JP2536147B2 - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JP2536147B2 JP1104136A JP10413689A JP2536147B2 JP 2536147 B2 JP2536147 B2 JP 2536147B2 JP 1104136 A JP1104136 A JP 1104136A JP 10413689 A JP10413689 A JP 10413689A JP 2536147 B2 JP2536147 B2 JP 2536147B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、複数台の空調ユニットを有する空気調和装
置に関し、特にその複数台のうち1台が故障等の異常を
招いた場合の、この異常機の判別に関する。
(従来の技術) 従来より、空気調和機として、例えば特開昭59−6343
8号公報に開示されるように、熱交換器を内蔵する空調
ユニットを多数備えると共に、これらのうちの必要に応
じた複数台を画一的に同一運転状態に制御するための単
一の遠隔制御機を備え、該遠隔制御機からの運転指令信
号の出力の有無により、上記複数台の空調ユニットを同
時に運転又は停止させて、室内を空調するようにしたも
のが知られている。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上記の如く複数台の空調ユニットを単一の
遠隔制御機等で制御する場合、その各々の空調ユニット
の運転異常や、内蔵機器の特殊な状態(例えば熱交換器
の着霜など)の判別、又は据付け時での各空調ユニット
の正常な接続の確認のためにも、各空調ユニットの各々
を単一の遠隔制御機等で判別し得るように構成すること
が好ましい。この関係から、予め、各空調ユニットにア
ドレスを設定しておくことが一般的に行われる。
ところで、空調ユニットの故障診断時、又は据付け後
の正常接続の確認時において、運転異常や接続異常のあ
る空調ユニットが存在するときには、この空調ユニット
のアドレスを例えばリモコン装置の表示部に数字表示し
て、異常な空調ユニットを特定し、作業者に知らせるこ
とが行われる。この場合、アドレスと空調ユニットとの
対応、つまり表示されたアドレスがどの場所に設置した
空調ユニットであるかを確認し得るよう、従来では、作
業者が各空調ユニット内の電装品箱に確認用ラベルを張
り、この確認用ラベルに自己アドレスを記入して、運転
又は接続の異常時には、確認用ラベルのアドレスを参照
して、リモコン装置に表示されたアドレスと一致する空
調ユニットを確認する作業を行っていた。
しかしながら、上記従来の方法では、作業者が各空調
ユニットの確認用ラベルに自己アドレスを記入する作業
を順次行う関係上、空調ユニットが天井に埋込んで使用
される天井埋込式のものでは、自己アドレスを確認する
作業性が悪い欠点がある。また、自己アドレスの記入間
違いや記入洩れが生じ易く、また、後にアドレスを変更
する場合には、記入したアドレスの訂正を忘れることが
あり、アドレスと空調ユニットとの対応が確実でない等
の欠点がある。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その
目的は、作業者による自己アドレスの記入作業を行わず
に各空調ユニットの自己アドレスを機械的に容易に確認
できるようにすることにより、各空調ユニットの自己ア
ドレスを正しく確認し得て、運転又は接続異常の空調ユ
ニットを容易に見い出し確認して、その作業性の向上を
図ることにある。
また、1台の室外ユニットに対して複数台の室内ユニ
ットを接続したマルチ形式の空気調和機を1系統として
これを複数系統備えた空調調和装置では、各系統に属す
る室内ユニットが自系統の室外ユニットに正規に接続さ
れているか否か、つまり各室内ユニットの冷媒配管及び
運転制御用の渡り配線が自系統の室外ユニットに対して
正常に接続されているか否かを各系統毎に確認すること
は上記と同様に困難である。即ち、従来ではこの確認作
業は上記渡り配線を辿ったり、各室内ユニットを運転し
てこれに連動して動作する室外ユニットを確認すること
により行っており、これ等作業は多くの工数を要して確
認作業に時間が要かり、サービス性の点で問題がある。
特に、1台のリモコン装置で自系統及び他系統の室内ユ
ニットをグループとして制御するものでは、その正規な
接続の確認作業は極めて困難になる。
そこで、本発明では、マルチ形式の空気調和機を複数
系統備えた空気調和装置では、各系統別に、室外ユニッ
ト側から該室外ユニットに接続した室内ユニットを作動
させることにより、その正規な接続状態を容易に確認す
ることにある。
(課題を解決するための手段) 以上の目的を達成するため、請求項(1)に係る発明
では、作業者による各空調ユニットのアドレスの確認時
には、各空調ユニットの所定の内蔵機器をアドレス順に
作動させるようにしている。
その具体的な解決手段は、第1図に示すように、熱交
換器を有する空調ユニット(A1)〜(B16)を複数台備
えるとともに、該複数台の空調ユニット(A1)〜(B1
