JP2536774B2 - 空缶パレタイザにおける空缶の移送方法及びその装置 - Google Patents

空缶パレタイザにおける空缶の移送方法及びその装置

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JP2536774B2 JP62318600A JP31860087A JP2536774B2 JP 2536774 B2 JP2536774 B2 JP 2536774B2 JP 62318600 A JP62318600 A JP 62318600A JP 31860087 A JP31860087 A JP 31860087A JP 2536774 B2 JP2536774 B2 JP 2536774B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は空缶パレタイザにおける空缶の移送方法及び
その装置に関する。
(従来技術) 従来、この種の空缶の移送装置としては、特開昭59−
108917号公報に見られるような第23図示の如き装置が知
られている。
第23図において、I、II、IIIはそれぞれ空缶1の整
列手段、移送手段及び段積手段であり、該整列手段Iで
は、空缶1を矢印gの方向にベルトコンベア2で搬送し
ながら、該コンベア2の両側で空缶1の搬送方向と直角
方向にガイド3が往復動して空缶1と離接しながら該空
缶1を整列させる。
さらに、該整列手段Iで整列された空缶1が所定数滞
留したことをセンサ4が検知すると、プランジャロッド
5及び6が上昇して、前記コンベア2によって所定数量
の整列された空缶1が両側に設けられたガイド7に所定
の整列状態に規制されつつ、移送手段IIの移送部8上に
搬送される。
そして、所定数の空缶1が該移送部8に送られると、
前記プランジャーロッド5,6が下降し、前記コンベア2
と移送部8との境界域に存する空缶1a及び1bをそれぞれ
係止する。
その後、該移送部8の空缶1が段積手段IIIのリフタ
9上に移送され、該リフタ9が下降する。
従って、前記装置によれば以上の作動が繰返されるこ
とにより、段積手段IIIのリフタ9上に空缶1が段積さ
れる。
しかしながら、前記装置では、前記移送手段IIにおけ
る移送部8によって空缶1が段積手段IIIのリフタ9に
移送されて、該移送部8が移送手段IIの所定位置に復帰
される迄、整列手段Iにおいて、整列された空缶1を前
記プランジャーロッド5及び6に係止して待機しておか
ねばならず、前記空缶の段積の操作を完了するまでに時
間がかかり、作業能率が良くない。
(解決すべき問題点) 従って、本発明は従来に比して迅速に所定数量の空缶
をパレット上に能率よく整列移送することのできる、空
缶パレタイザにおける空缶の移送方法及び装置を提供す
ることを目的とする。
(問題を解決する為の手段) かかる目的を達成すべく、本発明の第1発明である空
缶パレタイザにおける空缶の移送方法は、搬送ライン上
で整列搬送される複数の空缶を該搬送ラインの下流端に
配設したパレット上に一括移送する空缶パレタイザにお
ける空缶の移送方法において、該搬送ラインに連続して
空缶を搬送供給して、該ラインの前記パレットに近い領
域に該パレット上に載置する数量よりも置く設定された
所定数量の空缶を滞留させ、次いで滞留した空缶をパレ
ット側に一括移送し、その後該移送された空缶の内パレ
ット上に載置しない空缶を前記領域に返送し、該返送さ
れた空缶と上流側から搬送される空缶とで前記所定数量
の空缶を再び該領域に滞留させることを特徴とする。
さらに本発明の第2発明である空缶パレタイザにおけ
る空缶の移送装置は、搬送ライン上で整列搬送される複
数の空缶を該搬送ラインの下流端に配設したパレット上
に一括移送する空缶パレタイザにおける空缶の移送装置
において、連続して空缶を所定速度で搬送供給するコン
ベアと、前記パレットの近くの所定位置に配置され、昇
