JP2528931Y2 - クリーム状物吐出容器 - Google Patents
クリーム状物吐出容器Info
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- JP2528931Y2 JP2528931Y2 JP7382291U JP7382291U JP2528931Y2 JP 2528931 Y2 JP2528931 Y2 JP 2528931Y2 JP 7382291 U JP7382291 U JP 7382291U JP 7382291 U JP7382291 U JP 7382291U JP 2528931 Y2 JP2528931 Y2 JP 2528931Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- peripheral wall
- tube
- container body
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本案はクリ−ム状物吐出容器に係
る。
る。
【０００２】
【従来の技術】一般にクリ−ム状物収納容器は、クリ−
ム状物を入れた容器本体上面をキャップで閉塞してお
り、クリ−ム状物取出しの際は、キャップを除き指に付
着させることでクリ−ム状物を取出すが、このようにす
ると指にクリ−ム状物が付着し過ぎることから、かかる
欠点除去のために弾性ドーム状部材付きのポンプ装置を
容器本体口部へ装着させ、その弾性ドーム状部材の圧縮
操作と弾性復元とで容器本体内クリ−ム状物をノズルか
ら吐出できるようにした容器が知られている。
ム状物を入れた容器本体上面をキャップで閉塞してお
り、クリ−ム状物取出しの際は、キャップを除き指に付
着させることでクリ−ム状物を取出すが、このようにす
ると指にクリ−ム状物が付着し過ぎることから、かかる
欠点除去のために弾性ドーム状部材付きのポンプ装置を
容器本体口部へ装着させ、その弾性ドーム状部材の圧縮
操作と弾性復元とで容器本体内クリ−ム状物をノズルか
ら吐出できるようにした容器が知られている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】上記従来のポンプ装置
付き容器は、その装置のため容器が高価となる。
付き容器は、その装置のため容器が高価となる。
【０００４】本案は、クリ−ム状物上面に載置させた中
蓋を指で押下げると、そのクリ−ム状物が加圧されて吐
出用管部材から吐出されるよう設けたもので、構成が簡
易で廉価に製作できると共に、その吐出用管部材の回動
によりその先端のノズル管部を容器内外へ移動させるこ
とでそのクリ−ム状物の取出しが容易であるよう設けた
ものである。
蓋を指で押下げると、そのクリ−ム状物が加圧されて吐
出用管部材から吐出されるよう設けたもので、構成が簡
易で廉価に製作できると共に、その吐出用管部材の回動
によりその先端のノズル管部を容器内外へ移動させるこ
とでそのクリ−ム状物の取出しが容易であるよう設けた
ものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】底壁２周縁から周壁３を
起立すると共に、該周壁に近接する底壁部分から係合短
棒５を起立する容器本体１と、上記周壁３の上端部に短
筒部８を嵌着させると共に、該短筒部の一部から周壁３
上端が形成する容器本体口面の側部上へ保持板９を突出
して上記係合短棒５上方の保持板部分へ管挿通用第１透
孔10を穿設した保持筒７と、上記周壁３の上部内面へ、
外周面を水密に接してかつ押下げ可能に嵌合させ、かつ
外周部に管挿通用第２透孔13を有する中蓋11と、上記係
合短棒５外面へ管下端部を容器本体内と連通させて嵌合
させ、かつ上記第１、第２透孔10, 13内へ管上部を挿通
させて回動自在に吐出管部16を起立し、かつ該吐出管部
上端からほゞ水平に上記保持筒７上方へノズル管部17を
突出する吐出用管部材15と、上記ノズル管部を収納させ