6)の運転を制御するための単一の制御手段(C)を備
えた空調調和装置を前提とする。そして、上記各空調ユ
ニット(A1)〜(B16)は各々自己のアドレスを有する
と共に、上記単一の制御手段(C)に対し、上記各空調
ユニット(A1)〜(B16)のアドレスを読込むアドレス
読込手段(25)と、特定の運転モードの選択時を判別す
る判別手段(26)と、該判別手段(26)で判別された特
別運転モードの選択時に、上記アドレス読込手段(25)
で読込まれた各空調ユニット(A1)〜(B16)のアドレ
ス順に該各空調ユニット(A1)〜(B16)の内蔵機器を
設定時間間隔で順次作動制御するアドレス確認手段(2
7)とを設け、更に、上記設定時間間隔を、上記空調ユ
ニット(A1)〜(B16)の内蔵機器(FM)の作動の開始
順序を作業者が順次確認できる時間間隔に設定する構成
としたものである。
また、請求項(2)に係る発明では、単一の制御手段
(C)を、複数台の空調ユニット(A1)〜(B16)を同
一運転状態にグループ制御するリモコン装置に特定して
いる。
さらに、請求項(3)に係る発明では、上記請求項
(1)の単一の制御手段(C)を、複数台の空調ユニッ
ト(A1)〜(B16)の運転を個別に集中制御するための
集中コントローラ(D)で構成すると共に、アドレス確
認手段(27)を、判別手段(26)で判別された特別運転
モードの選択時に、指定されたアドレスに対応する空調
ユニット(A1)〜(B16)の内蔵機器のみを作動制御す
る構成として、上記指定されたアドレスの空調ユニット
が上記動作した内蔵機器(FM)の空調ユニットであると
作業者が確認できるようにしている。
加えて、請求項(4)に係る発明では、アドレス確認
手段(27)で順次作動制御する室内ユニット(A1)〜
(B16)の内蔵機器として熱交換器の送風ファンを特定
すると共に、請求項(5)に係る発明ではブザーを特定
し、請求項(6)に係る発明では熱交換器の送風ファン
及びブザーを特定している。また、請求項(7)及び請
求項(8)に係る発明では、アドレス順に各空調ユニッ
ト(A1)〜(B16)自体を順次作動制御することとして
いる。
また、請求項(9)に係る発明では、1台の室外ユニ
ット(C,F)に複数台の室内ユニット(D1〜D4),(G1
〜G4)を接続して成るマルチ形式の空気調和機(X,Y)
を1系統として、これを複数系統備えた空気調和装置を
対象として、特定の運転モードを指令する指令手段(3
5)と、該指令手段(35)で指令された特定運転モード
時に、上記室外ユニット(C),(F)に該室外ユニッ
ト(C),(F)に接続した全ての室内ユニット(D1〜
D4),(G1〜G4)自体又は該室内ユニット(D1〜D4),
(G1〜G4)の内蔵機器を強制的に作動させる系統確認手
段(36)とを設ける構成として、同一系統に属する室外
ユニット(C),(F)と室内ユニット(D1〜D4),
(G1〜G4)との組合せを確認するようにしている。ま
た、その場合に、請求項(10)では指令手段(35)を各
室外ユニット(C),(F)又は集中コントローラに設
ける構成とし、請求項(11)に係る発明では、系統確認
手段(36)が作動させる室内ユニット(D1〜D4),(G1
〜G4)の内蔵機器を、熱交換器の送風ファンに特定して
いる。
(作用) 以上の構成により、請求項(1)に係る発明では、各
空調ユニット(A1)〜(B16)の据付け後の正常な接続
の確認時、又は各空調ユニット(A1)〜(B16)の故障
診断時に、その接続異常又は運転異常のある空間ユニッ
ト(例えば(A1))の自己アドレスがリモコン装置等の
表示で把握されると、作業者により特定の運転モード
(例えば「試運転モード」や「点検モード」等)が選択
される。
そして、この特定の運転モードの選択時には、この選
択時が判別手段(26)で判別されてアドレス確認手段
(27)が作動を開始し、各空調ユニット(A1)〜(B1
6)の内蔵機器(FM)が、その各空調ユニット(A1)〜
(B16)のアドレス順に、順次その作動を所定時間間隔
で開始するので、作業者はこの内蔵機器の作動の開始順
序を確認して、この作動順序がアドレスの順序と容易に
把握される。
ここに、作業者による各空調ユニット(A1)〜(B1
6)のアドレス確認は、その内蔵機器(FM)の作動の開
始順序を把握して行われるので、従来の如く確認用ラベ
ルに自己アドレスを予め記入しておくものに比べて機械
的に容易に且つ正確に確認でき、その確認作業の向上を
図ることができる。尚、空調ユニット(A1)〜(B15)
又は(B16)のうち一台でその内蔵機器の作動が開始さ
れない場合には、その空調ユニットが運転異常又は接続
異常であると判断できる その場合、請求項(2)に係る発明では、複数台の空
調ユニット(A1)〜(B16)はリモコン装置(C)によ
り同一運転状態にグループ制御されるので、複数台の空
調ユニット(A1)〜(B16)を個別制御する場合に比べ
て、制御の構成が簡易である。
また、請求項(3)に係る発明では、複数台の空調ユ
ニット(A1)〜(B16)の運転を集中コントローラ
(D)により個別に集中制御できるので、集中コントロ
