JP2001350394A - プロセスカートリッジ - Google Patents

プロセスカートリッジ

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JP2001350394A
JP2001350394A JP2000170287A JP2000170287A JP2001350394A JP 2001350394 A JP2001350394 A JP 2001350394A JP 2000170287 A JP2000170287 A JP 2000170287A JP 2000170287 A JP2000170287 A JP 2000170287A JP 2001350394 A JP2001350394 A JP 2001350394A
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process cartridge
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toner
developing
bag
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Etsuichi Sasako
悦一 笹子
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡易な構成でシール部材を確実に除去するこ
とができるとともに、引き抜いたシール部材に付着した
現像剤の外部への飛散を防ぐことができるプロセスカー
トリッジを提供すること。 【構成】 画像形成装置本体に対して着脱自在であっ
て、電子写真感光体と、現像手段と、現像剤枠体と、該
現像剤枠体の開口部を塞いで現像剤を密封する除去可能
なシール部材100を有し、梱包袋200内に密封され
て出荷されるプロセスカートリッジBにおいて、前記シ
ール部材100の前記現像剤枠体から露出する一端10
0bを前記梱包袋200内に固定する。本発明によれ
ば、プロセスカートリッジBを梱包袋200から取り出
す動作によってシール部材100を簡易な構成で確実に
除去することができる。又、引き抜いたシール部材10
0は梱包袋200内に留まるため、該シール部材100
に付着した現像剤の外部への飛散を防ぐことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真画像形成
装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジに関するも
のである。
【0002】ここで、電子写真画像形成装置としては、
電子写真複写装置、電子写真プリンタ(例えばLEDプ
リンタ、レーザービームプリンタ等)、電子写真ファク
シミリ装置、電子写真ワードプロセッサ等が含まれる。
【0003】又、プロセスカートリッジとしては、帯電
手段、現像手段又はクリーニング手段と電子写真感光体
とを一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを画
像形成装置本体に対して着脱可能とするもの、帯電手
段、現像手段、クリーニング手段の少なくとも1つと電
子写真感光体とを一体的にカートリッジ化して画像形成
装置本体に着脱可能とするもの、或は少なくとも現像手
段と電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化して画
像形成装置本体に対して着脱可能とするものが挙げられ
る。
【0004】
【従来の技術】従来、電子写真画像形成プロセスを用い
た画像形成装置においては、電子写真感光体及びこれに
作用するプロセス手段を一体的化してプロセスカートリ
ッジとし、このプロセスカートリッジを画像形成装置本
体に対して着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が
採用されている。このプロセスカートリッジ方式によれ
ば、装置のメンテナンスをサービスマンによらないでユ
ーザー自身で行うことができるために操作性を格段に向
上させることができる。そのため、このプロセスカート
リッジ方式は画像形成装置において広く用いられてい
る。
【0005】このようなプロセスカートリッジにおいて
は、現像剤(以下、トナーと称する)を収納して該トナ
ーを現像手段に送り出すための開口部を有するトナー枠
体(現像剤枠体)に、開口部を塞ぐシール部材を除去可
能に取り付け、プロセスカートリッジを使用する際にユ
