JPH052459Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH052459Y2
JPH052459Y2 JP4040685U JP4040685U JPH052459Y2 JP H052459 Y2 JPH052459 Y2 JP H052459Y2 JP 4040685 U JP4040685 U JP 4040685U JP 4040685 U JP4040685 U JP 4040685U JP H052459 Y2 JPH052459 Y2 JP H052459Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hook
top wall
wall
circumferential wall
pin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4040685U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61156647U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP4040685U priority Critical patent/JPH052459Y2/ja
Publication of JPS61156647U publication Critical patent/JPS61156647U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH052459Y2 publication Critical patent/JPH052459Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本案は、容器体口頚部嵌合用のキヤツプ本体
と、該キヤツプ本体の頂壁に穿設した注出孔等を
開閉させるために、キヤツプ本体頂壁上面に取付
けた蓋板とからなるキヤツプに係る。
「従来の技術」 例えば、特公昭46−40821号公報の第1図に示
されたキヤツプは、頂壁周縁から容器体口頚部螺
合用の周壁を垂下し、頂壁の前部に振出し孔を、
かつ該振出し孔後方の頂壁部分左右両部に透孔
を、それぞれ穿設したキヤツプ本体と、上記頂壁
の後部下面に離脱不能に基板部を取付けると共
に、該基板部の上面から起立したフツクを、上記
透孔を通して頂壁上方へ突出させた軸受け用部材
と、上記フツク下面に係合させたピンを板部の後
部左右両側部に付設し、その板部下面で上記振出
し孔を閉塞した蓋板とからなり、蓋板前端部を押
上げると、蓋板後端部がキヤツプ本体の頂壁後部
上面に圧接してフツクを弾性変形させ、かつ該状
態から更に蓋板を後方へ回動すると、蓋板後端部
がキヤツプ本体の頂壁後部上面から外れて、フツ
クが弾性復元し、よつて、蓋板が弾性反転して開
蓋するように形成している。
「考案が解決しようとする課題」 上記従来のキヤツプは、合成樹脂材により、キ
ヤツプ本体と軸受け用部材と蓋板とをそれぞれ一
体成形させておき、それ等を組付けて形成する
が、そのキヤツプ本体と軸受け部材とを一体成形
できれば部品数は二部材となり、成形および部材
組付けの手数は確実に減少してコストは廉価とな
る。上記軸受け用部材は、キヤツプ本体に蓋板付
勢のための軸受け、即ちフツクを付設するための
ものであるから、キヤツプ本体の頂壁から直接フ
ツクを突設することで、上記キヤツプ本体と軸受
け用部材とを一体化できる筈であるが、そのよう
にフツクを頂壁から直接突出するキヤツプ本体を
合成樹脂で一体成形するためには、そのフツク下
方の頂壁部分に金型抜き出し用の透孔を穿設する
ことが必要となる。しかしキヤツプ本体頂壁にそ
のような透孔を穿設すると、その透孔から、該キ
ヤツプを嵌合させた容器体内収納物が漏出するこ
ととなり、よつてその透孔を閉塞するための別部
材が更に必要となり、このようにキヤツプ頂壁か
ら直接軸受けとしてのフツクを突設しても、上記
透孔閉塞用の部材が必要となることで、部材数は
再び三部材となり、従つてコストを廉価とする効
果が乏しい。
本案は、上記のようにキヤツプ本体の頂壁から
フツクを突設した場合に、そのフツク下方の頂壁
部分に形成される透孔の閉塞を、該キヤツプを嵌
合させる容器体の口頚部で行うようにすること
で、上記従来キヤツプをキヤツプ本体と蓋体との
二部材で形成可能としたものであり、又同時にフ
ツクの起立位置を従来よりも後方まで後退させる
ことで、ピン中心軸線から蓋板前端までの長さを
大とし、フツクの弾性に抗して行う蓋板前部の押
上げが容易となるよう設けたものである。