ーラ(D)で確認したいアドレスを指定すると、この指
定されたアドレスに対する空調ユニット(A1)〜(B1
6)の内蔵機器(FM)がアドレス確認手段(27)で作動
制御されるので、確認を要する1台の空調ユニット(A
1)〜(B15)又は(B16)の内蔵機器のみが作動し、他
は静止状態に保持される。
さらに、請求項(4)に係る発明では、アドレス確認
時には、各室内ユニット(A1)〜(B16)の熱交換器の
送風ファンが順次作動してアドレスが確認されると共
に、請求項(5)に係る発明では各室内ユニット(A1)
〜(B16)のブザーが順次作動し、請求項(6)に係る
発明ではブザーに加えて熱交換器の送風ファンが作動す
る。
加えて、請求項(7)及び請求項(8)に係る発明で
は、各空調ユニット(A1)〜(B16)の全体がアドレス
順に作動する。
また、請求項(9)に係る発明では、特定運転モード
が選択されると、各室外ユニット(C),(F)別に、
つまり正規な接続状態を確認したい室外ユニット(例え
ばC)では、該室外ユニット(C)に接続した複数台の
室外ユニット(D1)〜(D4)自体又はその内蔵機器が作
動するよう制御されるので、正規に接続すべき室内ユニ
ット(D1)〜(D4)のうち作動したもの(例えば(D
1),(D3),(D4))は正規に接続されていると判断
されると共に、他の作動しないもの(例えばD2)がある
と、この室内ユニット(D2)が正規に接続されていない
と容易に判断される。
その場合、請求項(10)に係る発明では、特定運転モ
ードを各室外ユニット(C),(F)で指令するので、
正規接続を確認する場所と同一場所にて特定運転モード
の指令ができる。また、上記の指令を集中コントローラ
で行う場合には、操作者は各室外ユニットの配置場所ま
で移動する必要がなく、1箇所にて指令できる。更に、
請求項(11)に係る発明では、正規な接続の確認時に各
室内ユニット(D1〜D4),(G1〜G4)に内蔵の熱交換器
の送風ファンが作動するので、正規接続の確認用の追設
機器が不要になる。
(発明の効果) 以上説明したように、請求項(1)記載の空気調和装
置によれば、複数台の空調ユニットの運転を単一の制御
手段でもって制御する場合、各空調ユニットとそのアド
レスとの対応を作業者が確認する際には、上記単一の制
御手段を利用して、各空調ユニットの内蔵機器をアドレ
ス順に設計時間間隔を置いて順次作動させたので、アド
レス確認用ラベルに記入されたアドレスを順次確認する
場合に比べて、そのアドレス記入作業を不要にできると
共に、アドレスと空調ユニットとの対応の確認を機械的
に容易に且つ正確に行うことができ、その確認作業の向
上を図ることができる。
また、請求項(2)に係る発明では、複数台の空調ユ
ニットをリモコン装置により同一運転状態にグループ制
御できるので、複数台の空調ユニットを個別制御する場
合に比べて、制御の構成を簡易にできる。
更に、請求項(3)に係る発明では、複数台の空調ユ
ニットの運転を集中コントローラで個別に集中制御する
ので、アドレスの確認を要する1台の空調ユニットの内
蔵機器のみを作動できて、アドレス確認時での動力損失
を最小限に抑制できる。
加えて、請求項(4)に係る発明では各空調ユニット
における熱交換器の送風ファン(元々の内蔵機器)をア
ドレス順に順次作動させるので、アドレス確認用の機器
の追設を不要にできる。
請求項(5)に係る発明では各空調ユニットのブザー
を順次作動させるので、各空調ユニット近傍に作業者が
移動する必要がない。
請求項(6)に係る発明ではブザーに加えて熱交換器
の送風ファンを順次作動させるので、機器の追設及び作
業者の移動が不要になり、その分、アドレス確認を一層
容易にできる。
加えて、請求項(7)及び請求項(8)に係る発明で
は、各空調ユニットの全体をアドレス順に作動させるの
で、その空調作用によりその作動の有無を容易に確認で
きて、アドレス確認を容易にできる。
また、請求項(9)に係る発明では、マルチ形式の空
気調和機を複数系統備える場合、各室外ユニット別に、
該各室外ユニットに接続した室内ユニットを作動させる
ので、該室外ユニットに接続されるべき室内ユニットの
作動の有無の確認により、その正規接続の確認を容易に
行い得る。
特に、各室外ユニットで室内ユニットの作動を指令す
る場合には、正規接続を確認する場所と同一場所にてそ
の指令ができると共に、集中コントローラで指令する場
合には、操作者は各室外ユニットの配置場所まで移動す
る必要がない。また、正規な接続の確認時に各室内ユニ
ットに内蔵の熱交換器の送風ファンを作動させれば、正
規な接続の確認用の機器を追設する必要がない。
(実施例) 以下、本発明の実施例を第2図以下の図面に基いて説
明する。
第2図は複数台の空調ユニットを一台のリモコン装置
で同一運転状態に画一的に制御する実施例を示す。同図
において、(A1)〜(B16)は内部に室内熱交換器を有
する同一内部構成の多数台(図では最初の3台及び最後
の一台のみ図示)の空調ユニットを構成する室内機であ
る。また、(B1)〜(B16)は上記室内機(A1)〜(A1
6)に対応して同数台設けられ、内部に圧縮機、冷房/
暖房切換用の四路切換弁、電動膨張弁及び室外熱交換器
