JP2944844B2 - コンテナ移載装置 - Google Patents

コンテナ移載装置

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JP2944844B2
JP2944844B2 JP8950593A JP8950593A JP2944844B2 JP 2944844 B2 JP2944844 B2 JP 2944844B2 JP 8950593 A JP8950593 A JP 8950593A JP 8950593 A JP8950593 A JP 8950593A JP 2944844 B2 JP2944844 B2 JP 2944844B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は食品工場等において、製
品その他を取り扱うために使用するプラスチック成形コ
ンテナを、スタッカーで積み重ねてスタック単位とした
ものを1スタックずつ台車に移し載せ、以後の搬送やス
タックに省力、省人、計数管理等の便宜を提供するため
のコンテナ移載装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来一般的にはスタッカー(コンテナ積
重ね装置)でコンテナを積み重ねるとき、1枚ずつ積み
重ねる動作を受け持つ昇降テーブルを使用しているが、
その動作機構(シリンダなど)をテーブルの下部に組み
込むためと、洗浄機、自動製品箱詰装置等上流の機械の
搬送高さの関係で、コンテナの進入路の搬送面が床上6
00mm程度又はそれ以上になるのが普通である。一方
スタックを受け入れる台車は元来が床の上を走行するも
のであるため、移載作業を終了したときの最下段のコン
テナの底面はせいぜい、床上100mm以下である。即
ち、スタッカー出口から移載完了までの間に差引500
mm以上の落差を吸収しなければならない。このためス
タッカーの出口に昇降装置を接続してスタックを台車の
受け取り面まで下降させ、プッシャによって台車に押し
込む方式が広く採用されている。またシステム全体とし
て眺めると、占有床面積を必要とするのがスタッカー、
昇降装置、移載部、台車ストック、供給装置の4者の合
計となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記従来
装置は移載時にスタックを横から押して台車に載せるの
で、台車は四辺の縁のうち一辺を下向きにして、所謂チ
リトリ型にする必要がある。そのため取り扱い上はコン
テナスタックを運搬する際に台車の開いた方向に押す
と、コンテナスタックが台車からこぼれ落ち、甚だしい
ときには転倒して中の製品を駄目にする等の問題があっ
た。本発明は前記従来の問題を解決しようとするもの
で、作業員の数を減らすと共に、占有床面積を減少さ
せ、かつ台車取り扱い上の方向性の減少を図り、構造を
簡易化して導入コストを引き下げようとするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、スタ
ッカーで積み重ねたコンテナのスタックを1スタックず
つ移載コンベヤ上に受け入れ、台車に移し載せるコンテ
ナ移載装置において、前記移載コンベヤの入口部両側に
夫々エレベータを配設すると共に、該エレベータの夫々
の内側に待機位置から持上位置及び下降位置間を昇降可
能な上下フレームを支架し、該上下フレームの夫々内側
に、コンテナのスタックを保持する閉位置と保持しない
開位置間を開閉自在な保持爪を有する一対のコンテナ支
えアームを設け、かつ前記コンテナの進行方向と直交す
る外側方向に前記移載コンベヤを退避するよう移動させ
る駆動機構を備え、該移載コンベヤ真下の台車搬送コン
ベヤ上に搬入された台車に、前記移載コンベヤの退避
後、前記コンテナ支えアームの保持爪からコンテナスタ
ックを移載するようにしてなるもので、これを課題解決
のための手段とするものである。また本発明は、スタッ
カーで積み重ねたコンテナのスタックを1スタックずつ
移載コンベヤ上に受け入れ、台車に移し載せるコンテナ
