JP2533484Y2 - 支柱への引き出し体用のレールの取り付け構造 - Google Patents

支柱への引き出し体用のレールの取り付け構造

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JP2533484Y2 JP1990055490U JP5549090U JP2533484Y2 JP 2533484 Y2 JP2533484 Y2 JP 2533484Y2 JP 1990055490 U JP1990055490 U JP 1990055490U JP 5549090 U JP5549090 U JP 5549090U JP 2533484 Y2 JP2533484 Y2 JP 2533484Y2
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秀晃 福留
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、支柱に引き出し体をスライド自在に取り付
けるレールを取り付けるための技術に関するものであ
る。
[従来の技術] 従来の引き出しは箱体の内面にレールを固定し、この
レールに対して引き出し体をスライド自在に取り付けて
いた。
[考案が解決しようとする課題] ところが、レールの位置が固定された位置であるた
め、引き出し体の上下方向の位置の選択ができず、ま
た、レールを使用しない場合(つまり引き出し体を用い
ない場合)、レールが邪魔になるという問題があった。
本考案は上記した従来例の問題点に鑑みて考案したも
のであって、その目的とするところは、引き出し体の上
下方向の配置位置を任意に選択でき、また、レールを使
用しない場合にはレールを簡単に取り外すことができて
レールが邪魔にならないようにでき、更に、支柱間の距
離が異なる場合には支柱間の距離に対応させたレールに
係止金具を取り付けることで簡単に支柱間の距離の異な
る場合に対応できる支柱への引き出し体用のレールの取
り付け構造を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 本考案の支柱への引き出し体用のレールの取り付け構
造は、側面に上下方向に複数の係止孔1を形成した支柱
2を前後に配置し、レール3の両端部にストッパ部15を
有する係止金具4をビスのような固着具16により着脱自
在に取り付けてストッパ部15をレール3の両端部に位置
させ、レール3の前後に取り付けた係止金具4の係止部
11を前後の支柱の任意の係止孔1に着脱自在に係止し、
レール3に引き出し体5をスライド自在に取り付けて成
るものであって、このような構成を採用することで、上
記した従来例の問題点を解決して本考案の目的を達成し
たものである。
[作用] 支柱2間の長さのレール3または長いレール3を支柱
2間の長さに切断したものの両端部に係止金具4を固着
具16により取り付けてレール3の両端に係止金具4に設
けたストッパ部15を位置させ、この状態においてレール
3の前後両端の係止金具4の係止部11を前後に配置した
支柱2の側面に上下方向うに設けた係止孔1のうち任意
の係止孔1に係止することでレール3を支柱2の上下方
向の任意の高さに取り付けることができ、したがって、
レール3にスライド自在に取り付ける引き出し体5の配
置レベルを任意に選択できるようになった。そして、引
き出し体5を使用しない場合には支柱2からレール3を
取り外すことでレール3が邪魔にならないようにできる
ものである。また、支柱2間の距離が異なる場合には支
柱2間の距離に対応させた他のレール3または長いレー
ル3を切断したものに係止金具4を取り付けることで対
応するものである。
[実施例] 本考案を以下添付図面に示す実施例に基づいて詳述す
る。
支柱2は角パイプにより構成してあり、側面にスリッ
ト状の係止孔1が上下方向に一定間隔を隔てて形成して
ある。支柱2を前後方向に配置して床6上に立設するの
であるが、第1図、第2図に示す実施例においては前後
の支柱2を上下の横桟7により連結して枠体8を構成
し、枠体8を床6と天井9との間に立設してある。
レール3は第5図(a)に示すように断面コ字状をし
たレール本体の側方開口部の上下両端部に対向してリッ
プ片18を設けてあり、上横片19の両端部に切り欠き20が
設けてある。このレール3の両端部には係止金具4が固
着具16により取り付けられる。係止金具4はL状部の一
片がストッパ部15となっており、L状部の他片がレール
3の縦片にねじのような固着具16により固着してあっ
て、ストッパ部3がレール3の長手方向の端面を閉塞し
ている。このストッパ部3にはゴムや合成樹脂等の緩衝
材23が取着してある。L状部の他片の上端からZ字状に
屈曲した係止部11が上方に向けて突出してある。係止部
11は第3図(b)に示すようにスリット状の係止孔1に
挿入して着脱自在に係止することができるものである。
レール3には引き出し体5が引き出し自在に取り付け
られるものである。第1図乃至第4図に示す実施例にお
いては引き出し体5として縦網体5aが用いてある。この
実施例では縦網体5aの側部の上下部の前後方向の中央部
及び後部にそれぞれ前ローラ21と後ローラ22とが回転自
在に取り付けてある。この縦網体5aの取り付けは第3図
(a)から第3図(h)の順序で行う。すなわち第3図
(a)に示すように上のレール3の前後端部にそれぞれ
係止金具4を取り付け、次に第3図(b)に示すように
上のレール3の前後両端に固着具16により取り付けた係
止金具4の係止部11をそれぞれ前後の支柱2のそれぞれ
の任意の係止孔1に係止して上のレール3を取り付け、
次に第3図(c)(d)の順序で上のレール3に縦網体
5aの上の前後ローラ21、22を後ローラ22、前ローラ21の
順で取り付け(この場合、前後ローラ21、22は切り欠き
20からレール3内に挿入するものである。次に、第3図
(e)に示すように下の係止金具4を前後の支柱2の任
意の係止孔1に係止し、次に第3図(f)に示すように
