JPH0418231Y2 - - Google Patents

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JPH0418231Y2
JPH0418231Y2 JP1986109942U JP10994286U JPH0418231Y2 JP H0418231 Y2 JPH0418231 Y2 JP H0418231Y2 JP 1986109942 U JP1986109942 U JP 1986109942U JP 10994286 U JP10994286 U JP 10994286U JP H0418231 Y2 JPH0418231 Y2 JP H0418231Y2
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JP
Japan
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open
coaxial
conductors
conductor
soldering
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JPS6319779U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、通信機などに使用される同軸Uリン
クコネクタに関する。特に、同軸Uリンクコネク
タの導体部を箱状の絶縁体およびそれに係止する
板状の絶縁体に収容保持する構造により、小型化
および信頼性の向上を図るものである。
〔従来の技術〕
従来この種の同軸Uリンクコネクタは、U字形
に構成された同軸コネクタの導体部の外部導体の
開放端方向後部の両側に、ねじ穴を設けるととも
に、箱状に構成される絶縁体凹部の底面にこのね
じ穴に対向して貫通穴を設ける。この導体部と絶
縁体とはねじにより締めつけ固定していた。第3
図aは従来の同軸Uリンクコネクタの縦断面図で
ある。第3図aにおいて、接続用外部導体23お
よび24は開放端外部導体21および22にそれ
ぞれろう付け等により接続され、接続用外部導体
23および24は半田付け用溝25において半田
付けされ、電気的および機械的に接続される。
誘電絶縁体26および27は開放端中心導体2
8および29をそれぞれ保持し、開放端外部導体
21および22にそれぞれかしめにより固定され
る。
誘電絶縁体39および40に保持された接続用
中心導体32は、開放端中心導体28および29
との半田付け部33および34で半田付けされ相
互に電気的および機械的に接続される。
開放端外部導体21および22には雄ねじ35
および36が取付けられる雌ねじ穴38が設けら
れ、上記半田付け作業はこの雌ねじ穴38を介し
て行われる。
各導体が接続され、同軸部分を組立てたのち、
雄ねじ35および36により、この同軸部分に絶
縁体17を固定していた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし上記の従来例構造のものでは、中心導体
の半田付け作業を雌ねじ穴に半田ごてを挿入して
行う。したがつてコネクタを小型化すると雌ねじ
部穴の径が小さくなるので、半田付けの作業性や
半田付けの確認が困難となり、半田付けの信頼性
に問題がある。また導体部分と絶縁体をねじによ
り締めつけ固定するときに、ねじの締め付け取り
外しによりねじ部にバリが生じやすく、このバリ
により中心導体と外部導体の短絡および電気的特
性の劣化などの要因となる。その対策として特殊
なねじの加工方法が必要となつていた。さらに同
軸Uリンクコネクタを装置に実装した場合、ねじ
の頭が絶縁体前面から見えるので外観上好ましく
ない。
本考案はこれらの問題点を除去し、同軸部をね
じを使用せずに絶縁体内に収容保持できる構造の
同軸Uリンクコネクタを提供することを目的とす
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、両開放端がそれぞれ他のコネクタに
嵌合する構造の同軸Uリンクコネクタにおいて、 U字状に屈折する同軸部分を収容しその一面が
開口する直方体状の箱状の絶縁体と、上記両開放
端が挿通される二つの穴が設けられ上記箱状の絶
縁体の開口内面に係止される板状の絶縁体とを備
えたことを特徴とする。
U字状に屈折する同軸部分は、その外部導体
は、二つの開放端外部導体とその二つの開放端外
部導体を接続する二つの接続用外部導体とを含
み、その中心導体は、二つの開放端中心導体とそ
の二つの開放端中心導体を接続する1つの接続用
中心導体とを含むことが好ましく、また開放端外
部導体には、接続用中心導体を開放端中心導体に
半田接続するための穴と、この穴を塞ぐシールド
リングとを含むことが望ましい。
〔作用〕
U字状に屈折する同軸部分の外側から直方体状
の箱状の絶縁体をかぶせ、両開放端を板状の絶縁
体の二つの穴に挿通し、強く押しつけることによ
り、この板状の絶縁体は箱状の絶縁体の開口内面
に係止する。この構造によりねじは不要になり、
小型化高信頼化が図れる。
〔実施例〕
次に、本考案の実施例について図面を参照して
詳細に説明する。
第1図および第2図は本考案の一実施例を示す
構造図および組立説明図である。第1図aにおい
て、接続用外部導体3および4は開放端外部導体
1および2にそれぞれろう付けにより接続され
る。第1図aにおいて、開放端外部導体1および
2のそれぞれの下方部は、図外の他のコネクタと
接続する開放端を示す。
また接続用外部導体3および4は、半田付け用
溝5において互いに半田付けされ電気的および機
械的に接続される。誘電絶縁体6および7は開放
端中心導体8および9をそれぞれ保持し開放端外
部導体1および2にそれぞれかしめにより固定さ
れている。接続用中心導体12は上記開放端中心
導体8および9との半田付け部13および14で