降自在の第1係止部材により前記コンベアの下流端に存
する空缶を防止する第1係止手段と、前記第1係止手段
により前記空缶が係止されて前記パレット上に載置する
数量よりも多く設定された所定数量の空缶群が前記コン
ベアにおける該第1係止手段の上流側の所定領域に滞留
された時に、該空缶群の該所定領域の上流端に存する空
缶を昇降自在の第2係止部材により係止する所定位置に
配置された第2係止手段と、該第2係止手段による前記
空缶の係止が完了し、続いて前記第1係止手段による前
記空缶群の下流端の空缶の係止が解除された時に、空缶
を係止したまま第2係止段を下流側の所定位置に移動し
て該空缶群をパレット上に移送する第2移送手段と、第
2係止手段が移動する時に、前記第1係止手段を前記コ
ンベアとパレットの境界域の近傍に移動する第1移動手
段と、該第2移送手段による該空缶群の移送が終了し、
続いて前記第1係止手段が前記コンベアとパレットの境
界域に存する空缶を前記第1係止部材によって係止し、
さらに前記第2係止手段による前記空缶の係止が解除さ
れた時に、該第2係止手段を前記所定位置に移動する第
2移動手段と、前記境界域に存する空缶を係止したまま
該第1係止手段を前記所定位置に移動する第1移送手段
とから成ることを特徴とする。
(作 用) かかる手段において、前記第1発明の移送方法は、前
記搬送ライン上で連続して空缶をパレット側に搬送し、
該搬送ラインの前記パレットに近い領域に予め該パレッ
トに載置するよりも多く設定された所定数量の空缶を滞
留し、次いで該滞留した空缶をパレット側に一括移送し
てパレット上に空缶を移載し、さらに該移送された空缶
の内、パレット上に載置しない空缶を前記領域に返送し
て、前記領域に前記搬送ライン上に連続して搬送される
空缶と共に次段のパレット上に移送する為の前記所定数
量の空缶群を形成する。
さらに、前記手段における前記第2発明の移送装置の
第1係止手段は、前記第1係止部材により前記所定領域
に所定数の空缶群を滞留させ、また前記第2係止手段は
前記第2係止部材と、第2移動手段と第2移送手段によ
り該滞留した空缶をパレット側に一括移送し、さらに該
第1係止手段が第1係止部材と、該第1移動手段と第1
移送手段により該一括移送された空缶のうち、前記パレ
ットに載置しない空缶群を該所定領域に返送して、次段
のパレットに載置する為に、該領域に滞留する空缶群の
一部を形成する。
(実施例) 以下、図面に基いて本発明の一実施例について詳説す
る。
第1図は本発明によう装置の一例を示し、1は空缶、
2は搬送コンベア3は搬送される空缶1を両側で案内す
る案内板で、10,11は前記第1係止手段及び第2係止手
段を示す。
また、第1図において12,13はそれぞれ前記第1係止
部材及び第2係止部材である第1プランジャーロッド及
び第2プランジャーロッドを示し、X,Yは該第2プラン
ジャーロッド13をそれぞれ下降及び上昇させる為にそれ
ぞれ前記第2係止手段の搬送コンベアにおける上流及び
下流側の所定位置に設置された第1及び第2駆動機構で
ある。さらに14は前記第1移動及び第1移送手段を兼ね
るシリンダ、また15は前記第2移動及び第2移送手段を
兼ねる駆動ベルトを示し、16はパレットである。
さらに、搬送コンベア2の両端にはプーリ2a,2bがあ
り、また駆動ベルト15の両端にはスプロケット15a,15b
が備えられている、該プーリ2a及びスプロケット15aは
それぞれ駆動モータ2c及び15cに連結されている。
次に、前記第1係止手段10の構成及び作動について説
明する。
第2図及び第3図は該第1係止手段10の平面図及び正
面図であり、また第4図及び第5図は該装置のそれぞれ
裏面図及び側面図である。
第2図及び第3図において、前記プランジャーロッド
12は千鳥足状に配置されており、空缶1も該ロッド12に
対向する位置に配列されている。
