JP2531751B2 - シ―ト後処理装置 - Google Patents

シ―ト後処理装置

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JP2531751B2 JP63172279A JP17227988A JP2531751B2 JP 2531751 B2 JP2531751 B2 JP 2531751B2 JP 63172279 A JP63172279 A JP 63172279A JP 17227988 A JP17227988 A JP 17227988A JP 2531751 B2 JP2531751 B2 JP 2531751B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は画像形成装置の出力部側に取付け、排出コピ
ーシートの仕分け整合及び綴じ操作を行わせるシート後
処理装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のシート後処理装置は特開昭59−78069号公報に
記載されているようにシートの整合及び綴じを実施する
処理部と、綴じられたシート束を収納する収納トレイか
ら構成され、処理部から収納トレイへは搬送手段により
送られる構成となっていた。
〔発明が解決しようとしている問題点〕 しかしながら、上記従来のシート後処理装置では収納
トレイ上の同じ位置にシート束を次々と送り込んで積載
するために、ステイプル等により綴じられている場合、
針の部分が重なって積載され、針打ちされた周辺部が盛
り上がって、数多く積載するとくずれやすくなるといっ
た問題があった。
特開昭58−47760号公報に開示されたものは収納トレ
イの周囲に側壁を設けている。しかし側壁によりくずれ
を防止する構成では収納されるシートのサイズを一定に
しなければならない。また、特に特開昭58−47760号公
報のようにシートの整合や綴じを、綴じ済みのシート束
の上に一部載った状態で行う場合、上記針部のふくらみ
が適正な整合や綴じをさまたげていた。
〔問題点を解決するための手段(及び作用)〕
本発明は上記問題点を解決し、綴じられたシート束を
数多く積載してもくずれたりしないシート後処理装置を
提供することを目的とする。
本発明によれば、シートの束を綴じる綴じ手段と、前
記綴じ手段により綴じられたシート束を積載する積載手
段と、前記綴じ手段により綴じられたシート束を前記積
載手段に移動させる移動手段と、シート束が前記積載手
段に相互にずれた状態で積載されるように前記積載手段
に対するシート束の積載位置を変更する積載位置変更手
段と、をシート後処理装置に設けることにより、綴じら
れたシート束を数多く積載してもくずれにくい。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施例を詳細
に説明する。
第1図は本発明を適用できる複写装置の一実施例の内
部構成を示す図である。本図において、1は複写装置本
体、200は両面記録の際に記録媒体(用紙)を裏返しに
する両面処理機能や同一記録媒体に対して複数回の記録
を行う多重記録機能を有するペデイスタル、2は原稿の
自動給送を行う循環式原稿給送装置(以下、RDFと称す
る)、4は複写装置本体より排出される用紙を整合,折
り,綴じなどを行ってスタツクするシート後処理装置で
ある。
A.本体(1) 本体1において、101は原稿を載置する原稿台ガラ
ス、103原稿を照明する照明ランプ(露光ランプ)、10
5,107,109はそれぞれ原稿の反射光の光路を変更する走
査用反射ミラー(走査ミラー)、111は合焦および変倍
機能を有するレンズ、113は光路を変更する第4の反射
ミラー(走査ミラー)である。115は光学系を駆動する
光学系モータ、117,119,121はそれぞれセンサである。
131は感光ドラム、133は感光ドラム131を駆動するメ
インモータ、135は高圧ユニット、137はブランク露光ユ
ニット、139は現像器、140は現像ローラ、141は転写帯
電器、143は分離帯電器、および145はクリーニング装置
である。
151は上段カセツト、153は下段カセツト、171は手差
し給紙口、155及び157は給紙ローラ、159はレジストロ
ーラである。又、161は画像記録された記録紙を定着側
へ搬送する搬送ベルト、163は搬送されてきた記録紙を
熱圧着で定着させる定着器、167は両面記録の際に用い
るセンサである。
上述の感光ドラム131の表面は光導電体と導電体を用
いたシームレス感光体から成り、このドラム131は回動
可能に軸支されて、後述の複写開始キーの押下に応答し
て作動するメインオータ133により、本図の矢印の方向
に回転を開始する。次いで、ドラム131の所定回転制御
および電位制御処理(前処理)が終了すると、原稿台ガ
ラス101上に置かれた原稿は、第1走査ミラー105と一体
に構成された照明ランプ103により照明され、その原稿
の反射光は第1走査ミラー105、第2走査ミラー107、第
3走査ミラー109、レンズ111、および第4走査ミラー11
3を経てドラム131上に結像する。
ドラム131は高圧ユニツト135によりコロナ帯電され
