JP2536517B2 - カ−ソル移動キ−制御方式 - Google Patents

カ−ソル移動キ−制御方式

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JP2536517B2 JP62097905A JP9790587A JP2536517B2 JP 2536517 B2 JP2536517 B2 JP 2536517B2 JP 62097905 A JP62097905 A JP 62097905A JP 9790587 A JP9790587 A JP 9790587A JP 2536517 B2 JP2536517 B2 JP 2536517B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はカーソル移動キー制御方式に関し、特に日本
語ワードプロセッサ等のデータ入力装置におけるカーソ
ル移動キー制御方式に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種のカーソル移動キー制御方式が適用され
るデータ入力装置のキーボードには、キー入力をハード
ウェアで検知するハードセンス型のキーボードとソフト
ウェアで検知するソフトセンサ型のキーボードとが存在
した。
ハードセンス型のキーボードにおけるカーソル移動キ
ー制御方式では、カーソル移動キーをハードウェア的に
センスするのでカーソル移動キーが2つ同時に押下され
ても少しでも先に押下されたカーソル移動キーのキーコ
ードのみが出力されていた。また、ソフトセンス型のキ
ーボードにおけるカーソル移動キー制御方式では、カー
ソル移動キーをセンスする順番を交互に変えることによ
ってカーソル移動キーが2つ同時に押下され続けている
場合に各々のキーコードが順次出力されることによって
縦横4方向の他に斜めの方向を含む8方向のカーソル移
動が可能となっていたが、斜め45度以外の複雑なカーソ
ルの移動の制御を行うことはできなかった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述した従来のカーソル移動キー制御方式では、カー
ソルの移動の制御に制限があるので、日本語ワードプロ
セッサのようにマンマシンインタフェースが重視される
データ入力装置においては、利用者にとって自由にカー
ソルを移動しCRT(Cathode Ray Tube)等の表示装置
上の任意の場所に位置付けるのに操作性が悪く感じられ
るという欠点がある。
マウスのようなポインティングデバイスが使用できる
場合にも、日本語ワードプロセッサのようなキーボード
入力が中心のデータ入力装置では手がキーボードから離
れてしまうのを避けるためにキーボードからのカーソル
の移動の指示が行われるので、上述のような欠点が存在
することには変わりがない。
本発明の目的は、上述の点に鑑み、利用者にとって自
由にカーソルを移動することができて表示装置上の任意
の場所にカーソルを位置付けることができ、日本語ワー
ドプロセッサ等のキーボード入力が中心のデータ入力装
置の操作性を向上することができるカーソル移動キー制
御方式を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明のカーソル移動キー制御方式は、上下左右4方
向の表示装置上のカーソルの移動をそれぞれ指示する4
つのカーソル移動キーを有しキーが押下されたときには
メイクデータを出力しキーが離上されたときにはブレイ
クデータを出力するキーボードと、このキーボード上の
キーからの出力データに基づくキーコードの情報を格納
し4つのカーソル移動キーの中で逆方向とならない2つ
のカーソル移動キーの押下の順序と時間差とに基づき前
記表示装置上のカーソルの移動を制御するコントローラ
とを有する。
〔作用〕
本発明のカーソル移動キー制御方式では、キーボード
が上下左右4方向の表示装置上のカーソルの移動をそれ
ぞれ指示する4つのカーソル移動キーを有しキーが押下
されたときにはメイクデータを出力しキーが離上された
ときにはブレイクデータを出力し、コントローラがキー
ボード上のキーからの出力データに基づくキーコードの
情報を格納し4つのカーソル移動キーの中で逆方向とな
らない2つのカーソル移動キーの押下の順序と時間差と
に基づき表示装置上のカーソルの移動を制御する。
〔実施例〕
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図は、本発明のカーソル移動キー制御方式の一実
施例の構成を示すブロック図である。本実施例のカーソ
ル移動キー制御方式は、カーソル移動キー10を有するキ
ーボード1と、キーボード制御プログラム部3,CRT制御
部4および上位アプリケーションプログラム5(CRT6上
のカーソル60の移動の制御だけではなくデータ編集等の
