JP2529457Y2 - 光ピックアップ装置 - Google Patents

光ピックアップ装置

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JP2529457Y2
JP2529457Y2 JP1987062091U JP6209187U JP2529457Y2 JP 2529457 Y2 JP2529457 Y2 JP 2529457Y2 JP 1987062091 U JP1987062091 U JP 1987062091U JP 6209187 U JP6209187 U JP 6209187U JP 2529457 Y2 JP2529457 Y2 JP 2529457Y2
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JP
Japan
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permanent magnet
actuator
control
optical pickup
mounting
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JP1987062091U
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JPS63168623U (ja
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友孝 坂爪
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、アクチェータの磁気回路を構成している制
御用永久磁石を本体ベースに取り付けてなる光ピックア
ップ装置に関するものである。
〔従来の技術〕
第3図は従来の光ピックアップ装置の斜視図であり、
1は対物レンズ、2はこの対物レンズを保持したアクチ
ェータ、3はこのアクチェータ2に固定された制御用コ
イル、4はアクチェータ2の取付軸6を有する本体ベー
ス、5は前記制御用コイル3と相対向するように所定の
距離を隔てて本体ベース4に固定された制御用永久磁
石、7は本体ベース4に設けた取り付け位置規制用の一
対の取付壁である。
ここで、対物レンズ1を保持したアクチェータ2を図
中a方向に可動させる機構は、一般にアクチェータ2に
固定されている制御用コイル3と本体ベース4に取り付
けられている制御用永久磁石5から成る磁気回路より行
われ、制御用コイル3に電流を流し、これにより発生し
た磁界と制御用永久磁石5の磁界との磁界の反発を利用
してアクチェータ2をa方向に可動できる。
従って、a方向の可動量は、制御用コイル3に流れる
電流の量を制御することにより所定の可動量を得ること
ができる。
制御用コイル3の取り付けは、アクチェータ2に密着
させ、接着剤等で固定される。
一方、制御用永久磁石5は、制御用コイル3に接触し
ないようにある特定の距離をおいて正確に固定する必要
がある。
以下、第4図を参照して従来の制御用永久磁石5の取
り付け方法を説明する。
制御用永久磁石5の取り付け位置を正確に行うため
に、本体ベース4には一対の取付壁7,7が形成され、ま
た、第3図のアクチェータ2の代わりに位置決め用治具
8が用いられる。位置決め用治具8には、アクチェータ
2の回転中心となる固定軸6と同寸法の穴が開けられて
おり、この穴を前記固定軸6に嵌合して本体ベース4へ
位置決め用治具8を取り付け、その後、制御用永久磁石
5を一対の取付壁7,7と位置決め用治具8に密着させた
形で取り付け、本体ベース4に接着剤等で固定される。
次に、位置決め用治具8を本体ベース4から取り外
し、アクチェータ2を位置決め用治具8と同様に本体ベ
ース4の取付軸6に取り付けることにより、制御用永久
磁石5の微妙な距離を何台でも同じ条件下で取り付ける
ことができる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の光ピックアップ装置は、以上説明したように、
取り付け用治具8を用いて制御用コイル3との距離を一
定に保つようにしているため、固定軸6に傷をつけやす
く、また、取り付け用治具8の摩耗により永久磁石5の
取り付け位置が不安定になったり、治具8引き抜きの際
の永久磁石への傷および治具8に接着剤が触れないよう
にして接着剤を使用しなければならないため、永久磁石
5の接着強度に不安があるなどの問題点があった。
この考案は、上記のような問題点を解消するためにな
されたもので、位置決め用治具を使用しなくとも正確に
制御用永久磁石を本体ベースに取り付けられるようにし
た光ピックアップ装置を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案による光ピックアップ装置は、対物レンズを
保持するアクチュエータが取付けられる本体ベースに、
前記アクチュエータを制御するための制御用永久磁石の
取り付け位置を規制する取付壁が前記アクチュエータの
両側に対応して一対設けられて成る光ピックアップ装置
において、前記制御用永久磁石に鍔部を形成し、前記取
付壁には、前記鍔部に当接して前記アクチュエータ方向
への前記制御用永久磁石の位置を決める規制部が形成さ
れて成るものである。
〔作用〕
この考案における光ピックアップ装置は、本体ベース
の取付壁に形成した位置決めの規制部に制御用永久磁石
の鍔部を当接させて取り付けるようにしたため、前記規
制部が治具の役目を果たして従来の取り付け用治具が不
