
3)、自動レイアウトのために必要なデータを一時的に
記憶する自動レイアウトデータメモリ(M14)、はがき
画面、サンプル画面、パレット画面を種々の場面で表示
するために画面の種類(縦/横)及び画面の大きさ、バ
ッファメモリ(8)上での位置を記憶する画面管理バッ
ファ(M15)、画像編集時に用いる第1画像バッファ(M
16)及び第2画像バッファ(M17)各種バッファ(M1
7)、各種レジスタ(M18)を含んでいる。
前記はがきテキストメモリ(M11)に記憶されるデー
タ構造は第9図に模式的に示され、用紙(マージンを除
いたはがき画面の編集領域)の大きさ情報(mmとdotで
もつ)、被配置要素の個数、1要素ごとに次の情報ブロ
ック、即ち要素のNo、用紙での配置位置、配置状態での
要素の大きさ情報、データの形式(コード、アウトライ
ン、イメージの種別)、タイプ(タイトル、イラスト、
定型文の種別)、標準の大きさ(ROM(2)に記憶され
ている要素の大きさ情報)、などからなる情報ブロック
が要素の個数分連続する。このはがきテキストメモリの
データを基にシステムプログラムの表示プログラムはカ
ーソルの制御を含みディスプレイ画面に作成中、あるい
は作成済みのはがき画面を表示し、印刷プログラムは作
成済みのはがき画面をはがきに印字するものである。パ
レットテキストメモリ及びサンプルテキストメモリのデ
ータ構造ははがきテキストメモリのデータ構造と同じで
あり、説明を省略する。そしてこれらテキストメモリに
記憶される被配置要素のNoに対する画像データ(ドット
又はアウトラインデータ)はあらかじめ図示しないフロ
ッピーディスクに要素No及び要素の大きさ情報と共に記
憶されている。サンプル画像、テキスト画面やパレット
画面を表示する際にテキストメモリの要素Noを参照し
て、同要素Noに対応する画像データをディスクから読み
出してバッファメモリ(8)に書き込み表示する。従っ
て、いずれのテキストメモリにも要素は画像データ(実
施例ではアウトラインデータか、イメージ(ドット)デ
ータの形で記憶される)の形では記憶されず、要素Noと
いうコード情報の形で記憶される。
次に前記自動レイアウトデータメモリ(M14)は次の
レジスタ及びバッファを含む。
まずカウンタとしては、タイトルの個数を記憶するタ
イトル個数カウンタ(TITLE$CNT)、タイトルの中で、
縦長のタイトルの個数を記憶する縦長タイトル個数カウ
ンタ(TATE$CNT)、タイトルの中で、横流のタイトル
の個数をカウント記憶する横長タイトル個数カウンタ
(YOKO$CNT)、イラストの個数を記憶するイラスト個
数カウンタ(ILUST$CNT)、定型文の個数を記憶する定
型文個数カウンタ(TEIKEI$CNT)、AIレイアウトする
要素の総数を記憶する要素総数カウンタ(ALL$PARTS$
CNT)。以上のカウンタが記憶する個数は1パレット画
面に対するものである。
自動レイアウトデータメモリのバッファとしては次の
入力バッファ、出力バッファ、フォーマットバッファを
含む。パレット画面内の被配置要素の配列をパレットテ
キストメモリから読み出して記憶する入力バッファ(IN
$BUF)は、1要素ごとに次の情報を記憶する。TYPE:要
素のタイプ(タイトル、イラスト、定型文の種別)、要
素NO(ROMに記憶の要素No)、STD$X$MM:要素のxサ
イズ(mm)、STD$Y$MM:要素のYサイズ(mm)、TATE
$YOKO$INF$FG:形状タイプ(0:正方形型,1:横タイプ,
2:縦タイプ)。入力バッファのデータと配置フォーマッ
トバッファのデータとを基に自動レイアウトを実行した
結果得られた被配置要素の配列を記憶する出力バッファ
(OUT$BUF)は、1要素ごとに次の情報を記憶する。ST
$X$DOT:要素の先頭X位置(dot)、ST$Y$DOT:要
素の先頭Y位置(dot)、X$SIZE:要素のxサイズ(do
t)、Y$SIZE:要素のyサイズ(dot)、PARTS$MODE:
要素のタイプ(0:横タイプ1:縦タイプ)。フォーマット
バッファは前記フォーマットテーブル(M4)から得られ
たフォーマットデータを一時的に記憶するバッファで次
の情報を記憶する。PARTS$ORDER$NO:モード種別(縦
横計算順で0:横モード、1:縦モード)、PARTS$BUF:フ
ォーマット領域の配列。PARTS$BUFは次のデータから成
る。TYPE:領域のタイプ(タイトル、イラスト、定型
文)、X$POS:領域の左上のX位置、Y$POS:領域の左
上のY位置、X$SIZE:領域のxサイズ(mm)、Y$SIZ
E:領域のyサイズ(mm)。
上記の自動レイアウトデータメモリは後述するように
自動レイアウトの編集過程で用いられ、その結果ははが
きテキストメモリに最終的に記憶される。
以上の構成において、本発明の特徴とする画像編集機
能はROM(2)に記憶された処理手順により実現され
る。この機能の特徴の概略を第2図に従い説明すると、
はがき画面(D1)に配置したい画像構成要素(被配置要
素あるいは部品)を、被配置要素P1、P2、P3、・・・・
・を複数有したサンプル画面(D2)から選択して、パレ
ット画面(D3)に入れておき、自動作成の指示を与える
とパレット画面中の要素P1、P2、P3、・・・・・に対応
した適切な配置フォーマットを自動的に選択し、この配