それぞれ半田付けされ、電気的および機械的に接
続される。
ここに本考案の特徴とするところは、各導体が
組み立てられたU字状に屈折する同軸部分を覆う
箱状の絶縁体17と板状の絶縁体18とを備え、
板状の絶縁体18はその二つの穴18B,18c
に開放端外部導体1および2を挿通し、箱状の絶
縁体17の開口部内面に係止する形状を有するこ
とにある。
すなわち、第1図aに示す符号A−A′の断面
を示す第1図bおよび組立説明図を示す第2図に
おいて、箱状の絶縁体17は開口部の長辺の内縁
に溝17Aが設けられ、板状の絶縁体18は上記
の溝17Aに係止するような突起状のフツク部1
8Aと、開放端外部導体1および2の開放端をそ
れぞれ挿入する穴18Bおよび18Cが設けられ
ている。
一方、前記開放端外部導体1および2の開放端
の反対側の部分には、開放端中心導体8および9
と接続用中心導体12とのそれぞれの半田付け部
13および14に半田付け作業を行う穴15およ
び16が設けられ、半田付け後はシールドリング
19および20が装着される。
半田付け部13および14における開放端中心
導体と接続用中心導体との半田付け作業は、接続
用中心導体12の軸方向延長上に開放端外部導体
1および2の半田付け作業の穴15,16より半
田ごてを挿入して行う。中心導体半田付け作業終
了後はこの穴にシールドリング19および20を
装着する。
一方箱状の絶縁体17の内面には凹形状の溝1
7Aを設け、板状の絶縁体18の側面には凸形状
のフツク部18Aを設けている。
第2図は同軸部分を絶縁体17に収容し保持す
る組立説明図である。箱状の絶縁体17の内部に
同軸部分を配置し、板状の絶縁体18の穴18B
および18Cに開放端外部導体1および2を開放
端の側より挿入する。これにより、絶縁体17の
溝17Aと絶縁体18のフツク部18Aとが嵌着
して、同軸部分を絶縁体17と絶縁体18とで挟
み込み収容し保持する。
本実施例では、開放端外部導体は雄型となつて
いるが、これは雌型でも同様に実施できる。
本考案による同軸Uリンクコネクタの構造は上
記実施例に限定されるものではない。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、コネク
タの組立の簡単化がはかれるとともに、同軸Uリ
ンクコネクタの小型化がはかれる。さらに中心導
体の半田付け作業および半田付け確認が容易とな
り、信頼性の高いものとなる。また、ねじの締め
つけによるバリの発生が皆無となる。
さらに、装置実装状態において装置前面から同
軸Uリンクコネクタのねじ頭が見えないので装置
の外観が向上するなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の構造図で、第1図
aは縦断面図、第1図bは第1図aの符号A−
A′視の断面図、第1図cは平面図。第2図は上
記実施例の組立説明図で、第2図aは長手側より
見た図、第2図bは側面より見た図。第3図は従
来例の構造図で、第3図aは縦断面図、第3図b
は平面図。 1,2,21,22……開放端外部導体、3,
4,23,24……接続用外部導体、5,25…
…半田付け用溝、6,7,26,27,39,4
0……誘電絶縁体、8,9,28,29……開放
端中心導体、12,32……接続用中心導体、1
3,14,33,34……半田付け部、15,1
6……半田付け作業を行う穴、17,37……箱
状の絶縁体、17A……溝、18……板状の絶縁
体、18A……フツク部、18B,18C……
穴、19,20……シールドリング、35,36
……雄ねじ、38……雌ねじ穴。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 両開放端がそれぞれ他のコネクタに嵌合する
    構造の同軸Uリンクコネクタにおいて、 U字状に屈折する同軸部分を収容しその一面
    が開口する直方体状の箱状の絶縁体17と、 上記両開放端が挿通される二つの穴が設けら
    れ上記箱状の絶縁体の開口内面に係止される板
    状の絶縁体18と を備えたことを特徴とする同軸Uリンクコネク
    タ。 (2) U字状に屈折する同軸部分は、 その外部導体は、二つの開放端外部導体とそ
    の二つの開放端外部導体を接続する二つの接続
    用外部導体とを含み、 その中心導体は、二つの開放端中心導体とそ
    の二つの開放端中心導体を接続する一つの接続
    用中心導体と を含む実用新案登録請求の範囲第(1)項に記載の
    同軸Uリンクコネクタ。 (3) 開放端外部導体には、接続用中心導体を開放
    端中心導体に半田接続するための穴と、 この穴を塞ぐシールドリングと を含む実用新案登録請求の範囲第(2)項に記載の
    同軸Uリンクコネクタ。
JP1986109942U 1986-07-17 1986-07-17 Expired JPH0418231Y2 (ja)

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JP1986109942U JPH0418231Y2 (ja) 1986-07-17 1986-07-17

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JP1986109942U JPH0418231Y2 (ja) 1986-07-17 1986-07-17

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JPS6319779U JPS6319779U (ja) 1988-02-09
JPH0418231Y2 true JPH0418231Y2 (ja) 1992-04-23

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