JP2538523Y2 - ツイストペア線用コネクタ - Google Patents

ツイストペア線用コネクタ

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JP2538523Y2
JP2538523Y2 JP1991044054U JP4405491U JP2538523Y2 JP 2538523 Y2 JP2538523 Y2 JP 2538523Y2 JP 1991044054 U JP1991044054 U JP 1991044054U JP 4405491 U JP4405491 U JP 4405491U JP 2538523 Y2 JP2538523 Y2 JP 2538523Y2
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JP
Japan
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housing
twisted pair
connector
pair wire
socket
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JP1991044054U
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Inventor
健治 萩原
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Original Assignee
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Publication date
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ツイストペア線用コネ
クタに関し、より詳しくは、ツイストペア線の結線後に
おけるツイストペア線の耐ノイズ性能の低下を有効に防
止できるツイスト線用コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子機器や測定機器などにおいては、ノ
イズなどによる伝送信号の外乱を防止するために、一対
の絶縁被覆導線をツイスト(撚り合せ)した構造のツイ
ストペア線が用いられている。
【0003】この種のツイストペア線を基板などに接続
する際に使用される例えばソケットコネクタの従来例を
図5に示す。このソケットコネクタ21は、ツイストペ
ア線23に接続されたソケットコンタクト22と、この
ソケットコンタクト22を挿着するための透孔21aを
横方向ないし縦方向に多数形成したハウジングとから構
成されるものである。
【0004】上記のソケットコネクタ21にツイストペ
ア線23を結線する場合、一般的には次の方法が採られ
る。即ち、まずツイストペア線23のコネクタ側部分に
おける撚りをほぐす。次いで、ツイストペア線を構成す
る一対の絶縁被覆導線23a,23aのコネクタ側端部
に、ソケットコンタクト22,22をそれぞれ半田付
け,あるいはかしめによる圧着などで固着して結線す
る。その後、このコネクタ側端部を再度ツイストし、ソ
ケットコンタクト22,22をソケットコネクタ21の
対応する挿着穴21aにそれぞれ挿着するという手順が
採られる。尚、以上はソケットコネクタの場合の例であ
るが、ピンコネクタの場合も同様であることは言うまで
もない。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら従来のコ
ネクタの場合、コンタクト結線後において絶縁被覆導線
を元通りにツイスト処理することが困難であることか
ら、ツイストペア線の持つ耐ノイズ性能が損われてしま
うという問題がある。
【0006】このため、結線部のほぐし部分を短くして
工事することが考えられるが、ほぐし部分を短くすれば
する程結線工事が困難で面倒になるので、作業性が低下
してしまう。
【0007】それ故に本考案の課題は、ツイストペア線
との接続作業を、耐ノイズ性を損うことなく且つ容易に
行なうことが可能な、ツイストペア線用コネクタを提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案によれば、コネク
タ外殻を形成する第1ハウジングと、該第1ハウジング
とは別体に作られ該第1ハウジングに装着保持された第
2ハウジングと、該第2ハウジングに保持されツイスト
ペア線1対ごとに独立に結線されたコンタクトとを含む
ことを特徴とするツイストペア線用コネクタが得られ
る。
【0009】
【作用】上記構成とすれば、コンタクト結線後において
第2ハウジングを適宜回転させて、これを第1ハウジン
グに装着して保持させることで、ツイストペア線を元通
りにツイスト処理することが容易且つ確実に行なえるよ
うになる。この結果、ツイストペア線の耐ノイズ性能が
損われることがなく、また結線工事も非常に容易とな
る。
【0010】
【実施例】図1に示した本考案の一実施例としてのピン
コネクタAは、第1ハウジング1と、第2ハウジング
3、及び第2ハウジング3に形成された一対の透孔3
b,3bに挿着される一対のピンコンタクト4から構成
される。第1ハウジング1には、これに装着された第2
ハウジング3を固定保持するためのロック機構2を複数
備えている。またこのロック機構2の近傍には、第2ハ
ウジング3の側面に形成された係合突起3aが挿入され
る係合溝1aをもつ隔壁1cがそれぞれ形成されてい
る。
【0011】このピンコネクタAにツイストペア線5を
結線する手順を以下に説明する。即ち、まずツイストペ
ア線5のコネクタ側部分の撚りをほぐした後、その端部
の露出させた導線を半田付けや圧着などによって対応す
るピンコンタクト4にそれぞれ接続する。
【0012】次いで、図2(a) のようにピンコンタクト
4を第2ハウジング3の対応する透孔3b,3bにそれ
ぞれ挿着して固定する。その後、第2ハウジング3を図
2(b) のようにペアツイスト線5の撚りの方向Iにツイ
ストペア線5とともに適当な角度ないし回数だけ回転さ
せて、ツイストペア線5の撚りを元通りとした後、第2
ハウジング3を第1ハウジング1の対応する場所,即
ち、隔壁1c間に装着する。この結果、ロック機構2に
よって第1ハウジング1に第2ハウジング3が保持され
る。そして、以上の工事をツイストペア線毎に順次ない
し並列に行なうことで、第1ハウジング1に複数の第2
ハウジングがそれぞれ固定保持される。
【0013】図3は以上のようにして構成されたピンコ
ネクタAと、同様にして構成されたソケットコネクタB
の断面図である。図において、ピンコネクタAでは第1
ハウジング1に形成された透孔1bを介してピンコネク
タ4の接続用凸片4aが、またソケットコネクタBでは
第1ハウジング11に形成された透孔11bを介してソ
ケットコネクタ10の接続用凹片10aが、互いに対向
している。図4は、これらピンコネクタA,ソケットコ
ネクタBをそれぞれの嵌合面から見た場合の図である。
【0014】
【考案の効果】以上の通り、本考案のツイストペア線用
コネクタによれば、コンタクトを結線した後においても
ツイストペア線の撚りを簡単な作業で回復することがで
き、従ってツイストペア線との接続作業を、ツイストペ
ア線の耐ノイズ性を損うことなく且つ容易に行なうこと
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例としてのピンコネクタの説明
図である。
【図2】(a),(b) は図1に示したピンコネクタに含まれ
る第2ハウジングを回転させる態様を示した説明図であ
る。
【図3】図1に示したピンコネクタをこれの接続相手で
あるソケットコネクタとともに示した断面図である。
【図4】(a) は図3に示したピンコネクタの一部のみの
外観斜視図である。(b) は図3に示したソケットコネク
タの一部のみの外観斜視図である。
【図5】従来のコネクタの説明図である。
【符号の説明】
1 第1ハウジング 2 ロック機構 3 第2ハウジング 4 ピンコンタクト 5 ツイストペア線 6 コンタクト保持機構 7 第1ハウジング 8 ロック機構 9 第2ハウジング 10 ソケットコンタクト 11 ツイストペア線 12 コンタクト保持機構 21 ソケットコネクタ 22 ソケットコンタクト 23 ツイストペア線 A ピンコネクタ B ソケットコネクタ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタ外殻を形成する第1ハウジング
    と、該第1ハウジングとは別体に作られ該第1ハウジン
    グに装着保持された第2ハウジングと、該第2ハウジン
    グに保持されツイストペア線1対ごとに独立に結線され
    たコンタクトとを含むことを特徴とするツイストペア線
    用コネクタ。
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JP4767830B2 (ja) * 2006-12-11 2011-09-07 株式会社オートネットワーク技術研究所 分岐コネクタ
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