を有する室外機である。上記各室内機(A1)〜(A16)
は、各々対応する室外機(B1)〜(B16)に対して冷媒
の循環可能に接続されていて、多数(16系統)の冷媒循
環系統を形成する。
また、(C)は、上記各室内機(A1)〜(B16)を暖
房又は冷房の同一運転状態に画一的にグループ制御する
ための単一の制御手段としてのリモートコントロール装
置(以下、リモコン装置という)である。該リモコン装
置(C)は、上記各室内機(A1)〜(A16)に対して信
号線(1)を介して信号の送受信可能に接続されている
と共に、該各室内機(A1)〜(A16)は、対応する室外
機(B1)〜(B16)に対して各々信号線(2)を介して
信号の送受信可能に接続されている。
上記リモコン装置(C)の内部には、第3図に示す如
く、運転/停止スイッチや、暖房,冷房スイッチ、室内
温度設定つまみ、及び試運転スイッチ(3)等の各種ス
イッチ類を備えた操作部(4)と、該操作部(4)での
スイッチ類の操作に応じて全室内機(A1)〜(A16)を
同一運転状態に画一的に制御するよう各室内機(A1)〜
(A16)に対して、運転モード指令信号や親機信号等を
含んだ制御信号を作成する本体マイコン(5)と、該本
体マイコン(5)により作成された制御信号を各室内機
(A1)〜(A16)に対して送信する伝送回路部(6)と
が備えられている。
一方、上記各室内機(A1)〜(A16)は、各々その内
部に(室内機(A1)の内部構成のみ図示)、自己のアド
レスが設計者により設定されるディップスイッチ等から
なるアドレス設定部(10)と、上記リモコン装置(C)
から伝送される制御信号を受信する伝送回路部(11)
と、該伝送回路(11)で受信した制御信号及び上記アド
レス設定部(10)で設定された自己アドレスを入力する
と共に、その正常な受信を検出する機能等を有する伝送
用マイコン(12)と、内蔵する室内熱交換器の室内送風
ファン用のモータ(FM)等を作動制御する本体制御用マ
イコン(13)と、受信した制御信号を対応する室外機
(A1)に送信するための伝送回路(14)とを有する。上
記本体制御用マイコン(13)は、上記室内送風ファンモ
ータ(FM)の駆動回路(15)に介設した常開接点(RY−
1)を有するファンモータ駆動用リレー(RY)をON/OFF
制御する機能を有する。
而して、上記各室内機(A1)〜(A16)は、各々、そ
のアドレス設定部(10)により、自己のアドレスが「0
#」,「1#」,「2#」…「15#」に連続番号で設定
されている。
さらに、各室外機(B1)〜(B16)の内部(室外機(B
1)のみ図示)には、対応する室内機(A1)の伝送回路
部(14)から送信された制御信号を受信する伝送回路部
(20)と、該伝送回路部(20)で受信した制御信号を入
力して、内蔵する圧縮機の運転用のモータ(MC)、室外
熱交換器の室外送風ファン用のモータ(MF)及び電動膨
張弁(EV)を作動制御するための本体制御用マイコン
(21)とを備えている。
尚、図示しないが、上記リモコン装置(C)には、該
リモコン装置(C)との接続異常のある室内機のアドレ
スを液晶パネル等に表示する機能を有している。
次に、各室内機(A1)〜(A16)の据付けの正常接続
の確認時や、故障診断時でのリモコン装置(C)による
各室内機(A1)〜(A16)の特別な制御(本発明に係る
制御)を第4図の制御フローに基いて説明する。
先ず、運転/停止スイッチの運転側操作に基いて電源
がONするとスタートし、ステップSA1で各室内機(A1)
〜(A16)のアドレス#(0#,1#…15#)を読込んだ
後、ステップSA2で該各アドレスに基いて各室内機(A
1)〜(A16)の室内送風ファン(FM)を起動するための
各々の遅延時間Tdを上記読込んだアドレス#に基いて式 Td=tx・# により算出する。
ここに、txは、遅延時間間隔であり、各室内機(A1)
〜(A16)の内蔵機器(室内送風ファン(FM))の作動
の開始順序を作業者が順次確認できる設定時間間隔、例
えば5秒に設定される。
しかる後、ステップSA3で試運転スイッチ(3)の入
力(押操作信号の入力)の有無を判別し、入力の無いと
きには、直ちに終了して通常の停止状態に戻る。一方、
入力の有るときには、据付け後の正常接続の確認時であ
って各室内機(A1)〜(A16)のアドレスを作業者が確
認する場合であると判断して、ステップSA4で上記設定
した各室内機(A1)〜(A16)の遅延時間Tdのタイマを
各々スタートさせて、ステップSA5でそのカウントを各
々行って、ステップSA6で各遅延時間Tdがタイムアップ
したか否かを判別することを繰返し、タイムアップした
場合には、ステップSA7でこのタイムアップした遅延時
間Tdに対応する室内機(A1)〜(A15)又は(A16)の室
内送風ファン(FM)の回転駆動を開始制御する。
そして、その後は、ステップSA8で上記室内送風ファ
ン(FM)の駆動時間(送風運転時間)Toのタイマをスタ
ートさせ、ステップSA9でそのカウントを行って、ステ
ップSA10でそのタイマToがタイムアップすると、ステッ
プSA11で上記室内送風ファン(FM)の駆動制御を停止し
