JP2528466B2 - Ｉｃカ−ド - Google Patents
Ｉｃカ−ドInfo
- Publication number
- JP2528466B2 JP2528466B2 JP62138538A JP13853887A JP2528466B2 JP 2528466 B2 JP2528466 B2 JP 2528466B2 JP 62138538 A JP62138538 A JP 62138538A JP 13853887 A JP13853887 A JP 13853887A JP 2528466 B2 JP2528466 B2 JP 2528466B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- time
- card
- memory
- storage area
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Credit Cards Or The Like (AREA)
- Storage Device Security (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、所定時間記憶されたデータの読出しを不
能にし、さらにこのデータを消去する機能を有するICカ
ードに関する。
能にし、さらにこのデータを消去する機能を有するICカ
ードに関する。
最近、CPUやメモリ等のICをカードに内蔵したICカー
ドが提案され普及しつつある。このICカードは、一般に
不揮発性プログラマブルメモリを有し、このメモリ内に
種々の情報をデータとして記憶することで、長期間のデ
ータ記憶が行なえる。さらに書換え可能なメモリの開発
も進み、メモリ内に記憶されたデータの更新も容易にな
るなどで、ICカード自体をリサイクルに使用できるよう
になった。
ドが提案され普及しつつある。このICカードは、一般に
不揮発性プログラマブルメモリを有し、このメモリ内に
種々の情報をデータとして記憶することで、長期間のデ
ータ記憶が行なえる。さらに書換え可能なメモリの開発
も進み、メモリ内に記憶されたデータの更新も容易にな
るなどで、ICカード自体をリサイクルに使用できるよう
になった。
このようなICカードのメモリ内に記憶されたデータは
一般に、内蔵あるいは外部プログラムに基づきCPUある
いは外部装置によりアクセスコントロールされている。
またこのICカードのROM等に記憶された応用プログラム
によっては、ICカード内のCPUによりそのプログラム上
における所定の解釈に従い、ICカードのメモリ内に論理
的あるいは物理的記録位置を指定し管理するような構成
のものが多い。従って必要な情報をデータとして記録す
るには、ICカードのメモリ内に情報の内容に応じたデー
タ格納領域，位置を予め定義しておき、応用システムで
はこのデータ格納領域，位置を指定して情報の読書きを
行なうことになる。
一般に、内蔵あるいは外部プログラムに基づきCPUある
いは外部装置によりアクセスコントロールされている。
またこのICカードのROM等に記憶された応用プログラム
によっては、ICカード内のCPUによりそのプログラム上
における所定の解釈に従い、ICカードのメモリ内に論理
的あるいは物理的記録位置を指定し管理するような構成
のものが多い。従って必要な情報をデータとして記録す
るには、ICカードのメモリ内に情報の内容に応じたデー
タ格納領域，位置を予め定義しておき、応用システムで
はこのデータ格納領域，位置を指定して情報の読書きを
行なうことになる。
ところが、上記構成の従来のICカードでは、不揮発性
読み書き可能なメモリ内のデータ記憶領域に書込んだデ
ータはデータ記録後、消去するか別のデータをオーバー
ライトするまで保存されることになる。このため、機密
性を有する情報がICカードに記憶されており、このICカ
ードを紛失した場合、機密性を有する情報が半永久的に
ICカード内に保存されることになり、このICカードを拾
得した第３者に機密性を有する情報が盗まれる可能性が
高いという問題点があった。
読み書き可能なメモリ内のデータ記憶領域に書込んだデ
ータはデータ記録後、消去するか別のデータをオーバー
ライトするまで保存されることになる。このため、機密
性を有する情報がICカードに記憶されており、このICカ
ードを紛失した場合、機密性を有する情報が半永久的に
ICカード内に保存されることになり、このICカードを拾
得した第３者に機密性を有する情報が盗まれる可能性が
高いという問題点があった。
この発明は、上記のような問題点を解決するためにな
されたもので、機密性の高い情報を記憶する際、この情
報を所定時間保存後は読出せないようにしさらに消去す
るようにしたICカードを得ることを目的とする。
されたもので、機密性の高い情報を記憶する際、この情
報を所定時間保存後は読出せないようにしさらに消去す