ーザーがシール部材を引き抜いて除去してからプロセス
カートリッジを画像形成装置本体に装着するのが一般的
である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記シール
部材を引抜いて除去することなくプロセスカートリッジ
を画像形成装置本体に装着すると、現像手段にトナーが
供給されないために画像形成が行えないばかりでなく、
トナーが供給されない状態で現像手段である現像ローラ
が回転されることによって現像ローラ及び現像ブレード
にダメージを与える等の不具合が生じる可能性がある。
このため、シール部材を引き抜いて除去していない状態
ではプロセスカートリッジを画像形成装置本体に装着す
ることができない構成とする方式、シール部材が除去さ
れていないことを検知する手段を画像形成装置本体に設
ける方式等が提案されている。
【0007】又、プロセスカートリッジは、電子写真感
光体としての感光ドラムが長時間外光に晒されるのを防
止するために遮光性シートから成る梱包袋内にプロセス
カートリッジを密閉して出荷するのが一般的であり、ユ
ーザーがプロセスカートリッジを購入してこれを画像形
成装置本体に装着する際には、プロセスカートリッジを
梱包袋から取り出した後、シール部材を除去してからプ
ロセスカートリッジを画像形成装置本体に装着する必要
がある。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、簡易な構成でシール部材を確
実に除去することができるとともに、引き抜いたシール
部材に付着した現像剤の外部への飛散を防ぐことができ
るプロセスカートリッジを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、画像形成装置本体に対して着脱自在であ
って、電子写真感光体と、該電子写真感光体に形成され
た潜像を現像剤を用いて現像するための現像手段と、現
像剤を収納して開口部を介して前記現像手段に現像剤を
供給する現像剤枠体と、該現像剤枠体の開口部を塞いで
現像剤を密封する除去可能なシール部材を有し、梱包袋
内に密封されて出荷されるプロセスカートリッジにおい
て、前記シール部材の前記現像剤枠体から露出する一端
を前記梱包袋内に固定したことを特徴とする。
【0010】従って、本発明によれば、シール部材の現
像剤枠体から露出する一端を梱包袋内に固定したため、
プロセスカートリッジを梱包袋から取り出す動作によっ
てシール部材が引き抜かれて除去されることとなり、簡
易な構成でシール部材を確実に除去することができる。
【0011】又、引き抜いたシール部材は梱包袋内に留
まるため、該シール部材に付着した現像剤の外部への飛
散を防ぐことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0013】先ず、本発明に係るプロセスカートリッジ
を備える電子写真画像形成装置としてのレーザービーム
プリンタを図1及び図2に基づいて説明する。
【0014】図1はレーザービームプリンタAの断面
図、図2は同レーザービームプリンタAの外観斜視図で
あり、このレーザービームプリンタAは電子写真画像形
成プロセスによって記録媒体(例えば、記録紙、OHP
シート、布等)に画像を形成するものである。
【0015】即ち、ドラム状の電子写真感光体(以下、
感光ドラムと称する)7を帯電手段としての帯電ローラ
8によって一様に帯電させた後、この感光ドラム7に光
学系1から画像情報に応じたレーザービーム光を照射す
ることによって該感光ドラム7に潜像を形成する。そし
て、この潜像を現像手段9によって現像してトナー像と
して可視像化し、このトナー像の形成トナー同期して給
紙カセット3aにセットされ記録媒体2をピックアップ
ローラ3b、搬送ローラ対3c,3d及びレジストロー
ラ対3eで反転搬送する。
【0016】次に、プロセスカートリッジBに設けられ
た前記感光ドラム7に形成されたトナー像を、転写手段
としての転写ローラ4に電圧を印加することによって、
記録媒体2に転写する。その後、トナー像の転写を受け
た記録媒体2を搬送ガイド3fに沿って定着手段5へと
搬送する。この定着手段5は、駆動ローラ5cとヒータ
5aを内蔵する定着ローラ5bを有しており、駆動ロー
ラ5cと定着ローラ5b間を通過する記録媒体2に熱及
び圧力を印加してトナー像を記録熱媒2に永久画像とし
て定着する。そして、トナー像が定着された記録媒体2
は、排出ローラ対3g,3h,3iによって搬送され、
