JP2529169Y2 - 電動工具の内部配線 - Google Patents
電動工具の内部配線Info
- Publication number
- JP2529169Y2 JP2529169Y2 JP1989078034U JP7803489U JP2529169Y2 JP 2529169 Y2 JP2529169 Y2 JP 2529169Y2 JP 1989078034 U JP1989078034 U JP 1989078034U JP 7803489 U JP7803489 U JP 7803489U JP 2529169 Y2 JP2529169 Y2 JP 2529169Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brush
- terminal
- brush holder
- terminal block
- power tool
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は整流子モータを内設する電動工具の内部配線
に関するものである。
に関するものである。
従来の固定子は、第５図に示したように、固定子４の
一方に配設された端子台の端子受部にブラシターミナル
11が接続されたリード線12及び電源接続用のリード線が
接続されていた。ブラシターミナル11が接続されたリー
ド線12を長くすると、回転子に接触したり、他の構成部
材との間に噛み込まれたりして断線、絶縁不良が発生す
るという問題があり、リード線12は短くする必要があっ
た。このため、固定子４のブラシターミナル11をハウジ
ングに装着されているブラシホルダに接続する作業は、
固定子４をハウジングに組み込み、次にブラシターミナ
ル11を接続するという手順で行われていた。
一方に配設された端子台の端子受部にブラシターミナル
11が接続されたリード線12及び電源接続用のリード線が
接続されていた。ブラシターミナル11が接続されたリー
ド線12を長くすると、回転子に接触したり、他の構成部
材との間に噛み込まれたりして断線、絶縁不良が発生す
るという問題があり、リード線12は短くする必要があっ
た。このため、固定子４のブラシターミナル11をハウジ
ングに装着されているブラシホルダに接続する作業は、
固定子４をハウジングに組み込み、次にブラシターミナ
ル11を接続するという手順で行われていた。
上記した接続作業は、カーボンブラシ取付部付近に作
業者の手や取付け治工具を簡単に通すことができる空間
がないため、カーボンブラシが装着される穴やハウジン
グに組み込まれた固定子４の内側の狭い空間を利用して
行っていた。このため非常に作業性が悪く熟練を必要と
すると共に組立時間が長くかかるという欠点があり、電
動工具の価格も必要以上に高いものとなってしまってい
た。
業者の手や取付け治工具を簡単に通すことができる空間
がないため、カーボンブラシが装着される穴やハウジン
グに組み込まれた固定子４の内側の狭い空間を利用して
行っていた。このため非常に作業性が悪く熟練を必要と
すると共に組立時間が長くかかるという欠点があり、電
動工具の価格も必要以上に高いものとなってしまってい
た。
本考案の目的は、上記した従来技術の欠点をなくし、
組立時間の短縮を図ることにより安価な電動工具を提供
することである。
組立時間の短縮を図ることにより安価な電動工具を提供
することである。
本考案は、ブラシターミナルを導電性弾性体でバネ状
に構成すれば、ブラシホルダを弾性体の復元力により挾
持でき電気的に接続できる点に着目し、押付力だけでブ
ラシターミナルがブラシホルダへの接続を行えるように
電動工具の内部配線を構成したものである。
に構成すれば、ブラシホルダを弾性体の復元力により挾
持でき電気的に接続できる点に着目し、押付力だけでブ
ラシターミナルがブラシホルダへの接続を行えるように
電動工具の内部配線を構成したものである。
本考案の一実施例を第１図に示す。
図において、回転子１は両端の軸受２を介してハウジ
ング３に支持されている。回転子１の外周には固定子４
が配設されており、この固定子４は、固定子巻線５を巻
回し、ハウジング３に固定される。固定子巻線５の巻始
部、巻終部（図示せず）は、第１端子台６に設けられた
複数のメス端子７に接続されている。第１端子台６は絶
縁材で形成され、固定子４の端面に固定されている。第
１端子台６に絶縁材で一体的に形成された第２端子台13
が対向し、第２端子台13のオス端子14が前記メス端子７
に嵌合して取付けられており、同時に導電性弾性体で構
成されたブラシターミナル11がブラシホルダ９を挾持し