置フォーマットに従い要素間の重なり、はがき編集領域
(マージン即ち余白を除いた領域)(D10)からのはみ
だしを、要素の移動と縮小とにより調整(微調整)しな
がらフォーマットの領域にレイアウトするものである。
又、後で詳述するように、画像編集モードで要素をサン
プル画面(D2)又はパレット画面(D3)からはがき画面
(D1)内へ拡大/縮小を伴う(または伴わない移動複写
をさせたり、はがき画面(D1)内で要素を移動転写、拡
大/縮小をする画像編集を行える点に特徴を有してい
る。この画像編集はバッファ(8)と第1、第2画像バ
ッファ(M16)(M17)等を用いて行い、編集が終了する
と編集後の画像データは要素の編集画面(D10)上での
位置データ、大きさデータとしてはがきテキストメモリ
(M11)にコードの形で記憶される。
上記の自動レイアウトでレイアウトできる要素(タイ
トル、イラスト、定型文、)は例えば20個とする。そし
て自動レイアウトにはあらかじめ記憶しているフォーマ
ットを利用するものと、フォーマットを使わないものと
がある。前者の自動レイアウトではフォーマットのパタ
ーン数は例えば98通りとし、その中で選ばれるパターン
の形式は、はがきの形式(縦向き、横向き)、パレット
画面にあるタイトルの個数(0,1,2)、タイトルの形式
(縦長か横長か)、パレット画面にある要素の数、種類
(属性)によって自動的に選択されものとする。
より詳細に本発明の実施例のはがき自動作成機能を第
3図、第5図、第6図及び第12図に示すフローチャート
と、第4図及び第13図に示す表示画面及び第7図〜第8
図の動作説明図に従い説明する。
先ず、第3図ははがき自動作成の全体処理フローを示
す図で、初期メニュー画面(図示しない)で拡張機能指
示のソフトキー〔ディスプレイ(6)の表示画面の最下
段に表示されるキーで、キーボード(4)の対応するキ
ーの操作でキー入力される]を押す(S1)と、AI(自
動)はがき作成メニューを表示し(S2)、ここでAIはが
き作成を選択する(S3)と、はがきの用途メニューを表
示する(S4、第4−1図)。
ここで、例えば年賀状を選択する(S5)と、見本選択
メニューを表示する(S6、第4−2図)。ここで、表示
画面には見本縮小イメージ(I1…)が6種類表示されて
いる。この各縮小イメージは後ではがき作成に用いられ
るはがき見本画面(D11)とは別個に予め縮小された状
態で記憶されていて、これが見本選択メニュー画面に表
示される。現在カーソル(C)は「新規」の位置にあ
り、カーソルキーの操作によってカーソルを所望の見本
イメージの部分に順次飛んで行かせることができ、カー
ソルの移動に伴い見本縮小イメージ全体を黒反転表示す
る。
S7で新規[ソフトキーとしてはがき縦(新規)とはが
き横(新規)とがあり、いずれかを選択するを選択す
る]と、空白のはがき画面(D1)とサンプル画面(D2)
とを前者を左にして左右に表示(S8、第4−3図)す
る。はがきが縦か横かのデータは画面管理バッファ(M1
4)にセットされると共にはがきテキストメモリ(M11)
にも書き込まれる。見本を選択すると、見本のはがき画
面(D11)とサンプル画面(D2)とを前者を左にして左
右に表示(S9、第4−4図)する。
このはがき見本のデータは前述のはがきテキストのデ
ータと同じデータ、即ち用紙サイズ、見本中に含まれて
いる要素の個数、要素毎のNO、位置情報大きさ情報等か
らなり、要素の画像データと共にフロッピーディスクに
格納されている。そして、あるはがき見本の表示が指示
されると上記はがき見本データがフロッピーディスクか
ら読み出されて表示されると共に、同見本データははが
きテキストメモリ(M11)にオーバーライトされる。
はがきを作成する場合、新規空白のはがきから作成す
る場合と、はがき見本から出発してこれを修正編集する
場合とがあるが、前者の場合はS8を経てS10で、サンプ
ル画面(D2)またはパレット画面(D3)から被配置要素
を直接はがき画面(D1)にカーソルで要素を指定し移動
させる移動写真をしたり、一度パレット画面(D3)を表
示させてサンプル画面(D2)から被配置要素をパレット
画面(D3)に実行キー操作により移動した後、自動レイ
アウト機能でパレット画面(D3)上の被配置要素をはが
き画面(D1)内に自動的にレイアウトする。又後者の場
合も同様にサンプル画面(D2)又はパレット画面(D3)
から直接要素を移動させて編集する場合と、パレット画
面(D3)経由で自動レイアウト機能で編集することがで
きるが、異なるのははがき見本画面(D11)にすでに被
配置要素が含まれていると共にパレット画面(D3)に見
本画面(D11)の被配置要素が含まれていて、これをそ
のまま用いてはがき作成を行うことができる点である。
前者の場合のはがき自動作成機能を第5図及び第6−1
図第6−6図のフローチャートに従い説明する。
先ず、第4−3図でパレット画面(D3)に取り込むべ
くソフトキーのパレット画面(K4)を押す。すると第5
−1図のS101でディスプレイ画面の左にはがき画面(D
1)に代えてパレット画面(D3)を表示し、S102でサン
プル画面にカーソル(C)を表示する(図示しないが第
4−5図でパレット画面を空白とした表示画面)。S103
でキー入力を受付ける。ここでサンプル画面(D2)にお