「課題を解決するための手段」 容器体口頚部の内外両面へ嵌合させる内周壁9
と外周壁とを頂壁2から垂設すると共に、内周壁
が囲む頂壁部分に透孔8を、かつ該内周壁と外周
壁との間の頂壁部分でかつ外周壁の後部内面と接
する部分へ、左右方向への長孔12を、それぞれ
穿設し、かつ該長孔12の後壁面を形成する外周
壁後部部分を長孔12上方へ延長弯曲させてフツ
ク1としたキヤツプ本体3と、上記フツク1下面
に係合させたピン4を頂板5の後部に設けた切欠
き部6の後部間に架設させ、頂板5で上記頂壁2
上面を覆合させた蓋板7とからなり、上記フツク
1と切欠き部6との各左右方向横巾をほぼ同一と
すると共に上記ピン中心軸線から該中心軸線下方
の頂壁2上面の延長面までの距離よりも、ピン中
心軸線から切欠き部6両側の後端部までの距離を
長くして上記フツク1の弾性に抗してピン4を中
心とする蓋板回動が可能とした。
「作用」 蓋板閉塞状態からピン4を中心として蓋板5を
回動させると、フツク1と切欠き部6との各左右
方向横巾をほぼ同一とすると共に、ピン中心軸線
から該中心軸線下方の頂壁2上面の延長面までの
距離よりも、ピン中心軸線から切欠き部6両側の
後端部までの距離を長く形成させているから、切
欠き部6両側の頂板5周縁部分がキヤツプ本体頂
壁2の後部上面に圧接してフツク1が弾性変形
し、死点を越えるとフツクが弾性復元すること
で、切欠き部両側の頂板5後端部分が前方へ押さ
れて、第2図の想像線が示すように開蓋する。該
開蓋状態から後方に位置する頂板5前端部を上前
方へ押すと、再び死点を通過した後、弾性反転に
より閉蓋する。
「実施例」 本案キヤツプは、キヤツプ本体3と蓋板7とか
らなる。
キヤツプ本体3は、容器体口頚部の内外面へ嵌
合させる内周壁9と外周壁とを頂壁2下面と外周
とから垂下し、その内周壁9が囲む頂壁部分前部
に容器体内収納物流出用の透孔8を有し、又内周
壁9と外周壁との間の頂壁部分で、かつ外周壁の
後部内面と接する部分に、左右方向への長孔12
を穿設する。該長孔はフツク1形成用の金型抜出
し孔で該長孔利用により該長孔の後壁面を形成す
る外周壁後部部分を長孔12上へ延長弯曲させて
フツク1を形成する。10は既述透孔8の外周上
面から起立するノズルである。
蓋板7は、既述頂壁2上面に覆合させた頂板の
後部に既述フツク1をほぼ同一横巾の切欠き部6
を形成すると共に、該切欠き部の後部間に架設し
たピン4を既述フツク1下面に係合させたもので
あり、ピン中心軸線から該中心軸線下方の頂壁2
上面の延長面までの距離よりも、ピン中心軸線か
ら切欠き部6両側の頂板5後端部までの距離を長
く形成して、既述フツク1の弾性に抗してピン4
を中心として回動可能に形成している。また、頂
板5の前部下面に栓部11を付設し、該栓部を既
述注出筒10内に嵌合させている。
「考案の効果」 本案は既述構成とするもので、キヤツプ本体頂
壁2に穿設するフツク形成用金型部分抜出し孔と
しての長孔12を、容器体口頚部の内外面へ嵌合
させる内周壁9と外周壁との間の頂壁部分へ穿設
したから、該キヤツプを容器体口頚部へ嵌合させ
た状態で、内周壁9は容器体口頚部の内面へ嵌合
してその長孔12を容器体口頚部が閉塞すること
となり、従つてその長孔12用の閉塞体を設けな
くともよいこととなつて、キヤツプをキヤツプ本
体3と蓋板7との二部材で形成することが出来、
コストを廉価とすることが出来る。
又既述従来例キヤツプでは、キヤツプ本体の頂
壁後部に透孔を穿設しておき、その透孔を挿通さ
せてフツクを起立するから、少くともその透孔お
よびフツクはキヤツプ本体周壁後部の内面よりも
前方に位置することとなるが、本案ではフツク形
成用金型抜取り孔としての長孔12をキヤツプ本
体外周壁の後部内面と接する頂壁部分に穿設し、
その長孔の後壁面を形成する外周壁後部部分を長
孔12上方へ延長弯曲させてフツク1を形成する
から、つまり従来例のように透孔に挿通させてフ
ツクを起立するのではなく、長孔12後方の外周
壁後部部分からフツク1を起立するから、そのフ
ツクの位置を従来よりもキヤツプ本体頂壁の後方
から起立させることとなり、よつてそのフツク1
下面へ係合させるピン4の中心軸線から蓋板前端
までの長さを大とすることができ、従つてキヤツ
プが小形化しても、そのためピン4を中心とする
回動のための蓋板7前部の押上げが困難となるこ
とがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本案キヤツプの分解斜視図、第2図
は、その断面図である。 3……キヤツプ本体、6……蓋板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 容器体口頚部の内外両面へ嵌合させる内周壁9