るようにしたICカードを得ることを目的とする。
この発明にかかるICカードは、CPUと不揮発性読み書
き可能なメモリを有しており、前記メモリ中に、当該メ
モリ内へのデータ記憶時より所定時間経過後の判別を行
なうための時刻判別情報格納領域を設け、前記メモリ内
へ格納されたデータを書き込む際に、当該データと対に
して、前記時刻判別情報格納領域に当該データ固有の読
み出し不能時刻を書き込み、前記メモリ内へ格納された
前記データを読出す際に、当該データと対をなす前記読
み出し不能時刻と現在時刻とを比較し、その比較結果に
基づいてそのデータを読出し不能にし、さらに消去して
いる。
き可能なメモリを有しており、前記メモリ中に、当該メ
モリ内へのデータ記憶時より所定時間経過後の判別を行
なうための時刻判別情報格納領域を設け、前記メモリ内
へ格納されたデータを書き込む際に、当該データと対に
して、前記時刻判別情報格納領域に当該データ固有の読
み出し不能時刻を書き込み、前記メモリ内へ格納された
前記データを読出す際に、当該データと対をなす前記読
み出し不能時刻と現在時刻とを比較し、その比較結果に
基づいてそのデータを読出し不能にし、さらに消去して
いる。
この発明において、データと対をなす読み出し不能時
刻と読み出し時の現在時刻とを比較して、読み出し不能
時刻の経過の有無を確認することにより、読み出し不能
時刻経過後のICカードのメモリ内に記憶されたデータを
読出し不能にすることができる。
刻と読み出し時の現在時刻とを比較して、読み出し不能
時刻の経過の有無を確認することにより、読み出し不能
時刻経過後のICカードのメモリ内に記憶されたデータを
読出し不能にすることができる。
第１図はこの発明の一実施例であるICカード内の不揮
発性プログラマブルメモリのメモリ構成図である。同図
において、１はデータ格納領域、1aは通常データ格納領
域、1bは消去データ格納領域であり、通常データ格納領
域1aはアドレスA1〜An-1、消去データ格納領域はアドレ
スAn〜Amに割り当てられている。
発性プログラマブルメモリのメモリ構成図である。同図
において、１はデータ格納領域、1aは通常データ格納領
域、1bは消去データ格納領域であり、通常データ格納領
域1aはアドレスA1〜An-1、消去データ格納領域はアドレ
スAn〜Amに割り当てられている。
通常データ格納領域1aは各アドレスA1〜An-1に対応し
てデータD1〜Dn-1が格納されている。一方、消去データ
格納領域1bでは（An,An+1），（An+2,An+3），…
（Am-1,Am）と対になった（Ak,Ak+1）の形式で格納さ
れ、アドレスAkには消去データSDlを、アドレスAk+1に
は消去データSDlの消去すべき時刻Tlを記録している。
てデータD1〜Dn-1が格納されている。一方、消去データ
格納領域1bでは（An,An+1），（An+2,An+3），…
（Am-1,Am）と対になった（Ak,Ak+1）の形式で格納さ
れ、アドレスAkには消去データSDlを、アドレスAk+1に
は消去データSDlの消去すべき時刻Tlを記録している。
第２図は、第１図で示したメモリ構成のICカードのデ
ータ書込み時における処理手順を示すフローチャートで
あり、以下同図を参照しつつ書込み動作の説明をする。
ステップS1において、入力装置等により入力するデータ
が消去データか通常データかを入力者が指定し、消去デ
ータと指定した場合、ステップS2で消去データ格納領域
1bの突きアドレスAkにデータSDlとして書込み、そして
ステップS3でアドレスAk+1に、現在時刻に所定の保存時
間を加えた消去時刻（読み出し不能時刻）Tlを書込む。
一方、ステップS1で通常データと指定した場合、ステッ
プS4で通常データ格納領域1aの空きアドレスAi（ｉ＝１
〜ｎ−１）にデータDiとして書込む。
ータ書込み時における処理手順を示すフローチャートで
あり、以下同図を参照しつつ書込み動作の説明をする。
ステップS1において、入力装置等により入力するデータ
が消去データか通常データかを入力者が指定し、消去デ
ータと指定した場合、ステップS2で消去データ格納領域
1bの突きアドレスAkにデータSDlとして書込み、そして
ステップS3でアドレスAk+1に、現在時刻に所定の保存時
間を加えた消去時刻（読み出し不能時刻）Tlを書込む。
一方、ステップS1で通常データと指定した場合、ステッ
プS4で通常データ格納領域1aの空きアドレスAi（ｉ＝１
〜ｎ−１）にデータDiとして書込む。
第３図は第１図で示したメモリ構成のICカードのデー
タ読出し時における処理手順を示すフローチャートであ
り、以下同図を参照しつつ読出し動作の説明をする。ス
テップS11において、ICカード内のCPUによりアクセスさ
れたICカード１のメモリ上のアドレスAjが通常データ格
納領域1aか消去データ格納領域1bかの判定を行ない、こ