いて所望の要素にカーソル(C)を移動させてキーボー
ド(4)の実行キーを押すとS106でその要素がパレット
画面(D3)へ移される(第4−6図)。この時前記パレ
ットテキストメモリ(M13)へ要素のデータが書き込ま
れる。尚、入力バッファ(IN$BUF)には、自動レイア
ウトキー(K10)を押したときパレットテキストメモリ
からデータを読み出して書き込まれる。第4−5図でソ
フトキーの次表示キー(K5)又は前表示キー(K6)を押
すとS108でタイトル、イラスト、定型文の混在サンプル
画面が次の混在サンプル画面に変わり、同種表示キー
(K7)を押すとS107カーソルが位置する要素の種類に対
応したタイトル、イラスト、定型文のいずれか一つの種
類のみの同類要素を複数表示する(第4−6図)。
第4−6図で次にパレット画面に取り込みたいイラス
ト要素へカーソル(C)を移動させ(第4−7図)(S1
04)、実行キーを押すと、同要素がパレット画面(D3)
に表示される(S106)。S104でのカーソルの動きは要素
毎に移動して要素全体を黒反転表示させるが、これはサ
ンプルテキストメモリ(M12)の要素データを参照する
ことで可能となる。又、サンプル画面(D2)からパレッ
ト画面(D3)への要素の書き込み時には、サンプル画面
では自動詰め込み処理によって要素が縮小表示される場
合があるので、縮小データでなく、サンプルテキストメ
モリ(M12)の標準の大きさ(元の大きさ)データを参
照してこれをパレットテキストメモリ(M13)へ書込む
ため、第4−7図ではサンプル画面とパレット画面とで
要素の大きさが異なっている。第5−1図の処理の終了
はキーボード(4)の終了キー操作等で終了する。
第4−8図は定型文のパレット画面(D3)へ取り込み
を示している。
第4−8図で、キーボード(4)上の画面切替キー
(図示しない)を押すと、S105でパレット画面に制御が
移り、S110でパレット画面(D3)にカーソル(C)を表
示する(第4−9図)。ここで例えばレイアウトしたい
要素でなくなった要素(羊)にカーソルを移動させ、削
除キー(K9)を押すとカーソルが位置する要素がパレッ
ト画面から削除される(第4−10図)。これはパレット
テキストメモリ(M13)から同要素のデータが削除され
たことを意味する。こうしたパレット画面上で要素削除
機能を有していることで、サンプル画面から例えば複数
のタイトル候補をパレット画面にとりあえず取込んでお
き、パレット画面からはがき画面へ要素を自動レイアウ
トする前に要素候補を一つに絞ることができる。
S111でカーソル(C)の移動操作を行うとS112でサン
プル画面と同様次の要素上にカーソルを移動させる処理
を行い、画面切替キーを操作するとS113でサンプル画面
に制御を移し、S101へ戻る。又はがき画面キー(K8)を
押すとS114ではがき画面(D1)及びパレット画面(D3)
を左右に表示(第4−11図)してパレット画面制御の処
理を終える。又、自動レイアウトキー(K10)を押すと
処理を終了し、パレット画面の要素をはがき画面に自動
レイアウトするS11以降の第6−1図〜第6−6図に示
すルーチンへ移動し、自動レイアウト演算を行った後、
第4−12図の如く自動編集済みはがき画面(D1)を左
に、その基となるパレット画面を右に表示する。こうし
て作成されたはがき画面(D1)、即ちはがきテキストメ
モリ(M11)のデータは終了キー操作ではがきサンプル
等を記憶したフロッピーディスクに保存可能である。
又、キーボード(4)の終了キー等の操作でも処理は終
了する。
尚、第4−11図でカーソルを定型文の要素に位置させ
て要素条件キー(K11)を押すと要素条件設定のウイン
ドウ(図示しない)が表示され、ここで縦書き、横書き
の選択,拡大する、しないの選択,書体(標準、ゴシッ
ク、毛筆)の選択,文字サイズの選択が可能である。拡
大するの時は縦横の倍率の他、タイトル、イラストと同
様に斜体、風、背景等の設定が可能である。定型文は文
字コードでフロッピーディスク(10)に記憶されている
のでCGROMのドットデータを加工して拡大等を行う。
また、イラスト及びタイトルの要素はアウトラインデ
ータであるが、これらにカーソルを位置させて、要素条
件キー(K11)を押すと要素条件設定のウインドウ(図
示しない)が表示され、ここでは斜体にする、しないの
選択,風の種類(影を付ける、付けない)の選択,影の
模様の選択,背景の種類(背景を付けない、付けるの設
定、付ける場合要素の領域全体または要素の領域の特定
部分といった領域の指定)及び模様の選択を行える。背
景処理とは要素の領域全体または特定の領域に対して指
定する模様のパターンで網かけ処理を行うもので、表示
の順序は表示バッファ上に背景を書いて、その上から要
素データを書ことで行う。
今、第4−9図の如くパレット画面(D3)に被配置要
素を選んだ状態でAIレイアウトキー(K10)を押すと、
第5−2図のパレット画面制御のルーチンを終了し、第
6−1図〜第6−6図の処理へ移行する。先ず、S11で
各変数[その値はRAM11の自動レイアウトデータメモリ
(M15)にセットされる]の初期化を行う。次にパレッ
ト画面(D3)内に入っている被配置要素についてタイト
ル、イラスト、定型文(以下自由文を含む)ごとにその
個数を調べ、かつタイトルの場合、縦長のタイトルと横
