JP2530967Y2 - インストルメントパネルへのスピーカの取付構造 - Google Patents

インストルメントパネルへのスピーカの取付構造

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Description

【考案の詳細な説明】 a.産業上の利用分野 本考案は、自動車のインストルメントパネルへのスピ
ーカの取付構造に関し、更に詳しくは、インストルメン
トパネルを車体に取付けるためのねじ挿通孔が設けられ
るインストルメントパネルの凹部内にスピーカを取付け
る構造に関するものである。
b.従来の技術 第5図はこの種の従来のスピーカ取付構造を示すもの
であって、インストルメントパネル1の数箇所に凹部2
が設けられており、この凹部2にねじ挿通孔3が形成さ
れている。そして、上述のねじ挿通孔3に挿通したねじ
4によってインストルメントパネル1が車体にねじ止め
されるようになっている。
ところで、上述の凹部2内の空間をスピーカ5の配設
空間として利用するような場合がある。この場合には、
第5図に示すように、インストルメントパネル1の凹部
2内であってかつねじ挿通孔3の近傍箇所にスピーカ5
をねじ6にてねじ止めし、その後に、グリル部7を有す
るカバー部材8を前記凹部2の上部にねじ9にて取付け
るようにしているのが実状である。かくして、カバー部
材8のグリル板部7がスピーカ5の前面に対向配置さ
れ、スピーカ5の前面から発せられる音波がグリル板部
7を通して車室内に伝播されるようになっている。ま
た、前記カバー部材8にて、インストルメントパネル取
付用のねじ4を覆い隠すことにより外観性の向上を図る
ようにしている。
c.考案が解決しようとする課題 しかしながら、上述の如き従来のインストルメントパ
ネル1へのスピーカ5の取付構造では、スピーカ5の取
付位置がウィンドシールド10(第4図参照)に近いた
め、オプション部品としてスピーカ5を後付けするとき
やスピーカ5を交換するときに等においてスピーカ取付
作業がしにくいという問題点がある。また、スピーカ5
の前面がカバー部材8のグリル板部7の裏面に対向して
いるだけなので、スピーカ5の前面から発せられる音波
が側部から背面に向けて逃げやすいという問題点もあ
る。
本考案は、このような問題点を解決するためになされ
たものであって、その目的は、スピーカの取付作業を極
めて容易に行なう得る上に、スピーカからの音波が側部
から背面に向けて逃げてしまうような不都合を生じるこ
とがなくスピーカの音響機能(特性)の低下防止を図り
得るように構成したインストルメントパネルへのスピー
カの取付構造を提供することにある。
d.課題を解決するための手段 上述の目的を解決するために、本考案においては、イ
ンストルメントパネルを車体に取付けるためのねじ挿通
孔を有する前記インストルメントパネルの凹部に係合孔
を形成すると共に、前記凹部を覆うカバー部材の裏面に
前記係合孔に対応する係合爪と、スピーカ取付用のねじ
止め部と、前記スピーカの前面に対向するグリル板部
と、前記スピーカの周面に対応する環状のリブとをそれ
ぞれ形成し、前記カバー部材のリブ内に前記スピーカの
前面部分を嵌入せしめて前記スピーカを前記カバー部分
の裏面にねじ止めした状態で、前記カバー部材の係合爪
を前記インストルメントパネルの係合孔に係着すること
により、前記カバー部材を介して前記スピーカを前記イ
ンストルメントパネルに取付けるようにしている。
以下、本考案の一実施例に付き第1図〜第4図を参照
して説明する。
第1図及び第2図は、自動車のインストルメントパネ
ル12を示すものである。このインストルメントパネル12
の上端縁部12aには、第1図に示すように例えば3箇所
に凹部13a,13b,13cが設けられており、この凹部13a〜13
cには第2図に示すようにインストルメントパネル取付
用のねじ挿通孔14が形成されている。そして、上述のイ
ンストルメントパネル12は、前記ねじ挿通孔14に挿通し
たねじ15によって車体(図示せず)に締結されると共
に、インストルメントパネル12の凹部13a〜13cを覆うべ
くカバー部材16が装着されるようになっている。
インストルメントパネル12の凹部13a〜13cのうち1つ
の凹部13aに取付けられるカバー部材16には、その裏面
にスピーカ17が取付けられ、このカバー部材16が凹部13
aに装着されることによりスピーカ17が前記凹部13a内に
収納配置されるように構成されている。
ここで、このカバー部材16の構成に付き述べると、カ
バー部材16は樹脂成形による一体成形品から成り、平板
状のカバー本体16aの裏面の四隅に係合爪18a,18b,18c,1
8dが設けられている。そして、これらの係合爪18a〜18d
は、インストルメントパネル12の凹部13aの両側箇所に
設けられた係合孔19a,19b,19c,19dにクリック係合され
るようになっている。さらに、カバー部材16の中央部に
はグリル板部(スリット部)20が形成され、その裏面に
はグリル板部20を取り囲むように円環状のリブ21が設け
られている。なお、このリブ21はスピーカ17の本体前面
部17aに対応する形状に成形されている。また、カバー
部材16の裏面であって前記リブ21の外周の対向側部に
は、ねじ孔22をそれぞれ有する一対のねじ止め部(スピ
ーカ取付部)23a,23bが突設されている。
しかして、第3図及び第4図に示すように、上述のカ
バー部材16のリブ21内にスピーカ17の本体前面部17aを
嵌入させてグリル板部20に対向配置せしめた状態の下