移載装置において、該移載コンベヤは入口側のコンテナ
進入方向と直交する方向に配設された軸を中心にして下
方向に90°回動して退避可能であり、前記移載コンベ
ヤの片側に設けられたエレベータに沿い、該移載コンベ
ヤ上側の待機位置と下側の下降端との間を昇降可能な上
下フレームを設け、該上下フレームは水平位置と退避位
置間を揺動する一対のコンテナ支えアームを片持式に支
持すると共に、該コンテナ支えアームの夫々には移載コ
ンベヤ上のコンテナスタックの前後側面を保持する保持
爪を備え、該保持爪で保持されたコンテナスタックを、
前記移載コンベヤの退避後前記移載コンベヤ真下の台車
搬送コンベヤ上に搬入された台車に移載するようにして
なるもので、これを課題解決のための手段とするもので
ある。更に本発明は、コンテナ搬送用コンベヤに続き、
同一レベルで両側に設けられたスタッカーコンベヤの両
側面に昇降するスタック爪を設け、該スタック爪が昇降
することによってコンテナをスタックすると共に、前記
スタッカーコンベヤはコンテナの進行方向と直交する方
向に延びる軸を中心にして下方向に90°回動して退避
可能であり、かつ該スタッカーコンベヤの回動後、コン
テナスタックを保持した状態の前記スタック爪を最下端
位置まで下降させる昇降機構を設け、スタッカーコンベ
ヤ真下のプラットホームに搬入された台車に、前記スタ
ッカーコンベヤの退避後前記スタック爪に保持されたコ
ンテナスタックを移載するようにしてなるもので、これ
を課題解決のための手段とするものである。
【0005】
【作用】移載コンベヤ上にコンテナスタックが来て停止
すると、コンテナ保持爪が最下段のコンテナを持ち上
げ、最下段コンテナの底面と移載コンベヤの搬送面の間
に僅かに隙間ができる。その後移載コンベヤはコンテナ
の進行方向と直角方向の側方に退避する。そして上下フ
レームが下降して下降端に達すると、コンテナスタック
は台車に移載される。また請求項2の本発明では、コン
テナスタックが移載コンベヤの終端に来たことが確認さ
れると、コンテナ支えアームは待避位置から水平位置に
復帰し、コンテナスタックは両側をコンテナ保持爪で保
持される。ここで移載コンベヤは90°下方向に回動し
て待避位置に来る。次いで上下フレームが下降すること
により、コンテナ保持爪に保持されたコンテナスタック
は、待機している空の台車の上に移載される。本発明に
よれば、1スタックを受け入れ、下降して落差を吸収す
る動作と、スタックを台車に移し載せる動作とが複合し
て行なわれるので、装置全体の構成が合理化されて占有
床面積が従来技術による場合よりも節約される。またコ
ンテナスタックを上から台車の上に降ろすため、台車に
無理な力が作用せず、かつ台車の一方の壁の切欠きもな
く、運搬作業上の不合理もない。更に台車の搬送に単純
なベルトコンベヤを使用するので、空の台車の供給を受
け持つ作業員が他の仕事を無理なく掛け持ちすることが
可能となり、総体的に見て省人の効果がある。
【0006】請求項3の発明において、コンテナ搬送コ
ンベヤ上を送られて来たコンテナは、スタッカーコンベ
ヤに進入し、コンテナの先端が開閉式コンテナストッパ
に到達すると、スタッカーコンベヤは停止し、この時ス
タック爪が待機位置mで待機している。次にスタック爪
がスタック位置nに到着して一旦停止する。この下降行
程の途中でスタック爪はコンテナの縁に接触し、回動し
て外側に逃げ、スタック爪用保持板が下降を続け、やが
てコンテナの縁に沿って外側に逃げると共に、スタック
爪はnの位置よりmの位置に復帰し、次に2番目のコン
テナが進入し、最初のコンテナが2番目のコンテナの上
に積み重ねられて、スタック爪は外方に逃げ、コンテナ
スタックを台車の上に移載する。また本発明において
は、コンテナをスタックする動作と、このスタックを台
車に移載する動作とが、同一平面上で行なわれるので、
占有面積は最小となり、構造的にも大幅に簡易化され
る。またスタック爪にエアシリンダ(図示せず)を付加
して外側に強制的に逃すことを可能にすることによっ
て、台車の上に載ったコンテナスタックを1枚ずつ外し