長のタイトルの数を調べ、対応するカウンタに値をセッ
トする(S12)。この時定型文のY方向の総ドット数を
計算しておく、次にタイトル、イラスト、定型文が1つ
でもあるかどうかを判定し(S14)、NOの場合の処理を
終了する。YESの場合、タイトル、イラスト、定型文の
うち同じタイプの要素が3つ以上あるかどうかを判定す
る。YESの場合は第6−2図のS20〜S48に示す要素の自
動詰め編集、即ち配置フォーマットを利用せず(定型文
のみはがみ画面の下方部に配置する)所定のアルゴリズ
ムではがき画面に詰め込む処理を行う。NOの場合、第6
−3図のS50〜S51及び第6−4図〜第6−6図のS60〜S
89に示す自動レイアウト編集、即ち配置パターンを自動
選択したうえで、その配置パターンに従い各要素をその
大きさ、位置を調整して配置する処理を行う。
先ず、自動詰め編集処理を第7図に従い説明するに、
第6−2図を参照してS20で定型文があるかどうかを判
定する。YESの場合、タイトル、イラストが無い場合は
定型文の要素を横書きにしてはがき画面の上部から上下
に互いに所定の等間隔(例えば6ドット)を置いて配置
し、タイトル、イラストがある場合は第7図(イ)の如
く定型文を横書きにしてはがき表示画面の下部に上下に
積層して配置する(S21)。より詳細には、S12で得た定
型文のY方向の総ドット数から定型文1を配置する位置
を計算し、その位置から定型文1を配置し、その下に順
次定型文2、定型文3を配置する。この定型文の配置の
際X方向のサイズが表示画面より大きい時は縮小して配
置する。又、定型文の配置領域は表示画面の下部の所定
領域に限られているので定型文の数が多くて所定領域に
収まらない場合は、定型文が文字コードで記憶されてい
るので、行ピッチを縮小して配置する。行ピッチ縮小で
も収まらない場合は文字の大きさを小さくして配置す
る。
S20でNOの場合、S22−1へ移行し、比較する要素を先
頭の要素とし、S22−2へ進む。ここではパレット上の
要素を全部比較配置したかどうかを判定する。今の場合
NOでS23へ移行し、比較する要素(処理する要素)のタ
イプがタイトルまたはイラストか、定型文かを判定す
る。今の場合比較する先頭要素がタイトルであるので、
YESでS24へ移行する。S23で定型文の場合NOとなりS22−
2へ戻る。全ての要素が定型文の場合、S22−2、S23、
S22−2の繰り返しによりS22−2でYESが判定されると
処理を終了する。S24で比較する要素(タイトル)の左
上隅をフォーマットの表示範囲左上原点(X0,Y0)に合
わせて位置させ、S25で既に配置している要素が重なっ
ているかどうか判定する。今の場合最初の要素でありNO
であるので、S29へ移行し、ここで比較要素がY方向
に、はがき画面フォーマットの表示範囲を越えているか
どうかを判定する。ここではNOで、S30へ移行し、比較
する要素をその位置に配置する即ち要素の位置及びサイ
ズを出力バッファ(OUT$BUF)にセットした後、S32で
比較要素を次の要素へ進め、S22−2へ戻る。
尚、S29でYESの場合、全ての要素の大きさを縮小し
(S31)、S22−1へ戻る。S31での縮小率は10%、即ちS
31の処理を経るごとにイラスト、タイトルの要素は縮小
処理前のの90%に縮小されて再度詰め込み処理が行われ
れてS22へ戻る。
次の比較要素であるイラスト1の詰め込み処理にはい
る。S22−2はNO、S23はYESで、S24でタイトルと同様に
比較要素を原点(X0,Y0)に配置した後、S25で重なりを
判定する。ここでは既に配置済みのタイトルと重なって
いるのでYESとなりS26で比較要素のX位置を右に移動す
る。
この右移動処理の詳細は次の通りである。第7図
(ロ)に示すように、はがき画面の表示範囲、即ち、フ
ォーマット可能範囲は二重線で囲んだ部分であり、この
範囲は例えば縦横16ドットの小ブロックb・・・・に細
分化されていて、要素のX方向及びY方向の移動はこの
ブロック単位で行われる。そして全ての要素のXサイ
ズ、Yサイズは予このブロックの整数倍となるようにサ
イズの調整が成されているか、はめ込み、詰め込み編集
を行う際に端数を切り捨ててブロックの整数倍となるよ
うに調整される。S31などの要素の縮小結果についても
縮小後にブロックの整数倍化の処理がなされる。その結
果、要素の重なりを生じない詰め込み、はめ込み移動編
集をソフトウエアで行っている本実施例の処理速度は、
1ドット単位で移動処理を行うものと比較して大幅にア
ップできる。
S26でのX方向移動の後、S27で比較要素の配置位置が
X方向にはがき画面の表示範囲を越えているかどうかを
判定し、NOの場合S25へ戻る。
こうした比較要素のX方向の移動処理の繰り返しによ
ってS25でNOが判断されると、S29を経てS30で比較要素
が第7図(イ)の如くタイトルの右横に配置される。も
しも比較要素のXサイズが大きいためにS24でNOが判定
される前に、はがき画面の表示範囲を越えてしまいS27
でYESが判定されると、S28で比較要素のY位置を1ブロ
ック下げ、X位置を原点としてS25へ戻り再びX方向移
動を繰り返す。こうしてX方向の移動とY方向の移動を
組み合わせることで比較要素のはめ込み空きスペース
を、まずX位置及びY位置を原点としてX方向に捜し、
