JP2538012Y2 - 現像器ユニットの露出部シール構造 - Google Patents

現像器ユニットの露出部シール構造

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JP2538012Y2 JP1990128252U JP12825290U JP2538012Y2 JP 2538012 Y2 JP2538012 Y2 JP 2538012Y2 JP 1990128252 U JP1990128252 U JP 1990128252U JP 12825290 U JP12825290 U JP 12825290U JP 2538012 Y2 JP2538012 Y2 JP 2538012Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、電子写真技術を応用した画像形成装置の装
置本体に着脱自在な現像器ユニットの露出部シール構造
に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に電子写真複写等の画像形成装置において保守点
検作業を簡略化し、且つ装置自体を小型化する目的で、
画像形成に供する各種部材を一体化した画像形成ユニッ
トが提案されている。例えば、画像形成部材の感光体ド
ラム(像担持体),帯電器,クリーナ等を一体化したド
ラムユニットや、現像器,トナー容器を一体化したトナ
ーユニット等が知られている。このような各種画像形成
ユニットは、通常装置本体に着脱自在に設けられてい
る。
そのような画像形成装置の一例を第6図に示す。同図
において、画像形成装置Pの装置本体11の中央に配設さ
れた感光体ドラム12上に記録情報を形成する記録部20
は、感光体ドラム12の上方に近接して配設され当該感光
体ドラム12を均一に帯電させる帯電器13と、記録情報を
感光体ドラム12上に記録して静電潜像を形成する印字ヘ
ッド14と、現像剤を収容する現像槽15,現像剤を担持す
る現像スリーブ16等が一体化され、感光体ドラム12上に
形成された当該静電潜像をトナー現像する現像器ユニッ
トTUと、現像された記録情報を用紙上に転写する転写器
17と、当該転写器17による転写工程で転写されなかった
感光体ドラム12上の残留トナーを取り除くクリーナ18等
から構成されていて、上記感光体ドラム12,帯電器17,ク
リーナ18とがドラムユニットDUとして一体化されてい
る。
また、上部機体UBは下部機体DBに不図示のヒンジ部で
回動可能に設けられ、上記現像器ユニットTU及びドラム
ユニットDUは、上部機体UBが開放されたいわゆるシェル
オープン状態で、装置本体11内の所定の位置へ着脱自在
に装着された後、いわゆるシェルクローズされた状態で
使用され、用紙への記録が所定枚数に達した後、新しい
ものとの取替えが行われる。
ところで、上記のような画像形成装置Pの装置本体11
に着脱自在な現像器ユニットTUは、現像剤とは別梱包と
して出荷され、使用するときに装置本体11に装着後、現
像器ユニットTU内の現像槽15内へ現像剤が投入される方
法もあったが、そのような方法では現像器ユニットTUを
装置本体11へ装着した後、別梱包の現像剤を投入する作
業が必要であり、この作業が煩わしいのでユニットとし
ての利点が薄れるという問題点があり、予め現像器ユニ
ットTU内の現像槽15へ現像剤を充填して出荷する方法が
とられていた。この場合、現像器ユニットTUは車両への
積み込みや積み下ろし時及び輸送中に激しく動かされる
と、現像剤が現像スリーブ16の周面から外部へ漏出する
ことがあったため、現像剤を充填された現像器ユニット
TUは出荷に際して、現像剤漏れ防止部材を用いてシール
した状態で梱包し提供される必要があった。
即ち、第7図に示すように、現像器ユニットTUのケー
シング21下部の感光体ドラム(不図示)に対向する開口
部21aに設けられ、該感光体ドラムに現像剤を搬送する
現像スリーブ22の周面から現像剤が露出するのを防ぐた
め、現像剤漏れ防止部材31が該現像スリーブ22の周面に
矢印方向に押しつけられ粘着テープ32で固定されてい
た。
該現像剤漏れ防止部材31は、現像スリーブ22の周面に
担持される現像剤の厚みを規制するため該開口部の上縁
21bに固定されたドクタブレード23から現像スリーブ22
の周面を含み該開口部21aの下縁21cをも覆う大きさで、
且つ発泡スチロールの成型品から成る基部31aに、モル
トプレン(商品名)から成る弾性層31bを貼着して構成
されていた。
〔従来技術の問題点〕
上記現像剤漏れ防止部材31を用いて出荷時に梱包する