て排出するアンスタッカーを構成することが可能であ
る。
【0007】
【実施例】以下本発明を図面の実施例について説明する
と、図1〜図10は本発明の実施例を示す。先ず図1〜
図3は本発明によるコンテナ移載装置の第1実施例を示
すもので、主な構成は、本体フレーム1、エレベータ
2、上下フレーム3、渡りコンベヤ5、移載コンベヤ
6、コンテナ支えアーム7、コンテナ保持爪11、台車
押出しプッシャ16、開閉式台車ガイド18、台車搬送
コンベヤ21、出口シュート23等である。さて図1に
おいて左方からプラスチックコンテナ100がコンテナ
搬送コンベヤ101上を1枚ずつスタッカー102に向
かって進行して来る。そしてスタッカー入口ストッパ1
03によって1枚が送り込まれ、昇降テーブル104と
スタック爪(図示せず)の相関動作によるスタック動作
1回終了毎に、1枚ずつ積み上げられて行く。図1では
コンテナ100を4枚積んで1スタックとする場合を例
として図示している。
【0008】スタッカー102を出た1スタックの通路
順に渡りコンベヤ5があり、これはコンベヤの底面両サ
イドを受けるように幅の狭いものが、進行方向の左右両
側に計2個本体フレーム1に固定してある。これに続い
て移載コンベヤ6が同様に左右両側に計2個設置してあ
る。但し、このコンベヤ6は進行方向に対して直角方向
に逃がすことが出来るように、本体フレーム1に取付け
られたスライドベアリング14で保持された各2本のス
ライド軸15を有し、移載コンベヤ待避シリンダ13に
より左右に逃すことが出来るようになっている。またコ
ンベヤ6の先端部には、コンテナ100の落下防止のス
トッパ25が設けてある。更にコンベヤ6の先端部手前
の位置にコンテナ100の到達を遮光によって確認する
光電スイッチ10を本体フレーム1上に装着してある。
【0009】本体フレーム1はエレベータ2と一体構造
となっていて、このエレベータ2は上下フレーム3を、
これに取付けられた案内ローラ4を案内にして昇降させ
るようになっており、上下フレーム3は駆動部20によ
りスプロケット8、チェン24、連結金具9を通して昇
降する。また上下フレーム3には、コンテナ100を保
持する一対のコンテナ支えアーム7のベアリング26が
固着されている。コンテナ支えアーム7は、その先端に
2個で1組の保持爪11を固着した上でベアリング26
に回動自在に嵌入され、保持爪開閉シリンダ12によっ
て約90°の範囲で開と閉の2位置を取ることが出来る
ようになっている。上下フレーム3はエレベータ2の動
作を、リミットスイッチ(図示せず)によって制御する
ことにより、待機位置a、持上位置b、下降位置cの3
通りの位置を取ることが出来るようになっている。
【0010】またコンテナスタックを受け取るための台
車Bを供給する台車搬送コンベヤ21が、移載コンベヤ
6の直下にコンテナ100の進行方向に直角に走行する
ように床上に配置されている。この台車搬送コンベヤ2
1の形式はベルトコンベヤで、移載動作を行なう位置に
は位置決め用のリミットスイッチを有するストッパ(図
示せず)、台車Bが脇に逃げないように押える開閉式台
車ガイド18、移載動作中に次の台車を押えるストッパ
(図示せず)を装備している。また台車搬送コンベヤ2
1は、原則的には駆動部22によって常時連続運転をし
ていて、入口端で人手によって空の台車を載せるものと
する。台車Bには自在車が4個取付けられているので、
台車ストッパ(図示せず)によって押えられている間ベ
ルトが走行しても台車の自在車が空転するので、アキュ
ーム時のラインプレッシャが高くなる心配はない。また
本体フレーム1の入口側底部には、台車押出しプッシャ
16が台車押出しプッシャシリンダ17と共に装着され
ている。このプッシャ16は、移載動作を終了した実台
車を出口シュート23に乗り移るまで押し出す作用をす
る。
【0011】次に以上の如く構成された図1〜図3の実
施例について作用を説明する。スタッカー102を出た
コンテナ100の1スタックは、渡りコンベヤ5を経て
移載コンベヤ6の終端に到達すると、ワーク確認光電ス