他の処理も行う)を有するコントローラ2と、カーソル
60が表示されるCRT6とから構成されている。
第2図を参照すると、利用者によりキーボード1上の
キーの押下が行われたときのキーボード1からの出力デ
ータはメイクデータと呼ばれ、キーの離上(押下されて
いるキーが離されてキーが上昇した状態に復元されるこ
と。以下同様)が行われたときのキーボード1からの出
力データはブレイクデータと呼ばれる。
第3図を参照すると、カーソル移動キー10(以下、4
つのカーソル移動キー10のそれぞれを特定する場合に
は、カーソルの移動の方向を示すキートップの図に基づ
き「キー↑」,「キー↓」,「キー→」および「キー
←」と示す)に対するメイクデータとブレイクデータと
は、メイクデータの場合には先頭のビットが「0」で示
されブレイクデータの場合には先頭のビットが「1」で
示された8ビットデータが割り当てられている。
第4図を参照すると、カーソル移動キー10のメイクデ
ータおよびブレイクデータは、図示するように16進数表
示で示すことができる。
第5図に示すように、キーボード1上の任意のキーに
よるメイクデータに基づく割込み(以下、メイク割込み
という)の発生からそのキーによるブレイクデータに基
づく割込み(以下、ブレイク割込みという)の発生まで
の経過時間tが、あらかじめ設定されている基準時間T
を越える場合、すなわち利用者が基準時間Tを越えてそ
のキーの押下を続ける場合には、キーボード制御プログ
ラム部3によりそのキーの連続した押下を示す情報が上
位アプリケーションプログラム5に渡される。
第6図(a)に示すように、利用者によりキー↓が押
下されメイク割込みが発生してから基準時間T以内の経
過時間tの経過後にキー→が押下されメイク割込みが発
生した場合には、キーボード制御プログラム部3により
上位アプリケーションプログラム5に対してキー↓およ
びキー→を示すキーコードが交互に連続して出力され
る。
上位アプリケーションプログラム5ではこれらのキー
コードに基づきCRT制御部4に対してCRT6上のカーソル6
0の移動後の位置を指示するコマンドが出力され、CRT制
御部4ではこのコマンドに基づきCRT6上のカーソル60が
右下45度の方向に移動される(第8図(a)参照)。
第6図(b)および(c)に示すように、利用者によ
りキー↓が押下されメイク割込みが発生してから基準時
間Tを越える経過時間tの経過後にキー→が押下されメ
イク割込みが発生した場合には、あらかじめキーボード
制御プログラム部3に対して利用者から指示されている
比較時間τと経過時間tとの比率に基づいて、キーボー
ド制御プログラム部3により上位アプリケーションプロ
グラム5に対して複数のキー↓のキーコード毎に1つの
キー→のキーコードが挿入されて出力される。
例えば、第6図(b)に示すように[t/τ]=1
([ ]はガウス記号を示す)の場合には、キーボード
制御プログラム部3は2つのキー↓のキーコード毎に1
つのキー→のキーコードを挿入して上位アプリケーショ
ンプログラム5に対して出力する(第7図(a)参
照)。
上位アプリケーションプログラム5ではこれらのキー
コードに基づきCRT制御部4に対してコマンドが出力さ
れ、CRT制御部4ではこのコマンドに基づきCRT6上のカ
ーソル60が右下約27度(tan-1(1/2))の方向に移動さ
れる(第8図(b)参照)。
また、第6図(c)に示すように[t/τ]=2の場合
には、キーボード制御プログラム部3は3つのキー↓の
キーコード毎に1つのキー→のキーコードを挿入して上
位アプリケーションプログラム5に対して出力する(第
7図(b)参照)。
上位アプリケーションプログラム5ではこれらのキー
コードに基づきCRT制御部4に対してコマンドが出力さ
れ、CRT制御部4ではこのコマンドに基づきCRT6上のカ
ーソル60が右下約18度(tan-1(1/3))の方向に移動さ
れる(第8図(c)参照)。
上述の説明においてはキー↓とキー→との組合せにつ
いて述べたが、他のカーソル移動キー10の組合せにおい
ても同様の処理が行われる。ただし、キー↓とキー↑と
の組合せおよびキー→とキー←との組合せにおいては合
成する意味を持たないので、「矛盾する組合せ」として
扱われ上述のような処理は行われない。
第9図を参照すると、コントローラ2中のキーボード
制御プログラム部3の処理は、割込み種類判定ステップ
11と、キー種類判定ステップ12と、メイク中カーソル移
動キー存在判定ステップ13と、メイク割込み判定ステッ
プ14と、矛盾組合せ判定ステップ15と、経過時間記憶ス
テップ16と、2回目カーソル移動キー記憶ステップ17
と、キー出力カウンタ0設定ステップ18と、キーコード
出力ステップ19と、キー出力カウンタ1加算ステップ20
と、メイク割込み判定ステップ21と、タイマカウンタ0
設定ステップ22と、カーソル移動キー種類記憶ステップ