て終了し、通常の停止状態に戻る。
よって、上記第4図の制御フローにおいて、ステップ
SA1により、各空調ユニット(A1)〜(A16)のアドレス
(0#,1#…15#)を読込むようにしたアドレス読込手
段(25)を構成していると共に、ステップSA3により、
試運転スイッチ(3)の操作の有無に基いて、各室内機
(A1)〜(A16)のアドレスを作業者が確認するために
選択する特定の運転モード(試運転モード)の選択時を
判別するようにした判別手段(26)を構成している。ま
た、ステップSA2,SA4〜SA11により、上記判別手段(2
6)で判別された試運転モードの選択時に、上記アドレ
ス読込手段(25)で読込まれた各室内機(A1)〜(A1
6)のアドレス(0#,1#…15#)順に該各室内機(A
1)〜(A16)の室内送風ファン(FM)(内蔵機器)を遅
延間隔td(5秒)(室内送風ファン(FM)の作動の開始
順序を確認できる時間間隔)で順次作動制御するように
したアドレス確認手段(27)を構成している。
したがって、上記実施例においては、各16台の室内機
(A1)〜(A16)及び室外機(B1)〜(B16)の運転は、
単一のリモコン装置(C)により画一的にグループ制御
されて、全室内機(A1)〜(A16)が暖房運転又は冷房
運転され、またこの各運転時には同一空調能力に調整さ
れると共に同一時に停止制御される。
而して、各室内機(A1)〜(A16)の据付け後に、そ
のリモコン装置(C)に対する正常接続を確認しようと
する場合には、試運転スイッチ(3)が作業者により操
作される。このことにより、試運転モードの選択時が判
別手段(26)で判別されて、アドレス確認手段(27)に
よる制御が開始され、各室内機(A1)〜(A16)の室内
送風ファン(FM)がそのアドレス(0#,1#…15#)の
順序で遅延時間Td(5秒)間隔で順次その回転作動を開
始するので、作業者はこの各室内送風ファン(FM)の始
動順序を把握することで各室内機(A1)〜(A16)の各
アドレスが容易に確認されることになる。
その場合、作業者は各室内送風ファン(FM)の作動の
開始順序を把握すればよいので、従来のように電装品箱
のラベルに記入されたアドレスを作業者が逐次読むこと
なく各室内機(A1)〜(B16)が何れのアドレスである
かを容易に把握できて、アドレスと各室内機(A1)〜
(A16)との対応を容易且つ間違いなく確認でき、その
確認作業性の向上を図ることができる。
また、第5図はアドレス確認時での室内機(A1)〜
(A16)の新内送風ファン(FM)を作動させたのに代
え、内蔵機器として別途に設けたブザーを作動させたも
のである。
上記ブザーを作動させる制御フローを第5図に示す。
同制御フローは、上記第4図の制御フローと同様であ
り、これと異なる部分のみを第4図と同一ステップ番号
に記号「′」を付して示すと、ステップSA7′で遅延時
間Tdがタイムアップする毎にこれに対応する室内機(A
1)〜(A15)又は(A16)のブザーの作動制御を開始
し、その後、ステップSA8′でその鳴動時間Toのタイマ
をスタートさせて、ステップSA10′でその時間Toがタイ
ムアップした時点でステップSA11′で上記ブザーの作動
制御を停止して、通常停止状態に戻って終了する。従っ
て、ブザーでアドレス順を知らせる場合には、作業者が
各室内機(A1)〜(A16)の近傍に近づくことなくアド
レス順を容易に確認できる。
さらに、第6図は上記のブザーの作動と共に、室内送
風ファン(FM)の作動をも行うようにした制御フローを
示し、上記第4図及び第5図と異なる部分のみを図示し
ており、その制御は上記実施例と同様である。従って、
室内送風ファン(FM)及びブザーの双方でアドレス順を
知らせるので、その一方のみでは確認し難い状況にも、
他の一方でアドレス順を容易に確認できる効果を有す
る。
加えて、第7図は上記の如く室内送風ファン(FM)及
びブザーの作動に代え、室内機(A1)〜(A16)及び室
外機(B1)〜(B16)自体をアドレス順に遅延時間Td毎
に順次作動させたものであり、上記第4図及び第5図と
異なる部分のみを図示しており、その制御は上記実施例
と同様である。上記第7図の制御フローのステップSA7
〜ステップSA11により、判別手段(26)で判別され
た試運転モード(特別運転モード)の選択時に、アドレ
ス読込手段(25)で読込まれた各空調ユニット(A1)〜
(B16)のアドレス順に該各室内機(A1)〜(A16)及び
室外機(B1)〜(B16)自体を、その作動の開始順序を
作業者が確認できる設定時間間隔(遅延時間Td)で順次
作動制御するようにしたアドレス確認手段(17′)を構
成している。従って、室内機(A1)〜(A16)及び室外
機(B1)〜(B16)自体の作動でもってアドレス順を知
らせるので、その冷房空調又は暖房空調によりアドレス
順を容易に確認できる効果を奏する。
さらに、第8図は他の実施例を示し、以下の説明では
単一の制御手段としてリモコン装置を用いたのに代え、
集中コントローラ(D)を使用したものであり、その異
なる点は、集中コントローラ(D)で各室内機(A1)〜
(A16)を個別に暖房運転又は冷房運転する点にある。