イッチ10によって確認信号を出し、移載コンベヤ6が
停止して図1の中のプラスチックコンテナ100の1ス
タックAが移載コンベヤ6に載った状態となる。そして
エレベータ2によって昇降動作をする上下フレーム3、
コンテナ支えアーム7、コンテナ保持爪11が夫々待機
位置a,d,fにあって、前述の1スタックAの到着を
待っている。コンテナスタックAが光電スイッチ10を
遮光して移載コンベヤ6が停止した後、上下フレーム3
がエレベータ2の動作によって少し上昇し、持上位置b
に来て一時停止する。このときコンテナ保持爪11は、
1スタックAの最下段コンテナを持ち上げる。その結
果、最下段コンテナの底面は移載コンベヤ6の搬送面か
ら僅かに浮き上がった状態となり、このコンベヤ6とは
縁が切れる。ここで移載コンベヤ6は、移載コンベヤ待
避シリンダ13のロッドが引っ込むことによって待避位
置まで逃げてhの位置に来る。
【0012】次に上下フレーム3が持上位置bから下降
し始めて下降端cに達すると、そこに待機している空の
台車Bの上に1スタックAが載せられる。それからコン
テナ保持爪開閉シリンダ12のロッドが引っ込み、コン
テナ保持爪11が開位置gの状態となる。このとき台車
BはスタックAを移載完了しているので、開閉式台車ガ
イド18は開となり、台車押出しプッシャ16は前進し
てコンテナスタックを載置した台車Bは出口シュート2
3の上まで押し出されて排出される。押出しプッシャ1
6が前進端に達すると、該プッシャ16は図示しないリ
ミットスイッチの作用で後退して元の位置に戻り、後退
端のリミットスイッチにより開閉式台車ガイド18が閉
じて次の台車が送り込まれる。同時に上下フレーム3が
下降端cから上昇して当初の待機位置aに復帰し、コン
テナ保持爪11が閉位置fに戻って次のスタックの進入
を待つ。これでコンテナスタックAの進入から台車Bの
排出に至る一連の動作が終了するが、図4にこの動作の
フローチャートを示す。なお、図中4は案内ローラ、1
9は移載コンベヤ駆動部である。
【0013】次に図5〜図7は本発明の第2実施例を示
す。この実施例は基本的には図1〜図3の第1実施例と
同様であるが、相違する点について以下に述べる。スタ
ッカーを出た1スタックの通路順に、移載コンベヤ6’
がある。この移載コンベヤ6’は渡りコンベヤを兼ねた
一体構造のライブローラコンベヤで、前進端にストッパ
34とワーク確認光電スイッチ10を装着してある。ま
た移載コンベヤ6’は、待避の方式が片ヒンジの90°
回転方式となっているところが前記第1実施例とは異な
る。またエレベータ2に上下フレーム30が組み合わせ
てあるが、構成としては第1実施例とは向きが90°異
なる。また上下フレーム30にはコンテナ支えアーム3
1,32が、夫々コンテナ支えアームベアリング36,
37を介して、コンテナ支えアーム軸35に回動自在に
取付けてある。このアーム軸35は上下フレーム30に
固着されたブラケット38,39に取付けられている。
これはコンテナ支えアーム31,32を待避させるとき
に、コンテナ支えアーム待避シリンダ33によって約8
0°の範囲で回転させるためである。但し、待避シリン
ダ33は2個あって、コンテナ支えアーム31と32を
夫々独立に待避させる構成になっている。このうちコン
テナ支えアーム31にはコンテナ保持爪27が固着して
あり、コンテナ支えアーム32には押戻式コンテナ保持
爪28が、コンテナ保持爪シリンダ29を介して取付け
てある。なお、これ等のコンテナ保持手段が上下フレー
ムの昇降に伴って夫々の位置(待機、上昇持ち上げ、下
降端)を取ることは第1実施例と同様である。
【0014】次に以上の如く構成された図5〜図7の実
施例について作用を説明する。スタッカー102を出た
コンテナ100の1スタックは、移載コンベヤ6’の終
端に到達するとワーク確認光電スイッチ10によって確
認信号を出し、移載コンベヤ6’が停止し、このコンベ
ヤの終端に位置して止まる。このとき上下フレーム30
は待機位置にあり、コンテナ支えアーム31,32は待