見つからない場合X位置を原点としY方向位置を下げて
X方向に捜す処理を繰り返す。
次の比較要素であるイラスト2の詰め込み処理は、S2
2−2、S23を経てS24でイラスト1と同様に要素を原点
に配置した後、X方向の移動をまず行い、次いでY方向
に配置をずらせてX方向の移動を行うことを繰り返す。
イラスト2の場合第7図(イ)の如くタイトルの右でイ
ラスト1の直下に配置される。
こうして全ての要素が表示画面内に配置されると、自
動詰め編集処理を終了する。尚、この自動詰め編集処理
のルーチンはパレット画面及びサンプル画面に被配置要
素を配置表示する際にも用いられ、プログラムの共通化
を図っている。即ち、パレット画面においてはサンプル
画面から被配置要素を選択してパレット画面の編集領域
に詰め込む時(尚、後から選ばれた要素が先に配置され
る)に上記ルーチンが用いられ、サンプル画面において
はフロッピーディスク中のはがき見本データ中には要素
の位置情報は含まれておらず、サンプル画面にはがき見
本データの要素を配置表示する際に、上記の詰め込みル
ーチンを同じサンプル画面の編集領域内に配置する。上
記のパレット画面或いはサンプル画面における要素の配
列計算結果はテキストメモリ(M12)(M13)にそれぞれ
書き込まれる。
S15でNOが判定された場合の自動レイアウト処理につ
いて説明するに、第6−4図〜第6−6図を参照して、
S12で得られたタイトル、イラスト、定型文の数、はが
きの方向(縦/横)、タイトルの種類(縦長/横長)か
らフォーマット索引テーブル(M3)を検索参照して対応
するフォーマットNoを得る(S50)。この処理はまず索
引テーブル1から順番を得ると共に索引テーブル2から
はがきテーブルの種類を得た後、はがきテーブルの順番
からフォーマットNoを得るものである。
次いで、このフォーマットNoに対応する配置フォーマ
ットをフォーマットテーブル(M4)から得て、得られた
配置フォーマットにタイトル、イラスト、定型文を配置
するルーチン(S51)を行い、次に配置パターンの数を
配置パターン数バッファに格納し(S52)て処理を終了
する。この配置パターン数は自動レイアウトのパターン
が複数あることを使用者に知らせる際に用いられる。
前記の自動配置ルーチン(S51)は第6−5図に示さ
れ、先ずS60でフォーマットNoからそのフォーマットの
入ったフォーマットテーブルを検索し、その内容[縦/
横モード、即ち要素ごとに計算順(要素サイズをXとY
のどちらから計算すれば良いか)、領域のタイプ(タイ
トル、イラスト、定型文)、領域の位置情報(左上の
X、Y位置)、領域の大きさ情報(Xサイズ、Yサイ
ズ)の情報]を読み出しフォーマットバッファに格納す
ると共に、このフォーマットバッファのフォーマット情
報から要素がフォーマット上のどの領域に対応し、どこ
に位置するかの位置情報を得て、パレット上の全ての要
素を所定のアルゴリズムに従いそれぞれの位置に仮配置
する。このアルゴリズムは次の通りである。
(1)はがきが縦の場合 (X位置について){各要素のXサイズが領域のXサ
イズ以下の場合} ・タイトルはあらかじめフォーマットで定められた領域
の中央に配置する。
・イラストはあらかじめフォーマットで定められた領域
の中央に配置する。
・定型文はあらかじめフォーマットで定められた領域の
中央に配置する。
(Y位置について){各要素のYサイズが領域のYサ
イズ以下の場合} ・タイトルはあらかじめフォーマットで定められた領域
の先頭に配置する。
・イラストはあらかじめフォーマットで定められた領域
の中央に配置する。
・定型文はあらかじめフォーマットで定められた領域の
先頭(タイトルよりもやや下方)に配置する。
(2)はがきが横の場合 (X位置について){各要素のXサイズが領域のXサ
イズ以下の場合} ・タイトルはあらかじめフォーマットで定められた領域
の中央に配置する。
・イラストはあらかじめフォーマットで定められた領域
の中央に配置する。
・定型文はあらかじめフォーマットで定められた領域の
中央に配置する。
(Y位置について){各要素のYサイズが領域のYサ
イズ以下の場合} ・タイトルはあらかじめフォーマットで定められた領域
の中央に配置する。
・イラストはあらかじめフォーマットで定められた領域
の中央に配置する。
・定型文はあらかじめフォーマットで定められた領域の
中央に配置する。
S60では要素が定型文の場合定型文を縦書きにする
か、横書きにするかの書式を決定する処理も行う。書式
決定のアルゴリズムは次の通りである。即ち、タイトル
の有無、形状によって次のように決められる。
(1)タイトル無しの場合はがきの形式によって、定型
文の書式が決められる。
はがき縦の時定型文の書式は横書きとする。
はがき横の時定型文の書式は縦書きとする。
(2)縦に長い(縦書き)のタイトルの場合定型文の書
式は、縦書きとする。
(3)横に長い(横書き)のタイトルの場合定型文の書
式は、横書きとする。
(4)タイトルがパレット上に2つある場合は、以下の
ようになる。
タイトル1が縦書き&タイトル2が縦書きの場合タイ
トルは縦書きと見て、定型文の書式は、縦書きとなる。
タイトル1が縦書き&タイトル2が横書きの場合タイ
トルの形状とは無関係に、定型文の書式は、はがきの向
きと逆の書式になる。はがき縦の時定型文の書式を横と