つまり、第8図では各室内機(A1)〜(A16)は、例
えば高層ビル等の遠隔操作室に設置された集中コントロ
ーラ(D)と個別に制御信号の送受信可能に信号線
(3)を介して接続されていて、該集中コントローラ
(D)により、各室内機(A1)〜(A16)を互いに独立
して個別に暖房運転又は冷房運転、及びその運転/停止
制御を行うように構成されている。尚、各室内機(A1)
〜(A16)には、各々リモコン装置(C1)〜(C16)が信
号線(4)を介して信号の送受信可能に接続されてい
て、該各リモコン装置(C1)〜(C16)で個別に運転又
はその停止制御を行い得るようになされている。その
他、各室内機(A1)〜(A16)の構成等は上記第3図と
同様であるので、その図示及び説明を省略する。
次に、集中コントローラ(D)による各室内機(A1)
〜(A16)のアドレス順の確認制御(据付け後の正常接
続の確認制御)を第9図に示す。本制御フローでは、ス
テップSB1で運転/停止スイッチの運転側操作により電
源がONすると、ステップSA1で各室内機(A1)〜(A16)
のアドレス#(0#,1#…15#)を読込んで、作業者が
適宜確認したいアドレスを手動で指定する。
その後、ステップSB2で試運転スイッチ(3)の入力
(押操作信号の入力)の有無を判別し、入力の有るとき
には、据付け後の正常接続の確認時であって作業者が室
内機(A1)〜(A16)の何れかのアドレスの確認のため
に選択する試運転(特定運転)モードであるので、ステ
ップSB3で上記指定したアドレスに対応する室内機(A
1)〜(A15)又は(A16)の室内送風ファン(FM)の駆
動制御を開始する。
しかる後、ステップSB4で再び試運転スイッチ(3)
の入力の有無を判別し、入力の有るときには、ステッフ
SB5で上記室内送風ファン(FM)の作動制御を続行する
一方、入力が無くなれば、ステップSB6で上記室内送風
ファン(FM)の作動制御を停止して、終了する。
上記第9図の制御フローにより、判別手段(26)で判
別された特別運転モード(試運転モード)の選択時に、
指定されたアドレスに対応する室内機(A1)〜(A16)
の室内送風ファン(FM)(内蔵機器)を作動制御するよ
うにしたアドレス確認手段(27″)を構成している。
したがって、本実施例では、据付け後の正常接続の確
認時(試運転スイッチ(3)の押操作時)に、異常な接
続状態の室内機のアドレスが例えば集中コントローラ
(D)の表示部に表示されると、このアドレスを指定す
れば、対応する室内機の室内送風ファン(FM)のみが作
動を開始するので、上記指定されたアドレスの室内機が
上記室内送風ファン(FM)の動作した室内機であると作
業者が確認でき、よって、アドレスと室内機との対応を
容易且つ直ちに把握することができる。
尚、以上の説明では、据付け後の各室内機(A1)〜
(A16)の正常接続の認識に適用したが、その他、各室
内機(A1)〜(A16)の故障診断時にも同様に適用でき
る。また、以上の説明では、一台の室内機に対して一台
の室外機が対応する通常の空調調和装置に適用したが、
本発明は、一台の室外機に対して複数台の室内機を並列
に接続した、いわゆるマルチ形式の空気調和装置に対し
ても同様に適用できるのは勿論である。
また、第10図は請求項(9)に係る発明の実施例を示
す。同図において、(C)は室外ユニット、(D1)〜
(D4)は4台の室内ユニットであって、該各室内ユニッ
ト(D1)〜(D4)は図示しない冷媒配管にて上記室外ユ
ニット(C)に対して並列に接続されてマルチ形式の空
気調和機(X)を構成していると共に、各室内ユニット
(D1)〜(D4)には各々リモコン装置(E1)〜(E4 )
が接続され、各室内ユニット(D1)〜(D4)間は互いに
渡り配線(30)…で信号の授受可能に接続されている。
同様に、(Y)は他の系統のマルチ形式の空気調和機
であって、該空気調和機(Y)は、1台の室外ユニット
(F)と、これに冷媒配管で並列接続された4台の室内
ユニット(G1)〜(G4)とで構成され、各室内ユニット
(G1)〜(G4)間は渡り配線(31)…で信号の授受可能
に接続されている。更に、室内ユニット(G1)は他系統
の室内ユニット(D4)とリモコン装置(E4)を共用して
いて、リモコン装置(E4)により室内ユニット(D4)及
び(G1)をグループとして作動させる構成としている。
他の室内ユニット(G2)〜(G4)は自己専用のリモコン
装置(H2)〜(H4)を有している。
次に、各系統の空気調和装置(X),(Y)での室内
ユニットの正規な接続の確認のための確認用制御回路の
状態遷移図を第11図に示す。同図において、確認用制御
回路(32)は各室内ユニット(C),(F)、又は図示
しない集中コントローラに設けられている。この集中コ
ントローラは、例えば高層ビル等の集中制御室に配置さ
れている。以下、各系統について構成は同一であるの
で、空気調和機(X)について説明する。同図におい
て、確認用制御回路(32)は、室外ユニット(C)のデ
フロスト運転でない通常の冷却運転モードにおいて、強
制ファンON位置と、解除1位置と、解除2位置との三位
