JP2538143B2 - 画像通信装置 - Google Patents

画像通信装置

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JP2538143B2
JP2538143B2 JP3175209A JP17520991A JP2538143B2 JP 2538143 B2 JP2538143 B2 JP 2538143B2 JP 3175209 A JP3175209 A JP 3175209A JP 17520991 A JP17520991 A JP 17520991A JP 2538143 B2 JP2538143 B2 JP 2538143B2
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孝 宮島
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置等の
回線を介して画像情報を通信する画像通信装置、特に、
その手動受信の制御に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置等における手動受信の
基本的な制御方式は、図3に示すように、受信スタート
スイッチが押されてオンした時(S41がYES)、回
線の直流ループがオンしているならば(S42、YE
S)受信処理を開始し(S43)、直流ループがオフし
ていないならば(S42がNO)受信スタートスイッチ
のオンを無視する(S44)、というものである。
【0003】しかし、このような制御によれば、ダイヤ
ル発呼して相手を呼び出している途中で誤って受信スタ
ートスイッチを押した場合や、フックオフした後に誤っ
て受信スタートスイッチを押した場合、回線をモデム側
へ切り換え受信動作に移行してしまうため、受信動作が
タイムアウトにより異常終了するまで、回線はビジー状
態となり、かなり長い時間、通話もファクシミリの着信
もできなくなるという問題がある。
【0004】このような不都合を回避するため、図4に
示すような制御方式が考案されている(例えば特開昭6
2−180655号公報)。すなわち、受信スタートス
イッチがオンした時に(S51がYES)、回線の直流
ループがオンしていて(S52がYES)かつ16Hz
の呼び出し信号を検出済みである場合(S53がYE
S)に、回線をモデム側へ切り替えて受信処理に移行す
る(S54)。これは、電話やファクシミリの着信があ
って、ハンドセットを取り上げ受信スイッチを押し応答
した場合である。他方、直流ループはオンしているが1
6Hz呼び出し信号を検出していない場合(S52がY
ES、S53がNO)、発信音、ビジー音等の回線音の
有無、あるいは回線の極性反転の有無によって回線が接
続されていると判断したときに(S55がYES)受信
処理に移行する。これは、ハンドセットを取り上げてダ
イヤル発呼を行ない、相手が応答し回線が接続された後
に受信スタートスイッチを押した場合である。以上の条
件を満たさない場合は、受信スタートスイッチのオンを
無視する(S56)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図4により説明した制
御方式によれば、回線が接続されていない時点で誤って
受信スタートスイッチが押されても、これは無視される
ため、図3により説明したような問題点を解決できる。
【0006】しかしながら、内線(構内回線)等ではビ
ジー音等の回線音が一定しない。また回線の極性反転も
行なわれるとは限らない。さらに、相手機が、着信時に
一定時間、モデム側に回線を切り替えてCNG信号等の
受信を監視し、その間にリングバックトーンを回線へ返
すようなファクシミリ装置の場合、回線が接続状態であ
るにも拘らず発呼側で回線音を検出する。
【0007】このようなことから、上述のビジー音等の
回線音あるいは回線の極性反転に基づいた回線の接続判
定を用いる制御方式では、回線の種類や相手機の機能に
よって手動受信の制御が左右されやすいという問題があ
る。また、回線の信号や極性反転の検出に関連する回路
構成が複雑になるという問題もある。
【0008】本発明は、上述の問題点に鑑みてなされた
もので、回線の種類や相手機の機能に左右されることな
く、不適切な手動受信操作を無効とし、適切な手動受信
操作にのみ応答して受信動作を開始する画像通信装置を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するため、ファクシミリ装置等の回線を通じて画像通