避位置iにある。そしてコンテナスタックAが移載コン
ベヤ6’の終端に来たことを確認すると、コンテナ支え
アーム31,32は待避位置iからコンテナ支えアーム
待避シリンダ33の作用によって水平位置に復帰し、次
いで押戻式コンテナ保持爪28が、コンテナ保持爪シリ
ンダ29の動作によってコンテナスタックをコンテナ保
持爪27に接する位置まで押し戻す。ここで移載コンベ
ヤ6’は、移載コンベヤ待避シリンダ13の作用によっ
て90°回転して待避位置jに来る。このときコンテナ
スタックは、保持爪27,28により保持されている。
【0015】それから上下フレーム30が下降して、下
降端kに来て停止する。この状態でコンテナスタックは
待機している空の台車Bの上に乗っている。ここで押戻
式コンテナ保持爪28が、コンテナ保持爪シリンダ29
の後退動作によって後退してから、押戻付コンテナ支え
アーム32がコンテナ支えアーム待避シリンダ33の動
作により待避位置iに復帰する。次に台車押出しプッシ
ャ16が台車押出しプッシャシリンダ17の前進動作に
よってコンテナスタックを載せた実台車を出口シュート
23の上に押し出した後、後退復帰する。この間にコン
テナ保持爪27はコンテナスタックとは縁が切れるの
で、コンテナ支えアーム31がコンテナ支えアーム待避
シリンダ33の動作により待避位置に復帰する。同時に
上下フレーム30はエレベータ2によって待機位置まで
上昇、復帰し、移載コンベヤ6’も旋回復帰する。
【0016】次に図8〜図10は本発明の第3実施例を
示す。この第3実施例はスタック動作と台車Bに移載す
る動作を同一原理で行ない、従来のスタッカーの占有面
積と同等の床面積の中に移載装置をも包含し、構造も簡
易化するものである。図8〜図10においてスタッカー
入口コンベヤ52は、スタッカーフレーム51の中に組
み込まれている渡りローラコンベヤ53、スタッカーコ
ンベヤ54へと接続されている。またスタッカーコンベ
ヤ54の先端には開閉式コンテナストッパ55があり、
その少し手前にはスタッカーフレーム51に固着された
コンテナ到着確認用の光電スイッチ10がある。更にス
タッカーコンベヤ54はその入口寄りに、このコンベヤ
フレームに固着され、スタッカーフレーム51に固定さ
れたベアリングで保持されている延長軸56によって傾
動可能に支持されている。一方スタッカーコンベヤ54
の両外側には、スタック爪66、スタック昇降案内ベア
リング63、スタック爪支えベアリングブラケット6
4、スタック爪軸65を具備した一対のスタック爪保持
板61が、昇降用チェン71の一端に吊下げ保持され、
昇降案内62によって上下に昇降する機構となってい
る。昇降チェン71はブレーキ付ギヤードモータ78の
動作により、駆動チェン77、駆動スプロケット75
(中間軸側)、中間軸73、昇降用スプロケット74、
昇降用スプロケット(ベアリング内蔵)70を介して上
下に運動することが出来る。スタッカーコンベヤ54の
真下の最下部には、空の台車を待機させるプラットホー
ム84が固着され、シュート85がプラットホーム84
に接続固定されている。
【0017】次に以上の如く構成された図8〜図10の
実施例について作用を説明すると、スタッカー入口コン
ベヤ52上を送られて来たコンテナ100はスタッカー
入口ストッパ(図示せず)によって1枚ずつ、渡りロー
ラコンベヤ53を経てスタッカーコンベヤ54に進入
し、光電スイッチ10を遮光してコンテナ100の先端
が開閉式コンテナストッパ55に到達すると、スタッカ
ーコンベヤ54は停止する。このときスタッカーコンベ
ヤ54の両外側に設けられた一対のスタック爪保持板6
1に具備されたスタック爪66が、待機位置mで待機し
ている。次に昇降チェン71が下降してスタック爪66
がスタック位置nに到達して、一旦停止する。この下降
行程の途中でスタック爪66はコンテナの縁に接触し、
スタック爪リターンスプリング(図示せず)の力に抵抗
して、スタック爪軸65の回りで回動しながら爪の先端
がコンテナの縁に沿って外側に逃げ、スタック爪保持板
61が下降を続けるのに従ってコンテナから外れ、前記