下のレール3に前後の下のローラ21、22をはめ込み、こ
の状態で下のレール3を第3図(g)に示すように前後
の支柱2に取り付けている係止金具4に固着具16により
固着して第3図(h)のように取り付けるものである。
縦網体5aには引っ掛け金具12を引っ掛けて引っ掛け金具
12に種々の品物を吊り下げたり、あるいは籠25などを引
っ掛けるものである。縦網体5aには把手14が設けてあっ
て、把手14を持って縦網体5aを前方に引き出すことで縦
網体5を引き出すことができ、押し込むことで縦網体5
を収納できるものである。そして、引き出し体5である
縦網体5aを前方に引き出した場合は前ローラ21がストッ
パ部15に当たってそれ以上の引き出し体5の前方への引
き出しが防止され、引き出し体5を押し込んだ場合には
後ローラ22がストッパ部15に当たってそれ以上の押し込
みが防止されるようになっている。
第5図乃至第7図には引き出し体5としてスライド棚
5bの例が示してある。スライド棚5bの両側の前後方向の
中央部及び後部にそれぞれ前ローラ21と後ローラ22とが
回転自在に設けてある。この実施例では左右の前後にそ
れぞれ支柱2を立設し、左右のレール3の前後にそれぞ
れ係止金具4を固着具16により固着し、この状態で第6
図(a)のように係止金具4の係止部11を係止すること
で第6図(b)、第6図(c)のようにレール3を取り
付ける。次に第6図(d)、第6図(e)のように切り
欠き20から後ローラ22、前ローラ21の順に前後のローラ
21、22をレール3内に挿入し、このことにより引き出し
体5をレール3に沿って前後に移動自在となっている。
したがって、引き出し体5であるスライド棚5bを手前に
引き出すことでスライド棚5bを引き出すことができ、ま
た押し込むことでスライド棚5bを押し込んで収納できる
ものである。また、この実施例では棚5bをスライド自在
に支持する枠体8の側方に更に縦網体5aをスライド自在
に支持する枠体8が立設してあり、これらの枠体8の上
端部は天板30に取り付けてある実施例が示してある。
ところで、上記各実施例において、引き出し体5であ
る縦網体5aやスライド棚5bの配置レベルを変更したい場
合には係止金具4の係止部11を係止すべき係止孔1を選
択することで上下方向の任意のレベルに引き出し体5を
配置できるものである。
また、引き出し体5を使用しない場合には係止金具4
の係止部11を係止孔1から外すことで、引き出し体5及
びレール3が邪魔にならないように取り外すことができ
るものである。
なお、上記引き出し体5を収納支持するための枠体8
は部屋の押し入れその他の収納用のスペース内に配置す
ることができる。
[考案の効果] 本考案にあっては、叙述のように側面に上下方向に複
数の係止孔を形成した支柱を前後に配置し、レールの両
端部にストッパ部を有する係止金具をビスのような固着
具により着脱自在に取り付けてストッパ部をレールの両
端部に位置させ、レールの前後に取り付けた係止金具の
係止部を前後の支柱の任意の係止孔に着脱自在に係止
し、レールに引き出し体をスライド自在に取り付けてあ
るので、支柱間の長さのレールまたは長いレールを支柱
間の長さに切断したものの両端部に係止金具を固着具に
より取り付けてレールの両端に係止金具に設けたストッ
パ部を位置させ、この状態においてレールの前後両端の
係止金具の係止部を前後に配置した支柱の側面に上下方
向に設けた係止孔のうち任意の係止孔に係止することで
レールを支柱の上下方向の任意の高さに取り付けること
ができ、この結果、レールにスライド自在に取り付ける
引き出し体の配置レベルを任意に選択できるものであ
る。そして、引き出し体を使用しない場合には支柱から
レールを取り外すことでレールが邪魔にならないように
できるものである。また、前後の支柱間の間隔が変わっ
ても、長さこ異なるレールを用意したり、レールを切断
したりするだけで同じ係止金具を用いて支柱に取り付け
られるように対応できるものであって、支柱の前後の間
隔の変化に自在に対応することができると共に係止金具
を取り付けるだけで適宜の位置にストッパー部を設ける
ことができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の斜視図、第2図は同上の引
き出し状態の斜視図、第3図(a)(b)(c)(d)
(e)(f)(g)(h)は同上の縦網体の取り付け順
序を示す説明図、第4図(a)(b)(c)は同上の縦
網体の平面図、正面図及び側面図、第5図は本考案の他
の実施例の斜視図、第6図(a)(b)(c)(d)
(e)はスライド棚の取り付け順序を示す説明図、第7
図(a)(b)(c)は同上のスライド棚の平面図、正
面図及び側面図であって、1は係止孔、2は支柱、3は
レール、4は係止金具、5は引き出し体、15はストッパ
部、16は固着具である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】側面の上下に複数の係止孔を形成した支柱
    を前後に配置し、レールの両端部にストッパー部を有す
    る係止金具をビスのような固着具により着脱自在に取り
    付けてストッパー部をレールの両端部に位置させ、レー
    ルの前後に取り付けた係止金具の係止部を前後の支柱の
    任意の係止孔に着脱自在に係止し、レールに引き出し体
    をスライド自在に取り付けて成る支柱への引き出し体用
    のレールの取り付け構造。
JP1990055490U 1990-05-28 1990-05-28 支柱への引き出し体用のレールの取り付け構造 Expired - Lifetime JP2533484Y2 (ja)

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JPS56108739U (ja) * 1980-01-22 1981-08-24
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