JP2531385Y2 - 光フアイバー検出用ヘツド - Google Patents

光フアイバー検出用ヘツド

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JP2531385Y2
JP2531385Y2 JP6451191U JP6451191U JP2531385Y2 JP 2531385 Y2 JP2531385 Y2 JP 2531385Y2 JP 6451191 U JP6451191 U JP 6451191U JP 6451191 U JP6451191 U JP 6451191U JP 2531385 Y2 JP2531385 Y2 JP 2531385Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は光フアイバー検出用ヘツ
ドに係り、特に、光フアイバーの検出端部で保持固定す
る光フアイバー検出用ヘツドに関する。
【0002】
【従来の技術】光フアイバーの検出端からの出射光を被
検出体で反射あるいは透過させ、これを光センサで受光
するようにしたフアイバー式光電センサが広く使用され
ている。
【0003】図13ないし図15は、それぞれ従来提案
されている光フアイバーの検出用ヘツドの構成を示す説
明図であり、図16ないし図18はこれら従来の光フア
イバー検出用ヘツドを一般的に説明する説明図である。
【0004】図13は従来の光フアイバー式光電センサ
の光フアイバー検出用ヘツドの構成を示す説明図であ
り、この図13において1は筒体で、筒体1にはNiメ
ツキを施し黄銅製の軸芯を中心に2段状の挿通孔2が形
成され、この挿通孔2には筒体1の先端側に段部1aが
形成されている。また筒体1の外周には外径の異なる2
種類のネジが切られていて、筒体1を取り付け部材にね
じ込み固定する等している。
【0005】この筒体1の挿通孔2には光フアイバー3
が挿入され、挿通孔2の内面に接着剤Pが塗布されて固
着される。光フアイバー3の先端部分でポリエチレンの
被覆部3aが除去されてフアイバー部3cが露出され、
被覆部3aの除去端面を挿通孔2の段部2aに当接させ
て、光フアイバー3は筒体1に固定されている。そし
て、光フアイバー3のフアイバー部3cの一端、つまり
検出端面3bが、接着剤Pの硬化乾燥後に研磨され、検
出端面3aに塵埃などが付着しにくく汚れ難い状態に処
理されている。
【0006】また、微小物体を検出するために微小径の
光スポツトを使用する場合には、光フアイバー3からの
出射光を絞る必要がある。この場合には、直径が0.5
mm程度の細径光フアイバーを使用するか、或いは図1
5に示すように筒体1に光フアイバーの端面部分を覆う
遮蔽板1dが一体に形成され、この遮蔽板1dに所定の
微細径のピンホール5を設けてある。
【0007】ところで一般には図17に示すように、光
フアイバー3のフアイバー部3cの検出端面3bから
は、軸芯に対してほぼ60°の開き角で光が放出される
ので、この光を長距離位置まで伝送して検出を行なう場
合には、図14に示すように筒体1の先端部に長距離検
出用レンズアタツチメント7をねじ込んで使用する。こ
のアタツチメント7は図18に示すように、筒状に形成
されていてその先端には凸レンズ8がかしめ固定されて
いる。
【0008】このようにして、従来の保持構造による
と、光フアイバー3を検出端部側で筒体1に接着剤Pに
より保持固定し、必要に応じてピンホール5aを設けた
筒体1を使用し、或いは凸レンズ8が固定されたアタチ
メント7を取り付けることにより、微小物体の検出や長
距離位置の物体の検出を行なつていた。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】前述の従来技術では、
筒体1の挿通孔2に挿通した光フアイバー3を接着剤P
で筒体1に固定しているので、固定の作業が煩雑で接着
剤Pの固化にも長時間を要する。また、接着剤Pによる
固定なので、光フアイバー3と筒体1の一方のみが損傷
した場合でも、光フアイバー3と筒体1の両方を交換す
ることになり、維持コストの面で不利であつた。
【0010】また、接着剤Pによる固定のために、検出
端部側で光フアイバー3の長さ調整ができず、セツテイ
ング時の長さ調整が不便であつた。即ち、従来の構造で
は図16に示すように、接着剤Pで固定されている検出
端部側で光フアイバー3の長さ調整はできないので、光
フアイバー3の他端が接続されている本体6側で、チヤ
ツク或いはねじ止めを解除し、光フアイバー3を所定長
