JP3562345B2 - 収納装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は建物に組み込まれたクローゼットのような収納装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の収納装置では収納空間の天井面の下方に天井面と平行な天板が収納空間の左右両側の側面間に亙るように架設され、天板の下方に天板とで略T字状を構成するように中仕切り板が立設され、天板と中仕切り板とで収納空間内が複数のスペースに仕切られるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、中仕切り板は収納空間の巾方向の中央で立設されるために天板の左右方向の中央しか支持できす、天板を水平に架設したとき天板の左右方向の端部を支持部材で支持しなければならなく、無駄ができてコスト的に高く付くと共に施工性も悪いという問題がある。
【0004】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、天板の一方側を支持部材で支持すると共に天板の他方側を中仕切り板で支持することができ、天板を無駄なく簡単に取り付けることができる収納装置を提供することを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明の請求項1の収納装置は、収納空間1の天井面2の下方に天井面2と平行な天板3を収納空間1の左右両側の側面4間に亙るように架設し、天板3の下方に天板3とで略T字状を構成するように中仕切り板5を立設した収納装置において、天板3の左右方向の一端を背面13に取り付けたブラケット6bにて支持すると共に中仕切り板5を収納空間1の巾方向の中央より天板3の他端側に偏らせて中仕切り板5にて天板3を支持し、ブラケット6bと中仕切り板5との間にハンガーパイプ17を架設して成ることを特徴とする。天板3の一端側をブラッケット6bで支持するが、天板3の他端側を中仕切り板5にて支持できて中仕切り板5を有効に利用して天板3を支持することができ、従来のように無駄ができず、コスト的に安価にできると共に施工も簡単にできる。
【0006】
また本発明の請求項2の収納装置は、請求項1において、中仕切り板5で左右に仕切った巾の狭い方である一方のスペースS1の両側に側板7を配置すると共に両側の側板7間に複数枚の棚板8を架設し、両側の側板7と上下の棚板8で囲まれる空間10の大きさを、中仕切り板5で仕切った巾の広い方である他方のスペースS2に配置した引き出しユニット11の引き出し11aの大きさに合わせて成ることを特徴とする。引き出しユニット11の引き出し11aを取り出して、この引き出し11aを棚板8上の空間10に収めるという使用ができる。
【0007】
また本発明の請求項3の収納装置は、請求項1または請求項2において、中仕切り板5で左右に仕切った巾の狭い方である一方のスペースS1の両側に側板7を配置すると共に両側の側板7間に棚板8を架設し、棚板8の前部を中仕切り板5の前端より前方に突出させて成ることを特徴とする。棚板8からの物品の取り出しがサイドからでもできて便利に使用できる。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1、図2に示すように収納空間1は前面を開口せる直方体状であり、天井面2、左右両側の側面4、床面12及び背面13で囲まれている。この収納空間1の前面の開口は一対の二つ折り扉14にて開閉できるようになっている。天井面2の下方には所定の間隔を隔てて天井面2と平行になる天板3を配置してあり、左右の側面4間に亙るように架設してある。天板3と床面12との間には天板3との間にT字状の部分を構成するように中仕切り板5を立設してある。この中仕切り板5を立設する位置は収納空間1の中央でなく、左の側面4から二つ折り扉14の扉パネル14aの1枚分の巾だけ離れた位置であって、左側に偏っている。このように天板3と中仕切り板5を取り付けることで中仕切り板5の左側のスペースS1と中仕切り板5の右側のスペースS2と天板3の上のスペースS3とに仕切られる。天板3の右側の端部は背面13に取り付けた支持部材6にて支持され、天板3の左側では左側の端部の手前の部分が中仕切り板5の上端で支持される。このように天板3を支持することで左側が中仕切り板5で支持できて天板3の支持に無駄な部材をなくしてコストダウンが図れると共に施工も容易にできる。上記支持部材6は図3に示すように取り付け金具6aとブラケット6bとで構成されている。取り付け金具6aは背面13に沿わせられ、取り付け孔22からビスのような固着具を背面13に打入することで取り付けられる。この取り付け金具6aには大径孔23aと小径孔23bとよりなるだるま孔23を上下に穿孔してある。ブラケット6bの背面には係止突部24が一体に設けられており、係止突部24を大径孔23aに挿通してスライドさせ、係止突部24を小径孔3bに係止させることでブラケット6bが取り付け金具6aに取り付けられるようになっている。ブラケット6bの上面の背部には引っ掛け部25が設けられ、前部には取り付け孔26が設けられており、天板3の背部の端部を引っ掛け部25に引っ掛けると共に取り付け孔26から天板3にビスのような固着具を打入することでブラケット6bに天板3が取り付けられている。ブラケット6bの前部の下部には保持部27が設けられている。