反転経路3jを経て排出トレイ6へと排出される。ここ
で、排出トレイ6は画像形成装置Aの装置本体14の上
面に設けられている。
【0017】尚、揺動可能なフラッパ3kを動作させ、
排出ローラ対3mによって反転経路3jを経ることなく
記録媒体2を排出することもできる。本実施の形態にお
いては、前記ピックアップローラ3b、搬送ローラ対3
c,3d、レジストローラ対3e、搬送ガイド3f、排
出ローラ対3g,3h,3i及び排出ローラ対3mによ
って搬送手段3が構成されている。
【0018】次に、本発明に係る前記プロセスカートリ
ッジBを図3〜図7に基づいて説明する。尚、図3は本
発明に係るプロセスカートリッジの断面図、図4は同プ
ロセスカートリッジの側面図、図5は同プロセスカート
リッジのトナー枠体の外観斜視図、図6は同トナー枠体
の外観斜視図、図7はプロセスカートリッジの外観斜視
図である。
【0019】プロセスカートリッジBに設けられた前記
感光ドラム7は、図3に示すように、その表面に感光層
7eを有し、該感光ドラム7を回転させながら帯電手段
である帯電ローラ8へ電圧を印加することによって感光
ドラム7の表面が一様に帯電される。
【0020】次いで、光学系1から画像情報に応じたレ
ーザビーム光が露光開口1eを介して感光ドラム7へ照
射されて該感光ドラム7上に潜像が形成される。そし
て、この潜像は現像手段9によってトナーを用いて現像
されてトナー像として可視像化される。
【0021】ところで、帯電ローラ8は感光ドラム7に
接触して設けられて感光ドラム7に対して従動回転する
ことによって感光ドラム7に帯電を行う。又、現像手段
9は、感光ドラム7の現像領域へトナーを供給して感光
ドラム7に形成された潜像を現像する。尚、図1に示す
ように、光学系1は、レーザーダイオード1a、ポリゴ
ンミラー1b、レンズ1c及び反射ミラー1dを有して
いる。
【0022】ここで、前記現像手段9は、トナー容器1
1A内のトナーをトナー送り部材9bの回転によって現
像ローラ9cへ送り出す。そして、固定磁石を内蔵した
現像ローラ9cを回転させるとともに、摩擦帯電電荷を
付与したトナー層を現像ブレード9dによって現像ロー
ラ9cの表面に形成し、そのトナーを感光ドラム7の現
像領域へ供給する。そして、そのトナーを前記潜像に応
じて感光ドラム7へ転移させることによって潜像を現像
してこれをトナー像として可視像化する。ここで現像ブ
レード9dは、現像ローラ9cの周面のトナー量を規定
するとともに、トナーに摩擦帯電電荷を付与するもので
ある。又、この現像ローラ9cの近傍には、現像室内の
トナーを循環させるトナー撹拌部材9eが回転可能に設
けられている。
【0023】而して、転写ローラ4にトナー像と逆極性
の電圧を印加することによって、感光ドラム7に形成さ
れたトナー像を記録媒体2に転写した後、クリーニング
手段10によって感光ドラム7上の残留トナーを除去す
る。ここで、クリーニング手段10は、感光ドラム7に
当接して設けられた弾性クリーニングブレード10aに
よって感光ドラム7に残留したトナーを掻き落としてこ
れを廃トナー溜め10bへ集めるものである。
【0024】ところで、プロセスカートリッジBは、ト
ナーを収納するトナー容器(トナー収納部)11Aを有
するトナー枠体11と現像ローラ9c等の現像手段9を
保持する現像枠体12とを結合し、これに感光ドラム
7、クリーニングブレード10a等のクリーニング手段
10及び帯電ローラ8を取り付けたクリーニング枠体1
3を回動可能に結合してカートリッジ化したものであ
る。
【0025】そして、このプロセスカートリッジBに
は、画像情報に応じたレーザービーム光を感光ドラム7
へ照射するための露光開口部1eと感光ドラム7を記録
媒体2に対向させるための転写開口部13nが設けられ
ている(図3参照)。詳しくは、露光開口部1eはクリ
ーニング枠体13に設けられ、転写開口部13nは現像
枠体12とクリーニング枠体13との間に形成されてい
る。
【0026】又、このプロセスカートリッジBには、該
プロセスカートリッジBを画像形成装置本体14から取
り外したときに転写開口部13nを覆うためのドラムシ
ャッター部材18が現像枠体12に回動可能に設けられ
ており、このドラムシャッター部材18によって感光ド
ラム7が長時間光に晒されるのが防がれるとともに、感
光ドラム7が異物との接触等から保護される。
【0027】そして、このプロセスカートリッジBはユ
ーザーによって画像形成装置本体14に着脱可能であ
り、このプロセスカートリッジBの着脱に際しては、図