また、23,24は後述するプランジャーロッド12を昇降
及び横動させる為の昇降装置及び横動装置を示し、さら
に25は該第1係止手段10を矢印Aで示した空缶1の所定
の搬送方向により案内部材26を介して前記シリンダ14に
より摺動自在に移動する為のガイドレールである。
該昇降装置23は取着板27に上下方向に取着部材27a及
び27bを介して取着された摺動軸28に嵌装され、上下に
摺動自在の昇降部材29を有し、さらに該昇降部材29の下
端には連結部材30が設けられている。
該連結部材30はチェーン31を介してリンク32の先端部
32aと連結し、該リンク32は取着板27に略垂直に延出し
て設けられた回動軸33と回り止めキー33aを介して回動
自在に連結されている。
該回動軸33は第4図示のようにもう一つの回止めキー
33bによりリンク34を前記取着板27のリンク32と反対側
に装着し、該リンク34は略コ字形の連結部材35を介して
取着板27に上下方向に配設されたシリンダ36に連結され
ている。
また、前記横動装置24は、第3図示のように一端に前
記プランジャーロッド12を螺着したL字状の取着板37を
螺着し、他端に第2図示のようにカムローラ38を螺装し
たL字状の連結板39を螺着する摺動部材40を備えてい
る。
該摺動部材40の中間部は第3図示のように前記昇降装
置23における昇降部材29に取着された連結部材41に前記
搬送方向Aと略平行に摺動自在に貫装されている。
さらに、前記カムローラ38はカム溝42に嵌合してい
る。
従って該摺動部材40は第3図示のように昇降部材29と
ともにLで示した最下点からHで示した最上点まで上昇
する際に、該カムローラ38を介してカム溝24に案内され
て、途中のMで示す高さまで変位量Dだけ前記矢印Aと
反対方向に横動しながら上昇し、その後Hまで上昇す
る。
なお、該変位量Dは前記プランジャーロッド12の紡錘
状先頭部12aが前記空缶1の内側壁に当接する位置か
ら、該先頭部12aの中心軸が該缶1の中心軸と略重なる
位置までの距離である。また、前記摺動部材40の最上点
Lは、該部材40に取着したプランジャーロッド12の先頭
部12aが第3図示の如く、空缶1の中程よりやや深い位
置に存する位置であり、またHは該先頭部12aを完全に
空缶1から出脱させる摺動部材40の位置せだり、さらに
Mは前記Lと該先頭部12aを空缶1のフランジ部1bの下
端到達させる位置との間に設定された該部材40の位置で
ある。
従って、上記第1係止手段10によれば、第2図及び第
3図示のように所定の位置に空缶1を配置し、第4図示
のようにシリンダ36を縮退させてリンク34を矢印aの方
向に回動すると、第三図示のようにリンク32が回動軸23
とともに矢印bの方向に回動し、昇降部材29が下降する
とともに、前記摺動部材40が上記の如く最上点HからM
を経てLまで下降する。
これに伴って、プランジャーロッド12の先頭部12aは
前記摺動部材40とともに下降して空缶1内に挿入され、
さらに該空缶1内で変位量Dだけ矢印A方向に横動しな
がら下降して空缶1の中程よりやや深めに移動する。
さらに、該第1係止手段10をシリンダー14によって、
矢印Aの方向にガイドレール25及び案内部材26を介して
移動させると、プランジャーロッド12の先頭部12aが、
空缶1における該矢印Aの方向に存する内壁に当接しつ
つ、該缶1を矢印Aの方向に押送する。
その後該空缶1を所定位置まで搬送し、該シリンダ14
を停止させる。続いて、前記シリンダ36を延伸して連結
部材35を介してリンク34を矢印aと反対方向に回動す
る。
さらに、前記リンク32が回動軸33を介して矢印bと反
対方向に回動し、チェーン31及び連結部材30を介して、
前記昇降装置29が上昇するとともに、前記摺動部材40が
最下点LからMを経て最上点Hまで上昇する。
これに伴って、プランジャーロッド12の先頭部12aは
前記摺動部材40とともに空缶1内で変位量Dだけ矢印A