置を有する。解除2位置は、室外ユニット(C)に接続
された全ての室内ユニット(正規には(D1)〜(D4)で
あるが、誤接続の場合には他の室内ユニットであること
もある)から運転の停止信号を受信し、且つ室外ユニッ
ト(C)に内蔵している例えば工場出荷時の検査に使用
するライン検査ピンが操作者により短絡された状態で取
る位置であり、この解除2位置にて正規接続の確認用の
MDSピンが操作者によりON側に操作されると強制ファンO
N位置に遷移し、この強制ファンON位置で室外ユニット
(C)に接続された全ての室内ユニット自体、又はこれ
に内蔵する機器、例えば室内熱交換器の送風ファンを作
動させる。
そして、強制ファンON位置にてMDSピンが操作者によ
りOFF側に操作されると解除2位置に戻る。
一方、解除2位置及び強制ファンON位置にて、室外ユ
ニット(C)に接続された全ての室内ユニットの何れか
から運転信号を受信し、又はライン検査ピンが解放され
ると解除1位置に遷移し、この位置にて再び室外ユニッ
ト(C)に接続された全ての室内ユニットから停止信号
を受信し且つライン検査ピンが短絡されると、室内ユニ
ットの正規接続の確認の指令を待つべく解除2位置に遷
移して、待機する。
よって、第11図において、解除2位置にてMDSピンがO
N側に操作されて強制ファンON位置に遷移することによ
り、正規な接続の確認のための特定の運転モードを指令
する指令手段(35)を構成している。また、強制ファン
ON位置により、上記指令手段(35)で指令された特定運
転モード時に、室外ユニット(C),(F)別に、該室
外ユニット(C),(F)に接続した全ての室内ユニッ
ト(D1)〜(D4)及び(G1)〜(G4)自体又はその内蔵
機器としての送風ファンを強制的に作動させるようにし
た系統確認手段(38)を構成している。
したがって、本実施例においては、第11図の解除2位
置にて操作者により例えば空気調和機(Y)の室外ユニ
ット(F)でそのMDSピンがON側に操作されると、その
系統に属する室内ユニット(G1)〜(G4)の正規な接続
の確認が要求されたモード時と判断されて、確認用制御
回路(32)は第11図の強制ファンON位置に遷移して、そ
の全室内ユニット(G1)〜(G4)に内蔵する熱交換器の
送風ファンを作動させる。
その場合、室外ユニット(F)に接続されるべき室内
ユニット(G1)〜(G4)のうち、例えば室内ユニット
(G2)のみが冷媒配管又は渡り配線(31)の誤接続によ
り室外ユニット(F)に接続されていないときには、該
室内ユニット(G2)は作動しないから、この作動しない
室内ユニット(G2)が正規に接続されていない室内ユニ
ットであり、他の室内ユニット(G1),(G3),(G4)
は正規に接続されていると容易に判断でき、同一系統に
属する室外ユニット(F)と室内ユニット(G1)〜(G
4)との組合せを容易に確認できる。
その場合、指令手段(35)を各々室外ユニット
(C),(F)に配置する場合には、正規接続の確認の
ための特定運転モードを各室外ユニット(C),(F)
で指令できるので、正規接続を確認する場所と同一場所
にて特定運転モードの指令ができる。また集中コントロ
ーラで指令する場合には、1箇所にて指令できる。更
に、正規接続の確認時には、各室内ユニット(G1)〜
(G4)に内蔵する熱交換器の送風ファンが作動するの
で、正規接続の確認用の追設機器が不要になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は請求項(1)に係る発明の構成を示すブロック
図である。第2図ないし第9図は本発明の実施例を示
し、第2図は空調ユニットをリモコン装置でグループ制
御する場合の構成図、第3図はリモコン装置、室内機及
び室内機の内部構成を示すブロック図、第4図及び第5
図はリモコン装置によるアドレス確認のための制御フロ
ーを示す図、第6図及び第7図は同制御フローの要部を
示す図、第8図は集中コントローラで空調ユニットを集
中制御する場合の構成図、第9図は同制御フローの要部
を示す図、第10図はマルチ形式の空気調和装置の概略構
成図、第11図は確認用制御回路の作動を説明する状態遷
移図である。 (A1)〜(A16)……室内機(空調ユニット)、(B1)
〜(B16)……室外機(空調ユニット)、(C)……リ
モコン装置(単一の制御手段)、(D)……集中コント
ローラ、(3)……試運転スイッチ、(FM)……室内送
風ファン、(25)……アドレス読込手段、(26)……判
別手段、(27)(27″),(27)……アドレス確認手
段、(C),(F)……室外ユニット、(D1)〜(D
4),G1)〜(G4)……室内ユニット、(32)……確認用
制御回路、(35)……指令手段、(36)……系統確認手
段。

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱交換器を有する空調ユニット(A1)〜
    (B16)を複数台備えるとともに、該複数台の空調ユニ
    ット(A1)〜(B16)の運転を制御するための単一の制
    御手段(C)を備えた空気調和装置であって、 上記各空調ユニット(A1)〜(B16)は各々自己のアド
