JP2531979B2 - リフタ―付き搬送用移動体 - Google Patents

リフタ―付き搬送用移動体

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JP2531979B2
JP2531979B2 JP1028315A JP2831589A JP2531979B2 JP 2531979 B2 JP2531979 B2 JP 2531979B2 JP 1028315 A JP1028315 A JP 1028315A JP 2831589 A JP2831589 A JP 2831589A JP 2531979 B2 JP2531979 B2 JP 2531979B2
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成良 藤田
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、走行経路側の推進手段によって駆動される
搬送用移動体上に被搬送物を支持するリフターを設けて
成るリフター付き搬送用移動体に関するものである。
(従来の技術及びその問題点) 前記のように走行経路側の推進手段によって駆動され
る搬送用移動体を、例えば自動車の組立ラインにおける
自動車ボディー搬送手段として使用する場合、当該自動
車ボディーに対する部品組み付け高さに応じて搬送用移
動体上で当該自動車ボディーの高さを変えることが望ま
しいが、前記のような搬送用移動体上に動力装置によっ
て昇降駆動することのできるリフターを設置すること
は、前記動力装置に対する給電手段や制御信号伝達手段
などが必要となるので、設備コストが非常に高価とな
り、実用的でなかった。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記のような従来の問題点を解消し得るリフ
ター付き搬送用移動体を提供することを目的とするもの
であって、その手段を後述する実施形態の参照符号を付
して示すと、走行経路側の推進手段によって駆動される
搬送用移動体1上に設けられたリフター4であって、被
搬送物を支持する荷台16と、この荷台16を昇降可能に支
持する支持手段17と、前記荷台16を持ち上げる操作力を
外部から与えるための持ち上げ操作部19a,19bと、前記
荷台16の下降を複数高さで阻止する複数のストッパー33
a,33bとを備え、各ストッパー33a,33bは、荷台16を受け
止める作用位置と荷台16の昇降を許容する非作用位置と
に切り換え可能で、その切り換え操作力を外部から与え
るための切り換え操作部20a,20bを備えた構成となって
いる。
(発明の作用) 被搬送物を支持する前記荷台16は重力によって下降す
るが、この下降を前記ストッパー33a,33bの1つで阻止
させることにより、前記荷台16が所定高さで停止し、被
搬送物が所定高さで支持される。この被搬送物の支持高
さ、即ち前記荷台16の高さを変える場合は、手動または
走行経路脇に配設されたシリンダーなどのアクチュエー
タにより、前記持ち上げ操作部19a,19bを介して荷台16
を重力に抗して持ち上げる。係る状態で前記切り換え操
作部20a,20bを、手動または走行経路脇に配設されたシ
リンダーなどのアクチェエータにより操作して、荷台16
を希望の高さで受け止めることができる状態にストッパ
ー33a,33bの位置を切り換える。この後、前記持ち上げ
操作部19a,19bに与えていた荷台持ち上げ操作力を解除
して前記荷台16を重力により下降させると、複数のスト
ッパー33a,33bの内、作用位置に切り換えられている1
つのストッパーによって荷台16が受け止められ、荷台16
の高さ変更が完了することになる。
(実施例) 以下に本発明の一実施例を添付した例示図に基づいて
説明する。
第1図〜第4図において、1はパレット状の搬送用移
動体であって、前後両端近傍に各々左右一対の自在車輪
2を備え、上部にはリフター4を備え、各左右一対の自
在車輪2の中間位置には夫々ガイドピン5,6を備えてい
る。7,8は前記ガイドピン5,6を昇降させる昇降操作手段
である。
第2図及び第4図に示すように、前記搬送用移動体1
の走行経路には、床面下においてガイドトロリー用ガイ
ドレール9が敷設されている。このガイドレール9に、
1台の搬送用移動体1に対して前後2つのガイドトロリ
ー10,11が、支持用水平軸ホィール12と振れ止め用垂直
軸ローラー13とを介して遊動可能に支持され、各ガイド
トロリー10,11には、前記ガイドピン5,6が嵌合する垂直
なピン孔が設けられている。従って、ガイドピン5,6を
下降限位置まで下降させることにより、当該ガイドピン
5,6の下端部を各々ガイドトロリー10,11のピン孔に嵌合