と反対方向に横動しながら上昇して空缶1から出脱す
る。
次に、前記第2係止手段11の構成及び作動について説
明する。
第6図及び第7図は該第2移送装置11の平面図及び正
面図であり、また第8図及び第9図は該装置のそれぞれ
裏面図及び側面図である。
第6図及び第7図において、前記プランジャーロッド
13は千鳥足状に配備されており、空缶1も該ロッド13に
対向する位置に配列されている。
また53,54は後述するプランジャーロッド13を昇降及
び横動させる為の昇降装置及び横動装置を示し、さら
に、25は該第2係止手段11を矢印Bで示した空缶1の搬
送方向に案内部材56を介して前記駆動ベルト15により該
コンベア15と螺着した連結部材55を介して摺動自在に移
動する為のガイドレールである。
該昇降装置53は取着板57に上下方向に取着部材57a及
び57bを介して取着された摺動軸58に嵌装され、上下に
摺動自在の昇降部材59を有し、さらに該昇降部材59の下
端には連結部材60が設けられている。
該連結部材60はチェーン61を介してリンク62の先端部
62aと連結し、該リンク62は取着板57に略垂直に延伸し
て設けられた回動軸63と回動自在に連結されている。
該回動軸63には、第6図示及び第8図示のように前記
リンク62と取着板57との間にラチェット車64が嵌装さ
れ、さらに該取着板57の該ラチェット車64が存する側と
は反対側には、ピニオン65が装着されている。
該ピニオン65はラック66の歯部66aと噛合し、さらに
該ラック66の中央部には、前記取着板57と反対側に延伸
するローラ67が設けられている。
また、該ラック66の歯部66aと反対側の面66bは前記取
着板57にL字状の連結部材68を介して取着された室内部
材69に設けられた案内溝69aに上下方向に摺動自在に係
合されている。
さらに、該ラック66の上方及び下方には該ラック66の
移動の上端及び下端を位置決めする、位置決めピン66c
及び66dがそれぞれ設けられている。
また、前記ラチェット車64は通常ラチェット爪70に係
止されているので、第8図示の矢印eの方向には回動で
きるがその反対方向には回動できない。
さらに、該ラチェット爪70は軸受71を介して前記取着
板57に垂直方向に貫装された連結軸72の一端に回止めピ
ン72aを介して装着されている。
また、該連結軸72の他端には、前記ラチチェット車64
と爪70の係止を解除する為の解除部材73が連結板74を介
して取着されている。
さらに、該連結板74と前記取着板57との間には、スプ
リング75及びスリットカラ76が間装されている。
また、前記横動装置54は第7図示のように一端にプラ
ンジャーロッド13を螺着したL字状の取着部材77を螺着
し、他端に第6図示のようにカムローラ78を螺送したL
字状の連結板79を螺着する摺動部材80を備えている。
該摺動部材80の中間部は第7図示のように前記昇降装
置53における昇降部材59に取着された連結部材81に前記
搬送方向Bと略平行に摺動自在に貫装されている。
さらに、前記カムローラ78はカム溝82に嵌合してい
る。
従って、上記第2係止手段11によれば、第6図及び第
7図示のように所定の位置に空缶1を配置し、第8図示
のように記述する押圧部材により前記解除部材73を下方
に押出し、連結板74を矢印cの方向に軸72の回りを回動
し、さらにラチェット爪40を矢印dの方向に回動する
と、該ラチェット爪70によるラチェット車64への係止が
解除される。
その後、後に詳述する前記第1駆動機構Xによりローラ
67を介して前記ラック66を上昇してピニオン65を矢印e
と反対の方向に回動すれば、前記昇降部材59が自重によ
り下降する。
これに伴って、前記摺動部材80が前記第1係止手段10
と同様に前記最大点HからMを経て最下点Lまで下降す
る。
さらに、該部材30の一端に連結された前記第2プラン