信を行なう画像通信装置において、回線の直流ループの
検出手段と、回線からの呼び出し信号の検出手段と、発
呼のために回線へダイヤル信号を送出するためのダイヤ
ル手段と、このダイヤル手段より各桁のダイヤル信号が
送出された時点からの経過時間を監視する時間監視手段
と、受信処理を手動でスタートさせるために操作される
受信スタート指示器と、この受信スタート指示器が操作
された時に、前記各検出手段及び前記時間監視手段の出
力を判定し、回線の直流ループがオン状態で、かつ呼び
出し信号が検出済みである場合、及び、回線の直流ルー
プがオン状態であって前記時間監視手段により監視され
た経過時間が所定時間を越えている場合にのみ、受信処
理を開始させる手動受信制御手段とを有するという構成
を備える。
【0010】
【作用】本発明は上述の構成によって、受信スタート指
示器の操作が有効になるのは、着信の場合に回線が接続
した後、あるいは、ダイヤル発呼の場合で最終桁のダイ
ヤル信号の送出から所定時間以上経過した後に限られる
ため、ビジー音等の回線音や回線の極性反転に依存せず
に、ハンドセットをフックオフした後に誤って受信スタ
ート指示器を操作した場合や、ダイヤル発呼の途中で誤
って受信スタート指示器を操作した場合に、誤って受信
処理に移行することがなくなる。
【0011】なお、ダイヤル発呼の場合、最終桁のダイ
ヤル信号を送出すると、相手機が通信可能な状態である
ならば、ある時間を経過した時点までに回線接続を完了
するはずである。したがって、受信スタート指示器の操
作の有効判断のための所定時間を適切に選ぶならば、通
信が可能な相手機に対し、回線が接続された状態で受信
処理を開始させることができる。
【0012】
【実施例】図1は本発明の一実施例によるファクシミリ
装置のブロック図である。このファクシミリ装置の基本
的構成は従来装置と同様であって、ファクシミリ通信の
手順制御、画像情報の圧縮伸張等の処理や装置各部の制
御を行なうための主制御部1、ファクシミリ通信のため
のモデム2、受信画像の記録のための記録部3、送信原
稿の読取部4、手動受信を開始させるための受信スター
トスイッチ5(受信スタート指示器)等のスイッチ類を
有する操作パネル部6、電話回線7をモデム2側または
内蔵電話機側に切り替えるための回線切換部8、内蔵電
話機のハンドセット9、通話回路10、ダイヤル回路1
1及びダイヤル入力のためのテンキー12、ハンドセッ
ト9のオンフックまたはオフフックに連動するフックス
イッチ14、電話回線7の直流ループのオンを検出する
ための直利流ループ検出回路15、電話回線7からの1
6Hz呼び出し信号を検出するための16Hz検出回路
16、着信を知らせるための呼び出しベル17とリンガ
回路18等から構成されている。
【0013】主制御部1には、本発明の要旨に関わる手
動受信制御部20が付加されている。この手動受信制御
部20は、ダイヤル回路11によるダイヤル信号の送出
を各桁毎にバス19を介して確認可能であって、各桁の
ダイヤル信号の送出からの経過時間を監視するためのタ
イマ21と、このタイマ21のタイムアウトや各検出回
路15,16の検出結果に関する判定のための手段をハ
ードウエアあるいはソフトウエア手段として備えてい
る。
【0014】なお、手動受信制御のためにビジー音等の
回線音や回線極性反転を利用しないため、その検出のた
めの回路は設けられていない。
【0015】以上のように構成されたファクシミリ装置
について、手動受信の場合の動作を説明する。図2は、
手動受信制御部20による制御のフローチャートであ
る。
【0016】手動受信制御部20は、受信スタートスイ
ッチ5のオンを検知すると(S31がYES)、直流ル
ープ検出回路15の出力を判定し(S32)、直流ルー
プがオンしていない場合(S32がNO)には受信スタ
ートスイッチ5のオンを無効にする(S33)。具体的
には、例えば主制御部1内の受信スタートスイッチ5の
オン信号によりセットされるラッチをリセットするよう
な処理を行ない、初期の制御状態(S31)に復帰す
る。
【0017】直流ループがオンしている場合(S32が
YES)、手動受信制御部20は16Hz検出回路16
の出力を判定し(S34)、16Hz呼び出し信号が検
出済みであるならば(S34がYES)、主制御部1に
受信処理を開始させる(S35)。これは、着信があっ
て呼び出しベル17が鳴動し、これに応答して操作者が
ハンドセット9を取り上げた受信スタートスイッチ5を
