JP3075860B2 - 空気調和機の制御装置 - Google Patents

空気調和機の制御装置

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JP3075860B2 JP04266039A JP26603992A JP3075860B2 JP 3075860 B2 JP3075860 B2 JP 3075860B2 JP 04266039 A JP04266039 A JP 04266039A JP 26603992 A JP26603992 A JP 26603992A JP 3075860 B2 JP3075860 B2 JP 3075860B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は室内ユニットと室外ユニ
ットとから成る分離型の空気調和機に於て、特に試運転
の開始に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常空気調和機を設置した際、さらには
異常動作後の保守点時に圧縮機をはじめとして空気調和
機が正常に動作するか否かの点検を行う必要がある。
この点検は、通常では室内ユニット(またはリモートコ
ントローラ)に設けられた試運転スイッチを操作して試
運転を行うのが常であった。あるいは、二人の作業員が
室内と室外とに別れてお互いに連絡を取りながら空気調
和機の運転をおこなって点検を行うのが常であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の技術
では、試運転が室内ユニットの側からでしか行えず一台
の室外ユニットに対し複数台の室内ユニットを備えた場
合、全ての室内ユニットを試運転状態にしなければ点検
が行えず、室内ユニットを取付けている部屋が異なる場
合はこの点検動作に手間がかかり、作業員にかかる負担
が大きいものであった。
【0004】また、空気調和機を複数セット設置した場
合室外ユニットは大体同じ場所に設置されるが、室内ユ
ニットは夫々異なる部屋に設置されるのが一般的であ
り、夫々の室内ユニットの操作を行うことは作業員に対
して大きな負担であった。
【0005】このような問題点に対して、本発明は試運
転操作が容易に行える空気調和機を提供するものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は室外ユニットお
よび室内ユニットからなる空気調和機に於て、データを
記憶する記憶部と、室外ユニットへの電力の供給で動作
状態になり記憶部のデータが試運転未終了を表す際に空
気調和機の試運転動作を行わさせる制御部と、電力の供
給後に1度試運転動作を終了した時に記憶部のデータを
試運転終了を表すデータにする試運転規制部と、記憶部
のデータを試運転未終了を表すデータにする試運転再開
部とを備えたものである。
【0007】
【作用】このように構成された空気調和機の制御装置を
用いることによって、室外ユニットへ電力を供給するの
みで試運転動作を開始させることができるものである。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1は一台の室外ユニットに対して複数台の室内ユ
ニットを接続した際の空気調和機の概略図である。1は
室外ユニットであり室外側制御部2を備えている。3は
室内ユニットAであり室内側制御部4を備えている。5
は室内ユニットBであり室内側制御部6を備えている。
7は室内ユニットCであり室内側制御部8を備えてい
る。9は室内ユニットDであり室内側制御部10を備え
ている。
【0009】室外側制御部2と室内側制御部4とは信号
線11でお互いに信号が送受できるように接続されてい
る。同様に室外側制御部2と室内側制御部6とは信号線
12で、室外側制御部2と室内側制御部8とは信号線1
3で、室外側制御部2と室内側制御部10とは信号線1
4でお互いに信号が送受できるように接続されている。
【0010】図2は図1に示した空気調和機の制御装置
の概略を示すブロック図である。この図において15は
リモートコントローラであり空気調和機の運転を制御す
る信号を室内ユニットA3の室内制御部4へ出力する。
このリモートコントローラは1空調システムに1台取り
つけて全ての室内ユニット3、5、7、9を同じ運転状
態で運転させてもよく、また夫々の室内ユニットにリモ
ートコントローラを取りつけて冷房/暖房などの基本的
な動作が異ならない範囲で個別に運転状態を設定てきる
ようにしてもよい。
【0011】リモートコントローラの設定項目として
は、運転/停止、冷房/暖房/除湿、希望温度、希望風
速、希望風向、タイマー運転時の動作時間などが主なも
のである。室内ユニットA3には、送風機16、室内ユ
ニット用の電源17、室外ユニット1と信号の送受を行
う際のI/F(インターフェース)18を備えている。
室内側制御部4はリモートコントローラで設定された項
目に基づいて送風機16の運転や室外ユニット1の運転
を制御する信号を出力する。
【0012】他の室内ユニットも同様な構造を有してい
るので説明は省略する。
【0013】室外ユニット1はI/F24、電源25、
送風機26、インバータ部27、圧縮機28、バーナ部
29、記憶部30、スイッチ31などを備えている。室
外側制御部2は室内ユニットの室内側制御部から送信さ
れる信号に基づいて送風機26、圧縮機28等を制御す
る。
【0014】インバータ部29は圧縮機28の回転数を
制御するためのものであり、圧縮機28の回転数を変え
ることによって冷凍サイクル(圧縮機、凝縮器、減圧装
置、蒸発器を冷媒配管で環状に接続し、室内ユニット設
けた蒸発器で冷房運転が行える)の能力を変えることが
できる。この回転数は室内ユニットからの必要能力を示
す信号に基づいて決められる。すなわち夫々の室内ユニ
ットからの要求能力を満たすように設定される。
【0015】バーナ部29は同様に暖房運転時の必要能
力に基づいて燃焼料が制御される。暖房運転時にはバー
ナで加熱された温水を室内ユニットに循環させ、この温
水を用いて暖房運転が行われる。
【0016】尚、除湿運転は圧縮機28とバーナ部29
を同時に運転し、室内ユニット内で一度冷却された空気
を再加熱して被調和室に供給する運転である。この場
合、空気の冷却能力と加熱能力とのバランスを変えるこ
とによって暖め気味の除湿運転、冷やし気味の除湿運転
を選択することができる。