リターンスプリングの作用でスタック爪ストッパ67に
当る位置まで戻ってスタック位置nにおける状態とな
る。従ってスタック爪保持板61には、リターンスプリ
ングの力に打克って昇降チェン71に有害なタルミを生
じさせないだけの重量を与えておくことは勿論である。
また昇降チェン71の反対端にウエイト79を吊下げ取
付けてあるのは、スタック爪保持板61の重量をバラン
スさせ、昇降動作を円滑にさせるためである。
【0018】次いでブレーキ付ギヤードモータ78が逆
回転することにより、昇降チェン71が上昇行程に入
り、スタック爪保持板61、従ってスタック爪66は待
機位置mに戻る。なお、スタック爪66は、nの位置か
ら少し上昇するとコンテナの底面を支えるので、そのま
まmの位置に復帰すると、最初のコンテナを支えた状態
でmの位置で待機することになる。次に2番目のコンテ
ナ100が進入、停止して前述の動作を反復する過程
で、スタック爪66とコンテナ100の相関関係を見る
と、スタック爪66が2番目のコンテナの縁に接触し、
該爪66の先端が外側に逃げ始めると、最初のコンテナ
100の底面から外れ勝手となる。最初のコンテナの底
面が2番目のコンテナの上縁に極く接近したところでス
タック爪66の先端が縁から完全に逃げ、同時に最初の
コンテナが2番目のコンテナの上に積み重ねられる。こ
のときには2個のコンテナの重量は、スタッカーコンベ
ヤ54によって支えられている。更にスタック爪66が
下降を続け、スタック位置nに到達して停止しても、前
述の2個のコンテナは依然としてスタッカーコンベヤ5
4の上でスタックされた状態で停止している。
【0019】次にスタック爪66がmの位置まで上昇す
る過程で、前記2個のコンテナを支えながら持ち上げ、
その時点でスタッカーコンベヤ54は空となり3番目の
コンテナの進入を待つ。以上の動作を反復して所定の枚
数のコンテナ100をスタックしたら、スタッカー入口
ストッパで後続のコンテナの進入を阻止し、スタッカー
コンベヤ54が空となったことを光電スイッチ10で確
認した時点で、スタッカーコンベヤ54はコンベヤ保持
軸56の回りで、傾動用ブレーキ付ギヤードモータ83
の動作により下方へ90°傾動して待避位置jに来る。
コンテナのスタックを受け取る台車Bは、予め人手によ
りシュート85を経てプラットホーム84の上に押し込
まれ、台車位置決めストッパ86に接したところで停
止、待機する。このとき台車Bは両側に設けた一対の台
車案内87によって完全に位置決めされる。
【0020】次いで昇降チェン71が下降し、それに伴
ってスタック爪保持板61、スタック爪66も下降して
移載位置oに到達して停止する。この過程でスタック爪
66の先端は、台車及び台車案内87の縁に沿って外方
に逃げながら、それまで支えていたコンテナスタックを
台車Bの上に移し載せる。この動作はスタッカーコンベ
ヤ54の上でスタックをする場合と全く同一の方式であ
る。コンテナスタックが台車の上に移載されたことをリ
ミットスイッチ(図示せず)によって確認すると、開閉
式コンテナストッパ55が左右に開き、コンテナスタッ
クを載せた実台車を人手によってシュート85を経て外
部へ取り出す。その後実台車が排出されたことを光電ス
イッチ(図示せず)により確認した上で、スタッカーコ
ンベヤ54が上方へ傾動復帰して次のスタックサイクル
に入る。
【0021】本発明はアンスタックにも利用できるた
め、以下にアンスタック動作を説明する。コンテナスタ
ックを載せた実台車をプラットホーム84上に人手によ
って装入する。このときスタッカーコンベヤ54は待避
位置jにあることは勿論である。次にスタック爪66が
oの位置まで下降してから上昇を始めると、スタック最
下段のコンテナの上縁の下部を支えてスタック全体を持
ち上げ、台車とは切り離す。スタック爪66がmまで上
昇したとき、スタッカーコンベヤ54が上方に傾動復帰
する。次いでスタック爪66がnまで下降すると、スタ
ック全体がスタッカーコンベヤ54の上に載せられる。
ここでスタック爪66がエアシリンダ(図示せず)によ