のアドレスAjが通常データ格納領域1aであれば、ステッ
プS12でこのアドレスAjの内容を読出し、処理を終了す
る。一方、このアドレスAjが消去データ格納領域1bであ
れば、ステップS13でアドレスAj+1に書き込まれた消去
時刻と現在時刻を比較し、現在時刻が消去時刻をすぎて
いなければ、ステップS12でアドレスAjの内容を読出
し、処理を終了する。
タ読出し時における処理手順を示すフローチャートであ
り、以下同図を参照しつつ読出し動作の説明をする。ス
テップS11において、ICカード内のCPUによりアクセスさ
れたICカード１のメモリ上のアドレスAjが通常データ格
納領域1aか消去データ格納領域1bかの判定を行ない、こ
のアドレスAjが通常データ格納領域1aであれば、ステッ
プS12でこのアドレスAjの内容を読出し、処理を終了す
る。一方、このアドレスAjが消去データ格納領域1bであ
れば、ステップS13でアドレスAj+1に書き込まれた消去
時刻と現在時刻を比較し、現在時刻が消去時刻をすぎて
いなければ、ステップS12でアドレスAjの内容を読出
し、処理を終了する。
しかしながら、ステップS13において現在時刻が消去
時刻を越えていれば次のステップS14に移り、アドレスA
jの内容の読出しを不可能（不能）にし、ステップS15で
アドレスAjの内容を消去し処理を終了する。
時刻を越えていれば次のステップS14に移り、アドレスA
jの内容の読出しを不可能（不能）にし、ステップS15で
アドレスAjの内容を消去し処理を終了する。
このように、機密データ等を消去データとして消去デ
ータ格納領域1bに、消去時刻を対にして格納しておけ
ば、読出し時刻が消去時刻を越えると、当該データを読
出し不能にし、さらに消去するようになっている。従っ
て、仮に第３者にICカードが渡った場合でも、消去時刻
を過ぎていれば機密データを第３者に盗まれる可能性が
全くなくなる。
ータ格納領域1bに、消去時刻を対にして格納しておけ
ば、読出し時刻が消去時刻を越えると、当該データを読
出し不能にし、さらに消去するようになっている。従っ
て、仮に第３者にICカードが渡った場合でも、消去時刻
を過ぎていれば機密データを第３者に盗まれる可能性が
全くなくなる。
第２図，第３図で示した処理はICカード内のROM等に
格納された応用プログラムに基づき、ICカード内のCPU
により行える。また時間管理はICカード内に時計機能を
内蔵する、外部時計より時刻情報をICカード内に得られ
るようにする等の構成により行える。
格納された応用プログラムに基づき、ICカード内のCPU
により行える。また時間管理はICカード内に時計機能を
内蔵する、外部時計より時刻情報をICカード内に得られ
るようにする等の構成により行える。
また、この実施例では消去時刻を消去データ格納領域
1b内に記憶させたが、書込み時刻を消去データ格納領域
1b内に記憶させてもよく、この場合は現在時刻と書込み
時刻＋保存時間とを比較することで、消去データの消去
の要否を判断処理できる。また、保存時間を可変にする
こともできる。さらに、データ格納領域１を通常データ
格納領域1aと消去データ格納領域1bとに分けることな
く、消去データか否かを示す情報をデータに付加してデ
ータ格納領域１に格納する方法も考えられる。
1b内に記憶させたが、書込み時刻を消去データ格納領域
1b内に記憶させてもよく、この場合は現在時刻と書込み
時刻＋保存時間とを比較することで、消去データの消去
の要否を判断処理できる。また、保存時間を可変にする
こともできる。さらに、データ格納領域１を通常データ
格納領域1aと消去データ格納領域1bとに分けることな
く、消去データか否かを示す情報をデータに付加してデ
ータ格納領域１に格納する方法も考えられる。
以上説明したように、この発明によれば、例えば消去
時刻等の読み出し不能時刻と読み出し時の現在時刻とを
比較することにより、この読み出し不能時刻と対をなす
読出すべきデータが読み出し不能時刻を経過したものか
否かが確認でき、読み出し不能時刻経過後にそのデータ
を読出し不能にすることができるため、機密性の高い情
報をデータとしてICカード内に記憶させても読み出し不
能時刻経過後は、機密を確実に守ることができる。
時刻等の読み出し不能時刻と読み出し時の現在時刻とを
比較することにより、この読み出し不能時刻と対をなす
読出すべきデータが読み出し不能時刻を経過したものか
否かが確認でき、読み出し不能時刻経過後にそのデータ
を読出し不能にすることができるため、機密性の高い情
報をデータとしてICカード内に記憶させても読み出し不
能時刻経過後は、機密を確実に守ることができる。
さらに、データと読み出し不能時刻とが対をなし、デ
ータ単位に読み出し不能時刻を設定することにより、デ
ータ個々の機密性に応じてそれぞれ適切な時刻に読み出
し不能にすることができる。
ータ単位に読み出し不能時刻を設定することにより、デ
ータ個々の機密性に応じてそれぞれ適切な時刻に読み出
し不能にすることができる。
第１図はこの発明の一実施例であるICカード内の不揮発
性プログラマブルメモリのメモリ構成図、第２図，第３
図は各々第１図で示したメモリ構成のICカードの書込み
及び読出しにおける処理手順を示すフローチャートであ
る。 図において、１はデータ格納領域、1aは通常データ格納
領域、1bは消去データ格納領域である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。
性プログラマブルメモリのメモリ構成図、第２図，第３
図は各々第１図で示したメモリ構成のICカードの書込み
及び読出しにおける処理手順を示すフローチャートであ
る。 図において、１はデータ格納領域、1aは通常データ格納
領域、1bは消去データ格納領域である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (2)
- 【請求項１】CPUと不揮発性読み書き可能なメモリを有
したICカードにおいて、 前記メモリ中に、当該メモリ内へのデータ記憶時より所
定時間経過後の判別を行なうための時刻判別情報格納領
域を設け、 前記メモリ内へ格納されたデータを書き込む際に、当該
データと対にして、前記時刻判別情報格納領域に当該デ
ータ固有の読み出し不能時刻を書き込み、前記メモリ内
へ格納された前記データを読出す際に、当該データと対
をなす前記読み出し不能時刻と現在時刻とを比較し、そ
の比較結果に基づいてそのデータを読出し不能にし、さ
らに消去することを特徴とするICカード。 - 【請求項２】前記メモリ中に、読み出し不能にする必要
のないデータを格納する通常情報格納領域をさらに設け
た特許請求の範囲第１項記載のICカード。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62138538A JP2528466B2 (ja) | 1987-06-01 | 1987-06-01 | Ｉｃカ−ド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62138538A JP2528466B2 (ja) | 1987-06-01 | 1987-06-01 | Ｉｃカ−ド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63301389A JPS63301389A (ja) | 1988-12-08 |
| JP2528466B2 true JP2528466B2 (ja) | 1996-08-28 |
Family
ID=15224495
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62138538A Expired - Lifetime JP2528466B2 (ja) | 1987-06-01 | 1987-06-01 | Ｉｃカ−ド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2528466B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9208351B2 (en) | 2009-06-15 | 2015-12-08 | International Business Machines Corporation | Processing information |
| US20100031088A1 (en) | 2006-12-26 | 2010-02-04 | International Business Machines Corporation | Method and system for processing information |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CH572246A5 (ja) * | 1973-05-30 | 1976-01-30 | Europ Handelsges Anst | |
| JPS61241888A (ja) * | 1985-04-19 | 1986-10-28 | Toshiba Corp | 携帯可能媒体 |
| JPS61255436A (ja) * | 1985-05-08 | 1986-11-13 | Fujitsu Ltd | ソフトウエア判別方式 |
-
1987
- 1987-06-01 JP JP62138538A patent/JP2528466B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63301389A (ja) | 1988-12-08 |
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