で、スピーカ17の一対のフランジ17b,17cをスピーカ取
付部としてのねじ止め部23a,23bに当てがい、ねじ24a,2
4bをフランジ17b,17cのねじ挿通孔17d,17eを通してねじ
止め部23a,23bのねじ孔22にねじ込むことにより、スピ
ーカ17がカバー部材16の裏面側に一体に取付けられる。
そして、このようにスピーカ17が予め取付けられたカバ
ー部材16は、係合爪18a〜18dをインストルメントパネル
12の係合孔19a〜19dにそれぞれクリック係合させること
によってインストルメントパネル12に係着される。これ
により、インストルメントパネル12の凹部13aがカバー
部材16によって覆われてインストルメントパネル取付用
のねじ15が外部から見えないように覆い隠されると共
に、前記凹部13a内にスピーカ17が収納配置される。な
お、図示を省略したが、他の凹部13b,13cはスピーカ17
が取付けられていない平板状のカバー部材が装着され
る。
このような構成のスピーカ取付構造によれば、スピー
カ17をカバー部材16の裏面16a側に予め取付けておいて
このカバー部材16の係合爪18a〜18dをインストルメント
パネル12の係合孔19a〜19dにワタッチで嵌合させるだけ
なので、ウィンドシールド10が邪魔になることなくイン
ストルメントパネル12へのカバー部材16の係着ひいては
スピーカ17の取付けを容易かつ迅速に行なうことができ
る。しかも、スピーカ17の本体前面部17aを環状のリブ2
1に嵌め込んでねじ止めするようにしたので、カバー部
材16へのスピーカ17の取付作業時におけるスピーカ17の
位置決め並びに取付作業を容易に行なうことができる上
に、スピーカ17から発せられる音波は周囲に逃げること
なくグリル板部20のスリットを通して前方へ放出される
こととなり、スピーカ17の機能の低下防止が図られる。
さらに、インストルメントパネル12を車体に取付けるね
じ15と、スピーカ17と、カバー部材16とは3者が互いに
オーバーラップされた配置構成となるので、従来の場合
に比べてスペースファクタの点で有利である。
以上、本考案の一実施例に付き述べたが、本考案は既
述の実施例に限定されるものではなく、本考案の技術的
思想に基いて各種の変形及び変更が可能である。
例えば、スピーカ17を取付けたカバー部材16をインス
トルメントパネル12の他の凹部13bまたは13cに装着する
ように構成することも可能である。さらに、インストル
メントパネル12の凹部13a〜13c及び係合孔19a〜19d、並
びにカバー部材16の係合爪18a〜18dの形状配設位置等は
必要に応じて各種に変更可能である。
e.考案の効果 以上の如く、本考案は、カバー部材の裏面にスピーカ
を予め取付けておいて、このカバー部材の係合爪をイン
ストルメントパネルの係合孔に係着することによってス
ピーカをインストルメントパネルに取付けるようにした
ものであるから、ウィンドシールド等が邪魔になること
なくスピーカ取付作業を容易に行なうことができる。
さらに、本考案によれば、カバー部材に設けた環状の
リブ内にスピーカを嵌め込むようにしているので、カバ
ー部材に対するスピーカの位置決め及び取付作業を容易
に行ない得ると共に、前記リブの存在により、スピーカ
から発せられる音波が側部に漏れることなく前方のグリ
ル板部を通して前方に放出されるためスピーカの音響機
能の低下防止を図ることができる。
また、インストルメントパネルを車体に取付けるため
のねじにスピーカをオーバーラップさせて取付けること
ができるので、インストルメントパネルの凹部内のスペ
ースをスピーカ収納用として有効利用でき、スペース的
に有利となる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の一実施例を示すものであっ
て、第1図はインストルメントパネルの斜視図、第2図
はインストルメントパネルへのスピーカの取付構造を示
す分解斜視図、第3図は第2図におけるIII−III線断面
図、第4図は第2図におけるIV−IV線断面図、第5図は
従来の取付構造を示す分解斜視図である。 12…インストルメントパネル、13a,13b,13c…凹部、15
…インストルメントパネル取付用のねじ、16…カバー部
材、17…スピーカ、18a,18b,18c…係合爪、19a,19b,19c
…係合孔、20…グリル板部、21…円環状のリブ、23a,23
b…スピーカ取付部としてのねじ止め部。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】インストルメントパネルを車体に取付ける
    ためのねじ挿通孔を有する前記インストルメントパネル
    の凹部に係合孔を形成すると共に、前記凹部を覆うカバ
    ー部材の裏面に前記係合孔に対応する係合爪と、スピー
    カ取付用のねじ止め部と、前記スピーカの前面に対向す
    るグリル板部と、前記スピーカの周面に対応する環状の
    リブとをそれぞれ形成し、前記カバー部材のリブ内に前
    記スピーカの前面部分を嵌入せしめて前記スピーカを前
    記カバー部分の裏面にねじ止めした状態で、前記カバー
    部材の係合爪を前記インストルメントパネルの係合孔に
    係着することにより、前記カバー部材を介して前記スピ
    ーカを前記インストルメントパネルに取付けるようにし
    たことを特徴とするインストルメントパネルへのスピー
    カの取付構造。
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