1に示す開閉部材35を軸35aを中心として開くと、
画像形成装置本体14内にはカートリッジ装着部の空間
が現れ、その左右には不図示のカートリッジ装着ガイド
部材が配されている。その状態でプロセスカートリッジ
Bの両側部に設けられたガイド18a(図4及び図7参
照)を画像形成装置本体14側に設けられた前記カート
リッジ装着ガイドに嵌合してプロセスカートリッジBを
カートリッジ装着ガイドに沿って移動させることによっ
て該プロセスカートリッジBが画像形成装置本体14に
対して着脱される。尚、このプロセスカートリッジBの
着脱動作に連動して前記ドラムシャッター部材18が開
閉する。
【0028】次に、トナー枠体11とシール部材100
の構成について説明する。
【0029】トナー枠体11はポリスチロール樹脂を射
出成形して構成されており、このトナー枠体11の内部
には、図3に示すように、現像手段である現像ローラ9
cにトナーを供給するとともにトナー枠体11内のトナ
ーを撹拌するための回転可能なトナー撹拌部材9bと、
トナーを現像ローラ9cに供給するための開口部11a
が設けられ、開口部11aの周囲には図5及び図6に示
すようにシール貼り付け座面11bが設けられている。
又、トナー枠体11の長手方向の一端側面には、図5及
び図6に示すようにトナー充填口11cが設けられてお
り、このトナー充填口11cはトナーを充填した後に不
図示のキャップによって被蓋される。
【0030】そして、トナー充填に先立って前記シール
貼り付け座面11bには、図5及び図6に示すようにシ
ール部材100が貼り付けられる。ここで、シール部材
100は、Al(アルミニウム)フィルムの上下にPE
T(ポリエチレンテレフタレート)フィルムを積層して
構成され、これはトナー枠体11の開口部11aを塞ぐ
ようにシール貼り付け座面11bに貼り付けられる。そ
の貼り付け方法としては、シール部材100にシーラン
ト層を設け、このシーラント層に熱を加えることによっ
て該シール部材100を接着する方法等が考えられてい
る。
【0031】ところで、上記シール部材100には、開
口部11aを開封するために積層されたPETフィルム
の1層に切れ込みが設けられており、後述する開封動作
を行うことによってシール部材100が切れ込みに沿っ
て引き裂かれてトナー枠体11の開口部11aが開封さ
れる。尚、前記シール部材100は図6に示すように開
口部11aの長手方向一端100aで折り返され、自由
端100b側が現像枠体12に設けられたスリット12
a(図4参照)から外部に引き出され、この自由端10
0bは図8に示すようにプロセスカートリッジBを梱包
する際には梱包袋200に固定される。
【0032】次に、以上のように構成されたプロセスカ
ートリッジBの梱包及び開封について説明する。
【0033】図8はプロセスカートリッジBを梱包袋2
00に密封した状態を示す断面図、図9は梱包袋200
からプロセスカートリッジBを取り出している状態を示
す斜視図である。
【0034】組立てられたプロセスカートリッジBは図
8に示すように梱包袋200に封入されるが、この梱包
袋200はプロセスカートリッジBに設けられた感光ド
ラム7が光に晒されたり、プロセスカートリッジB内に
塵等が混入するのを防ぐために設けられている。尚、本
実施の形態では、梱包袋200の材質には遮光性の高い
ポリエチレン(PE)を用いているが、同様の効果を有
するものであれば他の材質を用いても構わない。
【0035】梱包袋200は1枚のシートを二つ折にし
て三方の溶着部200a1,200a2,200a3を
熱溶着等によって溶着して袋状に成形されたものであ
り、該梱包袋200へのシール部材100の固定は、溶
着部200a1を溶着する際にシール部材100の先端
部(自由端)100bを挟み込んだ状態で溶着すること
によってなされる。
【0036】そして、プロセスカートリッジBを開封す
る際は、梱包袋200の溶着部200a3側を開封して
プロセスカートリッジBを取り出すことによってシール
部材100が引き出され、開口部11aから現像ローラ
9cへトナーが供給可能となる。尚、梱包袋200の外
観には、開封する位置を示すマーキングを印刷等により
施してあり、開封すべき箇所が容易に分かるようにして
おくと良い。
【0037】而して、本実施の形態では、シール部材1
00のトナー枠体11から露出する一端(自由端)10
0bを梱包袋200内に固定したため、プロセスカート
リッジBを梱包袋200から取り出す動作によってシー
ル部材100が引き抜かれて除去されることとなり、簡