ジャーロッド13の先頭部13aは該摺動部材80とともに下
降して、空缶1内に挿入さて、該空缶1内で変位量Dだ
け矢印B方向に横動しながら下降して空缶1の中程より
やや深めに移動する。
さらに、該係止手段11を前記駆動ベルト15によって矢
印Bの方向に移動させると、該先頭部13aが、空缶1の
内壁に当接しつつ、該缶1を矢印Bの方向に押送する。
その後、該空缶1を所定位置まで搬送して該係止手段
11を停止させ、前記ラック66をカムローラ67を介して詳
述する前記第2駆動機構Yにより上昇して、ピニオン65
及び回動軸63を介してリンク62を矢印eの方向に回動す
る。
これに伴って、前記昇降部材59がチェーン61及び連結
部材60を介して上昇するとともに、摺動部材80が前記最
下点LからMを経て最上点Hまで上昇する。
従って、第2プランジャーロッド13の先頭部13aは前
記摺動部材80とともに空缶1内で変位量Dだけ矢印Bと
反対方向に横動しながら上昇して、該空缶1から出脱す
る。
次に、前記第1及び第2駆動機構X及びYについて図
面を用いて説明する。
まず第1図において、前記第2係止手段11は該第1駆
動機構Xの存する位置でプランジャーロッド13を該機構
Xにより前記ローラ67及びラック66を介して下降してコ
ンベア2で搬送させる空缶1を係止し、矢印Bの方向に
駆動ベルト15によって移動して、前記第1係止手段10と
の間に滞留された空缶1群をパレット側の第2駆動機構
Yの存する位置まで一括移送する。
その後、該係止手段11はプランジャーロッド13を該駆
動機構Yにより前記の如く上昇して前記駆動ベルト15に
よって前記第1駆動機構Xの存する位置まで戻される。
以下、上記の操作が繰り返されて前記パレット16毎に
空缶1が整列移送される。
次に第9図及び第10図に従って、前記第1駆動機構X
の構成及び動作をさらに詳説する。
第9図は前記第2係止手段11と該第1駆動機構Xの係
合状態の側面図を示し、第10図は該機構Xの正面図を示
す。
該機構Xは前記搬送ラインの所定位置に固定された取
着板83と、該取着板83にL字状の連結板84及び85を介し
てそれぞれ螺着された第1シリンダ86及び第2シリンダ
87と、該第1シリンダ86の下端に螺着され、前記第2係
止手段11側に延出して前記解除部材73を押圧押圧部材88
と、該第2シリンダ87の上端に取着され、前記ローラ67
を案内する案内溝89aを有する昇降板89とで構成されて
いる。
さらに、該取着板83には前記第2シリンダ87の両側に
案内部材90,91あ設けられ、該案内部材90,91にはそれぞ
れ上下方向に摺動自在の案内杆92,93が貫装されてい
る。
また、前記昇降板89は前記第2シリンダ87の上端に螺
着されているとともに、該案内杆90,90の上端にも螺着
されて支持されている。
該昇降板89に設けられている案内溝89aは、第2係止
手段11の前記搬送方向(矢印B)に広がる開口部89bを
端部に有し、第2係止手段11が該駆動機構Xの位置とな
る時に、該手段11のローラ67が該機構の案内溝89aに嵌
入されるように構成されている。
さらに、第10図示の昇降板89の上方には前記第2シリ
ンダ87によって押し上げられる該昇降板89の上端位置を
設定するために、予め位置決めピン94が前記連結板84を
介して取着板83に取着されている。
従って機構Xによれば、該第2係止手段11が前記駆動
機構Yから駆動機構Xの位置に復帰されると、前記案内
溝89aに前記摺動装置80が最上点Hとなる位置のローラ6
7が該開口部89bを介して嵌入する。
その後、前記第1シリンダ86が作動して前記押圧部材
88が下降して前記解除部材73を押圧下降し、前記の如く
ラチェット爪70のラチェット64への係止が解除される。
続いて、前記第2シリンダ87が作動して昇降板89が上
昇し、該昇降板89ととも、前記案内溝89aに嵌入したロ
ーラ67が上昇する。