電気的に接続されている。
ング３に支持されている。回転子１の外周には固定子４
が配設されており、この固定子４は、固定子巻線５を巻
回し、ハウジング３に固定される。固定子巻線５の巻始
部、巻終部（図示せず）は、第１端子台６に設けられた
複数のメス端子７に接続されている。第１端子台６は絶
縁材で形成され、固定子４の端面に固定されている。第
１端子台６に絶縁材で一体的に形成された第２端子台13
が対向し、第２端子台13のオス端子14が前記メス端子７
に嵌合して取付けられており、同時に導電性弾性体で構
成されたブラシターミナル11がブラシホルダ９を挾持し
電気的に接続されている。
第２図、第３図は本実施例の構成部品である第２端子
台13を示している。第２端子台13は、固定子巻線５の両
端に接続された回転子７と同様のオス端子14を有し、リ
ード線12の固定用リブ16及び冷却風案内リブ18を有する
腕部15で一体につながり形成されている。腕部15にはブ
ラシホルダ９へ接続されるブラシターミナル11が配設さ
れている。スイッチ、コード（図示せず）、ブラシター
ミナル11への接続用リード線12は、オス端子14の一端に
接続されており、リブ16及びリード線固定用溝17により
腕部15に保持されている。
台13を示している。第２端子台13は、固定子巻線５の両
端に接続された回転子７と同様のオス端子14を有し、リ
ード線12の固定用リブ16及び冷却風案内リブ18を有する
腕部15で一体につながり形成されている。腕部15にはブ
ラシホルダ９へ接続されるブラシターミナル11が配設さ
れている。スイッチ、コード（図示せず）、ブラシター
ミナル11への接続用リード線12は、オス端子14の一端に
接続されており、リブ16及びリード線固定用溝17により
腕部15に保持されている。
第４図はブラシターミナル11の一実施例を示す側面図
であり、実線はブラシターミナル11の初期形状を示し、
破線はブラシホルダ９に接続した際の形状を示してい
る。ブラシターミナル11は導電性弾性体で構成され、押
付力F1によりブラシホルダ９に押し付けられた時に弾性
変形を起こしてブラシホルダ９を挾持しやすいように傾
斜部19を有している。押付力F1により弾性変形しながら
接続されたブラシターミナル11は、破線で示すように若
干の変形を残しブラシホルダ９を挾持している。ブラシ
ターミナル11は、上記した若干の変形により発生した復
元力F2によりブラシホルダ９と接続しており、電気的に
も接続される。
であり、実線はブラシターミナル11の初期形状を示し、
破線はブラシホルダ９に接続した際の形状を示してい
る。ブラシターミナル11は導電性弾性体で構成され、押
付力F1によりブラシホルダ９に押し付けられた時に弾性
変形を起こしてブラシホルダ９を挾持しやすいように傾
斜部19を有している。押付力F1により弾性変形しながら
接続されたブラシターミナル11は、破線で示すように若
干の変形を残しブラシホルダ９を挾持している。ブラシ
ターミナル11は、上記した若干の変形により発生した復
元力F2によりブラシホルダ９と接続しており、電気的に
も接続される。
上記の構成において第２端子台13を固定子４に配設さ
れている第１端子台６にプラグイン方式で接続し、固定
子４をハウジング３に組込むと、自動的にブラシターミ
ナル11はブラシホルダ９との接続を完了し、同時に内部
配線も完了するようになっている。
れている第１端子台６にプラグイン方式で接続し、固定
子４をハウジング３に組込むと、自動的にブラシターミ
ナル11はブラシホルダ９との接続を完了し、同時に内部
配線も完了するようになっている。
本考案によれば、ブラシターミナルをほぼＵ字状の導
電性弾性体で構成し、押付力だけでブラシホルダの接続
を可能にしたので、第２端子台をハウジングに組み込む
と自動的に接続が完了し、組立時間の短縮を図ることが
できる。
電性弾性体で構成し、押付力だけでブラシホルダの接続
を可能にしたので、第２端子台をハウジングに組み込む
と自動的に接続が完了し、組立時間の短縮を図ることが
できる。
第１図は本考案による電動工具の一実施例を示す部分断
面図、第２図は本考案を構成する第２端子台の一実施例
を示す正面図、第３図は第２図のＡ−Ａ線断面図、第４
図は本考案の構成部品であるブラシターミナルの一実施
例を示す側面図、第５図は固定子の従来の一例を示す側
面図である。 図において、１は回転子、２は軸受、３はハウジング、
４は固定子、５は固定子巻線、６は第１端子台、７はメ
ス端子、８はカーボンブラシ、９はブラシホルダ、10は
ブラシキャップ、11はブラシターミナル、12はリード
線、13は第２端子台、14はオス端子、15は第２端子台の