場合、開口部21aを確実に塞ぐことができたが、基部31a
が発泡スチロールの成型品であったため、現像剤漏れ防
止部材31全体が大きくなった。そのため、現像剤漏れ防
止部材31を現像器ユニットTUに固定したまま、ドラムユ
ニットDUを現像器ユニットTUと1つのセットとして一体
化して1つの梱包箱の中に収納することが困難となり、
また現像剤漏れ防止部材31が張り出す為現像器ユニット
TU単独で梱包箱に収納する場合でも、必要以上に梱包箱
が大きくなるという不都合があった。
さらに、現像剤漏れ防止材31を粘着テープ32で現像器
ユニットTUに固定する際、現像剤漏れ防止部材31と現像
器ユニットTUを一緒に持ち、片手で粘着テープ32を貼る
為、作業がやりにくく作業能率が悪いという問題点があ
った。
〔考案の目的〕
本考案は上記従来の欠点に鑑み、現像剤が充填された
状態での現像器ユニットの輸送時等において、現像剤の
漏出を防止するための漏れ防止部材としてのシール部材
を、薄く形成するとともに部品点数の削減を図り、梱包
の作業性が向上される現像器ユニットの露出部シール構
造を提供することを目的とする。
〔考案の要点〕
本考案は上記目的を達成するために、内部に現像剤を
収容する現像器ケーシングと、着磁部材を内包し周面の
一部を該現像器ケーシングの開口部から露出させる現像
スリーブとを備え、画像形成装置本体に着脱自在とされ
る現像器ユニットの露出部をシール部材でシールするシ
ール構造において、上記シール部材は、上記現像スリー
ブの露出周面に対応する形状の少なくとも一部に磁性体
を有し上記着磁部材の磁力により上記現像スリーブの露
出周面に装着保持されることを特徴とする。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例について図面を参照し詳述す
る。
第1図は、本考案のシール構造の現像器ユニットとシ
ール部材の一例を示す斜視図である。
同図に示すように、画像形成装置の装置本体に着脱自
在とされる現像器ユニットTUは、内部に現像剤5(第3
図参照)を収容する現像器ケーシング1と、現像スリー
ブ2と、トクターブレード3を備えている。
現像スリーブ2は、着磁部を内部に有するマグネット
ロール(不図示)を内包していて、上記現像器ケーシン
グ1の下方部の感光体ドラム(第6図参照)に対向する
部分の開口部1aに臨む位置に、その周面の一部を露出さ
て設けられており、該感光体ドラムに現像剤5を搬送す
る。
ドクターブレード3は、現像スリーブ2の周面に対し
て所定の間隙を置いて現像器ケーシング1の開口部1aの
上縁1bに固定されており、現像スリーブ2の周面に担持
される現像剤を一定の厚みに規制する。
上記現像器ユニットTUに現像剤5が充填された状態で
の輸送時等において、現像器ユニットTUの露出部をシー
ルする現像剤漏れ防止部材であるシール部材4は、剛性
を有するカバー部4aと、該カバー部4aの上,下端の現像
スリーブ2の軸方向に付設される突条部4d,4eとを備え
ている。
上記シール部材4は、現像器ユニットTUの出荷梱包時
において、該現像器ユニットTUに矢印方向に着脱自在に
装着されるもので、装着された状態を第2図に示す。
また、現像器ユニットTUが装置本体に装着され使用に
供される際には、該シール部材4は引き抜かれてその役
務を終えるものである。
第3図は、本考案のシール構造の現像器ユニットにシ
ール部材4が装着された状態の要部の一部省略側断面図
であり、同図を参照して、さらに本実施例を詳述する。
上記シール部材4のカバー部4aの上,下端に設けられ
る突条部4d,4eは、モルトプレン(商品名)等の弾性部
材で形成されて該カバー部4aに貼着されるもので、現像
器ケーシング1の開口部1aの上縁1bに固設されるドクタ
ブレード3の前方端3b(該上縁1bの一部でもある)と現
像スリーブ2の露出周面2aとの間隙1d、及び該現像器ケ
ーシング1の開口部1aの下縁1cと現像スリーブ2の露出
周面2aとの間隙1eに挿入される。
また、上記シール部材4のカバー部4aは、該突条部4
d,4eを該間隙1d,1eに固定するためのもので、鉄板等の
磁性を有する薄い剛体が用いられ、該開口部1aの上縁1
b,下縁1c間を塞ぐ大きさ且つ該現像スリーブ2の露出周
面2aの周面に対応して幾分湾曲された形状に形成されて
いる。
次に、上記のように構成された本実施例の作用を説明
する。
シール部材4は、カバー部4aが磁性体を用いて形成さ
れると共に突条部4d,4eは弾性部材が用いられているか
ら、現像器ユニットTUの現像スリーブ2には着磁部材が
内包されていて、両者間に磁気作用が働くことと、弾性
突条部4d,4eはその弾性により容易に上記間隙1d,1eに挿