これに伴って、前記移送部材66が上昇すると、前記し
たように第2係止手段11リンク62、チェーン61、及び連
結部材60を介して、前記昇降部材59が自重によって下降
するとともにプランジャーロッド13も下降する。
このようにして、該係止手段11のプランジャーロッド
13は該駆動機構Xの位置において、該機構Xにより前記
の如く下降移動して前記空缶1内に挿入される。
次に第11図及び第12図に従って、前記第2駆動機構Y
の構成及び作動をさらに詳説する。
第11図は前記第2係止手段11と該第2駆動機構Yの係
合状態の側面図を示し、第12図は該機構Yの正面図を示
す。
該機構Yは、前記第1図示のように空缶の搬送ライン
の所定位置に固定された取着板95と、該取着板95にL字
状の連結板96を介して螺着されたシリンダ97と、該シリ
ンダ97の下端に螺着され、搬送方向と略平行に設けられ
た案内溝98aを有する昇降板98とで構成されている。
さらに、該取着板95には前記シリンダ97の両側に案内
部材99,100が設けられ、該案内部材99,100にはそれぞれ
上下方向に摺動自在の案内杆101,102が貫装されてい
る。
また、前記昇降板98は前記シリンダ97の下端に螺着さ
れているとともに、該案内杆101,102の下端にも螺着さ
れて支持されている。
該昇降板98に設けられている案内溝98aは、第2係止
手段11の前記搬送方向(矢印B)と反対方向に広がる開
口部98bを端部に有し、前記第1図で説明した該手段11
の前記機構Xから該機構Yの位置への移動字に、該手段
11における前記機構Xで下降されたローラ67が該機構Y
の案内溝98aに嵌入されるように構成されている。
さらに、第12図示の省略板98の下方に前記シリンダ97
によって押し下げられる該昇降板98の下端位置を設定す
るために位置決めピン103が予め取着板95に取着されて
いる。
従って該機構Yによれば、該第2係止手段11が前記駆
動機構Xから該駆動機構Yの位置に移動すると、前記案
内溝98aにローラ67が該開口部98bを介して嵌入する。
その後、前記シリンダ97が作動して昇降板98が下降
し、該昇降板98とともに前記案内溝98aに嵌入したロー
ラ67が下降する。
これに伴って、前記移動部材66が下降すると、前記し
たように第2係止手段11のリンク62、チェーン61、及び
連結部材60を介して、前記昇降部材59が上昇するととも
にプランジャーロッド13も上昇する。
このようにして、該係止手段11のプランジャーロッド
13は該駆動機構Yの位置において、該機構Yにより前記
の如く上昇移動する。
次に第13図乃至第22図によって、前記実施例の作動を
さらに詳説する。
まず第13図及び第14図示のように搬送コンベア2によ
って空缶1を連続して整列搬送供給する。
次いで、前記パレットの近くの所定位置X′に配置し
た第1係止手段10により該搬送コンベア2の下流端に存
する空缶1を前記プランジャーロッド12を前記の要領で
下降して係止する。
このとき、第2係止手段11は前記所定位置である第1
駆動機構Xの設置位置にあり、前記プランジャーロッド
13は上昇されているので、該ロッド13の下方を前記コン
ベア2によって空缶1が搬送されて通過することができ
る。
その後、該第1係止手段10と前記第2係止手段11との
間の前記所定領域に、前記パレット16上に載置する数量
よりも多く設定された所定数量の空缶1を滞留する。
該所定領域に該所定数量の空缶1の滞留を光センサS
で確認後、第15図及び第16図示のように前記第2係止手
段11が駆動機構Xにより前記プランジャーロッド13を前
記の要領で下降して該滞留された空缶1の前記領域の上
流端に存する空缶1が係止するとともに前記第1係止手
段10がシリンダ36によりプランジャーロッド12を上昇し
て前記下流端に存する空缶1の係止を解除する。
該プランジャーロッド12及び13の作動の完了後、約0.