させ、搬送用移動体1の前後2箇所(即ちガイドピン5,
6の位置)の移動経路をガイドトロリー10,11によって規
制することができる。
また、前記台車1には、前後一対のガイドピン5,6間
の前後方向中央位置よりも前方のガイドピン5に近い位
置で、左右一対の被後押し部材14a,14bが下向きに突設
され、左右両側辺の底部にはリニアモーター用二次導体
15a,15bが付設されている。従って、前記ガイドトロリ
ー10,11によって規制される搬送用移動体1の走行経路
側に、前記被後押し部材14aまたは14bを介して搬送用移
動体1を後押し駆動するプッシャーを備えた推進手段
や、前記リニアモーター用二次導体と対面するリニアモ
ーター本体を配設することにより、前記プッシャーまた
はリニアモーターにより前記搬送用移動体1を走行経路
に沿って所定速度で推進駆動することができる。
前記リフター4は、第2図及び第3図に示すように、
被搬送物を支持する荷台16と、この荷台16を昇降可能に
支持する支持手段17と、前記荷台16の下降を複数高さで
阻止する受け止め高さ切り換え自在なストッパー機構18
とから構成され、更に前記荷台16の左右両側には、当該
荷台16を持ち上げる操作力を外部から与えるための持ち
上げ操作部19a,19bが設けられている。
前記支持手段17は、各一対のリンク21a,21b及び22a,2
2bを共通の水平支軸23でX形に枢着した左右一対のパン
タグラフリンク21,22から構成されており、各外側リン
ク21a,22aの下端は位置固定の水平支軸24で搬送用移動
体1側の基台25に軸支され、各内側リンク21b,22bの上
端は前記荷台16の位置固定の水平支軸26により軸支され
ている。また、各外側リンク21a,22aの上端には、荷台1
6に設けられた前後方向のローラーガイド27に嵌合する
ガイドローラー28が共通の水平支軸29により軸支され、
各内側リンク21b,22bの下端には、前記基台25に設けら
れた前後方向のローラーガイド30に嵌合するガイドロー
ラー31が共通の水平支軸32により軸支されている。この
支持手段17により、荷台16は水平姿勢を保ちながら昇降
移動することができ、昇降時には、前記各ガイドローラ
ー28,31が各々ローラーガイド27,30内を前後に移動す
る。
前記ストッパー機構18は、前記ローラーガイド30上に
配設され、ローラーガイド30の長さ方向(前後方向)中
間2箇所に昇降可能に設けられた2つのストッパー33a,
33bと、これらストッパー33a,33bを下向きに付勢してガ
イドローラー31の移動経路内に突出する作用位置に保持
するスプリング34a,34bと、このスプリング34a,34bの受
け座を兼用するように各ストッパー33a,33bから水平横
向きに固着突設された切り換え操作部20a,20bとから構
成され、これら切り換え操作部20a,20bにより、各スト
ッパー33a,33bを、荷台16を受け止める作用位置と荷台1
6の昇降を許容する非作用位置とに切り換える操作力を
外部から与えることができる。
なお、前記ストッパー機構18を片側のローラーガイド
30にのみ並設したように図示しているが、両方のローラ
ーガイド30に各々並設することもできる。
荷台16は重力によって下降するが、このときパンタグ
ラフリンク21,22の各リンク21a,21b及び22a,22bに軸支
されているガイドローラー28,31は夫々ローラーガイド2
7,30内の後方(水平支軸24,26から遠ざかる方向)に転
動する。従って、第2図及び第3図に示すように、スト
ッパー機構18のストッパー33a,33bの内、後方側のスト
ッパー33aによってガイドローラー31を受け止めさせる
ことにより、荷台16は低レベルLで支持され、前方側の
ストッパー33bによってガイドローラー31を受け止めさ
せることにより、荷台16は高レベルHで支持される。勿
論、後方側のストッパー33aよりも更に後方の行程限ま
でガイドローラー31を転動させた場合は、荷台16は前記
低レベルLよりも更に下降した下降限位置で保持される
ことになる。
上記のようにストッパー機構18のストッパー33a,33b
を選択的に使用することにより、荷台16の支持高さを3
段階に切り換えることができるのであるが、この荷台10
の支持高さの切り換えは次のように行うことができる。
即ち、搬送用移動体1を走行経路中の任意位置または
当該走行経路中に設定した荷台高さ切り換え位置におい
て停止させたならば、左右一対の持ち上げ操作部19a,19
bを手動または、走行経路側(床面上)に配設したシリ
ンダーなどのアクチュエータにより持ち上げ、荷台16を
上昇限まで上昇させる。係る状態で切り換え操作部20a,
20bを手動または、走行経路側(床面上)に配設したシ