て頂壁21外周から垂下する周壁22を容器本体周壁３外面
へ嵌合させたキャップ20とからなり、上記ノズル管部17
の長さを、キャップ開蓋状態での吐出管部を中心とする
吐出用管部材15の回動で、ノズル管部先端を容器本体外
方へ位置させることが可能に形成した。
起立すると共に、該周壁に近接する底壁部分から係合短
棒５を起立する容器本体１と、上記周壁３の上端部に短
筒部８を嵌着させると共に、該短筒部の一部から周壁３
上端が形成する容器本体口面の側部上へ保持板９を突出
して上記係合短棒５上方の保持板部分へ管挿通用第１透
孔10を穿設した保持筒７と、上記周壁３の上部内面へ、
外周面を水密に接してかつ押下げ可能に嵌合させ、かつ
外周部に管挿通用第２透孔13を有する中蓋11と、上記係
合短棒５外面へ管下端部を容器本体内と連通させて嵌合
させ、かつ上記第１、第２透孔10, 13内へ管上部を挿通
させて回動自在に吐出管部16を起立し、かつ該吐出管部
上端からほゞ水平に上記保持筒７上方へノズル管部17を
突出する吐出用管部材15と、上記ノズル管部を収納させ
て頂壁21外周から垂下する周壁22を容器本体周壁３外面
へ嵌合させたキャップ20とからなり、上記ノズル管部17
の長さを、キャップ開蓋状態での吐出管部を中心とする
吐出用管部材15の回動で、ノズル管部先端を容器本体外
方へ位置させることが可能に形成した。
【０００６】
【作用】図１、３が示す状態から開蓋して図２が示すよ
うにノズル管部を容器本体外方へ突出させ、該状態から
中蓋を押下げれば、容器本体内クリ−ム状物を吐出用管
部材内を通って外方へ吐出できる。取出し後、ノズル管
部を再び容器本体上方へ戻し、キャップを閉塞する。
うにノズル管部を容器本体外方へ突出させ、該状態から
中蓋を押下げれば、容器本体内クリ−ム状物を吐出用管
部材内を通って外方へ吐出できる。取出し後、ノズル管
部を再び容器本体上方へ戻し、キャップを閉塞する。
【０００７】
【実施例】まず図１、２が示す第１実施例について説明
すると、１は容器本体で、底壁２周縁から周壁３を起立
する。その周壁上端部外面はキャップ螺合部とし、かつ
該螺合部下端には突条４が周設してある。又上記底壁２
の周壁に近接する部分からは、後述吐出用管部材の吐出
管部下端を嵌合係止させるための係合短棒５を起立す
る。該棒外面にはクリ−ム状物の流路を形成するための
縦溝６を穿設するとよい。その係合短棒を起立する底壁
部分上面はクリ−ム状物の流出を容易とするため底壁他
部上面よりも低く形成するとよい。
すると、１は容器本体で、底壁２周縁から周壁３を起立
する。その周壁上端部外面はキャップ螺合部とし、かつ
該螺合部下端には突条４が周設してある。又上記底壁２
の周壁に近接する部分からは、後述吐出用管部材の吐出
管部下端を嵌合係止させるための係合短棒５を起立す
る。該棒外面にはクリ−ム状物の流路を形成するための
縦溝６を穿設するとよい。その係合短棒を起立する底壁
部分上面はクリ−ム状物の流出を容易とするため底壁他
部上面よりも低く形成するとよい。
【０００８】上記容器本体１の周壁上端部には保持筒７
を嵌着させる。該保持筒は、既述周壁３の上端部外面に
短筒部８を嵌着させると共に、その短筒部の一部から周
壁上端が形成する容器本体口面の側部上へ保持板９を突
出し、該保持板に管挿通用第１透孔10を穿設したもので
ある。
を嵌着させる。該保持筒は、既述周壁３の上端部外面に
短筒部８を嵌着させると共に、その短筒部の一部から周
壁上端が形成する容器本体口面の側部上へ保持板９を突
出し、該保持板に管挿通用第１透孔10を穿設したもので
ある。
【０００９】容器本体周壁３の上端部内面へは中蓋11を
嵌合させる。該中蓋は容器本体内へ収納させたクリ−ム
状物上へ載置させておき、該中蓋押下げでクリ−ム状物
を加圧できるようにしたもので、中蓋外周を中間部小外
径の短筒状部12に形成してその外周部上下を周壁３の内
面へ水密に圧接させている。又その中蓋外周部には管挿
通用第２透孔13を穿設する。該第２透孔もその外周を中