に切断し再度チヤツク或いはねじ止めを行なう必要があ
つた。また、光フアイバー3のフアイバー部3cの検出
端面3bに対する研磨は、数種のサンドペーパとバフを
使用し研磨処理を繰り返す煩雑な工程が必要で、作業コ
スト上でも問題があつた。
【0011】また、微小物体を検出するために細径の光
フアイバーを使用すると、光フアイバーが損傷し易く、
また、からまり易くなるためにその取り扱いが煩雑とな
る。また、図15に示すピンホール5を設けた構造で
は、先端部のピンホール5に塵埃などが詰まつて光の出
射特性が劣化することがあつた。
【0012】また、図14及び図18に示す凸レンズ8
が固定されたアタチメント7では、アタチメント7のか
しめ不良で凸レンズ8ががたついたり、かしめ力が強す
ぎて凸レンズ8に傷を付け或いは割つてしまうこともあ
つた。
【0013】本考案は前記従来技術の課題に鑑み、これ
を解消すべくなされたもので、その目的は、光フアイバ
ーの検出端部に、接着剤を使用することなく、筒体を取
外自在とした光フアイバー検出用ヘツドを提供すること
にある。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本考案は、先端側の光出射部と係合部とを具備する
筒体に、光フアイバーが挿通され、かつ該光フアイバー
に前記筒体の後端側からロツク用係合片を具有するリン
グ体が挿入され、前記係合部に前記ロツク用係合片が係
合して前記筒体が前記光フアイバーを固定保持し、前記
筒体は後端側内周面に軸芯方向に形成された第1の傾斜
面を具備し、前記リング体は前記軸芯方向に形成された
第2の傾斜面、並びに内周面の係合突部及び外周面のつ
まみを具備し、前記保持固定状態では、前記第2の傾斜
面が前記第1の傾斜面により押圧され且つ前記係合突部
が前記光フアイバーの外周に食い込んで、前記筒体が前
記光フアイバーを保持固定し、一方、前記つまみを操作
することにより前記ロツク用係合片が前記軸芯側に移動
して、前記ロツク用係合片と前記係合部との係合を解除
するようにした構成にしてある。
【0015】
【作用】前記手段により、光フアイバーを筒体に挿通
し、筒体の先端側に光フアイバーの検出端部を位置さ
せ、光フアイバーを挿通したリング体の分割片を、筒体
の後端側から筒体内に挿入すると、筒体の第1の傾斜面
とリング体の第2の傾斜面とが当接する。さらにリング
体の挿入を進めると、リング体の外周面に設けられた係
合片が、筒体の係合部と係合することにより筒体による
光フアイバーの保持固定が行なわれ、同時に、リング体
の係合突部が光フアイバーの外周に食い込んだ状態で筒
体に光フアイバーが安定に固定される。この固定状態で
光フアイバーの検出端部からの出射光は、出射される。
【0016】光フアイバーの交換などのために、筒体か
ら光フアイバーを取り外すには、リング体に設けられた
つまみを操作すると、係合突片が軸芯側に移動して筒体
による光フアイバーの保持固定が解除される。
【0017】
【実施例】以下、本考案の実施例をすでに説明した図1
3ないし図18と同一部分に同一符号を付した図1ない
し図12を参照して説明する。先ず、図1ないし図4を
参照して第1の実施例について説明するが、図1は第1
の実施例の全体説明図、図2は第1の実施例の要部の説
明図、図3は第1の実施例の他の要部の説明図、図4
(a)ないし(c)は図3のA−A断面で示す第1の実
施例の保持固定動作の説明図である。
【0018】図1及び図4に示すように、第1の実施例
では筒体10の後端部側の内周面に開口端部側に向かつ
て軸芯から離れる方向に第1の傾斜面13が形成され、
この傾斜面13の開口端部側に係止突片10fを形成し
て係合凹部10gが形成されている。15はリング体
で、リング体15は光フアイバー3が挿通され筒体10
の後端側から筒体10に挿入され、このリング体15の
挿入先端部は分割片15aに4分割されている。リング
体15の各分割片15aの内周面の先端には、係合突部
15fが設けられ、リング体15の各分割片15aの外
周には第2の傾斜面16が形成されている。また、リン
グ体15の分割片15aに並設してロツク用係合片15
hが形成され、この係合片15h外面に、つまみ15i
が突設されている。このつまみ15iの押し込み操作に
よつて、図4の(b)に示すように、係合片15hは軸
芯に近付く方向に押し曲げられる。図4の(c)は結合
された状態で、係止突片10fが、第1の傾斜面13及
び第2の傾斜面16の作用により光フアイバー3の被覆
部3aの外周に食い込んで固定している。
【0019】この第1の実施例では、筒体10の先端部