2秒後に第17図及び第18図示のように第2停止手段11を
前記駆動ベルト15及びモータ15cによって前記Yの位置
に移動するとともに第1係止手段10をY′の位置に前記
シリンダ14によって移動する。
この結果、前記滞留された空缶1は前記パレット16側
に一括移送される。
該第1係止手段10及び第2係止手段11は前記の如くそ
れぞれ所定距離を移動した後それぞれ所定距離を遺贈し
た後、それぞれ所定位置に配設された、図示しないリミ
ットスイッチにより検知されて停止する。
該係止手段10,11の停止後、約0.5秒して、第19図及び
第20図示のように両プランジャーロッド12及び13がそれ
ぞれ下降及び上昇する。
この両プランジャーロッド12及び13の作動時にも前記
と同様に、コンベア2による空缶1の搬送が停止され
る。
従って、該プランジャーロッド12は前記コンベア2と
パレット16との境界域に存する空缶1を係止することが
できる。
該ロッド12,13の作動完了後、さらに約0.5秒後に第21
図及び第22図示のように前記第1係止手段10及び第2係
止手段11は、それぞれシリンダ14及び前記モータ15c、
ベルトコンベア15で移動され、図示しないリミットスイ
ッチにより制御されて、もとの所定位置X′及びXにも
どされる。
これと同時に、コンベア2による空缶1の搬送が再開
される。
さらに、前記移送された空缶1の内、パレット16に載
置しない、前記コンベア2とパレット16との境界域と、
該境界域よりも上流側とに残存する空缶1が第1係止手
段10により前記所定領域に滞留される空缶1の一部とし
てひきもどされる。
次いで、前記パレット16が図示しないリフタにより一
段分下降され、図示しないセパレートシートが該パレッ
ト16上の整列移送された空缶1に載置される。
その後、前記と同様の作動が繰り返されて空缶1を整
列載置したパレット16が段積みされる。
従って前記実施例によれば、第1係止手段10はプラン
ジャーロッド12を下降して、コンベア2によりパレット
16側に搬送される空缶1を係止し、所定領域に滞留させ
ることができる。
また、第2係止手段11は該所定領域に所定数の空缶1
が滞留するとプランジャーロッド13を下降して前記滞留
した空缶1群の上流端の空缶1を係止して該中缶1群を
第2移送手段15によりパレット16側に一括移送できる。
さらに、前記第1係止手段10は前記第2係止手段11に
よる縁切空缶群の移送時に、プランジャーロッド12を上
昇させたままともにパレット16側に第1移送手段14によ
り移動して、該プランジャーロッド12により移送された
空缶群のコンベア2とパレット16との境界域に存する空
缶1を軽視し、該空缶群のうちパレット16に載置しない
空缶を前記所定領域に引戻すことができ、これによって
次段のパレットに載置する為の空缶1の滞留時間を従来
に比して短縮することができる。
また、前記プランジャーロッド12,13はそれぞれ、空
缶1の搬送方向と反対側に前記所定の変位量Dだけ空缶
1内で横動しながら上昇でき、該ロッド12,13の先頭部1
2a,13aはそれぞれ搬送後の空缶1の内壁への当接位置か
ら、中心軸が該空缶1の中心軸と略重なる位置に移動し
ながら該空缶1から出脱できるので、特にネックイン缶
の移送に好適である。
(効 果) 従って、本発明の第1発明の前記移送方法によれば、
パレット側に連続して搬送する空缶を、前記所定領域に
所定数量滞留し、該滞留した空缶をパレット側に一括移
送し、かつ該移送された空缶の内、該パレットに載置し
ない空缶を前記領域に返送することにより、該領域に連
続して搬送される空缶と共に次段のパレット上に移送す
る空缶群を滞留することができるので、該滞留時間を従
来に比して短縮でき、迅速に空缶をパレット上に整列移
送することのできる空缶パレタイザにおける空缶の移送
方法を提供することができる。
さらに本発明の第2発明の移送装置によれば、前記第
1係止手段は前記第1係止部材により前記所定領域に所
定数の空缶群を滞留することができ、また前記第2係止
手段は前記第2係止部材と、第2移動手段と第2移送手
段により該滞留した空缶をパレット側に一括移送でき、
さらに該第1係止手段が第1係止部材と、第1移動手段
と第1移送手段により該一括移送された空缶のうち、前
記パレットに載置しない空缶群を該所定領域に返送し
て、次段のパレットに載置する為に該領域に滞留する空
缶群の一部を形成することができるので、該滞留時間を
従来に比して短縮でき、迅速に空缶をパレット上に整列
移送することのできる空缶パレタイザにおける空缶の移