易な構成でシール部材100を確実に除去することがで
きる。
【0038】又、引き抜いたシール部材100は梱包袋
200内に留まるため、該シール部材100に付着した
トナーの外部への飛散を防ぐことができる。
【0039】ところで、本実施の形態では、前記シール
部材100としてA1フィルムの上下にPETフィルム
を積層したものを使用したが、これに限るものではな
く、例えばPET、PA(ポリアミド)等のフィルムを
積層したフィルムにPP(ポリプロピレン)等より成る
引き裂き用フィルムを一体化したものを使用しても良
い。
【0040】又、本実施の形態に係るプロセスカートリ
ッジBは単色画像を形成するためのものであったが、プ
ロセスカートリッジとしては単色の画像を形成するもの
のみならず、現像手段を複数設け、複数色の画像(例え
ば2色画像、3色画像或はフルカラー画像等)を形成す
るものであっても良い。そして、現像方法としても、公
知の2成分磁気ブラシ現像法、タッチダウン現像法等の
種々の現像法を用いることが可能である。
【0041】更に、電子写真感光体としては本実施の形
態において使用した感光ドラムに限定されることはな
く、例えば次のようなものを使用しても良い。先ず、感
光体としては光導電体が用いられ、光導電体としては例
えばアモルファスシリコン、アモルファスセレン、酸化
亜鉛、酸化チタン、有機光導電体(OPC)等が使用さ
れる。又、感光体を搭載する形状としては、例えばドラ
ム状、ベルト状等の回転体及びシート状等が採用され
る。尚、一般的にはドラム状又はベルト状のものが用い
られており、例えばドラムタイプの感光体にあっては、
アルミ合金製等のシリンダ上に光導電体を蒸着又は塗工
して構成されるものが用いられる。
【0042】又、本実施の形態では、帯電手段として所
謂接触帯電方式を用いたものを使用したが、他の構成と
して従来から用いられているタングステンワイヤーに高
圧を印加することによって生じた正又は負のイオンを感
光ドラム表面に移動させて感光ドラム表面を一様に帯電
する非接触帯電方式を用いたものを使用しても良い。
尚、帯電手段としては、ローラ型以外にもブレード型
(帯電ブレード)、パッド型、ブロック型、ロッド型、
ワイヤー型等のものを使用することもできる。
【0043】感光ドラムに残存するトナーのクリーニン
グ方法としても、ブレード、ファーブラシ、磁気ブラシ
等を用いてクリーニングする方法を用いても良い。
【0044】ところで、本発明に係るプロセスカートリ
ッジは少なくとも電子写真感光体と現像手段を備えたも
のである。従って、その代表的な態様としては、現像手
段と電子写真感光体と帯電手段及びクリーニング手段を
一体化したもの、現像手段と電子写真感光体と帯電手段
又はクリーニング手段を一体化したもの、現像手段と電
子写真感光体とを一体化したもの等が挙げられる。
【0045】尚、本実施の形態では、画像形成装置とし
てレーザービームプリンタを例示したが、本発明は例え
ば電子写真複写機、ファクシミリ装置、ワードプロセッ
サ等の他の画像形成装置に備えられるプロセスカートリ
ッジに対しても同様に適用可能であることは勿論であ
る。
【0046】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、画像形成装置本体に対して着脱自在であって、
像担持体と、該像担持体に形成された潜像を現像剤を用
いて現像するための現像手段と、現像剤を収納して開口
部を介して前記現像手段に現像剤を供給する現像剤枠体
と、該現像剤枠体の開口部を塞いで現像剤を密封する除
去可能なシール部材を有し、梱包袋内に密封されて出荷
されるプロセスカートリッジにおいて、前記シール部材
の前記現像剤枠体から露出する一端を前記梱包袋内に固
定したため、簡易な構成でシール部材を確実に除去する
ことができるとともに、引き抜いたシール部材に付着し
た現像剤の外部への飛散を防ぐことができるという効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプロセスカートリッジを備える画
像形成装置(レーザービームプリンタ)の断面図であ
る。
【図2】本発明に係るプロセスカートリッジを備える画
像形成装置(レーザービームプリンタ)の外観斜視図で
ある。
【図3】本発明に係るプロセスカートリッジの断面図で
ある。
【図4】本発明に係るプロセスカートリッジの側面図で
ある。
【図5】本発明に係るプロセスカートリッジのトナー枠
体の外観斜視図である。
【図6】本発明に係るプロセスカートリッジのトナー枠