る。その後、照明ランプ103により照明された像(原稿
画像)がスリツト露光され、公知のカールソン方式でド
ラム131上に静電潜像が形成される。
次に、感光ドラム131上の静電潜像は、現像器139の現
像ローラ140により現像され、トナー像として可視化さ
れ、そのトナー像が転写帯電器141により後述のように
転写紙上に転写される。
すなわち、上段カセツト151もしくは下段カセツト153
内の転写紙または手差し給紙口171にセツトされた転写
紙は、給紙ローラ155もしくは157により本体装置内に送
られ、レジストローラ159により正確なタイミングをも
って感光ドラム131の方向に送られ、潜像先端と転写紙
の先端とが一致される。その後、転写帯電器141とドラ
ム131との間を転写紙が通過することにより、ドラム131
上のトナー像が転写紙上に転写される。この転写終了
後、転写紙はドラム131から分離帯電器143により分離さ
れ、搬送ベルト161により定着器163に導かれ、加圧およ
び加熱により定着され、その後、排出ローラ165により
本体100の外へ排出される。
転写後のドラム131は、そのまま回転を続行して、ク
リーニングローラおよび弾性ブレードで構成されたクリ
ーニング装置145により、その表面が清掃される。
B.ペデイスタル(200) ペデイスタル200は、本体100から切り離すことがで
き、2,000枚の転写紙を収納し得るデツキ201および両面
コピー用中間トレイ203とを有している。また、その2,0
00枚収納可能なデツキ201のリフタ205は、給紙ローラ20
7に常に転写紙が当接するように、転写紙の量に応じて
上昇する。
また、211は両面記録側ないし多重記録側の経路と排
出側経路との経路を切換える排紙フラツパ、213,215は
搬送ベルトの搬送路、217は転写紙押え用の中間トレイ
おもりであり、排紙フラツパ211、および搬送路213,215
を通った転写紙は裏返しされて両面コピー用中間トレイ
203に収納される。219は両面記録と多重記録の経路を切
換える多重フラツパであり、搬送路213と215の間に配設
され、上方に回動することにより転写紙を多重記録用搬
送路221に導く。223は多重フラツパ219を通る転写紙の
末端を検知する多重排紙センサである。225は経路227を
通じて転写紙をドラム131側へ給紙する給紙ローラであ
る。3は機外へ転写紙を排出する排出ローラである。
両面記録(両面複写)時や多重記録(多重複写)時に
は、まず、本体100の排紙フラツパ211を上方に上げて複
写済の転写紙をペデイスタル200の搬送路213,215を介し
て中間トレイ203に格納する。このとき、両面記録時に
は多重フラツパ219を下げておき、多重記録時には多重
フラツパ219を上げておく。この中間トレイ203は、例え
ば99枚までの複写紙を格納することができる。中間トレ
イ203に格納された転写紙は中間トレイおもり217により
押えられる。
次に行う裏面記録時、または多重記録時には、中間ト
レイ203に格納されている転写紙が、下から1枚づつ給
紙ローラ225、おもり217との作用により、経路227を介
して本体100のレジストローラ159へ導かれる。
C.RDF(循環式原稿給送装置)(2) RDF2において、301は原稿束302をセツトする積載トレ
イであり、まず片面原稿時は半月ローラ304及び分離ロ
ーラ303によって原稿束の最下部から一枚ずつ分離し、
搬送ローラ305及び全面ベルト306によりプラテンガラス
101の露光位置までパスI〜IIを介して搬送した後停止
し、複写動作がスタートする。そして複写終了後はパス
IVを介して、搬送大ローラ307によりパスVIへ送られ、
さらに排紙ローラ308により、再び原稿束302の上面にも
どされる。309は原稿の一循環を検知するリサイクルレ
バーであり、原稿給送開始時に原稿束の上部に載せ、原
稿が順次給送され、最終原稿の後端がリサイクルレバー
309を抜ける時に、自重で落下したことで原稿の一循環
を検知している。
次に、両面原稿時は前述のように原稿を一旦パスI,II
からIIIに導き、そこで回動可能な切換フラツパ310を切
換ることで原稿の先端をパスIVに導き、搬送ローラ305
によりパスIIを通って全面ベルト306でプラテンガラス1
01上に搬送した後停止させる。つまり搬送大ローラ307
により、パスIII〜IV〜IIのルートで原稿の反転がされ
る構成である。
また原稿束302を一枚ずつパスI〜II〜III〜IV〜VIを
介してリサイクルレバー309により一循検知されるまで
搬送することで、原稿の枚数をカウントすることもでき
る。
D.シート後処理装置 4は本発明装置であるシート後処理装置であって、本
体からのコピーシートを1枚以上積載,整合し綴じるこ
とのできる部分5(以下フイニツシヤーとする)と、コ
ピーシートを1枚ずつ二つ折りやZ折りにする部分6
(以下フオルダとする)と、整合または綴じ操作の終了
したコピーシート群を1部以上収納可能なシート収納部
7(以下スタツカーとする)とからなる。
後処理装置4の画像形成装置1に対する接続は画像形
成装置1側の受け部材8に対して後処理装置4側の把手