【0009】
天板3上のスペースS3は衣装ケース等を載せて収納することができるようになっている。天板3の前端縁には図4に示すように断面略円形の膨大部15を長手方向に亙るように設けてあり、ハンガー16の上部の引っ掛け部16aを膨大部15に引っ掛けてハンガー16を吊ることができるようになっている。スペースS2の上部で中仕切り板5と右の側面4の間には水平方向にハンガーパイプ17を架設してある。このハンガーパイプ17の左の端部は中仕切り板5の受け部18にて受けてあり、ハンガーパイプ17の右の端部は支持部材6の保持部27に保持してある。スペースS2の下方には引き出しユニット11を設置してあり、この引き出しユニット11には複数種の引き出し11a,11b,11cを出し入れ自在に装着してある。引き出し11a,11cは上面以外に前面も開口したものであり、引き出し11a,11cの前面には物品の落下を防止すると共に把手となるバー部材19を装着してある。かかるバー部材19は図5(a)に示すように水平方向に架設したものでも図5(b)のように略逆U字状に曲げて装着したものであってもよい。また引き出し11aは引き出しユニット11から引き出した後、図1の矢印aのように引き出しユニット11の上面に載置することもできる。
【0010】
またスペースS1の両側には側板7を装着してあり、この両側の側板7間に複数枚の棚板8を平行に架設して棚ユニット20を形成してある。この棚ユニット20の両側の側板7の下端間にはハンガーパイプ21を架設してある。この棚板ユニット20の棚板8の上には物品を載せて収納できるようになっているが、棚板8の前部は中仕切り板5の前端より図6の符号bに示すように前方に突出している。このように棚板8の前部が中仕切り板5の前端より突出していると、棚板8に対する物品を取り出しがサイドからでもできる。また左右の側板7と上下の棚板8で囲まれる空間10は上下に複数個設けられるが、この空間10の大きさは引き出しユニット11の引き出し11aと略同じ大きさになっている。そして引き出しユニット11から引き出し11aを引き出した後に図1の矢印cに示すように引き出し11aを空間10に入れて使用することができるようになっている。
【0011】
次に図7に示す例について述べる。本例の場合も上記例と基本的に同じであり、異なる点だけを述べる。本例の場合、上下方向に長くて上下方向に亙る移動ハンガー部材28を収納空間1の前面に左右方向に移動自在に装着してある。本例の場合、移動ハンガー部材28はS型のものであるが、図8(a)のようなI型でも図8(b)のようなC型でもよい。また上記移動ハンガー部材28は2個装着してある。また移動ハンガー部材28には網棚29、洋服用のハンガーバー30、洗濯物を入れたりするランドリー袋31、受け皿32、ネクタイ掛けのような小物掛け33、袋物を掛けるハンガーバー46、網籠47等を装着してある。移動ハンガー部材28の上端には上走行部34を装着してあり、移動ハンガー部材28の下端には下走行部35を装着してある。上走行部34には図9(a)に示すように軸36にてランナー37を回転自在に装着してあり、下走行部35には樹脂等で形成した球状の滑り部38を設けてある。収納空間1の前面開口の上下には上枠39と下枠40を装着してあり、上枠39と下枠40との間に上記二つ折り扉14を開閉自在に装着してある。図10に示すように上枠39の収納空間1内側には上枠39に沿って上レール41を装着してあり、下枠40の収納空間1内側には下枠40に沿って下レール42を装着してある。そして上レール41にランナー37を走行自在に嵌めると共に下レール42に滑り部38を摺動自在に嵌めることで移動ハンガー部材28が左右方向に移動自在に装着されている。
【0012】
また図11は他の例を示すものである。上記例ではクローゼットのような収納装置であるが、本例の場合押し入れのような収納装置である。本例のものも上記例と基本的に同じであるが、収納空間1のスペースS2の下部に上記のような引き出しユニット11を設ける代わりに布団収納棚43を設けてあり、布団収納棚43に布団45を収納することができるようになっている。
【0013】
【発明の効果】
本発明の請求項1の発明は、収納空間の天井面の下方に天井面と平行な天板を収納空間の左右両側の側面間に亙るように架設し、天板の下方に天板とで略T字状を構成するように中仕切り板を立設した収納装置において、天板の左右方向の一端を背面に取り付けたブラケットにて支持すると共に中仕切り板を収納空間の巾方向の中央より天板の他端側に偏らせて中仕切り板にて天板を支持しているので、天板の一端側をブラケットで支持するが、天板の他端側を中仕切り板にて支持できて中仕切り板を有効に利用して天板を支持することができ、従来のように無駄ができず、コスト的に安価にできると共に施工も簡単にできるものである。