    レスを有すると共に、上記単一の制御手段(C)は、上
    記各空調ユニット(A1)〜(B16)のアドレスを読込む
    アドレス読込手段(25)と、特定の運転モードの選択時
    を判別する判別手段(26)と、該判別手段(26)で判別
    された特別運転モードの選択時に、上記アドレス読込手
    段(25)で読込まれた各空調ユニット(A1)〜(B16)
    のアドレス順に該各空調ユニット(A1)〜(B16)の内
    蔵機器(FM)を設定時間間隔で順次作動制御するアドレ
    ス確認手段(27)とを備え、 上記設定時間間隔は上記空調ユニット(A1)〜(B16)
    の内蔵機器(FM)の作動の開始順序を作業者が順次確認
    できる時間間隔に設定されることを特徴とする空気調和
    装置。
  2. 【請求項2】単一の制御手段(C)は、複数台の空調ユ
    ニット(A1)〜(B16)を同一運転状態にグループ制御
    するリモコン装置(C)である請求項(1)記載の空気
    調和装置。
  3. 【請求項3】熱交換器を有する空調ユニット(A1)〜
    (B16)を複数台備えるとともに、該複数台の空調ユニ
    ット(A1)〜(B16)の運転を個別に集中制御するため
    の集中コントローラ(D)を備えた空気調和装置であっ
    て、 上記各空調ユニット(A1)〜(B16)は各々自己のアド
    レスを有すると共に、上記集中コントローラ(D)は、
    上記各空調ユニット(A1)〜(B16)のアドレスを読込
    むアドレス読込手段(25)と、特定の運転モードの選択
    時を判別する判別手段(26)と、該判別手段(26)で判
    別された特別運転モードの選択時に、指定されたアドレ
    スに対応する空調ユニット(A1)〜(B16)の内蔵機器
    (FM)のみを作動制御するアドレス確認手段(27″)と
    を備えて、 上記指定されたアドレスの空調ユニットが上記動作した
    内蔵機器(FM)の空調ユニットであると作業者が確認で
    きるようにしたことを特徴とする空気調和装置。
  4. 【請求項4】アドレス確認手段(27)の内蔵機器(FM)
    は熱交換器の送風ファンである請求項(1)又は請求項
    (3)記載の空気調和装置。
  5. 【請求項5】アドレス確認手段(27)の内蔵機器はブザ
    ーである請求項(1)又は請求項(3)記載の空気調和
    装置。
  6. 【請求項6】アドレス確認手段(27)の内蔵機器は熱交
    換器の送風ファン及びブザーである請求項(1)又は請
    求項(3)記載の空気調和装置。
  7. 【請求項7】請求項(1)記載の空気調和装置におい
    て、アドレス確認手段(27)に代えて、判別手段(26)
    で判別された特別運転モードの選択時に、アドレス読込
    手段(25)で読込まれた各空調ユニット(A1)〜(B1
    6)のアドレス順に該各空調ユニット(A1)〜(B16)自
    体を設定時間間隔で順次作動制御するアドレス確認手段
    (17′)を備え、 上記設定時間間隔は上記空調ユニット(A1)〜(B16)
    の内蔵機器(FM)の作動の開始順序を作業者が順次確認
    できる時間間隔に設定されることを特徴とする空気調和
    装置。
  8. 【請求項8】請求項3記載の空気調和装置において、ア
    ドレス確認手段(27″)に代えて、判別手段(26)で判
    別された特別運転モードの選択時に、指定されたアドレ
    スに対応する空調ユニット(A1)〜(B16)自体を作動
    制御するアドレス確認手段(17)を備えていることを
    特徴とする空気調和装置。
  9. 【請求項9】1台の室外ユニット(C,F)に複数台の室
    内ユニット(D1〜D4),(G1〜G4)を接続して成るマル
    チ形式の空気調和機(X,Y)を1系統として、これを複
    数系統備えた空気調和装置において、 特定の運転モードを指令する指令手段(35)と、該指令
    手段(35)で指令された特定運転モード時に、上記室外
    ユニット(C),(F)別に該室外ユニット(C),
    (F)に接続した全ての室内ユニット(D1〜D4),(G1
    〜G4)自体又は該室内ユニット(D1〜D4),(G1〜G4)
    の内蔵機器を強制的に作動させる系統確認手段(36)と
    を備えて、 同一系統に属する室外ユニット(C),(F)と室内ユ
    ニット(D1〜D4),(G1〜G4)との組合せを確認するよ
    うにしたことを特徴とする空気調和装置。
  10. 【請求項10】指令手段(35)は、各室外ユニット
    (C),(F)に備えられ、又は集中コントローラに備
    えられる請求項(9)記載の空気調和装置。
  11. 【請求項11】系統確認手段(36)が作動させる内蔵機
    器は、熱交換器の送風ファンである請求項(9)記載の
    空気調和装置。
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