9の引っかけ部分が結合する形で達成され、後処理装置
4の最下部にはキヤスター10が設けられている。画像形
成装置1または後処理装置4内での紙搬送不良等が発生
した場合には、把手9を若干引き上げぎみに支軸9aを中
心に反時計方向に回動させて本体受け部材8とのロツク
をはずしながら左方に移動させて画像形成装置1と後処
理装置4とを離間させジヤム処理を容易にする。
次にシート後処理装置の詳細について説明する(第2
図)。
画像形成装置本体1の排出ローラ3から排出されたコ
ピーシートは搬送ローラ対13,14によって左上方に送ら
れる。このとき第1フラツパ30は実線の位置にあり、搬
送上ガイド11,下ガイド12と共にコピーシートをガイド
する。コピーシートは排紙センサ15を通過した後排出下
ローラ16と押えコロ17によって載置台24上に排出され
る。この時コピーシートの先端または後端を排紙センサ
15が検知した瞬間、または検知してより所定時間経過後
に排出下ローラ16の速度を定常の速度よりも落としてコ
ピー紙を排出する。これにより載置台24上のコピーシー
トの整合性を高めることができる。また排紙センサ15は
搬送上ガイド11と下ガイド12とにはさまれる紙パスにコ
ピーシートが搬送不良等により滞留してしまった場合の
検知の手段としても働く、31は排紙口に取付けられた除
電針であり、コピーシートが排出するたびにその表面を
掃き帯電を防止する。
また、18は排出整合ベルトであり、トレイ排出下ロー
ラ16と押えコロ17間によって挾持され回転する。排出整
合ベルト18は載置台24に接触しながら回転し、載置台24
上に排出されたシートにつきあて板19に当接させるため
の搬送力を与える。ベルトはずれ防止策として、ベルト
内側の中央部付近にエンドレスのリブを設け、トレイ排
出下ローラと係合して回転する構成である。19はつきあ
て板であり、コピーシート整合の際の紙搬送方向の基準
面となり、ステイプル位置も実質的にはつきあて板19の
位置によって決定される。
第1図又は第2図の一点鎖線で示す領域24はステイプ
ルユニツトが配置される。ステイプルユニツト24は電動
ソレノイド又はモータ駆動により、載置台24上に排出整
合されたシート束にステイプル針を打ち込み、これを綴
じる作動を行う。
22はコピーシートの紙搬送方向と直角方向(幅方向と
以下略す)のつきあて基準となる位置決め板である。ト
レイ排出ローラ16,17から載置台24上に排出されたコピ
ーシートは綴じを行うと行わないとにかかわらず、搬送
方向にはつきあて板19搬送と直角方向には幅よせ部材22
で整合された後、束搬送部材20で後端から押し出され、
スタツカ7のトレイ29上に積載される。
第5図に示すように束搬送部材20は束搬送ベルト21に
接着または一体で成型された弾性部材であり、載置台24
上のシートの束を搬送する分には十分でかつ固定物にあ
たるとたわむ程度の剛性,弾性が確保されている。弾性
部材の紙があたる側は紙端をとらえ、確実に束搬送する
ためにローレツト20aがきられている。また束搬送部材2
0は第1図の上では束搬送ベルト21に対し1つだけであ
るが、第3図のように対向の位置に2つついていてもか
まわない。2つつけることにより束搬送部材20を突きあ
て板19の近傍のホームポジシヨンに戻す時間が省け、シ
ステムとしてのスピードアツプが図れる。
32は載置台24上のコピーシートの有無を検知する透過
型のセンサであり、イニシヤル状態において、載置台24
上にコピーシートが無いことを確認したり、またコピー
シートの一群を束搬送部材20を作動させた後一定の時間
経過してもセンサ32がOFFしない場合、何らかの異常が
おきたと判断して画像処理を中止したりする。また、束
搬送ベルト21に着けられた束搬送部材20が1回転するの
を検知するセンサ33が束搬送部材20のホームポジシヨン
近傍に設けられている。これはコピーシートの一群を束
押しした後、次のシート群を押し出すために、束搬送部
材20はつきあて板19の近傍に準備している必要があるた
めである。このセンサも束搬送部材20が1回転して戻っ
てくるに十分な時間だけ駆動が伝えられても束搬送部材
20を検知できない場合は何らかの異常が起ったと判断し
て安全のためにシステムを停止させたりすることができ
る。なお、束搬送部材20は前述したように固定物にあた
るとたわむ程度の剛性,弾性を有しているのでシート群
を押し出した後、第2回の点線で示したごとくたわんで
下側にもぐり込み次の束を搬送するべく所定の位置で停
止する。
22は幅よせ部材であり、第2図の紙面に向って手前側
と奥側に2ケ所設けられている幅よせ部材22は手前側,
奥側ともステツピングモータの駆動によって移動し、載
置台24上に排出されるコピーシートを搬送方向と直角方
向に整合すると共に、同方向に束ごと精度よくシフトす
ることが可能である。
すなわち、コピー済シートが一枚排出されるごとに奥
側又は手前側の幅よせ部材22のうち少なくとも一方が第
2図の紙面に対し垂直な方向に移動してシートを挟み込
み、整合を行う。そして幅よせ部材の移動範囲を変える
ことによりコピーシート群ごとに載置台24上の異なった
位置に整合し、シフトを行う。又は整合は載置台24上の