    と外周壁とを頂壁2から垂設すると共に、内周壁
    が囲む頂壁部分に透孔8を、かつ該内周壁と外周
    壁との間の頂壁部分でかつ外周壁の後部内面と接
    する部分へ、左右方向への長孔12を、それぞれ
    穿設し、かつ該長孔12の後壁面を形成する外周
    壁後部部分を長孔12上方へ延長弯曲させてフツ
    ク1としたキヤツプ本体3と、上記フツク1下面
    に係合させたピン4を頂板5の後部に設けた切欠
    き部6の後部間に架設させ、頂板5で上記頂壁2
    上面を覆合させた蓋板7とからなり、上記フツク
    1と切欠き部6との各左右方向横巾をほぼ同一と
    すると共に上記ピン中心軸線から該中心軸線下方
    の頂壁2上面の延長面までの距離よりも、ピン中
    心軸線から切欠き部6両側の後端部までの距離を
    長くして上記フツク1の弾性に抗してピン4を中
    心とする蓋板回動が可能としたことを特徴とする
    キヤツプ。
JP4040685U 1985-03-20 1985-03-20 Expired - Lifetime JPH052459Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4040685U JPH052459Y2 (ja) 1985-03-20 1985-03-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4040685U JPH052459Y2 (ja) 1985-03-20 1985-03-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61156647U JPS61156647U (ja) 1986-09-29
JPH052459Y2 true JPH052459Y2 (ja) 1993-01-21

Family

ID=30549265

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4040685U Expired - Lifetime JPH052459Y2 (ja) 1985-03-20 1985-03-20

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH052459Y2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH069967Y2 (ja) * 1987-06-16 1994-03-16 釜屋化学工業株式会社 容器のキャップ
JPH089006Y2 (ja) * 1990-08-07 1996-03-13 大和製罐株式会社 上蓋反転機構付きヒンジキャップ
JP6462538B2 (ja) * 2015-08-31 2019-01-30 グローブライド株式会社 開閉蓋を備える容器
WO2023119977A1 (ja) * 2021-12-23 2023-06-29 大和製罐株式会社 キャップならびにそのキャップを備えた容器およびそのキャップを備えた製品ならびにキャップの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61156647U (ja) 1986-09-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH052459Y2 (ja)
JPH0454139Y2 (ja)
JP3816693B2 (ja) 安全キャップ付き容器
JP2590871Y2 (ja) ノズル閉塞栓付きのキャップ等
JPH0986550A (ja) 安全キャップ
JPH0547090Y2 (ja)
JPH0811914A (ja) 液体注出容器
JPH0319957Y2 (ja)
JPH0624362Y2 (ja) 合成樹脂製キャップ
JPS6223716Y2 (ja)
JPH038157U (ja)
JPH0513739Y2 (ja)
JPH0454136Y2 (ja)
JPH0343164Y2 (ja)
JPH062926Y2 (ja) 合成樹脂製キャップ
JPH0454129Y2 (ja)
JPH0454130Y2 (ja)
JP2528931Y2 (ja) クリーム状物吐出容器
JP2530086Y2 (ja) 合成樹脂製注出栓
JPS5914342Y2 (ja) キヤツプ位置合せ機構
JP2556287Y2 (ja) 液体注出容器
JPH0751478Y2 (ja) 弾性反転形のキャップ
JPH0451183Y2 (ja)
JPS6340472Y2 (ja)
JPH0451167Y2 (ja)