する。はがき横の時定型文の書式を縦とする。
タイトル1が横書き&タイトル2が横書きの場合タイ
トルは横書きと見て、定型文の書式は、横書きとする。
またタイトルには、1文字のもの(祝、寿)や、正方
形状のもの(一,二・・・)があるが、それらは、タイ
トル,定型文の書式には何の影響も与えない。もし、タ
イトルにそれらの形状のもののみが選ばれた場合の定型
文の書式は、はがきの向きと逆の書式とする。
次にS61−1で比較回路(微調整回路)カウンタ(図
示しない)を0にリセットし、S61−2で比較する要素
を先頭要素とし、S61−3で全要素をはがき画面(編集
領域)内に配置できたかどうかを判定する。尚、要素の
比較の順番はパレット画面の登録の順番であり、今の場
合タイトル、イラスト、定型文の順ととなっていて、先
頭要素はタイトルとなる。ここで第8図(イ)の如くフ
ォーマットの配置領域をはみだすことなく領域内に被配
置要素を配置できた場合はYESで処理を終了する。
第8図(ロ)の如くタイトルがフォーマット領域内に
収まらないとすると、S61−3はNOとなる。
S62で定められた回数例えば100回比較したかどうかを
判定する。最初は当然NOでS64へ進む。いまフォーマッ
ト計算順がX方向とすると、第6−5図のS70へ処理が
進み、ここで比較する要素と他の要素が重なっているか
どうかを判定する。タイトルはS70でNOであり、S75−1
へ進み全ての他の要素とX方向の重なりを比較したかど
うかを判定する。もしS70でYESが判定されると、S71へ
進みここで重なっている要素(1)を表示範囲の左端に
対して左側へ移動できるかどうかを判定する。YESの場
合、S72へ進み重なっている要素(1)を左側へ1ブロ
ック分移動させ、S73で比較する要素を要素(1)の右
側に移動させる。この要素の移動により他の要素に影響
を与える可能性があるのでS74で比較回数のカウント数
を+1しS62へ戻り再調整を行う。S71でNOが判定される
とS73へ移行する。
S75−1でYESの場合S75−2へ進み、比較する要素の
大きさ(配置位置+Xサイズ)がはがき画面のX方向の
大きさを越えているかどうかを判定する。ここではYES
であり、S76で比較する要素を表示範囲の左端に対して
左側へ移動できるかどうかを判定する。ここではYES
で、S77へ進み比較要素を1ブロック分左へ移動させ、S
78で比較回路を+1して、S62へ戻る。この比較要素の
左への移動及び他の要素との重なり、画面からのはみだ
しのチェックを繰り返すことで第8図(ロ)の位置でS7
5−2の判定がNOとなると、タイトルについてX方向の
重なり、及び画面はみだしのチェックを終えたこととな
り、S75−4へ進む。もしS76でNOが判定されるとS79で
全ての要素の大きさを縮小してS61−1へ戻る。ここで
の縮小率はタイトル、イラストが10%(要素が縮小前の
90%となることを意味する)で、定型文が2%と設定さ
れており、S79を経る毎にこの割合で縮小される。
S75−4で比較する要素を次へ進め、S75−5で次へ進
めたかどうかを判定する。今の場合、イラストへ進める
ので、S70へ処理を進め、上述のタイトルと同様S70〜S7
9の処理によりX方向の重なりとはみだしのチェック及
び調整がなされる。今の場合S70がNo、S75−1がYES、S
75−2がNOで、S75−4へ進み比較する要素を次へ進め
る。こうして先ず、全ての要素についてX方向の重なり
とはみだしの調整が終えると、S75−5でNOとなり、S75
−3へ進む。
そしてS75−3でY方向を比較したかどうかを判定す
る。ここではNOでS80以降の処理により、全ての要素に
ついてY方向の微調整、即ち他要素との重なりのチェッ
クと位置調整、表示範囲のY方向のはみだしチェックと
位置調整が行われる。即ち、Y方向の場合はX方向の場
合のS70〜S79の代わりにS80〜S89の処理が行われる。S8
0〜S89での処理はS70〜S78においてXをYに、YをX
に、左側を上側に、右側を下側にそれぞれ変えただけで
あり、詳細な説明は省略する。
S85−5でNOが判定されると全ての要素についてY方
向の微調整を終えたこととなり、S85−3でX方向につ
いて比較したかどうかを判定し、今の場合YESで処理を
終了する。こうしてイラスト、定型文の順にタイトルと
同様に配置位置の微調整が行われたこととなり。今の例
では結果的に第8図(ロ)に示すごとくタイトルの位置
調整のみで処理が終わっている。
次に要素の移動、拡大/縮小機能を第12図のフローチ
ャート、第13図の表示画面及び第14図のバッファメモリ
(8)の模式的に従い説明する。
第4−3図においてカーソル(C)を羊のイラスト要
素(P)に移して、編集キー(K1)を押す(S211)とテ
キスト編集モードから画像(イメージ)編集モードとな
る。S212で画面が第13−1図に変りカーソルの示す要素
(P)のNo、位置、大きさ情報をサンプルテキストメモ
リ(M12)から取り出し編集用要素バッファ(各種バッ
ファ(M18)の1つ)に記憶する。画面上ではカーソル
の位置する要素は黒反転状態(テキスト編集時のカーソ
ル)から枠表示(イメージ編集時のカーソル)に変化す
る。次にS212で得た要素(P)の位置情報はサンプル編
集画面(サンプルテキスト領域)(D20)の原点(先