って強制的に外方に逃げ、最下段コンテナの下部縁と上
部縁及び下から二段目のコンテナの下部縁とをかわした
直後に、スタック位置に復帰する。スタック爪66がそ
のまま上昇を続けると、下から二段目のコンテナの上縁
の下部を支え、mの位置で停止するとスタッカーコンベ
ヤ54の上には最下段のコンテナだけが残される。次い
でスタッカーコンベヤ54が逆転すると、最下段のコン
テナが渡りローラコンベヤ53を経てスタッカー入口コ
ンベヤ52の方に排出される。以後前述の動作を反復す
ると、コンテナが1枚ずつ排出され、アンスタッカーと
して機能する。1スタック全部が排出されたらコンベヤ
54を下方に傾動待避させ、次のスタック台車を装入し
てアンスタックサイクルを再開する。なお、第3実施例
ではチェンによる昇降方式を採用したことや、台車の出
し入れを人手で往復動作としていることから、処理能力
に関しては第1、第2実施例に比べてやや劣るが、設備
コストについては有利である。なお、図中57はコンベ
ヤ駆動用ギヤードモータ、58,59はコンベヤ駆動用
スプロケット、60はコンベヤ駆動チェン、72はピロ
ープロック、76は駆動スプロケット、80,81は傾
動用スプロケット、82は傾動用チェンである。
【0022】
【発明の効果】以上詳細に説明した如く本発明によれ
ば、1スタックを受け入れ、下降して落差を吸収する動
作と、スタックを台車に移し載せる動作とが複合して行
なわれるので、装置全体の構成が合理化されて占有床面
積が従来技術による場合よりも節約される。またコンテ
ナスタックを上から台車の上に降ろすため、台車に無理
な力が作用せず、かつ台車の一方の壁の切欠きもなく、
運搬作業上の不合理もない。更に台車の搬送に単純なベ
ルトコンベヤを使用するので、空の台車の供給を受け持
つ作業員が他の仕事を無理なく掛け持ちすることが可能
となり、総体的に見て省人の効果がある。また本発明の
請求項3の発明によれば、コンテナをスタックする動作
と、このスタックを台車に移載する動作とが、同一平面
上で行なわれるので、占有床面積は最小となり、構造的
にも大幅に簡易化される。またスタック爪にエアシリン
ダ(図示せず)を付加して外側に強制的に逃すことを可
能にすることによって、台車の上に載ったコンテナスタ
ックを1枚ずつ外して排出するアンスタッカーを構成す
ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すコンテナ移載装置の
正面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図1の平面図である。
【図4】第1実施例による動作のフローチャートであ
る。
【図5】本発明の第2実施例を示すコンテナ移載装置の
正面図である。
【図6】図5の側面図である。
【図7】図5の平面図である。
【図8】本発明の第3実施例を示すコンテナ移載装置の
正面図である。
【図9】図8の側面図である。
【図10】図8の平面図である。
【符号の説明】
1 本体フレーム 2 エレベータ 3 上下フレーム 4 案内ローラ 5 渡りコンベヤ 6 移載コンベヤ 7 コンテナ支えアーム 8 スプロケット 10 光電スイッチ 11 コンテナ保持爪 12 コンテナ保持爪開閉シリンダ 13 移載コンベヤ待避シリンダ 14 スライドベアリング 16 台車押出しプッシャ 17 台車押出しプッシャシリンダ 18 開閉式台車ガイド 21 台車搬送コンベヤ 22 台車搬送コンベヤ駆動部 23 出口シュート 24 昇降用チェン 25 ストッパ 26 ベアリング 27 コンテナ保持爪 28 押戻式コンテナ保持爪 29 コンテナ保持爪シリンダ 30 上下フレーム 31 コンテナ支えアーム 32 押戻式コンテナ支えアーム 33 コンテナ支えアーム待避シリンダ 34 ストッパ 35 コンテナ支えアーム軸 36,37 コンテナ支えアームベアリング 38,39 ブラケット 51 スタッカーフレーム 52 スタッカー入口コンベヤ 53 渡りローラコンベヤ 54 スタッカーコンベヤ 55 開閉式コンテナストッパ 56 