【0014】
また本発明の請求項2の発明は、請求項1において、中仕切り板で左右に仕切った巾の狭い方である一方のスペースの両側に側板を配置すると共に両側の側板間に複数枚の棚板を架設し、両側の側板と上下の棚板で囲まれる空間の大きさを、中仕切り板で仕切った巾の広い方である他方のスペースに配置した引き出しユニットの引き出しの大きさに合わせているので、引き出しユニットの引き出しを取り出して、この引き出しを棚板上の空間に収めるという使用ができるものである。
【0015】
また本発明の請求項3の発明は、請求項1または請求項2において、中仕切り板で左右に仕切った巾の狭い方である一方のスペースの両側に側板を配置すると共に両側の側板間に棚板を架設し、棚板の前部を中仕切り板の前端より前方に突出させているので、棚板からの物品の取り出しがサイドからでもできて便利に使用できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例の一部省略斜視図である。
【図2】同上の中仕切り板の位置を示し、(a)は収納空間の正面図、(b)は二つ折り扉の展開した状態の正面図である。
【図3】同上の支持部材を示す分解斜視図である。
【図4】同上の天板の前端にハンガーを引っ掛ける状態を示す断面図である。
【図5】(a)(b)は引き出しを示す斜視図である。
【図6】同上の棚ユニット部分を示し、(a)は一部切欠正面図、(b)は側面図である。
【図7】同上の他例の一部省略斜視図である。
【図8】(a)(b)は同上の形状の異なる移動ハンガー部材の斜視図である。
【図9】(a)は同上の上走行具部分の斜視図、(b)は下走行具部分の斜視図である。
【図10】同上の移動ハンガー部材を走行自在に支持する部分の断面図である。
【図11】同上の他例の断面図である。
【符号の説明】
1 収納空間
2 天井面
3 天板
4 側面
5 中仕切り板
6 支持部材
7 側板
8 棚板
10 空間
11 引き出しユニット
11a 引き出し
Claims (3)
- 収納空間の天井面の下方に天井面と平行な天板を収納空間の左右両側の側面間に亙るように架設し、天板の下方に天板とで略T字状を構成するように中仕切り板を立設した収納装置において、天板の左右方向の一端を背面に取り付けたブラケットにて支持すると共に中仕切り板を収納空間の巾方向の中央より天板の他端側に偏らせて中仕切り板にて天板を支持し、ブラケットと中仕切り板との間にハンガーパイプを架設して成ることを特徴とする収納装置。
- 中仕切り板で左右に仕切った巾の狭い方である一方のスペースの両側に側板を配置すると共に両側の側板間に複数枚の棚板を架設し、両側の側板と上下の棚板で囲まれる空間の大きさを、中仕切り板で仕切った巾の広い方である他方のスペースに配置した引き出しユニットの引き出しの大きさに合わせて成ることを特徴とする請求項1記載の収納装置。
- 中仕切り板で左右に仕切った巾の狭い方である一方のスペースの両側に側板を配置すると共に両側の側板間に棚板を架設し、棚板の前部を中仕切り板の前端より前方に突出させて成ることを特徴とする請求項1または請求項2記載の収納装置。
Priority Applications (1)
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Applications Claiming Priority (1)
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JP30611998A JP3562345B2 (ja) | 1998-10-27 | 1998-10-27 | 収納装置 |
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Family Applications (1)
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JP30611998A Expired - Fee Related JP3562345B2 (ja) | 1998-10-27 | 1998-10-27 | 収納装置 |
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JP (1) | JP3562345B2 (ja) |
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1998
- 1998-10-27 JP JP30611998A patent/JP3562345B2/ja not_active Expired - Fee Related
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