押した場合にあたる。主制御部1は、回線切換部8を制
御して電話回線7をモデム2側へ切り換え、モデム2を
介してCED信号、DIS信号等を送出しファクシミリ
手順を行なうことになる。そして、受信した画像情報を
伸張し、記録部3に記録させる。
【0018】他方、直流ループがオンで16Hz呼び出
し信号が未検出であるときは(S32がYES、S34
がNO)、手動受信制御部20はタイマ21のタイムア
ウトを判定する(S36)。このタイマ21は、ダイヤ
ル回路11より各桁のダイヤル信号が電話回線7へ送出
される度にリセットされ、リセット時からの経過時間が
設定時間(例えば10秒から20秒)を経過するとタイ
ムアウトするものである。このタイマ21のタイムアウ
ト前であれば(S36がNO)、手動受信制御部20は
受信スタートスイッチ5のオンを無効にし(S33)、
初期の制御状態に戻るが、タイムアウトしているときは
(S36がYES)、受信処理を主制御部1に開始させ
る(S35)。
【0019】このような制御は、当該装置よりダイヤル
発呼を行なう場合にあたる。すなわち、利用者がハンド
セット9を取り上げ、テンキー12より最後の桁までダ
イヤル入力を行ない、最後の桁のダイヤル信号がダイヤ
ル回路11より送出されてからの経過時間がタイマ21
の設定時間を越えた時点では、通常、相手機が通信可能
であるならば接続を完了していると考えられるので、そ
の時点での受信スタートスイッチ5のオンを有効とし、
受信処理を開始させるわけである。もし、ダイヤル途中
で受信スタートスイッチ5が誤って押されても、通常は
各桁のダイヤル入力の間隔は比較的短くタイマ21はタ
イムアウトしないため(そのようにタイマ21の設定時
間を選ぶ)、受信処理を開始させない。
【0020】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、受信スタート指示器が操作された時に、回線の直流
ループがオン状態で、かつ呼び出し信号が検出済みであ
るとき、及び、回線の直流ループがオン状態であってダ
イヤル信号の送出からの経過時間が所定時間を越えてい
るときにのみ、受信処理を開始させる構成によって、受
信スタート指示器の誤操作による受信処理への移行を防
止することができ、また、このような手動受信の制御に
ビジー音等の回線音や回線の極性反転の有無を利用しな
いため、回線の種類や相手機の機能に左右されなくなる
とともに、回線のビジー音や極性反転を検出するための
回路を省き回路構成を簡略化できる等の効果を有するも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるファクシミリ装置のブ
ロック図
【図2】図1中の手動受信制御部の制御を示すフローチ
ャート
【図3】従来の手動受信制御の一例を示すフローチャー
【図4】従来の手動受信制御の他の例を示すフローチャ
ート
【符号の説明】
1 主制御部 2 モデム 3 記録部 5 受信スタートスイッチ 7 電話回線 8 回線切換部 9 ハンドセット 10 通話回路 11 ダイヤル回路 12 テンキー 14 フックスイッチ 15 直流ループ検出回路 16 16Hz検出回路 20 手動受信制御部 21 タイマ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回線の直流ループの検出手段と、回線か
    らの呼び出し信号の検出手段と、発呼のために回線へダ
    イヤル信号を送出するためのダイヤル手段と、このダイ
    ヤル手段より各桁のダイヤル信号が送出された時点から
    の経過時間を監視する時間監視手段と、受信処理を手動
    でスタートさせるために操作される受信スタート指示器
    と、この受信スタート指示器が操作された時に、前記各
    検出手段及び前記時間監視手段の出力を判定し、回線の
    直流ループがオン状態で、かつ呼び出し信号が検出済み
    である場合、及び、回線の直流ループがオン状態であっ
    て前記時間監視手段により監視された経過時間が所定時
    間を越えている場合にのみ、受信処理を開始させる手動
    受信制御手段とを具備することを特徴とする画像通信装
    置。
JP3175209A 1991-07-16 1991-07-16 画像通信装置 Expired - Fee Related JP2538143B2 (ja)

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