JP2535405Y2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2535405Y2
JP2535405Y2 JP1989065980U JP6598089U JP2535405Y2 JP 2535405 Y2 JP2535405 Y2 JP 2535405Y2 JP 1989065980 U JP1989065980 U JP 1989065980U JP 6598089 U JP6598089 U JP 6598089U JP 2535405 Y2 JP2535405 Y2 JP 2535405Y2
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belt
photoconductor
image forming
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image
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則幸 木村
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Cleaning In Electrography (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、感光体として無端ベルト状の感光体を用い
る画像形成装置に関するものである。
〔従来の技術〕
複写機、ファクシミリ又はプリンタなどの画像形成装
置において、ベルト状感光体を用いた場合、そのベルト
状感光体を回転駆動する際、ベルト自体が歪んで波打ち
状態となったり、ベルト状感光体面の垂直方向にベルト
が振動したりして、画像に「ブレ」や「ボケ」を生じ、
カラー画像形成装置では重ね画像に「位置ずれ」を生じ
る問題があった。
そこで、無端ベルト状感光体の駆動時の波打ちや振動
などを抑えるために、ベルト背面に凸面プレートを押し
当てるようにしたものが既に提案されている(特開昭59
-107373号公報等参照)。
〔考案が解決しようとする課題〕
このような押し当て部材を用いるものでは、ベルト状
感光体を高速回転すると、そのベルト部分が押し当て部
材から瞬間的に離れることがあるため、感光体の振動や
波打ちを止めるために、ある程度、ベルト状感光体の張
力を上げる必要があるが、このようにすると、そのベル
ト状感光体の駆動に大きなトルクを必要とする。
本考案の目的は、上記従来欠点を除去し、簡単な構成
によって駆動時のベルト状感光体の波打ちや振動を生じ
にくくした画像形成装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、上記の目的を達成するため、画像露光又は
光書き込みを行うことにより、表面に静電潜像が形成さ
れる感光体として、少なくとも2本のローラに張架さ
れ、基体に対して感光層を形成した無端ベルト状の感光
体を用いる画像形成装置において、前記基体を磁性体に
より構成し、該基体に対して、ベルト状感光体幅方向に
亘って、非磁性材質の裏当て板を介して磁力発生体を設
け、該磁力発生体を、感光体の感光層に対して画像露光
又は光書き込みを行う記録部に対応する基体の面に対向
配置すると共に、前記基体に対向する裏当て板の面に、
当該基体に接触するブラシを設けたことを特徴とする画
像形成装置を提案する。
同じく、本考案は、上記目的を達成するため、画像露
光又は光書き込みを行うことにより、表面に静電潜像が
形成される感光体として、少なくとも2本のローラに張
架され、基体に対して感光層を形成した無端ベルト状の
感光体を用いる画像形成装置において、前記基体を磁性
体により構成し、該基体に対して、ベルト状感光体幅方
向に亘って、当該ベルト状感光体の移動につれ回わりす
る磁石ローラを設け、該磁石ローラを、感光体の感光層
に対して画像露光又は光書き込みを行う記録部に対応す
る基体の面に接触状態で対向配置したことを特徴とする
画像形成装置を提案する。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本考案の実施例について説明す
る。
第1図において、無端ベルト状の感光体1は2本のロ
ーラ21,22に張架され、本例では縦方向に配備されてい
る。かかる感光体1は矢印方向に回転駆動されるように
なっていて、その表面は、先ず帯電チャージャ3により
一様に帯電させられ、この帯電面に対して記録部4のと
ころで光書込装置10により光書き込みが行われると、感
光体1の表面には静電潜像が形成される。なお、画像露