の検出部は開放面となつていて、筒体10に保持固定さ
れる光フアイバー3の検出端面3bからの光が、直接外
部に出射されるようになつている。そこで、筒体10の
先端部の外周に形成されているネジに、例えば光学部品
などを設けたアタチメントをねじ込み固定することによ
り、所望の用途、例えば長距離検出等に対応することが
できる。
【0020】このような構成の第1の実施例では光フア
イバー3を保持固定させるのに、光フアイバー3の先端
部のみで被覆部3aを除去し、光フアイバー3を筒体1
0の挿通孔12に被覆部3aの除去端面が段部12aに
当接する位置まで挿入する。次いで、図4の(a)に示
すように、光フアイバー3が挿通されたリング体15の
分割片15aを、後端側から筒体10内に挿入して行
く。この挿入を進めると、図4の(b)に示すようにロ
ツク用係合片15hが筒体10の係合凹部10g内に入
り込み、筒体10の第1の傾斜面13とリング体15の
第2の傾斜面16とが当接する。そして、図4の(c)
に示すように、ロツク用係合片15hが係止突片10f
と係止してロツク用係合片15hが係合凹部10gと係
合状態となるとともに、傾斜面16が傾斜面13により
押圧されて、係合突部15fが光フアイバー3の被覆部
3aに食い込み、光フアイバー3と筒体10は安定に保
持固定される。この状態で、光フアイバー3の検出端面
3bを研磨することにより、塵埃などが付着しにくく汚
れ難い状態に処理して光フアイバー3の発光動作を行な
わせる。
【0021】また、損傷した光フアイバー3の交換や損
傷した筒体10の交換のために、筒体10から光フアイ
バー3を取り外す場合は、つまみ15iを押し込むとロ
ツク用係合片15hと係止突片10fの係止が解除する
ので、つまみ15iを押し込みながらリング体15を筒
体10から離れる方向に移動させると、光フアイバー3
と筒体10とは簡単に取り外される。尚、10rはかし
め時における逃げ用隙間である。
【0022】このように第1の実施例によると筒体10
への光フアイバー3の保持固定がワンタツチで簡単にで
き、短時間で低作業コストでの組立が可能になる。ま
た、光フアイバー3と筒体10の一方が損傷して交換す
る場合には、つまみ15iを押し込み操作して簡単に筒
体10から、光フアイバー3を取り外すことができ、損
傷した部品のみを交換して無駄のない部品利用を実現す
ることができる。
【0023】図5及び図6は第2の実施例を説明する図
で、図5は第2の実施例の全体構成を示す説明図、図6
は第2の実施例の要部の構成を示す斜視図である。図6
に示すように、第2の実施例では筒体10に形成される
挿通孔12には、第1の実施例のような段部12aは形
成されず同一径で挿通孔12が形成されている。第2の
実施例では、筒体10の先端に爪片21が形成され、こ
の爪片21に係合する爪片22を備えたキヤツプ20
が、筒体10に取り付けられて光出射部を構成してい
る。図6に示すように、キヤツプ20の一端は軸芯方向
に四個の係合片20aに分割され、各係合片20aの端
部には爪片22が形成されている。このキヤツプ20
は、その爪片22が筒体10の爪片21に係合されて、
筒体10に係合固定されている。また、第2の実施例で
は筒体10に保持固定された光フアイバー3の検出端面
3bと対向するキヤツプ20の内面との間には、光フア
イバー3のフアイバー部3cの屈折率に近い屈折率を持
つシリコンオイルなどのマツチングオイルMが充填され
ている。
【0024】第2の実施例のその他の部分の構成は、す
でに説明した第1の実施例と同様である。
【0025】このような構成の第2の実施例では、所定
長に切断された光フアイバー3は切断面が、マツチング
オイルMを介してキヤツプ20の内周面と当接する位置
まで、筒体1の挿通孔2内に挿入され、その位置ですで
に説明した第1の実施例と同様にして光フアイバー3は
筒体10に保持固定される。
【0026】第2の実施例では、光フアイバー3は検出
端面を切断したままの状態で被覆部3aを除去せずに筒
体10に装着され、切断面とキヤツプ20間に充填され
るマツチングオイルMによつて、切断面は物理的に平坦
面と等価になる。このために、光フアイバー3を所定長
に切断したままの状態で装着でき、切断面の研磨も必要
なく光フアイバー3を簡単に筒体10に保持固定するこ
とができ、キヤツプ20は表面が滑らかで塵埃などが付
着することもない。従つて第2の実施例では、光フアイ
バー3の長さの調整や光フアイバーの交換は、現場でつ
まみ15iを操作して筒体10から光フアイバー3を取