同じ位置にて行い、束搬送部材20によりシート束を載置
台24からトレイ29に押し出す時に同時に幅よせ部材22を
移動させてシフトを行ってもよい。いずれにしろシフト
によりトレイ29に積載されたシートはシート束ごとに搬
送方向と直角方向にずれた状態で載置される。従ってス
テイプルにより綴じられているシート束を積載する場合
に針同志がかさなり合うことがなく、ふくらみを小さく
することができる。
次にスタツカー部7の詳細について説明する。
第4図はスタツカー部に内蔵された駆動部を示す。41
は上下移動モータであり、その駆動力をギア42を介して
ピニオン43に伝達し、ピニオン43にかみ合う本体側板に
固定ラツク44と共に、収納トレイ29の上下動を可能とす
る。またガイドコロ45及び45aは収納トレイ下部29のユ
ニツト上に取付き、本体側板固定のガイドレール46にそ
って、スムーズな動きを可能としている。また、収納ト
レイの自重及び収納されたコピーシート群の重量もこの
ガイドレール46で受ける。
第5図はトレイ29の高さを検知するための手段を示し
た図である。フイニツシヤー部5から排出されたコピー
シートはトレイ29上に積載されていくが積載された最上
紙の上にはシートセンサレバー47が接触している。シー
トセンサレバー47はフイニツシヤー部5にその支点47a
をもち、支点まわりに自由に回転できる。また紙面と接
触しない側の端部はセンサフラグ47bが形成されてお
り、このフラグ47bをシートレベルセンサ48で検知す
る。
第6図はシートセンサレベルの動作を示した図で、
(i)はイニシヤル状態でトレイ表面とある程度の隙間
をたもっている。この状態はたとえば前の操作者が処理
を終了してトレイ上から紙を抜きとった状態と考えられ
る。次の操作者が処理を開始しようとすればトレイが上
昇し、(ii)の状態すなわちシートレベルセンサがONす
るところで停止する。この状態がスタンバイ状態で、ト
レイはコピーシートを受けつけ得る。(iii)はコピー
シートが積載されている状態でセンサがONしている。セ
ンサがONになると、センサがOFFするまでトレイが下降
し、トレイと排出口との高さ関係が(ii)の状態になる
ところで停止する。この制御によって常に一定の高さの
紙面が確保される。
次にフオルダ部6の詳細について説明する。
フオルダ部6を接続する場合は第1図に示すごとくフ
イニツシヤー部5に設置される。第7図はフオルダ部の
詳細図である。フイニツシヤー部5の排出口50はフオル
ダ部6の搬入口51に、フイニツシヤー部5の搬入口52は
フオルダ部6の排出口5にそれぞれ合致されている。
そしてフオルダ部6の入口搬送路54には2対の搬送ロ
ーラ55,56が配置され、また出口搬送路57には1対の搬
送ローラ58が配置されている。また、折り搬送路54の下
流側にはシート折り曲げ手段を構成する各部材が配置さ
れており、該折り曲げ手段まず第1の折りローラ60が配
置され、更に該ローラ60に隣接して第2の折りローラ61
が配置されている。更に、第1の折りローラ60の下流側
には、折り搬送路54から搬送されてくるシートSを第1
の折り位置規制用搬送路63へ、または第1,第2の折りロ
ーラ60,61からなる第1段階の折りローラ対(60,61)へ
案内する2方向に切換え可能な第1のデフレクタ62が配
設されている。また、第1の折り位置規制用搬送路63の
下流側には固定ストツパー部材63、及びソレノイド装置
65aの付勢時に該搬送路63内の中央部に突出するように
構成された可動ストツパー部材65が配設されている。ま
た、第1段階の折りローラ対(60,61)の下流側には、
第1段階の折りローラ対(60,61)から搬送されてくる
シートSを第2の折り位置規制用搬送路67へ、または第
2の折りローラ61と該ローラ61に隣接する第3の折りロ
ーラ69からなる第2段階の折りローラ対(61,69)へ案
内する2方向に切換え可能な第2のデフレクタ66が配設
されている。そして、第2の折り位置規制用搬送路67の
下流側には固定ストツパー部材70が配設されている。ま
た、第2段階の折りローラ対(61,69)の下流側には、
第2段階の折りローラ対(61,69)から搬送されてくる
シートSを第3の折り位置規制用搬送路72へ、または第
3の折りローラ69と該ローラ69に隣接する第4の折りロ
ーラ73からなる第3段階の折りローラ対(69,73)へ案
内する2方向に切換え可能な第3のデフレクタ71が配設
されている。そして、第3の折り位置規制用搬送路72の
下流側には固定ストツパー部材75が配設されている。ま
た、第3段階の折りローラ対(69,73)の下流側には折
り終了搬送路57が形成され、該搬送路57の下流側は前排
出ローラ対58に連通されている。
E.制御装置(800) 第6図は第1図の実施例の制御装置800の回路構成例
を示す。第6図において801は本発明を実行するための
演算制御を行う中央処理装置(CPU)であり、マイクロ
コンピュータを使用する。803は本発明に係る第15図以
降に示すような制御手順(制御プログラム)をあらかじ
め格納した読み取り専用メモリ(ROM)であり、CPU801
はこのROMに格納された制御手順に従ってパスを介して