要となり、制御用永久磁石や固定軸を傷つける心配がな
い。
また、取り付け精度および接着強度も向上させること
が可能となる。
〔実施例〕
以下、この考案の一実施例を図について説明する。
第1図において、4は本体ベース、5は両側端部に鍔
部5aを形成してなる制御用永久磁石、7は上記本体ベー
ス4と一体に形成された一対の取付壁であり、第2図に
示すように制御用永久磁石5の鍔部5aが当接する位置決
め用の規制部として機能する位置決め用凹部7aを形成し
てあり、第2図b方向及びc方向から制御用永久磁石5
を取付壁7に押し付けながら接着剤にて固定する。
これにより第1図で示すように、アクチェータ2をa
方向に可動させる磁気回路は、制御用コイル3と制御用
永久磁石5を接触させないように、ある一定距離をおい
て形成される。
アクチェータ2の駆動回路は、制御用永久磁石5より
発生する磁界と制御用コイル3に電流を流して得られる
磁界との反発力を利用し、アクチェータ2をa方向に駆
動させるものであるが、この駆動力は光ピックアップ装
置の場合、実使用上は大きければ大きい程よく、これに
より消費電力の低減および性能向上が達成できる。
このため、磁気回路の高率化は重要なポイントであ
る。
一般に、磁界の影響は二乗に反比例することが知られ
ており、そのため、できるだけ制御用永久磁石5と制御
用コイル3の距離を近づけて磁界を有効に使用すること
が望ましい。
しかし、あまり近づけ過ぎると、制御用永久磁石5と
制御用コイル3とが接触し、アクチェータ2の動きを妨
げることになってしまう。
また、制御用永久磁石5の貼り付けが精度によってア
クチェータ感度が大きく左右される。
しかるに、上記実施例の構成によれば、制御用永久磁
石5の位置決めを一対の取付壁7に形成した凹部7aと永
久磁石5に形成した鍔部5aとの当接によって行っている
から、高精度で実現できるものである。
なお、上記実施例では、a方向へ可動させる制御用永
久磁石5の取り付けについて説明してあるが、光ピック
アップのアクチェータ2はd方向へも可動させるように
するため、このd方向を駆動させる制御用永久磁石(図
示せず)についても同様の構成を採用することができ
る。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案によれば、制御用永久磁石に
鍔部を形成し、取付壁には、前記鍔部に当接してアクチ
ュエータ方向への前記制御用永久磁石の位置を決める規
制部が形成されて成るので、従来のように別途位置決め
用の治具を用いずとも、制御用永久磁石や固定軸を傷つ
けることなく、制御用永久磁石の取り付けを高精度で行
うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による光ピックアップ装置の斜視図、第
2図はその制御用永久磁石の取り付け方法を説明するた
めの斜視図、第3図は従来の光ピックアップの斜視図、
第4図は従来の制御用永久磁石の取り付け方法を説明す
るための斜視図である。 図において、1は対物レンズ、2はアクチェータ、3は
制御用コイル、4は本体ベース、5は制御用永久磁石、
5aは鍔部、6は固定軸、7は取付壁、7aは位置決め用凹
部である。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】対物レンズを保持するアクチュエータが取
    付けられる本体ベースに、前記アクチュエータを制御す
    るための制御用永久磁石の取り付け位置を規制する取付
    壁が前記アクチュエータの両側に対応して一対設けられ
    て成る光ピックアップ装置において、 前記制御用永久磁石に鍔部を形成し、前記取付壁には、
    前記鍔部に当接して前記アクチュエータ方向への前記制
    御用永久磁石の位置を決める規制部が形成されて成るこ
    とを特徴とする光ピックアップ装置。
JP1987062091U 1987-04-24 1987-04-24 光ピックアップ装置 Expired - Lifetime JP2529457Y2 (ja)

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JP1987062091U JP2529457Y2 (ja) 1987-04-24 1987-04-24 光ピックアップ装置

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JP1987062091U JP2529457Y2 (ja) 1987-04-24 1987-04-24 光ピックアップ装置

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JPS63168623U JPS63168623U (ja) 1988-11-02
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ID=30896033

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60201537A (ja) * 1984-03-23 1985-10-12 Canon Inc 光学系駆動装置

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JPS63168623U (ja) 1988-11-02

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