り外して極めて簡単に行なうことができ、研磨が不要な
ので作業コストも低減できる。
【0027】図7は第3の実施例を説明する図で、図7
は第3の実施例の全体構成を示す説明図である。
【0028】第3の実施例でもすでに説明した第2の実
施例の場合と同様に、筒体10の先端に爪片21が形成
され、この爪片21に係合する爪片22を備えたキヤツ
プ20Aが、筒体10に取り付けられて検出ヘツドを構
成している。キヤツプ20Aの一端は軸芯方向に四個の
係合片20aに分割され、各係合片20aの端部に前記
爪片22が形成され、キヤツプ20Aの内面には、ピン
ホール5が設けられた遮光板27が収納されている。こ
のキヤツプ20Aが、爪片22を筒体10の爪片21に
係合させて、筒体10に係合固定されている。また、第
3の実施例でも筒体10に保持固定された光フアイバー
3の検出端面3bと対向するキヤツプ20Aの内面間に
は、光フアイバー3のフアイバー3cの屈折率に近い屈
折率を持つシリコンオイルなどのマツチングオイルMが
充填されている。このような構成の第3の実施例では、
細径の光フアイバー3を使用しなくてもピンホール5で
光径を絞つて、微小物体の検出を行なうことが可能にな
る。
【0029】第3の実施例のその他の部分の構成、動作
及び効果はすでに説明した第2の実施例と同様である。
【0030】図8及び図9は第4の実施例を説明する図
で、図8は第4の実施例の全体構成を示す説明図、図9
は第4の実施例の光の集束状態の説明図である。
【0031】第4の実施例ではすでに説明した第2の実
施例の場合と同様に、筒体10の先端に爪片21が形成
され、この爪片21に係合する爪片22を備えたキヤツ
プ20Bが、筒体10に取り付けられて検出ヘツドを構
成している。キヤツプ20Bの一端は軸芯方向に4個の
係合片20aに分割され、各係合片20aの端部には爪
片22が形成され、キヤツプ20Bの他端には、光フア
イバー3側が平面で端部側が凸面のレンズ30が一体に
形成されている。このキヤツプ20Bが、爪片22を筒
体10の爪片21に係合させて、筒体10に係合固定さ
れている。また、第4の実施例では筒体10に保持固定
された光フアイバー3の光放出面3bと対向するキヤツ
プ20Bの内面間には、光フアイバー3のフアイバー部
3cの屈折率に近い屈折率を持つシリコンオイルなどの
マツチングオイルMが充填されている。
【0032】このような構成の第4の実施例では、図9
に示すように光フアイバー3の検出面3bから放出され
る光を集束して、θを30度より小さくすることによ
り、遠距離にある物体に照射しての検出を行なうことが
可能になる。レンズ30がキヤツプ20Bに一体に形成
されているので、従来のようにレンズにガタが生じた
り、かしめでレンズが傷付くこともない。
【0033】第4の実施例のその他の部分の構成、動作
及び効果はすでに説明した第2の実施例と同一である。
【0034】図10ないし図12は第5の実施例を説明
する図で、図10は第5の実施例の全体説明図、図11
は図10の部分断面図、図12は第5の実施例のマツチ
ングオイル使用の説明図である。
【0035】第5の実施例は、すでに説明した第4の実
施例に対してキヤツプ20Cに第4の実施例とは異なる
レンズが形成されている。即ち、図11に示すように第
5の実施例のレンズ32は、キヤツプ20Cの内、外共
に凸面となつており、また、キヤツプ20Cの内周には
段部33が形成されている。第5の実施例でマツチング
オイルMを使用する場合は、図12に示すように段部3
3位置に透光板35を配置しこの透光板35と光フアイ
バー3の光検出端面3b間にシリコンオイルなどのマツ
チングオイルMを充填し、マツチングオイルMを均一に
配設し且つその変形をなくして、レンズ32の光学特性
の変動を防止する。
【0036】このように構成することにより、第4の実
施例よりも、さらに遠距離にある物体に照射しての検出
を行うことが可能になる。レンズ32がキヤツプ20c
に一体に形成されているので、従来のように、レンズに
ガタが生じたり、かしめでレンズが傷つくこともない。
【0037】第5の実施例のその他の部分の構成、動作
及び効果はすでに説明した第2の実施例と同一である。
【0038】
【考案の効果】以上説明したように、本考案では、簡単
なワンタツチ操作で前記筒体の第1の傾斜面と前記リン
グ体の第2の傾斜面とを互いに対接させ、且つ前記リン
グ体の係合突部を前記光フアイバーに食い込ませて、前
記筒体に前記光フアイバーを安定に保持固定することが
でき、またつまみを操作することにより、係合片と係合
部との係合を外して、前記保持固定を簡単に解除するこ
とができる。このように接着剤を使用せず、且つ装着及
びその解除がワンタツチで簡単に行なえるので、光フア
イバー或いは筒体の一方が損傷した時に、損傷部品のみ
を交換し、部品の無駄な廃棄を防止し維持コストを低減
することが可能になり、さらに保持構造自体の製造コス
トをも低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例の全体構成を示す説明図
である。
【図2】本考案の第1の実施例の要部の構成を示す斜視
図である。
【図3】本考案の第1の実施例の他の要部の構成を示す
斜視図である。
【図4】本考案の第1の実施例の保持固定動作の説明図
である。
【図5】本考案の第2の実施例の全体構成を示す説明図
である。
【図6】本考案の第2の実施例の要部の構成を示す斜視
図である。
【図7】本考案の第3の実施例の全体構成を示す説明図
である。
【図8】本考案の第4の実施例の全体構成を示す説明図
である。
【図9】本考案の第4の実施例の動作を示す説明図であ
る。
【図10】本考案の第5の実施例の全体構成を示す説明
図である。
【図11】図10のキヤツプの断面図である。
【図12】本考案の第5の実施例のマツチングオイル充
填の説明図である。
【図13】従来の第1の保持構造の全体構成を示す説明
図である。
【図14】従来の第2の保持構造の全体構成を示す説明
図である。
【図15】従来の第3の保持構造の要部の構成を示す説
明図である。
【図16】従来の光フアイバーの長さ調整の説明図であ
る。
【図17】光フアイバーからの光の放出の説明図であ
る。
【図18】図14の要部の説明図である。
【符号の説明】
10 筒体 10f 係止片 10g 係合凹部 3 光フアイバー 3a 被覆部 3b 検出端面 3c フアイバー部 5 ピンホール 13 第1の傾斜面 15 リング体 15f 係合突部 15h 係合片 15i つまみ 16 第2の傾斜面 20,20A,20B,20C キヤツプ 30,32 レンズ

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端側の光出射部と係合部とを具備する
    筒体に、光フアイバーが挿通され、かつ該光フアイバー
    に前記筒体の後端側からロツク用係合片を具有するリン
    グ体が挿入され、前記係合部に前記ロツク用係合片が係
    合して前記筒体が前記光フアイバーを固定保持し、前記
    筒体は後端側内周面に軸芯方向に形成された第1の傾斜
    面を具備し、前記リング体は前記軸芯方向に形成された
    第2の傾斜面、並びに内周面の係合突部及び外周面のつ
    まみを具備し、前記保持固定状態では、前記第2の傾斜
    面が前記第1の傾斜面により押圧され且つ前記係合突部
    が前記光フアイバーの外周に食い込んで、前記筒体が前
    記光フアイバーを保持固定し、一方、前記つまみを操作
    することにより前記ロツク用係合片が前記軸芯側に移動
    して、前記ロツク用係合片と前記係合部との係合を解除
    するようにしたことを特徴とする光フアイバー検出用ヘ
    ツド。
  2. 【請求項2】 光放出部が、光フアイバーの一端側を覆
    つて取り付けられる透明なキヤツプであることを特徴と
    する請求項1に記載の光フアイバー検出用ヘツド。
  3. 【請求項3】 前記キヤツプに、レンズ部を形成してい
    ることを特徴とする請求項2に記載の光フアイバー検出
    用ヘツド。
  4. 【請求項4】 前記キヤツプと光フアイバーの一端側と
    の間に、ピンホールを形成した絞り板を介在させたこと
    を特徴とする請求項2に記載の光フアイバー検出用ヘツ
    ド。
JP6451191U 1991-07-22 1991-07-22 光フアイバー検出用ヘツド Expired - Lifetime JP2531385Y2 (ja)

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JP6451191U JP2531385Y2 (ja) 1991-07-22 1991-07-22 光フアイバー検出用ヘツド

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Publication Number Publication Date
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