光を行う形式の画像形成装置では、かかる記録部におい
て、原稿像が結像投影されることにより、静電潜像が形
成されることとなる。
このように、図示した画像形成装置においては、画像
露光又は光書き込みを行うことにより、表面に静電潜像
が形成される感光体として、少なくとも2本のローラ2
1,22に張架され、後述するように基体に対して感光層を
形成した無端ベルト状の感光体1が用いられている。
かかる感光体1の右側には上から順に現像器5,6,7,8
がそれぞれ配列されており、この各々には、異なる色の
現像剤、例えば、イエロートナー,マゼンタトナー,シ
アントナー,ブラックトナーなどの色トナーがそれぞれ
収容されていて、各色トナーにより、上記静電潜像が色
毎に顕像化されるようになっている。
一方、給紙部9からは転写紙が矢印方向に送られ、レ
ジストローラ11のところでタイミングをとって転写ベル
ト2に向けて搬送されるようになっている。
そして、この転写紙は、紙吸着帯電器12により、矢印
方向に回転する転写ベルト2上に吸着され、この吸着状
態でベルト上を左方へと運ばれる。このとき、感光体1
に形成された1色目の顕像が転写紙に転写チャージャ14
により転写される。なお、この転写時には接離切換ロー
ラ13が上昇していて、転写チャージャ14と対向する側の
転写ベルト部分が感光体1に接するようになっている。
転写後、転写紙は破線で示す位置まで送られ、このあ
と、接離切換ローラ13が下降した状態で転写ベルト2が
矢印方向と反対方向に逆転し、転写紙が仮想線位置まで
戻されるようになっている。次いで、転写ベルト2は再
び矢印方向に正転し、このとき、ベルトと共に送られる
転写紙には感光体1上の2色目の顕像が転写される。そ
の際、接離切換ローラ13は上昇している。このあと、上
述の動作が同じようにして行われ、最も多い場合で都合
4回の転写が行われる。すなわち、転写紙上には4色の
トナー顕像が重ね転写されるのである。このような転写
をすべて終了したあと、転写紙は仮想線位置に切り換え
られた経路切換部材15により、定着装置16の側へ導か
れ、この装置部を通って転写されたトナー顕像が定着さ
れたあと、トレイ17に排出される。
第2図に示すベルト状感光体1は、先にも述べたよう
に、無端のループ状を成すものとなっていて、これは、
例えば第5図に示すように基体1Aの上に感光層1Bを形成
したものとなっている。かかる感光体1の基体1Aは磁性
体により構成されている。例えば、基体1Aを電鋳ニッケ
ル製等のシームレス磁性体とすることができ、この表面
に感光層1Bを塗布して被覆形成することで、まったく継
ぎ目のないベルト状感光体1を得ることができる。
ここで、第2図に示すように、ベルト状感光体1の基
体1A(第5図)に対して、そのベルト状感光体1の幅方
向に亘って、アルミニウムなどの非磁性材質の裏当て板
19を介して、磁力発生体の一構成例である磁石18が設け
られている。すなわち、磁石18に固定した裏当て板19
を、磁性体より成る基体1Aの外部露呈面に当接させ、こ
れを記録部4の直下位置に配備している。磁石18が、感
光体1の感光層1B(第5図)に対して画像露光又は光書
き込みを行う記録部4(第2図)に対応する基体1Aの面
に対向配置されているのである。
このように構成することによって、記録部4における
ベルト部分が、磁石18による磁力で引き寄せられ、裏当
て板19に密接し乍ら移動するようになるため、記録部4
においてのベルト部分の波打ちや振動(バタツキ)など
が抑えられ、それらが原因で発生する画像の「ブレ」や
「ボケ」などを生じにくくすることができ、良好な画質
の画像を得ることができる。又、第1図に示すカラー対
応型の画像形成装置では、重ね像の位置ずれが生じにく
くなり、矢張り、良好な画質のカラー画像を得ることが
できる。
さらに、第3図に示すように、感光体1の基体に対向
する裏当て板19の面に、当該基体に接触するブラシ23が
設けられている。かかる構成により、裏当て板19と感光
体1に作用する摩擦力を効果的に低減でき、感光体1の
背面、すなわちその基体1Aの面を損傷させにくくするこ
とができる。
なお、裏当て板19については、露光又は光書き込みの
ため光路20に対して略垂直となるような平面状態とする
ことが望ましいが、感光体1の背面との接触摩擦力が小
さくなるように、曲率を持たせるようにすることもでき
る。
また、感光体1の基体1Aに対して裏当て板19を介して
磁石18を対向配置する代りに、磁性体より成る基体1Aに
対して、ベルト状感光体幅方向に亘って、第4図に示す
如き磁石ローラ28を設け、その磁石ローラ28を、感光体
1の感光層1B(第5図)に対して画像露光又は光書き込
みを行う記録部4に対応する基体1Aの面に接触状態で対
向配置することもできる。かかる磁石ローラ28は、ベル
ト状感光体1の移動につれ回わりし、これによって、ベ
ルト状感光体1に作用する摩擦力をより一層低減でき、
感光体1の波打ちや振動を抑えつつ、当該感光体1をよ
り円滑に作動させることできる。
〔考案の効果〕
請求項1及び2に記載の構成によれば、ベルト状感光
体が記録部において磁力で磁力発生体ないしは磁石ロー
ラの側へ引き寄せられつつ移動するようになっていて、
記録部におけるベルト部分の波打ちや振動が抑えられる
ため、画像ブレや画像ボケが生じにくくなり、画質の良
好な安定した画像を得ることができる。又、カラー画像
形成装置では重ね画像の位置ずれが生じにくくなるの
で、矢張り、良好な品質のカラー画像を得ることができ
る。又、ベルト状感光体の幅方向にも平面性が保たれる
ので、この方向での画像ブレや画像ボケなどの発生を抑
えるのに効果的である。更に、感光体の幅方向のずれも
生じにくくすることができ、又、ベルト振動に伴う騒音
も発生しにくくなる。
さらに、ベルト状感光体の基体自体を磁性体により構
成し、これを磁力発生体ないしは磁石ローラの磁力によ
って引き付けるので、感光体のコスト上昇を阻止でき、
画像形成装置のコストを低減できる。
また特に請求項1に記載の構成によると、裏当て板に
はブラシが設けられ、そのブラシが感光体の基体に接触
するので、移動する感光体と裏当て板との間に作用する
摩擦力を効果的に低減でき、感光体を円滑に作動させる
ことができる。
さらに、特に請求項2に記載の構成によれば、磁石ロ
ーラが移動する感光体の基体に対して接触しながらつれ
回わりするので、感光体に作用する摩擦力をより一層低
減でき、感光体をより円滑に作動させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の画像形成装置の概略構成図、
第2図はその要部の拡大図、第3図は磁石と裏当て板の
詳細図、第4図は磁石ローラを示す図、第5図は感光体
の断面図である。 1……感光体、1A……基体 1B……感光層、4……記録部 19……裏当て板、21,22……ローラ 23……ブラシ、28……磁石ローラ

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像露光又は光書き込みを行うことによ
    り、表面に静電潜像が形成される感光体として、少なく
    とも2本のローラに張架され、基体に対して感光層を形
    成した無端ベルト状の感光体を用いる画像形成装置にお
    いて、前記基体を磁性体により構成し、該基体に対し
    て、ベルト状感光体幅方向に亘って、非磁性材質の裏当
    て板を介して磁力発生体を設け、該磁力発生体を、感光
    体の感光層に対して画像露光又は光書き込みを行う記録
    部に対応する基体の面に対向配置すると共に、前記基体
    に対向する裏当て板の面に、当該基体に接触するブラシ
    を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】画像露光又は光書き込みを行うことによ
    り、表面に静電潜像が形成される感光体として、少なく
    とも2本のローラに張架され、基体に対して感光層を形
    成した無端ベルト状の感光体を用いる画像形成装置にお
    いて、前記基体を磁性体により構成し、該基体に対し
    て、ベルト状感光体幅方向に亘って、当該ベルト状感光
    体の移動につれ回わりする磁石ローラを設け、該磁石ロ
    ーラを、感光体の感光層に対して画像露光又は光書き込
    みを行う記録部に対応する基体の面に接触状態で対向配
    置したことを特徴とする画像形成装置。
JP1989065980U 1989-06-06 1989-06-06 画像形成装置 Expired - Lifetime JP2535405Y2 (ja)

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JPH036654U JPH036654U (ja) 1991-01-23
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5971374U (ja) * 1982-11-04 1984-05-15 株式会社リコー 複写装置

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