接続された各構成装置を制御する。805は入力データの
記憶や作業用記憶領域等として用いる主記憶装置である
ところのランダムアクセスメモリ(RAM)である。
807はトレイ上下モータ301等の負荷にCPU801の制御信
号を出力するインターフエース(I/O)、809はシート検
知センサ13等の入力信号を入力してCPU801に送るインタ
ーフエースである。
808はフオルダのデイフレクタを駆動するソレノイド8
10や可動ストツパソレノイド65aを駆動するソレノイド
に制御信号を出力するインターフエース(I/O)であ
る。811は複写機,RDF,フイニツシヤー、フオルダの作動
のモードを指定したり、作動のスタートやストツプを指
示するキー群である。
次に本実施例における動作例をフローチヤートを用い
て説明する。
第9図は電源投入時やコピースタート時に実行される
後処理装置のイニシヤル動作を説明したフローチヤート
で、ステツプS1でRAM805に記憶されている収納枚数を0
クリアしておき、さらにステツプS2〜S4では幅よせ部材
22(手前と奥)がホームポジシヨンに来るまで、ステツ
ピングモータを逆転オンする処理を行い、停止させる。
次に、S5〜S7で束搬送部材がホームポジシヨンにくる
までモータを駆動し停止させる。さらに、S8〜S10でト
レイの高さチエツクを行い、シートレベルセンサがオン
するまでトレイ上下モータを上昇オンさせ、停止させ
る。このS1〜S10の処理で、複写機からのシート排出を
受付ける状態となる。
次に、第10図はコピースタート後のシート後処理動作
を説明したフローチヤートである。まず、ステツプS11
で搬送ローラ対13,14,17,36,37,39を駆動する搬送モー
タ812をオンし、ステツプS12でシート検知センサ15がシ
ート先端を検知した後、ステツプS13でシート後端を検
知するまで待ってS14でトレイ収納タイマをスタートさ
せる。シートがトレイ上に収まるに必要十分な時間の経
過後(ステツプS15)、ステツプS16で幅よせ部材22の駆
動用ステツピングモータ813を駆動し、定められた幅よ
せ量だけ幅よせする(S17〜19)。ステツプS20で収納枚
数カウンタを+1とし、ステツプS21でコピー処理が1
サイクル終了したのをチエツクする。これは例えば前述
したRDFのリサイクルレバーでの一循環検知センサ301の
信号をチエツクしても良い。1サイクル終了していれば
次のステイプル処理(S26)に移る。また1サイクル終
了していない時は幅よせ部材22を元のホームポジシヨン
に戻した(S21〜24)後、ステツプS25でトレイ高さチエ
ツクを行い、もし操作者がトレイに積載されていたシー
ト束を抜いた場合トレイを上昇させて、常に紙面の高さ
が一定になるように制御している。
次にステツプS21で1サイクル終了を検知した場合、
ステツプS26でステイプラモータ814を駆動し、ステイプ
ル処理を行い、ステツプS27で終了を待つ(第16図
(a))。終了するとステツプS28でトレイモータ41を
下降オンさせステツプS29で収納枚数カウンタに応じた
下降量のタイマを起動させ、ステツプS30でタイマの終
了を待って、ステツプS31でトレイモータ41をオフする
(第16図(b))。
このタイマ値は、例えばシート1枚を0.1mmの厚さと
すると、カウンタ=10で2mm下降する値、カウンタ=20
で3mm下降する値のようにシート枚数より若干多めに設
定される。
ステツプS32では幅よせステツピングモータ813を逆転
ONし、ステツプS33で幅よせ逃避量カウンタを起動し、
ステツプS34で終了を待ってステツプS35でモータオフさ
れる。
次に、ステツプS36でシート束を押し出す束搬送部材2
0の駆動モータ203を起動し、押出量のカウンタをスター
トさせて(ステツプS37)、カウンタ終了をまって停止
する(ステツプS38,S39)。このS36〜39で、ステイプル
済のシート束を押し出すことができる(第16図
(c))。そしてS40で前述のイニシヤル処理を行い、
位置決め板,つきあて板をイニシヤル位置にもどし、前
述のS28〜S31でシート枚数分より若干下がっているトレ
イをレベルセンサがオンするまで上昇させ、紙面の位置
を常に一定に保つようにしてS12に戻り、次のシート排
出を待つ(第16図(d))。
本実施例においては、シートをトレイ20に押し出す際
にシートを横方向にシフトさせ、ステイプルの針同志が
重なり合わないようにしているので、針周辺が盛り上が
らず、第16図(a)のように積載されたシートの上で排
出シートの積載,整合,綴じを行っても支障はない。
次に、複数部のシート群を処理する場合で、2部目の
1枚目と2枚目を同時に排出する動作を第11図のフロー
チヤートを用いて説明する。これは第10図のステツプS2
6以後の動作中に次のサイクルのシートが載置台24上に
排出されないために行われる処理である。
ステツプS26以後の動作中にステツプS41で本体より2
部目の1枚目のシートが排出されるとステツプS42で第
1フラツパソレノイド815(第8図)を作動させ、第1
フラツパ30を破線の位置に移動させる。シートは第1フ
ラツパ30によりガイド部材34,35で形成されたパスに導