延長軸 57 コンベヤ駆動用ギヤードモータ 58 コンベヤ駆動用スプロケット 59 コンベヤ駆動用スプロケット 60 コンベヤ駆動チェン 61 スタック爪保持板 62 スタック爪昇降案内 63 スタック爪昇降案内ベアリング 64 スタック爪支えベアリングブラケット 65 スタック爪軸 66 スタック爪 67 スタック爪ストッパ 70 昇降用スプロケット 71 昇降用チェン 72 ピロープロック 73 中間軸 74 昇降用スプロケット 75 駆動スプロケット 76 駆動スプロケット 77 駆動チェン 78 ブレーキ付ギヤードモータ 79 ウエイト 80 傾動用スプロケット 81 傾動用スプロケット 82 傾動用チェン 83 傾動用ブレーキ付ギヤードモータ 84 台車待機プラットホーム 85 シュート 86 台車位置決めストッパ 87 台車案内 100 プラスチックコンテナ 101 コンテナ搬送コンベヤ 102 スタッカー 103 スタッカー入口ストッパ 104 昇降テーブル

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スタッカーで積み重ねたコンテナのスタ
    ックを1スタックずつ移載コンベヤ上に受け入れ、台車
    に移し載せるコンテナ移載装置において、前記移載コン
    ベヤの入口部両側に夫々エレベータを配設すると共に、
    該エレベータの夫々の内側に待機位置から持上位置及び
    下降位置間を昇降可能な上下フレームを支架し、該上下
    フレームの夫々内側に、コンテナのスタックを保持する
    閉位置と保持しない開位置間を開閉自在な保持爪を有す
    る一対のコンテナ支えアームを設け、かつ前記コンテナ
    の進行方向と直交する外側方向に前記移載コンベヤを退
    避するよう移動させる駆動機構を備え、該移載コンベヤ
    真下の台車搬送コンベヤ上に搬入された台車に、前記移
    載コンベヤの退避後、前記コンテナ支えアームの保持爪
    からコンテナスタックを移載することを特徴とするコン
    テナ移載装置。
  2. 【請求項2】 スタッカーで積み重ねたコンテナのスタ
    ックを1スタックずつ移載コンベヤ上に受け入れ、台車
    に移し載せるコンテナ移載装置において、該移載コンベ
    ヤは入口側のコンテナ進入方向と直交する方向に配設さ
    れた軸を中心にして下方向に90°回動して退避可能で
    あり、前記移載コンベヤの片側に設けられたエレベータ
    に沿い、該移載コンベヤ上側の待機位置と下側の下降端
    との間を昇降可能な上下フレームを設け、該上下フレー
    ムは水平位置と退避位置間を揺動する一対のコンテナ支
    えアームを片持式に支持すると共に、該コンテナ支えア
    ームの夫々には移載コンベヤ上のコンテナスタックの前
    後側面を保持する保持爪を備え、該保持爪で保持された
    コンテナスタックを、前記移載コンベヤの退避後前記移
    載コンベヤ真下の台車搬送コンベヤ上に搬入された台車
    に移載することを特徴とするコンテナ移載装置。
  3. 【請求項3】 コンテナ搬送用コンベヤに続き、同一レ
    ベルで両側に設けられたスタッカーコンベヤの両側面に
    昇降するスタック爪を設け、該スタック爪が昇降するこ
    とによってコンテナをスタックすると共に、前記スタッ
    カーコンベヤはコンテナの進行方向と直交する方向に延
    びる軸を中心にして下方向に90°回動して退避可能で
    あり、かつ該スタッカーコンベヤの回動後、コンテナス
    タックを保持した状態の前記スタック爪を最下端位置ま
    で下降させる昇降機構を設け、スタッカーコンベヤ真下
    のプラットホームに搬入された台車に、前記スタッカー
    コンベヤの退避後前記スタック爪に保持されたコンテナ
    スタックを移載することを特徴とするコンテナ移載装
    置。
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