23と、メイク中カーソル移動キー存在判定ステップ24
と、基準時間T経過判定ステップ25と、マルチタッチ判
定ステップ26と、キー出力カウンタ値判定ステップ27
と、メイク中カーソル移動キー記憶クリアステップ28と
からなる。
次に、このように構成された本実施例のカーソル移動
キー制御方式の動作について説明する。
コントローラ2において割込みが発生すると、割込み
の種類を切り分けるために、その割込みがキーボード1
の打鍵(キーの押下および離上)に基づく割込みである
かコントローラ2中のタイマ(図示せず)からの割込み
(定期的に発生する割込み。以下、タイマ割込みとい
う)であるかがキーボード制御プログラム部3により判
定される(ステップ11)。
この判定でキーボード1の打鍵に基づく割込みである
場合には、さらにカーソル移動キー10の打鍵に基づく割
込みであるか否かが判定される(ステップ12)。
この判定でカーソル移動キー10の打鍵に基づく割込み
である場合には、その割込みが発生した時点でメイク中
のカーソル移動キー10(利用者により押下されているカ
ーソル移動キー10)が存在するか否かが判定される(ス
テップ13)。
この判定でメイク中のカーソル移動キー10が存在する
場合には、今回の割込みがメイク割込みであるかブレイ
ク割込みであるかが判定される(ステップ14)。
この判定でメイク割込みである場合には、そのメイク
割込みの原因となったカーソル移動キー10の押下がすで
にメイク中のカーソル移動キー10の押下と矛盾のない組
合せであるか否かが判定される(ステップ15)。
この判定で矛盾のない組合せである場合には、すでに
メイク中のカーソル移動キー10についてのメイク割込み
の発生から今回のメイク割込みの発生までの経過時間t
がコントローラ2中のメモリ(図示せず)にキーボード
制御プログラム部3により記憶され(ステップ16)、さ
らに今回の(すなわち、2回目の)カーソル移動キー10
のメイクデータがメモリに記憶される(ステップ17)。
次に、2回目のメイク割込みの発生を契機とする2つ
のカーソル移動キー10に基づく情報の出力の割合を決定
するコントローラ2中のキー出力カウンタ(図示せず)
が0に設定され(ステップ18)、2回目に押下されたカ
ーソル移動キー10のキーコードが上位アプリケーション
プログラム5に出力され(ステップ19)、キー出力カウ
ンタに1が加算され(ステップ20)、キーボード制御プ
ログラム部3の処理が終了する。
ステップ15の判定で矛盾する組合せである場合には、
メイク中のカーソル移動キー10のメイクデータの記憶が
クリアされ(ステップ28)、キーボード制御プログラム
部3の処理が終了する。
ステップ14の判定でブレイク割込みである場合には、
メイク中のカーソル移動キー10のブレイク割込みである
ことを示しているので、そのカーソル移動キー10のメイ
クデータの記憶がクリアされ(ステップ28)、キーボー
ド制御プログラム部3の処理が終了する。
ステップ13の判定でメイク中のカーソル移動キー10が
存在しない場合には、今回の割込みがメイク割込みであ
るかブレイク割込みであるかが判定される(ステップ2
1)。
この判定でメイク割込みである場合には、コントロー
ラ2中のタイマカウンタ(図示せず)が0に設定されて
経過時間tを計測するためのコントローラ2中のタイマ
(図示せず)の0からの再スタートが行われる(ステッ
プ22)。
次に、メイク割込みの原因となったカーソル移動キー
10の種類(すなわち、それぞれのカーソル移動キー10の
メイクデータ)がコントローラ2中のメモリに記憶され
(ステップ23)、キー出力カウンタが0に設定され(ス
テップ18)。このカーソル移動キー10のキーコードが上
位アプリケーションプログラム5に出力され(ステップ
19)、キー出力カウンタに1が加算され(ステップ2
0)、キーボード制御プログラム部3の処理が終了す
る。
ステップ21の判定でブレイク割込みである場合は本来
存在しないはずであるが、ハードウェア的な誤動作等で
その状態が生じている場合には、誤ってメイク中となっ
ているカーソル移動キー10のメイクデータの記憶がクリ
アされ(ステップ28)、キーボード制御ブログラム部3
の処理が終了する。
ステップ12の判定でカーソル移動キー10の打鍵に基づ
く割込みではなくキーボード1上の別のキーの打鍵に基
づく割込みである場合には、そのキーに基づく処理に制
御が移る。
ステップ11の判定でタイマ割込みである場合には、そ
のタイマ割込みが発生した時点でメイク中のカーソル移
動キー10が存在するか否かが判定される(ステップ2
4)。
この判定でメイク中のカーソル移動キー10が存在しな
い場合には、そのままキーボード制御プログラム部3の
処理が終了する。
ステップ24の判定でメイク中のカーソル移動キー10が
存在する場合には、そのカーソル移動キー10についての
メイク割込みが発生してからの経過時間tが基準時間t