間部大内径の短筒状部14としてその筒孔を第２透孔13と
するがよい。該第２透孔は第１透孔10下方へ位置させる
ことができるように設ける。
嵌合させる。該中蓋は容器本体内へ収納させたクリ−ム
状物上へ載置させておき、該中蓋押下げでクリ−ム状物
を加圧できるようにしたもので、中蓋外周を中間部小外
径の短筒状部12に形成してその外周部上下を周壁３の内
面へ水密に圧接させている。又その中蓋外周部には管挿
通用第２透孔13を穿設する。該第２透孔もその外周を中
間部大内径の短筒状部14としてその筒孔を第２透孔13と
するがよい。該第２透孔は第１透孔10下方へ位置させる
ことができるように設ける。
【００１０】15は吐出用管部材で、既述係合短棒５の外
面へ管下端部を、かつ第１、第２透孔10, 13内へ管上部
を、それぞれ回動可能に嵌合させた吐出管部16上端から
ほゞ水平にノズル管部17を突出する。該ノズル管部17は
上記回動で図示のように保持筒７上方へ位置させたり、
又容器本体１外方へ突出させたりすることが可能であ
る。吐出管部16下端にはクリ−ム状物吸込み口としての
複数の切欠き18を設けるとよい。
面へ管下端部を、かつ第１、第２透孔10, 13内へ管上部
を、それぞれ回動可能に嵌合させた吐出管部16上端から
ほゞ水平にノズル管部17を突出する。該ノズル管部17は
上記回動で図示のように保持筒７上方へ位置させたり、
又容器本体１外方へ突出させたりすることが可能であ
る。吐出管部16下端にはクリ−ム状物吸込み口としての
複数の切欠き18を設けるとよい。
【００１１】キャップ20は、上記ノズル管部17を収納さ
せて頂壁21外周から垂下する周壁22を容器本体の周壁３
外面へ螺合可能としている。
せて頂壁21外周から垂下する周壁22を容器本体の周壁３
外面へ螺合可能としている。
【００１２】図３が示す第２実施例のように、キャップ
20を、周壁３上部外面へ螺合する筒部分20a と該筒部分
上面を開閉する蓋板20b とで、筒部分後部へ蓋板後部を
枢着させ、かつ該枢着部に開蓋方向へ付勢するスプリン
グ23を装着させて形成してもよい。24は蓋板開閉のため
の指掛け部である。
20を、周壁３上部外面へ螺合する筒部分20a と該筒部分
上面を開閉する蓋板20b とで、筒部分後部へ蓋板後部を
枢着させ、かつ該枢着部に開蓋方向へ付勢するスプリン
グ23を装着させて形成してもよい。24は蓋板開閉のため
の指掛け部である。
【００１３】
【考案の効果】本案は既述構成とするもので、吐出管部
16の下端部を容器本体の周壁に近接する底壁部分から起
立する係合短棒５に嵌合させ、かつその吐出管部16の上
端部を、容器本体周壁の上端部に嵌着させた保持筒７が
有する第１透孔10に挿通させ、又その吐出管部16の上部
を、周壁上部内面へ嵌合させた中蓋11の第２透孔13に挿
通させ、更に上記第１透孔10を穿設した保持板９は、周
壁３の上端部に嵌着させた短筒部８の一部から容器本体
口面の側部上へ突出させるから、該短筒部の保持板９を
除く開口部分を利用して中蓋11を押下げることで、容器
本体内のクリ−ム状物を吐出用管部材15を介して押出す
ことが出来、よってその取出しが容易であると共に、押
出し用のポンプを設けないから構造が簡易化されて廉価
に製作でき、又上記吐出用管部材は吐出管部16を中心と
する回動でノズル管部17先端を容器本体外方へ突出させ
たり、又容器本体上方へ移動させてキャップ20内へ収納
させたりできるから、そのクリ−ム状物取出しが容易で
あると共にそのノズル管部が外方へ突出することで邪魔
となることがない。
16の下端部を容器本体の周壁に近接する底壁部分から起
立する係合短棒５に嵌合させ、かつその吐出管部16の上
端部を、容器本体周壁の上端部に嵌着させた保持筒７が
有する第１透孔10に挿通させ、又その吐出管部16の上部
を、周壁上部内面へ嵌合させた中蓋11の第２透孔13に挿
通させ、更に上記第１透孔10を穿設した保持板９は、周
壁３の上端部に嵌着させた短筒部８の一部から容器本体