かれる。このとき第2フラツパ38は図の実線の位置にあ
り、シートは大ローラ36のまわりを搬送され、弾性ガイ
ド40にガイドされ大ローラ36とローラ41にくわえ込まれ
る。シートの先端が復帰パス41のセンサ39により検知さ
れてから(ステツプS43)、所定時間経過後(ステツプS
44,45)、ステツプS46にて大ローラ36の駆動の伝達の切
換を行う大ローラクラツチ816(第8図)をオフとす
る。1枚目のシートは先端が合流パス43のシート検知セ
ンサ15直前に来た状態で停止する。次いで2枚目のシー
トに備えてステツプS47で第1フラツパソレノイド815を
オフとし、第1フラツパ30を実線の位置に復帰させる。
2枚目のシートはガイド11,12の間を搬送され、合流パ
ス43に至る。ステツプS48で2枚目のシートの先端をシ
ート検知センサ15により検知してから所定時間の経過を
待ち(ステツプS49,S50)、2枚目のシート先端が排出
ローラ対16,17に挟持された後、ステツプS51で大ローラ
クラツチ816をオンとし、大ローラ36を回転させる。大
ローラ36の回転により1枚目のシートは搬送され、合流
パス43にて2枚根のシートと重なった状態で排出され
る。
但し、上側の2枚目のシートが多少先行しているので
若干ずれた形で排出される。これは、排出した後に排出
整合ベルト18でつきあて板19に端部をそろえる形で整合
される時に下側の1枚目のシートが先に引き込まれて、
上側の2枚目のシートがあとから引きこまれるようにす
るためである。上,下の1枚目と2枚目のシートを全く
重ねて排出すると上側の2枚目のシートが先に引き込ま
れて下側の1枚目のシートが引き込まれない可能性があ
る。
3枚目のシートからはガイド板11,12にはさまれたパ
スを搬送され、以降原稿の枚数分のシートが載置台24上
に積載される。
2部目の第1枚目は1部目と異なり、通常のパスでは
なくて大ローラ36のまわりをまわって復帰パス42を搬送
するのは1部目がすべて載置台24に排出された後、綴じ
手段を作動させたり、あるいは整合されたコピーシート
群を束押し部材でスタツカトレイ29上に積載する間に2
部目の第1枚目を復帰パス42にストツクしておけば、1
部目の画像形成と2部目の画像形成の間に待期期間を設
けなくてもよく、時間の短縮ひいてはシステム全体の生
産性の向上を図るものである。
2部目のすべてのコピーが終了すると選択的に綴じ手
段が作動した後、1部目との区別がつくようにスタツカ
トレイ29上に積載される。
第12図はスタツカトレイ29まわりの上視図である。ス
タツカトレイ29上には1部目のコピーシート群Aが積載
されており、2部目のコピーシート群は、束押し部材20
で左方に押し出されると同時に幅よせ部材22a,bで奥側
または手前側(第3図においては手前側)にシフトされ
る。こうして押し出された2部目のコピーシート群Bは
1部目とは幅よせ部材のシフト分だけずれて積載されて
おり、1部目とは区別される。
また3部目も上記2部目の処理と同様に1枚目は復帰
パス42に待機させ、1枚目と2枚目とを重ねて排出させ
る。そしてスタツカトレイ29積載時には2部目とはずれ
た位置に押し出される。ずれ方は1部目,2部目とも異な
ってもよいし、また、1部目の位置に戻って奇数部,偶
数部と2つの位置をもつだけでもよい。
ここで幅よせ部材22の動きを説明する。第13図は第1
図の左視図であって、22aは手前側の幅よせ部材、22bは
奥側の幅よせ部材である。また24は綴じ手段であるステ
イプラで、矢印の位置で針打ちを行う。
まず綴じを動作させるようにキーボード811より指示
した場合(ステイプルモード)について説明する。コピ
ー紙が載置台24上に排出される時、手前側は22aの位置
で固定されており、奥側は22aより奥側にコピー紙の幅
+αの位置にいて、コピー紙が排出される毎にα分22a
に向って移動して整合させる。αは排出する機械の性能
によってきまるものであり、αが小さい程全体のシステ
ムのスピードアツプにつながる。
手前側22aをつきあてとして整合されたコピーシート
群はステイプルされてそのまま押しだされる。
第2部目は、前記と同様にステイプルされたあと、両
側を幅よせ部材22にガイドされ、奥側にシフトしながら
押し出され、22a′,22b′の位置で押しだされる。これ
によって1部目,2部目は22a,bと22a′,b′の差の分だけ
ずれた形でスタツカトレイ29上に積載され、束の区別が
認識できる。このずれ量は第10図のステツプS33,S34に
おけるカウンタのカウント量を例えば交互に変えること
により変える。ステイプルをする場合、ステイプラ24が
手前−奥方向(第4図の左右方向)に移動しない限りは
手前側の幅よせ部材はコピーシート排出時に22aにいる
必要があるため22a′と22aとの距離が短い程、スピード
アツプになる。
綴じ手段を用いない場合(ノンステイプルモード)に
ついて説明する。この場合も排出紙も受ける幅よせ部材
のホームポジシヨンは手前側22aで幅よせを行う。22a,2
2bで整合が終了したあと、その位置では押し出さず手前
又は奥へシフトしながら押し出す、例えば奥ヘシフトし
ながら22a′,22b′の位置でトレイ上に積載する。第2
部目は手前へシフトしながら22a″,22b″の位置で積載
する。ホームポジシヨンで押し出さないのはホームポジ
シヨンで押し出すのとシフトして押し出すのを組み合わ
せると、ホームポジシヨンに戻る際の時間がシフトした
場合と、しない場合とで異なり、時間のムダが生じてし
まう。
今1部目と2部目を区別するのにβだけのシフト量の
差が必要とする。ホームポジシヨンで押し出すのとそれ
よりβシフトして押し出すものの組み合わせより、ホー
ムポジシヨンから左にβ/2、右にβ/2シフトして押し出
す組み合わせの方がホームポジシヨンに戻る時間が常に
β/2分だけで一定であり、時間のムダがなくなり、全体
としてのスピードアツプにつながる。
次に、フオルダ6使用時の動作を説明する。
キーボード811により折りモードが選択されると第2
図におけるフラツパ30,38が点線で示す位置に変位し、
本体1の排出ローラ3から搬送されたコピーシートは搬
送ローラ13通過後、下方の搬送路35を通ってフオルダ部
へ導かれる。
シートSは第7図の折り搬送路54を搬送されて、第1
の折りローラ60の回転により第1のデフレクタ62に搬送
される。
そして、2つ折りモードが選択されている場合、第1
のデフレクタ62が制御回路801の信号により作動するソ
レノイド810により第1の折り位置規制用搬送路63側に
切換えられ、シートSが第1の折り位置規制用搬送路63
に搬送されて、シートSの先端が固定ストツパー部材64
に当接される。その際、可動ストツパー部材65と連動し
ているソレノイド装置65aは非励磁の状態であり、可動
ストツパー部材65は折り位置規制用搬送路63に突出しな
い状態に保持されている。そして、前記シートSの固定
ストツパー部材64の当接により、第14図(a)に示すよ
うに、シートSの中央部にループXが形成され、該シー
トSのループXが、第14図(b)に示すように、第1段
階の折りローラ対(60,6)に挟み込まれ、シートSの中
央部に折り目が形成される。こうして2つ折りされたシ
ートSは、第2段階の折りローラ対(61,69)側に切換
えられた第2のデフレタ66及び第3段階の折りローラ対
(69,73)側に切換えられた第3のデフレクタ71に案内
され、第2段階の折りローラ対(61,69)、第3段階の
折りローラ対(69,73)及び出口搬送路57を搬送され、
搬送ローラ対58の回転によりシート搬出口53に搬送され
る。
また、第15図(b)に示すように、Z折りモードが選
択されている場合、第1のデフレクタ62が第1の折り位
置規制用搬送路63側に切換えられ、更にソレノイド装置
65aが励磁されて可動ストツパー部材65が折り位置規制
用搬送路63内に突出される。そして、シートSが第1の
デフレクタ62に案内され、第1の折り位置規制用搬送路
63に搬送されて、シートSの先端が可動ストツパー部材
64に当接される。すると、シートSの先端から約1/4の
部分にループが形成され、該シートSのループが第1段
階の折りローラ対(60,61)に挟み込まれ、シートSの1
/4の部分に第1の折り目が形成される。更に、第1の折
り目が形成されたシートSは第2の折り位置規制用搬送
路67側に切換えられた第2のデフレクタ66に案内され、
第2の折り位置規制用搬送路67に搬送されて、該シート
Sの先端が固定ストツパー部材70に当接される。する
と、シートSの第1の折り目による2枚重ねの終わりの
部分にループが形成され、該シートSのループが第2段
階の折りローラ対(61,69)に挟み込まれ、シートSの
2枚重ねの終わりの部分に第2の折り目が形成されてZ
折りシートとなる。更に、シートSは第3段階の折りロ
ーラ対(69,73)側に切換えられた第3のデフレクタ71
に案内され、第3段階の折りローラ対(69,73)及び折
り出口搬送路57を搬送されて、搬送ローラ対58の回転に
よりシート排出口53に搬送される。
また、第15図(c)に示すように、裏Z折りモードが
選択されている場合、第1のデフレクタ62が第1段階の
折りローラ対(60,61)側に切換えられ、更に第2のデ
フレクタ66が第2の折り位置規制用搬送路67側に切換え
られて、シートSがテフレクタ62,66及び第1段階の折
りローラ対(60,61)により第2の折り位置規制用搬送
路67に搬送され、シートSの先端が固定ストツパー部材
70に当接される。すると、シートSの先端から約1/4の
部分にループが形成され、該シートSのループが第2段
階の折りローラ対(61,69)に挟み込まれ、シートSの1
/4の部分であって前記Z折りに対して裏側に第1の折り
目が形成される。更に、第1の折り目が形成されたシー
トSは第3の折り位置規制用搬送路62側に切換えられた
第3のデフレクタ61に案内され、第3の折り位置規制用
搬送路62に搬送されて、シートの先端が固定ストツパー
部材65に当接される。すると、シートSの第1の折り目
による2枚重ねの終わりの部分にループが形成され、該
シートSのループが第3段階の折りローラ対(69,73)
に挟み込まれ、シートSの2枚重ねの終わりの部分であ
って前記Z折りに対して裏側に第2の折り目が形成され
て裏Z折りシートとなる。更に、シートSは折り出口搬
送路57を搬送され、搬送ローラ対58の回転によりシート
排出口53に搬送される。
〔他の実施例〕
前記実施例中では、ステイプルモード,ノンステイプ
ルモードにかかわらず,整合幅よせ部材の基準位置は同
じで第13図の22aであった。しかしながら、ステイプル
モードの時にはステイプラの針の位置までコピーシート
を寄せる必要があるのに対し、ノンステイプルモードの
時は幅よせの基準位置はステイプラの針の位置とは無関
係に設定できるはずである。
したがって、ノンステイプルモードでは紙の走行基準
の近傍に幅よせの基準壁を設けてやることにより、幅よ
せの時間が省略できる。
更に上記の考え方を発展させてオフセツトをも考慮し
た形でのスピードアツプも可能である。但しこれもノス
テイプルモードに限られる。実施例中では第13図の22a
に一度整合させて22a′あるいは、22a″にオフセツトさ
せるのに対し、左(奥)側にオフセツトさせる場合22
b″を基準壁とし、右(手前)側にオフセツトさせる場
合には22a″を基準壁として整合しつつ、オフセツト位
置まで移動させてしまう方法が考えられる。
上記実施例においては、幅よせ部材22によってシート
束の整合および、スタツカ7のトレイ29に押し出す際の
オフセツトを行っていた。しかし本発明はこれに限るも
のではない。シートの整合および押し出しは所定の固定
された位置で行われ、スタツカ7をシートが押し出され
る毎にシートの押し出し方向と直角な方向に水平移動さ
せてもよい。この水平移動は次のシートが排出される前
に行う必要がある。スタツカ7を水平方向に往復動させ
ることにより、シートは束ごとにずれた状態で載置さ
れ、ステイプル針同志がかさなり合うことがない。
また、本発明は、上記実施例のように綴じ手段と積載
手段が近接して配置をされていない場合でも実施可能で
ある。例えば特開昭59−78069号に記載されたシート後
処理装置のように綴じ手段と積載手段との間に搬送路の
あるものでも、シートを綴じた後に幅方向に選択的に移
動させた後に積載手段に搬送路を介して送ればよい。ま
たシート束が送られて来る毎に積載手段を水平方向に移
動させてもよく、また搬送路にシート束を幅方向にシフ
トさせる手段を設けてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したとおり、本発明においてはステイプルに
より綴じられたシート束を、針打ちされた部分が重なら
ないように積載するので、数多く積載してもくずれにく
い。また、針打ちされた部分の周辺が極端に盛り上が
り、次のシート束を積載するさまたげになることもな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例であるシート後処理装置を画
像形成装置に接続した場合の全体の構成図、第2図はフ
イニツシヤー部の詳細図、第3図は束押し部材の詳細
図、第4図はスタツカの構造図、第5図,第6図はシー
トレベルセンサの詳細図、第7図はフオルダの構成図、
第8図はシート後処理装置の制御ブロツク図、第9図〜
第11図はフローチヤート、第12図,第13図は幅よせ部材
の作動説明図、第14図,第15図はフオルダの作動説明
図、第16図はスタツカおよび束押し部材の作動説明図で
ある。 4……シート後処理装置 5……フイニツシヤー 7……スタツカ 16……トレイ排出下ローラ 17……オサエコロ 18……排出整合ベルト 19……突きあて板 20……束押し部材 21……束搬送ベルト 22……幅よせ部材 23……ステイプラ 24……載置台 29……スタツカトレイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宇都 信隆 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 本庄 毅 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−142359(JP,A) 特開 昭63−109448(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シートの束を綴じる綴じ手段と、 前記綴じ手段により綴じられたシート束を積載する積載
    手段と、 前記綴じ手段により綴じられたシート束を前記積載手段
    に移動させる移動手段と、 シート束のとじ部分同志が相互にずれた状態で積載され
    るように前記積載手段に対するシート束のとじ部分位置
    を変更する積載位置変更手段と、 を有するシート後処理装置。
  2. 【請求項2】積載位置変更手段は、積載手段上に積載さ
    れるシート束のとじ部分同志が重ならないように、上記
    積算手段上にシート束をシフトさせて積載するシフト手
    段である、請求項第1項に記載のシート後処理装置。
  3. 【請求項3】積載位置変更手段は、綴じ手段による綴じ
    位置がずれるように、上記綴じ手段に対するシート束の
    位置を相対的に変更する手段である、請求項第1項に記
    載のシート後処理装置。
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