を経過しているか否かが判定される(ステップ25)。
この判定で経過時間tが基準時間Tを経過していない
場合には、キーコードの出力を行う必要がないので、そ
のままキーボード制御プログラム部3の処理が終了す
る。
ステップ25の判定で経過時間tが基準時間Tを経過し
ている場合には、タイマ割込みが発生した時点で矛盾の
ない2つのカーソル移動キー10が押下されている状態
(以下、マルチタッチという)であるか否かが判定され
る(ステップ26)。
この判定でマルチタッチではなく1つのカーソル移動
キー10のみが押下されている状態(マルチタッチに対し
てシングルタッチという)である場合には、キー出力カ
ウンタが0とされ(ステップ18)、シングルタッチがさ
れているカーソル移動キー10のキーコードが上位アプリ
ケーションプログラム5に出力され(ステップ19)、キ
ー出力カウンタに1が加算され(ステップ20)、キーボ
ード制御プログラム部3の処理が終了する。
ステップ26の判定でマルチタッチである場合には、キ
ー出力カウンタの値が[t/τ]+1の値よりも大きいか
否かが判定される(ステップ27)。
この判定でキー出力カウンタの値が[t/τ]+1の値
よりも大きい場合には、キー出力カウンタの値が0にさ
れ(ステップ18)、マルチタッチにおける2回目に押下
されたカーソル移動キー10のキーコードが上位アプリケ
ーションプログラム5に出力され(ステップ19)、キー
出力カウンタに1が加算され(ステップ20)、キーボー
ド制御プログラム部3の処理が終了する。
ステップ27の判定でキー出力カウンタの値が[t/τ]
+1の値よりも大きくない場合には、マルチタッチにお
ける1回目に押下されたカーソル移動キー10のキーコー
ドが上位アプリケーションプログラム5に出力され(ス
テップ19)、キー出力カウンタに1が加算され(ステッ
プ20)、キーボード制御プログラム部3の処理が終了す
る。
カーソル移動キー10のキーコードを受け取った上位ア
プリケーションプログラム5ではCRT制御部4に対して
カーソル移動キー10のキーコードに対応するカーソルの
移動方向を指示するコマンドが渡され、CRT制御部4で
はそのコマンドに基づきCRT6上のカーソル60の移動が制
御される。
上述の動作を第6図(c)に示すようなカーソル移動
キーの押下が行われる場合([t/τ]=2の場合)を例
にとり具体的に示すと、まず1回目に押下されたキー↓
のメイクデータとして01H(第4図参照)がキーボード
1から出力されてこれに基づきメイク割込みが発生し、
第9図においてステップ11−12−13−21−22−23−18−
19−20の順に処理および判定が行われ、キー↓の押下に
基づく情報がキーボード制御プログラム部3から上位ア
プリケーションプログラム5を介してCRT制御部4に渡
され、CRT制御部4の制御によりCRT6上のカーソル60が
下方向に1行分移動される。
ここで、2回目に押下されるキー→の押下の前で基準
時間Tの経過後に2回のタイマ割込みの発生があるもの
と仮定すると、これらのタイマ割込みの発生時には第9
図においてステップ11−24−25−26−18−19−20の順に
処理および判定が行われ、キー↓の連続した押下に基づ
くリピート情報がキーボード制御プログラム部3から上
位アプリケーションプログラム5を介してCRT制御部4
に渡され、CRT制御部4の制御によりCRT6上のカーソル6
0が下方向にそれぞれ1行分移動される。このようにし
て合計3回のキー↓の押下に基づく情報がキーボード制
御プログラム部3から出力される。
キー↓が押下されてから3回目のタイマ割込みの発生
の前に2回目のキー→の押下が行われた場合には、メイ
クデータとして02H(第4図参照)がキーボード1から
出力されてこれに基づきメイク割込みが発生し、第9図
においてステップ11−12−13−14−15−16−17−18−19
−20の順に処理および判定が行われ、キー→の押下に基
づく情報がキーボード制御プログラム部3から上位アプ
リケーションプログラム5を介してCRT制御部4に渡さ
れ、CRT制御部4の制御によりCRT6上のカーソル60が右
方向に1桁分移動される(このときにキー出力カウンタ
の値は1にされる)。
キー↓が押下されてから3回目のタイマ割込みの発生
に対しては、第9図においてステップ11−24−25−26−
27−19−20の順に処理および判定が行われ、キー出力カ
ウンタの値は2になり、キー↓に基づく情報が出力され
る。
キー↓が押下されてから4回目のタイマ割込みの発生
に対しても、第9図においてステップ11−24−25−26−
27−19−20の順に処理および判定が行われ、キー出力カ
ウンタの値は3になり、キー↓に基づく情報が出力され
る。
さらに、キー↓が押下されてから5回目のタイマ割込
みの発生に対しても、マルチタッチであるかぎり同様の
処理が行われ、キー出力カウンタの値は4になる。