体の外観斜視図である。
【図7】本発明に係るプロセスカートリッジの外観斜視
図である。
【図8】本発明に係るプロセスカートリッジを梱包袋内
に密封した状態を示す断面図である。
【図9】本発明に係るプロセスカートリッジを梱包袋か
ら取り出している状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
A 画像形成装置 B プロセスカートリッジ 7 感光ドラム(電子写真感光体) 8 帯電ローラ(帯電手段) 9 現像手段 10 クリーニング手段 11 トナー枠体(現像剤枠体) 11a 開口部 14 画像形成装置本体 100 シール部材 200 梱包袋

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置本体に対して着脱自在であ
    って、電子写真感光体と、該電子写真感光体に形成され
    た潜像を現像剤を用いて現像するための現像手段と、現
    像剤を収納して開口部を介して前記現像手段に現像剤を
    供給する現像剤枠体と、該現像剤枠体の開口部を塞いで
    現像剤を密封する除去可能なシール部材を有し、梱包袋
    内に密封されて出荷されるプロセスカートリッジにおい
    て、 前記シール部材の前記現像剤枠体から露出する一端を前
    記梱包袋内に固定したことを特徴とするプロセスカート
    リッジ。
  2. 【請求項2】 前記梱包袋は、遮光性シートで構成され
    ることを特徴とする請求項1記載のプロセスカートリッ
    ジ。
  3. 【請求項3】 前記梱包袋は、ポリエチレン(PE)シ
    ートで構成されることを特徴とする請求項1又は2記載
    のプロセスカートリッジ。
  4. 【請求項4】 前記梱包袋は1枚のシートの三方を接着
    又は熱溶着して成形され、接着或は熱溶着時に前記シー
    ル部材の一端を挟み込んで固定することを特徴とする請
    求項1〜3の何れかに記載のプロセスカートリッジ。
  5. 【請求項5】 前記梱包袋の前記シール部材を引き抜き
    除去する方向と直交する一端側に、該梱包袋から当該プ
    ロセスカートリッジを取り出すための開封口が設けら
    れ、該開封口と対向する一端側に前記シール部材の一端
    が固定されていることを特徴とする請求項1〜4の何れ
    かに記載のプロセスカートリッジ。
  6. 【請求項6】 前記電子写真感光体と、該電子写真感光
    体を帯電させるための帯電手段と、同電子写真感光体に
    残留する現像剤を除去するためのクリーニング手段と、
    前記現像手段とを一体化して構成されることを特徴とす
    る請求項1〜5の何れかに記載のプロセスカートリッ
    ジ。
  7. 【請求項7】 前記電子写真感光体と、該電子写真感光
    体を帯電させるための帯電手段と同電子写真感光体に残
    留する現像剤を除去するためのクリーニング手段の何れ
    か一つと、前記現像手段とを一体化して構成されること
    を特徴とする請求項1〜5の何れかに記載のプロセスカ
    ートリッジ。
JP2000170287A 2000-06-07 2000-06-07 プロセスカートリッジ Withdrawn JP2001350394A (ja)

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JP2000170287A JP2001350394A (ja) 2000-06-07 2000-06-07 プロセスカートリッジ

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004109810A (ja) * 2002-09-20 2004-04-08 Ricoh Co Ltd 作像モジュール、画像形成装置及び包装体
JP2007193239A (ja) * 2006-01-20 2007-08-02 Ricoh Co Ltd 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
US7350140B2 (en) 2003-03-13 2008-03-25 Fuji Xerox Co., Ltd. User-data relating apparatus with respect to continuous data
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