頭)(O2)からの位置(XP2)(YP2)をバッファ(VRA
M)(8)のディスプレイ表示画面(DS)全体原点(先
頭)(O)からの位置情報(X2+XP2,Y2+YP2)に変換
する(S213)。ここではバッファ(8)の先頭を画面
(DS)の先頭にしている。そして、S214で要素(P)の
バッフア(8)上でののイメージデータを第1画像バッ
ファ(M16)にセーブし、S215で表示画面(DS)全体の
イメージを第2画像バッファ(M17)に記憶し、S216で
キー待ちとなる。
次いで、要素(P)をはがき編集画面(はがきテキス
ト領域)(D10)へ移動されるべくカーソルキーの左方
向移動操作を行うと、要素(P)は左方向へ移動し始め
る。このキー操作は上下左右に可能である。この操作に
伴いS217で移動操作に応じて要素(P)の原点(O)か
らの位置情報を更新し、S18で第1画像バッファ(M16)
の内容をバッファ(8)に書き込む。これは移動後の要
素(P)のイメージを書き込む前に行うバッファ(8)
の初期イメージセット動作である。
次いで、S219において第2画像バッファ(M17)のイ
メージをS217で得た位置情報をもとにバッファ(8)に
書き込む。こうしたS216−S217−S218−S219−S216の繰
り返しで要素(P)はカーソル操作によって操作者の望
む方向に望む量だけ移動し、この移動状態がリアルタイ
ムにディスプレイ(6)に表示される。第7−2図は要
素(P)の移動の途中を示している。
要素(P)ははがき編集画面(D10)内に収まるよう
に、例えば第5図の実線及び第7−3図の破線で示す位
置に移動したとしこの位置に決定したいとすると、操作
者はディスプレイのメッセージに従い実行キー(キーボ
ード(4)の1つのキー)を押す。するとS220で要素
(P)のバッファ(8)の原点(O)からの位置を確
定、(この情報を前記編集用要素バッファに書き込む)
すると共にイメージカーソル(C1)枠内のイメージを消
去し、S221でキー入力待ちとなる。ここで要素(P)の
大きさを拡大したいとき、カーソルキーを操作するとS2
22で要素(P)の左上隅(先頭)位置(OP1)を中心に
枠が拡大表示されると共に移動した要素(P)の大きさ
(xp1,yp1)を拡大した値に更新し、前記編集用要素バ
ッファに書き込む。
こうしたカーソル操作で第7−3図の如く所望の大き
さに枠を拡大し、実行キーを押すと、S223でカーソル枠
がはがき編集領域内に収まっているかどうかをチェック
する。ここでNOの場合、例えば第7−2図の如く移動要
素(P)がはがき編集画面内に納まっていない状態や、
サンプル画面やパレット画面内に位置している状態で実
行キーを押し画像編集を終了すると、はがき画面内に移
動させて下さい等のエラーメッセージを表示する。こう
することで、はがき画面以外のサンプル画面及びパレッ
ト画面内での画像編集を禁じ不必要な意味のない画像編
集が行われないよう構成している。
S223でYESが判定されるとS224で移動した要素(P)
のサイズを確定し、前記編集用要素バッファに書き込
み、SDDTでバッファ(8)の原点(O)からの位置情報
をはがきテキスト領域(D10)での位置情報(原点O1か
らの位置情報)に変換し、S226でこの位置情報と前記要
素バッファの情報をもとにはがきテキストメモリ(M1
3)に移動された要素(P)の情報を書き込み、S227で
ディスプレイ(6)に表示する。この表示はは要素(P
1)の要素No、からフロッピーディスク(10)に格納さ
れたイメージデータを読み出し、はがきテキストメモリ
(M11)の画像編集後の要素の大きさと情報とディスク
(10)から得た要素の元の(標準)大きさ情報及びイメ
ージ(アウトライン)データとから拡大処理を行いメモ
リ(M11)から得た要素(P1)の位置情報をもとに拡大
したイメージデータをバッファ(8)に書き込むことで
なされる。S221での実行キー操作は画像(イメージ)編
集モード、即ちテキストメモリ(M11)(M12)からバッ
ファ(8)へのデータ転送がなくバッファ(8)上での
ドット(1ドットでなく数ドット単位でも良い)の移
動、拡大/縮小の画像編集を行う画像モードが終了した
ことを意味し、はがき編集画面(D10)及びサンプル編
集画面(D20)はイメージ編集モードからテキスト編集
モード、即ちテキストメモリ(M11)(M12)から、バッ
ファ(8)へデータを書き込み表示するモードに変わ
る。その結果、テキストカーソル(C)は要素単位で移
動する。この画像編集終了により編集後のはがき画面の
内容は1枚のドットデータとして記憶されるのではな
く、はがきテキストメモリ(M11)に編集画面の大き
さ、要素No、大きさ、編集画面上の位置情報を含むコー
ド情報で記憶されることになる。
尚、縮小動作も元の要素の大きさよりもイメージカー
ソル枠の大きさを小さくすることで上記の拡大と同様に
可能である。又上記の例ではサンプル画面からはがき画
面への要素の移動複写の編集について説明したが、パレ
ット画面からはがき画面への要素の移動編集も同様に行
われることは言うまでもない。又はがき編集領域内でも
移動複写が可能である。編集画面の大きさは1つの固定
したものであればテキストメモリ(M11)に書き込む必
要はないが通常何種類かあるので書き込む必要がある。
要素のイメージ情報は本実施例ではフロッピーディスク