キー↓が押下されてから6回目のタイマ割込みの発生
に対しては、第9図においてステップ11−24−25−26−
27−18−19−20の順に処理および判定が行われ(キー出
力カウンタの値が[t/τ]+1の3よりも大きくなって
いる)、キー→に基づく情報がキーボード制御プログラ
ム部3から上位アプリケーションプログラム5を介して
CRT制御部4に出力され、CRT制御部4の制御によりCRT6
上のカーソル60が右方向に1桁分移動される。
キー↓とキー→とのマルチタッチになってからのこの
ような出力の態様は第7図(b)に示す出力の態様に相
当し、CRT6上のカーソル60は第8図(c)に示すように
移動される。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、キーボード上のカーソ
ル移動キーの押下の態様、すなわち上下方向と左右方向
との2つのカーソル移動キーの押下の組合せと押下の時
間差とに基づきコントローラの制御によって表示装置上
のカーソルの移動の方向を自在に制御することにより、
日本語ワードプロセッサ等のデータ入力装置の操作性を
向上することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図、 第2図は第1図中のキーボードからコントローラに出力
されるデータの態様を示す図、 第3図は第1図中のカーソル移動キーのメイクデータお
よびブレイクデータに対応する8ビットデータを示す
図、 第4図は第3図に示す8ビットデータの16進数表示を示
す図、 第5図は第1図中のキーボード上のキーの押下によるメ
イクデータと同一のキーの離上によるブレイクデータと
の間の経過時間と基準時間との関係の一例を示す図、 第6図(a)は経過時間が基準時間よりも小さい場合の
2つのカーソル移動キーがマルチタッチされている態様
の一例を示す図、 第6図(b)は経過時間が基準時間よりも大きくて比較
時間の1〜2倍である場合の2つのカーソル移動キーが
マルチタッチされている態様の一例を示す図、 第6図(c)は経過時間が基準時間よりも大きくて比較
時間の2〜3倍である場合の2つのカーソル移動キーが
マルチタッチされている態様の一例を示す図、 第7図(a)は第6図(b)に示すようにカーソル移動
キーがマルチタッチされている場合の第1図中のキーボ
ード制御プログラム部から上位アプリケーションプログ
ラムにキーコードが出力されるカーソル移動キーの順序
を示す図、 第7図(b)は第6図(c)に示すようにカーソル移動
キーがマルチタッチされている場合の第1図中のキーボ
ード制御プログラム部から上位アプリケーションプログ
ラムにキーコードが出力されるカーソル移動キーの順序
を示す図、 第8図(a)は第6図(a)に示すようにカーソル移動
キーがマルチタッチされている場合の第1図中のCRT上
のカーソルの移動の態様を示す図、 第8図(b)は第6図(b)に示すようにカーソル移動
キーがマルチタッチされている場合の第1図中のCRT上
のカーソルの移動の態様を示す図、 第8図(c)は第6図(c)に示すようにカーソル移動
キーがマルチタッチされている場合の第1図中のCRT上
のカーソルの移動の態様を示す図、 第9図は第1図中のキーボード制御プログラム部の処理
を示す流れ図である。 図において、 1……キーボード、 2……コントローラ、 3……キーボード制御プログラム部、 4……CRT制御部、 5……上位アプリケーションプログラム、 6……CRT、 10……カーソル移動キー、 60……カーソルである。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下左右4方向の表示装置上のカーソルの
    移動をそれぞれ指示する4つのカーソル移動キーを有し
    キーが押下されたときにはメイクデータを出力しキーが
    離上されたときにはブレイクデータを出力するキーボー
    ドと、 このキーボード上のキーからの出力データに基づくキー
    コードの情報を格納し4つのカーソル移動キーの中で逆
    方向とならない2つのカーソル移動キーの押下の順序と
    時間差とに基づき前記表示装置上のカーソルの移動を制
    御するコントローラと、 を有することを特徴とするカーソル移動キー制御方式。
JP62097905A 1987-04-21 1987-04-21 カ−ソル移動キ−制御方式 Expired - Lifetime JP2536517B2 (ja)

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JPH06161629A (ja) * 1992-11-18 1994-06-10 Pfu Ltd キーボード電源制御方式
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