【0017】30は記憶部であり、試運転終了/試運転
未終了を示すデータを記憶する。例えば試運転未終了
を”0”、試運転終了を”1”として記憶する。この記
憶部は電源25が停止状態でもデータを記憶できるもの
を用いている。例えばEEPROM(electrical erasa
ble programmable read only memory)などが適してい
る。尚、通常のメモリー素子を用い電源バックアップを
行ってもよい。
【0018】31はスイッチであり、記憶部30に記憶
されたデータを強制的に”0”(試運転未終了)にする
ものである。
【0019】尚、夫々のユニットの電源は同一の電源母
線22を用いてコンセント(商用電源)23に接続され
ているものである。従って、電力は電源母線22を夫々
のユニットに接続した後にコンセント23に接続すれば
夫々のユニットは同時に電力が供給されるものである。
【0020】図3は図2に示した室外制御部2の主な動
作を示すフローチャートである。このフローチャートに
おいてステップS1で電源25から電力が供給される。
ステップS2でこの制御部2の初期化(イニシャライ
ズ)がおこなわれ制御動作を開始する。
【0021】ステップS3では記憶部30に記憶された
データが”0”(試運転未終了)か否かの判断を行い、
データが”0”のときはステップS4へ進んで試運転を
開始する。この試運転が開始されると、同時に全室内ユ
ニットを試運転状態にさせるための信号を信号線11、
12、13、14を介して夫々の室内制御部へ送信す
る。夫々の室内ユニットはこの信号に応答して予め定め
られた試運転状態になる。従って、全てのユニットの試
運転が行われる。
【0022】この試運転はステップS5で試運転の終了
が判断されるまで続けられる。試運転の終了はリモート
コントローラで何らかの操作が行われたときに室内側制
御部から信号が送られて判断される。尚、室外ユニット
または室内ユニットに試運転停止の専用スイッチを設
け、このスイッチの操作で試運転終了を判断してもよ
い。
【0023】ステップS5で試運転の終了が判断される
とステップS6へ進み記憶部のデータを”1”(試運転
終了)にする(試運転規制部の動作)。
【0024】ステップS6を実行するとステップS7へ
進む。このステップS7はステップS3でデータが”
0”でないときに進むステップである。ステップS7で
はスイッチ31が操作されたか否かの判断を行い、スイ
ッチ31が操作されたときはステップS8へ進む。
【0025】ステップS8では記憶部のデータを”0”
(試運転未終了)にする(試運転再開部の動作)。従っ
て、ステップS3を再度実行したときに再び前記したよ
うな試運転を行なう。
【0026】ステップS9は通常の運転を行うステップ
である。すなわち、室内ユニットからの信号に基づく運
転を行う。この後再びステップS3に戻るものである。
【0027】このように構成された制御装置では空気調
和機の設置した後に最初に電源を投入すると、自動的に
試運転が開始される。(但し全ユニットの設置、及び配
管、配線などが終了している)一度試運転が行われると
記憶部のデータが試運転終了になるので電源の遮断と再
投入(又は停電など)を行っても再び試運転が行われる
ことはない。
【0028】尚、保守点検など再試運転が必要になった
ときは、スイッチ31を操作して記憶部のデータが試運
転未終了にすれば再び試運転が開始される。この時は室
内ユニットに電力が供給されている状態でスイッチを操
作するのが好ましい。
【0029】また、以上の実施例では1台の室外ユニッ
トに対して複数台の室内ユニットが接続されているが、
1台の室外ユニットに対して1台の室内ユニットが接続
されている空気調和機に本発明を用いても何ら不具合が
生じるものではない。
【0030】図4は1台の室外ユニットに対して1台の
室内ユニットが接続されている空気調和機の制御装置の
概略を示すブロック図である。尚、図2と同じ構成要素
は同一符号を付して説明は省略する。
【0031】
【発明の効果】このように構成された制御装置を用いる
と、室外ユニットへの電力の供給開始によって自動的に
試運転が開始されるので、試運転にかかる特別な操作が
不要になり作業員にかかる負担を軽減できるものであ
る。また、試運転開始が自動で行われるので操作間違い
を抑制できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】一台の室外ユニットに対して複数台の室内ユニ
ットを接続した際の空気調和機の概略図である。
【図2】図1に示した空気調和機の制御装置の概略を示
すブロック図である。
【図3】図2に示した室外制御部の主な動作を示すフロ
ーチャートである。
【図4】1台の室外ユニットに対して1台の室内ユニッ
トが接続されている空気調和機の制御装置の概略を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1 室外ユニット 2 室外制御部 3、5、7、9 室内ユニット 4、6、8、10 室内制御部 30 記憶部 31 スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−156238(JP,A) 特開 平4−32641(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 11/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】室外ユニットおよび室内ユニットからなる
    空気調和機に於て、データを記憶する記憶部と、室外ユ
    ニットへの電力の供給で動作状態になり記憶部のデータ
    が試運転未終了を表す際に空気調和機の試運転動作を行
    わさせる制御部と、電力の供給後に1度試運転動作を終
    了した時に記憶部のデータを試運転終了を表すデータに
    する試運転規制部と、記憶部のデータを試運転未終了を
    表すデータにする試運転再開部とを備えたことを特徴と
    する空気調和機の制御装置。
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JP4970006B2 (ja) * 2006-11-24 2012-07-04 東芝キヤリア株式会社 空気調和機
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