(10)に格納されているが半導体ROMに記憶する様にし
ても良い。又、はがきテキストメモリ(M11)に要素の
標準大きさ情報を書き込む様構成しているが、フロッピ
ーディスク(10)にその情報が記憶されているので、必
要な都度読み出して利用しても良い。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
種々変更可能である。例えばフォーマットを用いない自
動レイアウトを備えることで記憶する配置フォーマット
数を減少させているが、フォーマットを用いない自動レ
イアウトを省略してもよい。又、被配置要素はあらかじ
めタイトルなどの属性が与えられているが、使用者が属
性を指定するように構成してもよいし、あらかじめ要素
に属性を持たせておいて使用者が任意に属性を変更でき
る様に構成してもよい。又、作成したはがきの内容は縮
小プログラムにより縮小してサンプルイメージとして登
録し、第4−2図のはがき見本として表示する様構成し
てもよい。更に、パレット画面を設けて選択した被配置
要素を使用者に分かり易くしているが、パレット画面で
表示することなく、単に選択した被配置要素を記憶する
メモリを設けるだけでもよい。
又、本発明ははがきの編集装置に限定されることな
く、比較的被配置要素の種類(属性)が明確で配置フォ
ーマットが決められている他の画像編集装置にも適用可
能である。
更に、ユーザーが作成したパレット画面の内容をユー
ザーサンプル画面またはパレット画面としてユーザー登
録するように構成してもよい。
(ト)効果 上記の如く構成される本発明によれば、被配置要素を
選択指定して自動レイアウトを指示する簡単な操作で、
配置フォーマットを意識することなくレイアウトを行う
ことができる等効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
図は全て本発明の実施例を説明するものであって、第1
図は装置全体のブロック構成図、第2図は機能の概略を
説明する説明図第3図は全体のフローチャート、第4−
1図〜第4−12図は各状態別の表示画面の模式図、第5
−1図〜第5−2図及び第6−1図〜第6−6図は詳細
フローチャート図、第7図(イ)(ロ)、第8図(イ)
(ロ)は互いに異なる動作説明用の模式図、第9図はテ
キストメモリのデータ構造を示す模式図、第10図(イ)
(ロ)(ハ)(ニ)は索引テーブルを示す図、第11図は
フォーマットテーブルを示す図、第12図は画像編集のフ
ローチャート、第13−1図〜第13−4図は各状態別の表
示画面の模式図、第14図はバッファメモリの模式図であ
る。 (M2)……はがき作成プログラム、(M12)……サンプ
ルテキストメモリ、(M13)……パレットテキストメモ
リ、(1)……CPU、(2)……ROM、(4)……キーボ
ード、(6)……ディスプレイ、(13)……RAM
フロントページの続き (72)発明者 長沢 喜美男 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 藤井 幸弘 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 井上 武志 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥 取三洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−158561(JP,A) 特開 平1−244568(JP,A) 特開 昭61−84689(JP,A)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】編集画面内に複数の被配置要素を自動的に
    配置する画像編集装置において、前記被配置要素の属性
    と数に対応した編集画面内の被配置要素の配置フォーマ
    ットを記憶する配置記憶手段と、編集画面内に配置すべ
    き被配置要素を指定する指定手段と、この指定手段によ
    り指定された被配置要素の属性と数から前記配置記憶手
    段を検索して配置フォーマットを選択する配置選択手段
    と、自動配置を指示する移動配置指示装置と、この自動
    配置指示手段の指示に応答して前記配置選択手段により
    選択された配置フォーマットに基ずき指定被配置要素を
    前記編集画面内に配置する配置実行手段とを具備する画
    像編集装置。
  2. 【請求項2】請求項(1)に記載の画像編集装置におい
    て、編集画面と非配置要素を表示するサンプル表示画面
    とを並べて表示する表示手段と、サンプル表示画面から
    編集画面内の指定した位置へ指定要素を移動して複写す
    る画像編集手段とを具備する画像編集装置。
  3. 【請求項3】請求項(2)に記載の画像編集装置におい
    て、サンプル表示画面が未選択の被配置要素を表示する
    画面であることを特徴とする画像編集装置。
  4. 【請求項4】請求項(2)に記載の画像編集装置におい
    て、サンプル表示画面が選択済みの被配置要素を表示す
    る画面であることを特徴とする画像編集装置。
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