リンダーなどのアクチュエータにより持ち上げ、全ての
ストッパー33a,33bをスプリング34a,34bの付勢力に抗し
て上昇限位置まで持ち上げる。次に持ち上げ操作部19a,
19bを介して荷台16を手動または前記アクチュエータに
より所定高さ、例えば低、ベルLまで下降させ、係る状
態で切り換え操作部20a,20bに与えていた持ち上げ操作
力を解除する。この結果、ストッパー33aはスプリング3
4aの付勢力で下降限まで下降してガイドローラー31の直
後に位置し、前方のストッパー33bはガイドローラー31
の上側に乗った状態となる。この後、持ち上げ操作部19
a,19bに与えていた持ち上げ操作力を解除することによ
り、荷台16の下降に伴って後方へ移動しょうとするガイ
ドローラー31が前記ストッパー33aによって受け止めら
れるので、荷台16は低レベルLで支持されることにな
る。
荷台16を高レベルHで支持させたいときは、荷台16を
上昇限位置まで持ち上げている状態に切り換え操作部20
a,20bに与えていた持ち上げ操作力を解除して両ストッ
パー33a,33bを下降限位置まで下降させ、その後、持ち
上げ操作部19a,19bに与えていた持ち上げ操作力を解除
することにより、荷台16の下降に伴って後方へ移動しょ
うとするガイドローラー31が前方のストッパー33aによ
って受け止められるので、荷台16は高レベルHで支持さ
れることになる。また、荷台16を低レベルLよりもさら
に低い下降限位置まで下降させたいときは、切り換え操
作部20a,20bにより全てのストッパー33a,33bを上昇限位
置まで上昇させている状態で荷台16を下降させ、荷台16
が下降限に達してから切り換え操作部20a,20bに与えて
いた持ち上げ操作力を解除して全てのストッパー33a,33
bを下降させれば良い。
なお、荷台16を昇降可能に支持する支持手段17、荷台
16の下降を複数高さで阻止する受け止め高さ切り換え自
在なストッパー機構18、荷台16に設けられる持ち上げ操
作部19a,19b、及びストッパー機構18における各ストッ
パー33a,33bの切り換え操作部20a,20bは、夫々上記実施
例の具体構造に限定されるものではない。勿論、ストッ
パー機構18におけるストッパーの数も上記実施例に限定
されない。
(発明の効果) 以上のように本発明のリフター付き搬送用移動体は、
手動または走行経路側に配設した適当なアクチュエータ
によって荷台の持ち上げ操作部と各ストッパーの切り換
え操作部とを操作することにより、当該荷台を、予め設
定された複数高さの内に任意高さに簡単に切り換えるこ
とができ、前記荷台で支持する被搬送物の支持高さを状
況に応じて変更し、当該被搬送物に対する各種作業を容
易に行うことができるものであるが、最大の効果は、前
記荷台を昇降させる動力装置を搬送用移動体に設ける必
要がなく、多数台のリフター付き搬送用移動体を使用し
て構成される搬送設備全体のコストを大幅に削減するこ
とができる点にある。
【図面の簡単な説明】
第1図は搬送用移動体の平面図、第2図は搬送用移動体
とその案内機構を示す縦断正面図、第3図は搬送用移動
体の縦断側面図、第4図は搬送用移動体のガイドピンと
ガイドトロリーとを示す縦断側面図である。 1……搬送用移動体、2……自在車輪、4……リフタ
ー、5,6……ガイドピン、10,11……ガイドトロリー、14
a,14b……被後押し部材、15a,15b……リニアモーター用
二次導体、16……荷台、17……支持手段、18……ストッ
パー機構、19a,19b……荷台持ち上げ操作部、20a,20b…
…ストッパー切り換え操作部、21,22……パンタグラフ
リンク、21a〜22b……リンク、23,24,29,32……水平支
軸、27,30……ローラーガイド、28,31……ガイドローラ
ー、33a,33b……ストッパー、34a,34b……スプリング。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行経路側の推進手段によって駆動される
    搬送用移動体上に設けられたリフターであって、被搬送
    物を支持する荷台と、この荷台を昇降可能に支持する支
    持手段と、前記荷台を持ち上げる操作力を外部から与え
    るための持ち上げ操作部と、前記荷台の下降を複数高さ
    で阻止する複数のストッパーとを備え、各ストッパー
    は、荷台を受け止める作用位置と荷台の昇降を許容する
    非作用位置とに切り換え可能で、その切り換え操作力を
    外部から与えるための切り換え操作部を備えているリフ
    ター付き搬送用移動体。
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