入されることから、シール部材4は軽く押しやることに
より現像器ユニットTUに装着保持され、梱包状態におい
ては該隙間1d,1e及び現像ロール2の露出周面2aからの
現像剤5の漏れを確実に防止する。即ち、現像器ユニッ
トTU内へ現像剤5を充填して出荷し、その際、シール部
材4を所定の位置に装着しておくことにより、輸送時等
における現像剤5の漏出を防止する。
本実施例は以上のように構成したからシール部材4が
薄くなり、そのためかさばらないからシール部材4を現
像器ユニットTUに装着したまま、間に緩衝材を介装して
ドラムユニットDUと一体化して1つの梱包箱内に収納で
きるようになり、従って梱包箱,緩衝材がコンパクトに
なる。また、シール部材4を現像器ユニットTUに装着す
る方法としては、シール部材4に磁性体を用い現像スリ
ーブ2に内包される着磁部材との磁気作用を利用するよ
うにして、従来例では用いられていた粘着テープを不要
としたから、梱包部材の点数が減るとともに、片手で装
着できるようになり装着方法が簡単になったので、梱包
の作業性が格別良くなる。
また、第4図(a),(b)及び第5図(a),
(b)に、本考案の他の実施例であるシール部材の構成
例を示す。
第4図に示すものは、シール部材4′のカバー部4′
aに非磁性体のプラスチック剛体を使用し、該カバー部
4′aの上,下端の弾性突条部4′d,4′eの間の現像
スリーブ2の露出周面2aに対向する部分に、該現像スリ
ーブ2の軸方向に沿って略全面に磁性テープ6を貼付し
た例であり、第5図に示すものは、カバー部4′aは第
4図に示すものと同様であるが、磁性テープ6を要所に
貼付したものである。
当該第4図(a),(b)及び第5図(a),(b)
に示した例において、該磁性テープ6と現像ロール2に
内包される着磁部材との磁気作用を利用するものであ
り、磁気作用を利用する点で第1図乃至第3図に示した
実施例と同様であるが、この場合カバー部4′aは金属
でなくプラスチックで低価格であるから、使用の度毎に
廃棄されるシール部材4としてはコストの面で有利であ
る。
尚、この場合磁性テープ6を貼付する方法によらず、
テープ以外の磁性体をカバー部4′aに貼付するか一体
成型しても良い。
〔考案の効果〕
以上詳述のように本考案によれば、現像剤漏れ防止部
材としてのシール部材が薄くなりシール部材を現像器ユ
ニットに装着したまま、間に緩衝材を介装してドラムユ
ニットDUと一体化して1つの梱包箱内に収納できるよう
になり、従って梱包箱,緩衝材がコンパクトになる。ま
た、シール部材を現像器ユニットに装着するための貼着
テープを不要としたから、梱包部材の点数が減るととも
に、装着方法が簡単になったから、梱包の作業性が格別
良くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のシール構造の現像器ユニットとシール
部材の概略斜視図、 第2図は本考案のシール部材を装着した現像器ユニット
の一部省略正面図、 第3図は本考案のシール部材を装着した現像器ユニット
の要部の一部省略側断面図、 第4図は本考案のシール部材の他の構成例を示す図で、
(a)は裏面図、(b)は側断面図、 第5図は本考案のシール部材の更に他の構成例を示す図
で、(a)は裏面図、(b)は側断面図、 第6図は画像形成装置の一例の全体構成を示す概略側面
図、 第7図は従来例のシール部材である梱包材と現像器ユニ
ットの概略斜視図である。 1……現像器ケーシング、1a……現像器ケーシングの開
口部、1b……開口部の上縁、1c……開口部の下縁、1d,1
e……間隙、2……現像スリーブ、2a……現像スリーブ
の露出周面、3……ドクターブレード、4……シール部
材、4a……シール部材のカバー部、4d,4e……シール部
材の弾性突条部、5……現像剤.

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に現像剤を収容する現像器ケーシング
    と、着磁部材を内包し周面の一部を該現像器ケーシング
    の開口部から露出させる現像スリーブとを備え、画像形
    成装置本体に着脱自在とされる現像器ユニットの露出部
    をシール部材でシールするシール構造において、 上記シール部材は、上記現像スリーブの露出周面に対応
    する形状の少なくとも一部に磁性体を有し上記着磁部材
    の磁力により上記現像スリーブの露出周面に装着保持さ
    れることを特徴とする現像器ユニットの露出部シール構
    造。
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