送装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による一実施例の空缶移送装置の側面
図、第2図は前記第1移送装置の平面図、第3図乃至第
5図はそれぞれ第2図示の装置の正面図、裏面図及び側
面図、第6図は前記第2移送装置の平面図、第7図及び
第8図は第6図示の装置の平面図及び正面図、第9図は
前記第1移送装置と第1駆動機構の係合状態を示す側面
図、第10図は第9図示の第1駆動機構の正面図、第11図
は前記第1移送装置と第2駆動機構の係合状態を示す側
面図、第12図は第11図示の第2駆動機構の正面図、第13
図乃至第22図は第1図示の装置の作動を説明する為の説
明的平面図、または側面図、また第23図は従来品の平面
図である。 1……空缶、2……ベルトコンベア 10……第1係止手段、11……第2係止手段 12……第1係止部材、13……第2係止部材 14……第1移動手段及び第1移送手段 15……第2移動手段及び第2移送手段 16……パレット
フロントページの続き (72)発明者 堀越 功悦 埼玉県北葛飾郡庄和町大字西金野井1759 ―38 (72)発明者 射羽 功 群馬県館林市美園町23―13 (72)発明者 中川 信彦 埼玉県春日部市増富158 とよはる台サ ンハイツA―306

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送ライン上で整列搬送される複数の空缶
    を該搬送ラインの下流端に配設したパレット上に一括移
    送する空缶パレタイザにおける空缶の移送方法におい
    て、該搬送ラインに連続に空缶を搬送供給して、該ライ
    ンの前記パレットに近い領域に該パレット上に載置する
    数量よりも多く設定された所定数量の空缶を滞留させ、
    次いで滞留した空缶をパレット側に一括移送し、その後
    該移送された空缶の内、パレット上に載置しない空缶を
    前記領域に返送し、該返送された空缶と上流側から搬送
    される空缶とで前記所定数量の空缶を再び該領域に滞留
    させることを特徴とする空缶パレタイザにおける空缶の
    移送方法。
  2. 【請求項2】搬送ライン上で整列搬送される複数の空缶
    を該搬送ラインの下流端に配設したパレット上に一括移
    送する空缶パレタイザにおける空缶の移送装置におい
    て、連続して空缶を所定速度で搬送供給するコンベア
    と、前記パレットの近くの所定位置に配置され、昇降自
    在の第1係止部材により前記コンベアの下流端に存する
    空缶を係止する第1係止手段と、前記第1係止手段によ
    り前記空缶が係止されて前記パレット上に載置する数量
    よりも多く設定された所定数量の空缶群が前記コンベア
    における該第1係止手段の上流側の所定領域に滞留され
    た時に、該空缶群の該所定領域の上流端に存する空缶を
    昇降自在の第2係止部材により係止する所定位置に配置
    された第2係止手段と、該第2係止手段による前記空缶
    の係止が完了し、続いて前記第1係止手段による前記空
    缶群の下流端の空缶の軽視が解除された時に、空缶を係
    止したまま第2係止手段を下流側の所定位置に移動して
    該空缶群をパレット上に移送する第2移送手段と、第2
    係止手段が移動する時に、前記第1係止手段を前記コン
    ベアとパレットの境界域の近傍に移動する第1移動手段
    と、該第2移送手段による該空缶群の移送が終了し、続
    いて前記第1係止手段が前記コンベアとパレットの境界
    域に存する空缶を前記第1係止部材によって係止し、さ
    らに前記第2係止手段による前記空缶の係止が解除され
    た時に、該第2係止手段を前記所定位置に移動する第2
    移動手段と、前記境界域に存する空缶を係止したまま該
    第1係止手段を前記所定位置に移動する第1移送手段と
    から成ることを特徴とする空缶パレタイザにおける空缶
    の移送装置
  3. 【請求項3】前記第2係止手段が前記コンベアにおける
    該第2係止手段の前記上流側の所定位置に設置された前
    記第2係止部材を下降する駆動機構と、前記下流側の所
    定位置に設置された該第2係止部材を上昇する他の駆動
    機構とを有することを特徴とする特許請求の範囲第2項
    記載の空缶パレタイザにおける空缶の移送装置
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