口面の側部上へ突出させるから、該短筒部の保持板９を
除く開口部分を利用して中蓋11を押下げることで、容器
本体内のクリ−ム状物を吐出用管部材15を介して押出す
ことが出来、よってその取出しが容易であると共に、押
出し用のポンプを設けないから構造が簡易化されて廉価
に製作でき、又上記吐出用管部材は吐出管部16を中心と
する回動でノズル管部17先端を容器本体外方へ突出させ
たり、又容器本体上方へ移動させてキャップ20内へ収納
させたりできるから、そのクリ−ム状物取出しが容易で
あると共にそのノズル管部が外方へ突出することで邪魔
となることがない。
【図１】本案容器の断面図である。
【図２】図１容器のキャップを外し、ノズル管部を外方
へ突出した状態を示す側面図である。
へ突出した状態を示す側面図である。
【図３】別実施例で示す本案容器の断面図である。
１ 容器本体 ７ 保持筒 11 中蓋 15 吐出管部材 20 キャップ
Claims (1)
- 【請求項１】 底壁２周縁から周壁３を起立すると共
に、該周壁に近接する底壁部分から係合短棒５を起立す
る容器本体１と、上記周壁３の上端部に短筒部８を嵌着
させると共に、該短筒部の一部から周壁３上端が形成す
る容器本体口面の側部上へ保持板９を突出して上記係合
短棒５上方の保持板部分へ管挿通用第１透孔10を穿設し
た保持筒７と、上記周壁３の上部内面へ、外周面を水密
に接してかつ押下げ可能に嵌合させ、かつ外周部に管挿
通用第２透孔13を有する中蓋11と、上記係合短棒５外面
へ管下端部を容器本体内と連通させて嵌合させ、かつ上
記第１、第２透孔10, 13内へ管上部を挿通させて回動自
在に吐出管部16を起立し、かつ該吐出管部上端からほゞ
水平に上記保持筒７上方へノズル管部17を突出する吐出
用管部材15と、上記ノズル管部を収納させて頂壁21外周
から垂下する周壁22を容器本体周壁３外面へ嵌合させた
キャップ20とからなり、上記ノズル管部17の長さを、キ
ャップ開蓋状態での吐出管部を中心とする吐出用管部材
15の回動で、ノズル管部先端を容器本体外方へ位置させ
ることが可能に形成したことを特徴とするクリ−ム状物
吐出容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7382291U JP2528931Y2 (ja) | 1991-08-20 | 1991-08-20 | クリーム状物吐出容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7382291U JP2528931Y2 (ja) | 1991-08-20 | 1991-08-20 | クリーム状物吐出容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0519172U JPH0519172U (ja) | 1993-03-09 |
| JP2528931Y2 true JP2528931Y2 (ja) | 1997-03-12 |
Family
ID=13529232
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7382291U Expired - Fee Related JP2528931Y2 (ja) | 1991-08-20 | 1991-08-20 | クリーム状物吐出容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2528931Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-08-20 JP JP7382291U patent/JP2528931Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0519172U (ja) | 1993-03-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |