JP2534725B2 - ディスク回転制御装置 - Google Patents

ディスク回転制御装置

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JP2534725B2 JP62226633A JP22663387A JP2534725B2 JP 2534725 B2 JP2534725 B2 JP 2534725B2 JP 62226633 A JP62226633 A JP 62226633A JP 22663387 A JP22663387 A JP 22663387A JP 2534725 B2 JP2534725 B2 JP 2534725B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ディスク回転制御装置に関し、特に光ディ
スクや磁気ディスクなどに記録されている信号を、ディ
スクの回転制御によって再生する為の、再生用フィード
バック(閑ループ)制御を行うディスク回転制御装置に
関するものである。
[従来の技術] 従来のこの種の装置では、一般にディスクを回転制御
するモータの回転制御に用いる基準信号として、ディス
クの回転制御位置の直前から1回転以内前において再生
された信号から得られる情報を利用していた。
[発明が解決しようとする問題点] そのため、上述のような従来装置では、情報の検出か
らモータの回転制御までに遅れ時間を生じており、ディ
スクに記録されている信号のジッター成分がこの遅れ時
間よりも小さい場合に対しては、モータの回転を制御で
きないという欠点があった。
一方、また、ディスクを回転制御するモータの回転制
御に用いる基準信号として、ディスクの回転制御位置の
直前から1回転以上前において再生された信号から得ら
れる情報のみを利用する場合においては、ディスクの前
回転と現回転において、外部要因のためにヘッドがトラ
ックを同一条件でトレースできない場合には、ジッター
成分の相関が弱くなるので、予測制御の誤差が大きくな
るという欠点があった。
そこで、本発明は上述の欠点を除去し、ジッターの少
ない再生信号が得られるディスク回転制御装置を提供す
ることを目的とする。
[問題点を解決するための手段] かかる目的を達成するために、本発明によれば、信号
が記録されたディスク上の同一トラックを同一ヘッドで
連続して記録信号の再生を行うことができる信号再生装
置のディスク回転制御装置において、前記ディスクを回
転駆動する駆動手段と、前記ヘッドからの再生信号に含
まれている同期信号の発生間隔を、前記同期信号の周期
で計測する計測手段と、前記計測手段の計測動作ごと
に、該計測手段で計測された計測値とあらかじめ定めた
規定値との比較にもとづいて、ディスクの回転を制御す
る回転制御信号を補正する第1の補正手段と、前記第1
の補正手段の出力(v3)を前記ディスクが1回転する時
間から制御系の遅れ時間を差し引いた時間だけ遅らせる
第1の遅延手段(12)と、前記第1の補正手段の出力
(v3)と、所定の時刻における前記ディスクの回転制御
値(v2)を前記第1の遅延手段より短い所定時間遅延さ
せることによって、前記ディスクの1回転中における前
記所定の時刻における前記第1の補正手段の出力(v7
及び前記ディスクの回転制御値(v6)を得る第2の遅延
手段(13)と、前記第2の遅延手段の出力(v6,v7)に
基づいて、前記第1の遅延手段の出力(v4)を補正して
前記駆動手段へと供給する制御値(v5)を演算する演算
手段(14)とを具備した構成とする。
[作用] 本発明は、ディスク上にアナログ記録又はディジタル
記録されている信号の再生信号に含まれていて等間隔で
配置することが規定されている同期信号間隔(H間隔)
に着目し、同一ヘッドが同一トラックを連続して2回
転以上トレースできることと、その同一トラック上の
同一再生信号に含まれているジッター成分は、同一条件
で回転するディスクを同一ヘッドがトレースする時に
は、前回転と現回転のトレースでは相関があることと、
前回転と現回転の回転条件の相異は、現回転における
情報で補正できることを利用して、再生時におけるH間
隔が規定値と同一になるようにディスクの回転を予測制
御するようにしたので、従来の欠点を除去し、ジッター
の少ない再生信号を得ることができる。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明す
る。
第1図は本発明の一実施例の回路構成を示す。本図に
おいて、1はディスク回転用モータ、2は記録信号を回
転制御によって記録している記録媒体を含むディスク、
3はディスク2の記録信号を再生するヘッド、4はヘッ
ド3からの再生信号を増幅する増幅器(アンプ)、5は
増幅された再生信号から水平同期信号(H)を抜き取る
H分離回路である。Hは再生信号に含まれている等間隔
で配置することが規定されている。
6は固定周波数発振器(CLK)、7は固定周波数発振
器6の固定周波数をカウントしてそのH期間のカウント
値nを出力するカウンタ、8はカウンタ7のカウント値
nをラッチするラッチ回路、9は理想的なH期間に相当
する発振器6の発振出力のカウント値の規定値(固定
値)Nを格納したメモリ、10はH信号に同期して後述す
る制御信号v1をラッチするラッチ回路、11はn、N、v2
から演算値v3を算出する演算回路、12は演算値v3から遅
延信号v4を作る遅延回路、13はH期間におけるv1の代表
値v2と演算値v3から補正用遅延信号v6及びv7を作る遅延
回路、14は遅延信号v4、v6、v7から補正演算値v5を算出
する演算回路である。15は補正演算値v5から高周波成分
を取り除き、制御信号v1を作るローパスフィルタ、16は
制御信号v1に応じてモータ1を駆動するドライバであ
る。
次に、以上の構成における動作を説明する。
モータ1によりディスク2を一定速度(例えば、3600
rpm)で回転させた後に、ディスク2に記録されている
信号(例えば、アナログ記録の静止画像信号)をヘッド
3で再生し、その再生信号を増幅器4で増幅する。増幅
された再生信号はH分離回路5において内部回路で用い
るH(同期信号)と外部回路に出力する再生信号に分離
される。
一方カウンタ7は発振器6の発振出力fによりカウン
トアップされ、H分離回路5からHが入力するごとに、
そのときのカウント値nをラッチ回路8に保持した後、
リセットされる。また、m(mはH期間の数を示す任意
の整数)番目のH期間におけるモータ1の回転制御信号
v1の代表値v2はラッチ回路10で保持され、ラッチ回路8
で保持されたそのm番目のH期間におけるカウント値n
と、m(H期間の順番)について同期がラッチ回路10で
合わせられ、そのv2、nが演算回路11に入力される。同
時に、規定のH期間に相当する規定値Nがメモリ9から
演算回路11に出力される。
演算回路11においては、上述のカウント値nと代表値
v2と規定値Nを用いて、ディスク2が一回転した後にヘ
ッド3から信号を再生する時のモータ1の回転速度を制
御する為の演算値v3が後述のように算出される。
すなわち、ディスク2のT(Tは回転の数を示す任意
の整数)回転目のm番目のH期間において、上述のカウ
ント値nが規定値Nよりも大きい時すなわちディスクの
回転が速いときの両者nとNとの差Δnは次式(1)と
なり、この場合はT回転目のm番目のH期間をトレース
した時の代表値v2を、T+1回転目のm番目のH期間を
トレースする以前に次式(2)で示される演算値v3とす
る。
また、同様にして、カウント値nが規定値Nよりも小
さい場合、すなわちディスクの回転が遅い場合には次式
(3)及び次式(4)で示される演算値v3とする。
H間隔が規定値Nと同一になるようなT+1回転目の
m番目のH期間における回転制御信号は、上式(1)か
ら(4)により次式(5)のように求められる。よっ
て、演算回路11において次式(5)で示される演算値v3
を算出し、次の遅延回路12において、この演算値v3を基
にディスク2が1回転するのに要する時間から電気系及
び機械系の遅れ時間を差し引いた時間だけ演算値v3を遅
らせた遅延信号v4を作成し、演算回路14に出力する。
さらに上述の代表値v2と演算値v3をそれぞれ遅延回路
13において、a(aは定数で、m番目のH期間より少し
前のH期間までのH期間の数)だけのH期間に相当する
遅延時間だけ遅らせて、補正用遅延信号v6及びv7を作
り、演算回路14に出力する。演算回路14では、補正用遅
延信号v6、v7と乗算補正系数bとによって、遅延信号v4
を後述のように補正した補正演算値v5を算出する。
すなわち、ディスク2のm−a番目のH期間におい
て、代表値v2の遅延信号v6は、T回転目のm−a番目の
H期間における情報から求めた遅延信号v4と、T+1回
転目のm−2a番目のH期間における情報から求めた加算
補正変数xm-aとを加えた予測制御値であり、また演算値
v3の遅延信号v7はT+1回転目のm−a番目のH期間に
おける制御結果から求めた制御値であるので、補正用遅
延信号v7とv6の差は予測制御誤差となる。ここで、v6
はT+1回転目のm−a番目のH期間における加算補正
変数xm-aが加算されているので、T+1回転目のm番目
のH期間における補正値xmは次式(6)のように求めら
れる。
xm=xm-a+(v7−v6)b …(6) そこで、T+1回転目のm番目のH期間の制御信号v4
を、T回転目のm−a番目のH期間における情報とT+
1回転目のm−a番目のH期間における情報とを用いて
求められる上式(6)の結果により、次式(7)のよう
に補正すると、T回転目とT+1回転目の回転条件の相
異は補正されて、補正演算値v5が算出される。
v5=v4+xm …(7) このように演算回路14で算出された補正演算値v5は、
さらにローパスフィルタ15において高周波成分が取り除
かれて、制御信号v1としてモータドライバ16およびラッ
チ10に送られる。
以上の再生用フィードバック制御を循還して実行する
ことにより、ジッターの少ない再生信号を得ることがで
きる。
次に、上述の本発明の実施例の変形例として、上述の
演算回路11で演算値v3を算出する際の他の演算方法につ
いて説明する。
まず、第1の演算方法としては、上式(1)および上
式(3)における差Δnと、その|Δn|の下限値lが次
式(8)を満たす時にのみ、上式(5)により演算値v3
を算出し、他は代表値v2をそのまま演算値v3として用い
るものである。
|Δn|−l>0 …(8) また、第2の演算方法としては、上式(1)および上
式(3)における差Δnと、その|Δn|の上限値hが次
式(9)を満たす時にのみ、上式(5)により演算値v3
を算出し、他は定数c1を演算値v3として用いるものであ
る。
|Δn|−h<0 …(9) また、第3の演算方法としては、定数c2をあらかじめ
定めておき、上式(8)と上式(9)とが上式(1)を
同時に満たす時は次式(10)を用い、また上式(8)と
上式(9)と上式(3)を同時に満たす時は次式(11)
を用いて演算値v3を算出するものである。
v3=v2+c2 …(10) v3=v2−c2 …(11) さらに第4の演算方法としては上述の第1から第3の
演算方法を組み合わせるものである。
上述の第1の演算方法を用いるとノイズ成分による誤
動作を防止することができ、また第2の演算方法を用い
るとH信号が欠陥していた場合やノイズによって制御が
急激に変化することを防止することができ、また第3の
演算方法を用いると演算回路を簡単にできるという利点
がある。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、ディスク上に
アナログ記録又はディジタル記録されている信号の再生
信号に含まれていて等間隔で配置することが規定されて
いる同期信号間隔(H間隔)に着目し、同一ヘッドが同
一トラックを連続して2回転以上トレースできること
と、その同一トラック上の同一再生信号に含まれている
ジッター成分は、同一条件で回転するディスクを同一ヘ
ッドがトレースする時には、前回転と現回転のトレース
では相関があることと、前回転と現回転の回転条件の相
異は、現回転における情報で補正できること、を利用し
て、再生時におけるH間隔が規定値と同一になるように
ディスクの回転を予測制御するようにしたので、従来の
欠点を除去し、ジッターの少ない再生信号を得ることが
できる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の回路構成を示すブロック図で
ある。 1……モータ、 2……ディスク、 3……ヘッド、 4……増幅器、 5……H分離回路、 6……固定周波数発振器、 7……カウンタ、 8……ラッチ、 9……メモリ、 10……ラッチ、 11……演算回路、 12……遅延回路、 13……遅延回路、 14……演算回路、 15……ローパスフィルタ、 16……ドライバ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】a.信号が記録されたディスク上の同一トラ
    ックを同一ヘッドで連続して記録信号の再生を行うこと
    ができる信号再生装置のディスク回転制御装置におい
    て、 b.前記ディスクを回転駆動する駆動手段と、 c.前記ヘッドからの再生信号に含まれている同期信号の
    発生間隔を、前記同期信号の周期で計測する計測手段
    と、 d.前記計測手段の計測動作ごとに、該計測手段で計測さ
    れた計測値とあらかじめ定めた規定値との比較にもとづ
    いて、ディスクの回転を制御する回転制御信号を補正す
    る第1の補正手段と、 e.前記第1の補正手段の出力(v3)を前記ディスクが1
    回転する時間から制御系の遅れ時間を差し引いた時間だ
    け遅らせる第1の遅延手段(12)と、 f.前記第1の補正手段の出力(v3)と、所定の時刻にお
    ける前記ディスクの回転制御値(v2)を前記第1の遅延
    手段より短い所定時間遅延させることによって、前記デ
    ィスクの1回転中における前記所定の時刻における前記
    第1の補正手段の出力(v7)及び前記ディスクの回転制
    御値(v6)を得る第2の遅延手段(13)と、 g.前記第2の遅延手段の出力(v6,v7)に基づいて、前
    記第1の遅延手段の出力(v4)を補正して前記駆動手段
    へと供給する制御値(v5)を演算する演算手段(14)
    と、 を具備したことを特徴とするディスク回転制御装置。
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