腕部、16、20、21はリブ、17は溝、18は冷却風案内リ
ブ、19は傾斜部である。
面図、第２図は本考案を構成する第２端子台の一実施例
を示す正面図、第３図は第２図のＡ−Ａ線断面図、第４
図は本考案の構成部品であるブラシターミナルの一実施
例を示す側面図、第５図は固定子の従来の一例を示す側
面図である。 図において、１は回転子、２は軸受、３はハウジング、
４は固定子、５は固定子巻線、６は第１端子台、７はメ
ス端子、８はカーボンブラシ、９はブラシホルダ、10は
ブラシキャップ、11はブラシターミナル、12はリード
線、13は第２端子台、14はオス端子、15は第２端子台の
腕部、16、20、21はリブ、17は溝、18は冷却風案内リ
ブ、19は傾斜部である。
Claims (1)
- 【請求項１】動力源としての整流子モータとカーボンブ
ラシを保持するブラシホルダが取付けられるハウジング
と、前記整流子モータの固定子の一端に配設され固定子
巻線の端部を接続した複数の端子を埋設した絶縁材から
成る第１端子台と、該第１端子台とハウジング間に配設
され、第１端子台の複数の端子と電気的に接続可能な複
数の端子及びブラシホルダに接続されるブラシターミナ
ルを配設した絶縁材から成る第２端子台を有する電動工
具において、 前記ブラシターミナルを、ブラシホルダの外周に嵌合し
てブラシホルダを挟持できるようにブラシホルダ側が開
いたほぼＵ字状の導電性弾性体で構成すると共に開口側
両端に夫々外方に開いた傾斜部を設け、ブラシターミナ
ルを押付力だけでブラシホルダに嵌合挟持できるように
し、ブラシターミナルとブラシホルダを電気的に接続可
能としたことを特徴とする電動工具の内部配線。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989078034U JP2529169Y2 (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 電動工具の内部配線 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989078034U JP2529169Y2 (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 電動工具の内部配線 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0318664U JPH0318664U (ja) | 1991-02-25 |
| JP2529169Y2 true JP2529169Y2 (ja) | 1997-03-19 |
Family
ID=31620956
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989078034U Expired - Lifetime JP2529169Y2 (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 電動工具の内部配線 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2529169Y2 (ja) |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5820534B2 (ja) * | 1978-02-03 | 1983-04-23 | 株式会社日立製作所 | 整流子電動機 |
| JPS5596601A (en) * | 1979-01-17 | 1980-07-23 | Matsushita Refrigeration | Positive temperature coefficient thermistor |
| JPS5995761U (ja) * | 1982-12-16 | 1984-06-29 | 松下電器産業株式会社 | 電動機 |
| US4593220A (en) * | 1984-07-12 | 1986-06-03 | Black & Decker Inc. | Brush bearing sub-assembly for electric motor |
-
1989
- 1989-06-30 JP JP1989078034U patent/JP2529169Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0318664U (ja) | 1991-02-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |