JP2527662B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2527662B2
JP2527662B2 JP3241123A JP24112391A JP2527662B2 JP 2527662 B2 JP2527662 B2 JP 2527662B2 JP 3241123 A JP3241123 A JP 3241123A JP 24112391 A JP24112391 A JP 24112391A JP 2527662 B2 JP2527662 B2 JP 2527662B2
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JP3241123A
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聡 小川
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松下電送株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファクシミリ装置、特に
自動発信機能を用いて相手側と回線接続する際に、相手
側から返送された信号の種類に応じて再送回数を定める
ことによって不必要な再送信を最小限に止めるファクシ
ミリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、同一画像を複数の相手先にファク
シミリ通信する場合、オペレータが個々に相手先の電話
番号をダイヤルし、相手先のファクシミリ装置に接続さ
れたのか、あるいは電話に人がでたのかを判断した後、
所定の画像信号を送信していた。
【0003】しかし、最近は自動発信機能あるいは自動
タイマ機能、更に同報機能等を備えたファクシミリ装置
が使用されるようになってきた。該自動発信機能を備え
たファクシミリ装置は、指定した時刻になると前もって
指定しておいた電話番号を自動的に送出して相手先と回
線接続を試みる。該回線接続の際に話中、一時的通信異
常等のために回線接続が出来ない場合があるので、従来
は例えば10回までは繰り返して再送することが行われ
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この場合、繰り返し再
送する態様が話中の場合や、一時的通信障害等の場合の
ように回線が接続されないことによるものであればよい
けれども、例えば回線接続は正常に行われたけれども相
手先の電話番号を間違えた場合、あるいは電話およびフ
ァクシミリ回線とが共用されている回線であって電話受
信状態にセットされていた場合等には、前記10回も繰
り返し再送し、非所望に電話料金がかさみ、また真夜中
などに間違い電話がかかることになり社会問題に発展す
る可能性もある。
【0005】本発明の目的は、前記問題点を解決するこ
とにあり、自動発信機能を用いて相手側と回線接続する
際に、相手側から返送される信号の種類に応じて再送回
数を定めることにより、不必要な再送信回数を最小限に
止めることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のファクシミリ装
置は、送信先の番号を記憶する番号記憶部と、前記番号
記憶部から所定の番号を読み出して自動的に回線接続を
行う回線接続部と、該回線接続部によって回線接続が行
われたか否かを検出する被呼者応答検出部と、該被呼者
応答検出部によって回線接続が行われたことが検出され
た場合に画像信号を回線を介して送信する伝送制御部
と、前記被呼者応答検出部によって回線が接続されない
ことが検出された場合に前記回線接続部に指令を発して
回線接続をn回繰り返す通信管理制御部とを備えたファ
クシミリ装置において、前記回線接続部によって回線が
接続された時点から回線を介してFAX手順信号が所定
時間検出されないことを判別する間違電話解析部を備
え、該間違電話解析部によってFAX手順信号が所定時
間経過しても検出されない場合に当該間違電話解析部に
よって間違い電話であると判定された被呼者に対して前
通信管理制御部による回線接続回数をn回よりも小さ
くすることを特徴としている。以上。
【0007】
【作用】本発明の場合、間違電話であった場合などにお
いて再接続回数を減らすことができる。
【0008】
【実施例】以下図面を参照しつつ本発明を詳細に説明す
る。図1は同報機能を備えた場合のファクシミリ装置の
一実施例構成、図2は図1図示構成の動作を説明するフ
ローチャート例、図3は図1図示構成によって得られた
受信記録リスト例、図4は図1図示構成に用いられたフ
ラグ内容例を示す。
【0009】図中、1は通信管理記憶部、2は操作パネ
ル、3は読取送信部、4は受信記録部、5は主制御部、
5−1は同報制御部、5−2は通信管理制御部、5−3
は間違電話解析部、6は時計、7はNCU、7−1は自
動ダイヤル部、7−2は被呼者応答検出部、8は伝送制
御部、9はモデム部を表す。
【0010】図1は同報機能を備えた場合のファクシミ
リ装置の一実施例構成を示す。図中1は通信管理記憶部
であって、操作パネル2からキー入力された相手先の電
話番号を図示宛先番号欄に、あるいは読取送信部3を用
いて原稿をスキャンして得られた画像信号を図示画像メ
モリ等に夫々記憶しておくためのものである。また、該
通信管理記憶部1内の試行数欄は、前述した相手先の宛
先番号に繰り返して再送した回数を記録しておくための
ものである。フラグ欄は、相手先の所定の伝送が正常に
終了した場合、あるいは相手先に人が出たと判断した場
合等に夫々の状態を表すフラグ(図4図示)を立てるた
めのものである。
【0011】図中主制御部5は、同報制御部5−1、通
信管理制御部5−2および間違電話解析部5−3から構
成されている。同報制御部5−1は、時計6から通知さ
れた時刻が通信管理記憶部1内の発信時刻欄に記載した
時刻になった場合、宛先番号を順次読み出し、NCU
(回線制御部)7内の自動ダイヤル部7−1を制御して
前記宛先番号を自動的に回線に順次送出する。そして、
被呼者応答があった場合には、図示被呼者応答検出部7
−2は当該被呼者応答信号を検出し、その旨を主制御部
5内の通信管理制御部5−2に通知する。これにより、
回線接続が行われたことになる。
【0012】次に、回線接続が行われた後、通信管理制
御部5−2がNCU7を介してFAX手順信号、例えば
300bpsの信号を受信した場合、当該ファクシミリ
装置が相手先のファクシミリ装置に正常に接続されたと
判断し、通信管理記憶部1内の画像メモリに格納されて
いる画像信号を読み出して伝送制御部8、モデム部9及
びNCU7を介して回線に送出する。これにより、宛先
番号のファクシミリ装置に画像信号が順次送信される。
全ての画像信号の送信を終了した場合には、通信管理記
憶部1内のフラグ欄に正常終了を示すフラグを立てて記
憶しておく。そして、同様にして次の宛先番号について
も行う。
【0013】一方、回線接続が行われた後、間違電話解
析部5−3がNCU7を介してFAX手順信号(300
bpsの信号)を例えば40秒以内に受信しない場合に
は、間違い電話あるいは相手先に人が出たと判断し、通
信管理記憶部1内のフラグ欄に間違い電話等である旨の
状態を示すフラグを立てておく。そして、再度同じ宛先
番号を再送しても同様に間違い電話等であると判断され
た場合には、もはや再送することなく、前記通信管理記
憶部1内のフラグ欄にその旨のフラグを立てて記憶して
おく。
【0014】このように、発信時刻になった場合には、
宛先番号が読み出されて回線接続が自動的に行われた
後、該回線を介して画像信号が相手先のファクシミリ装
置に自動的に伝送される。そして、伝送した結果は、前
述した通信管理記憶部1内のフラグ欄に記憶されてお
り、必要に応じて図示受信記録部4から後述する図3図
示の如く形で読み出すことができる。
【0015】図2において、図中は間違い電話である
か否かを検出する状態を示す。これは、前述した如く図
1図示NCU7が回線を接続した後、間違電話解析部5
−3が例えば後40秒以内にFAX手順信号が検出され
ない場合に間違い電話であると判断する。YESの場合
には状態以下の処理を実行する。NOの場合には状態
以下の処理を実行する。
【0016】図中は間違い電話フラグをON(立て
る)した状態を示す。図中は図1図示通信管理記憶部
1内の通信管理記録内の通信内容欄に間違い電話のビッ
トを立てる状態を示す。
【0017】図中は話中であるか否かを検出する状態
を示す。これは図1図示被呼者応答検出部7−2が被呼
者応答信号を検出するか否かによって判断する。YES
の場合には状態を実行する。NOの場合には状態を
実行する。
【0018】図中は前記通信管理記録内の通信内容欄
に話中のビットを立てると共に、試行数欄の試行数(相
手先との回線接続を試行した回数)を1加算する状態を
示す。
【0019】図中は前記通信管理記録内の通信内容欄
に良好あるいは通信異常等のビットを立てると共に、試
行数を1加算する状態を示す。図中は最終ページまで
送信完了したか否かを判別する状態を示す。YESの場
合には終了する(END)。NOの場合には状態以下
を実行する。
【0020】図中は間違い電話の電話番号が前記状態
でフラグを立てた電話番号のものと同一か否かを判別
する状態を示す。YESの場合には状態以下を実行す
る。NOの場合には状態(10)以下を実行する。
【0021】図中は間違い電話のビットを立てると共
に、前記試行数欄の試行数をnにセットする。これによ
り、間違い電話が接続されると強制的に再送しない状態
である試行数n、例えば10回に設定される。
【0022】図中(10)は話中であるか否かを検出する状
態を示す。YESの場合には状態(11)を実行する。NO
の場合には状態(12)を実行する。図中(11)は話中のビッ
トを立てると共に前記試行数を1加算する状態を示す。
【0023】図中(12)は良好等のビットを立てると共に
試行数を1加算する状態を示す。図中(13)は最終ページ
まで送信完了したか否かを判別する状態を示す。YES
の場合には終了する(END)。NOの場合には状態(1
4)を実行する。
【0024】図中(14)は試行数がnに等しいか否かを判
別する状態を示す。YESの場合には終了(END)す
る。NOの場合には状態以下を繰り返して実行する。
この際、間違い電話が接続された場合には、試行数が状
態によってnにセットされているため、YESとなり
終了する。
【0025】図3は受信記録リスト例を示す。図中左端
の“項”は操作パネル2から入力された通信先の電話番
号(宛先番号)の数あるいは再送された通信先の数等を
入力順あるいは再送順に並べたものを示す。
【0026】図中“ファイル”は伝送した画像信号のフ
ァイル名を示す。図中“通信先”は画像信号を伝送する
相手先の電話番号を示す。図中“通信開始時刻”は画像
信号を送信開始した時刻を示す。
【0027】図中“所要時間”は画像信号を送信するに
要した時間を示す。図中“通信枚数”は伝送完了した枚
数を示す。1度に原稿全部を送信した場合には当該送信
した枚数を示し、なんらかの通信障害等によって途中で
送信中止等した場合には既に送信した枚数を記載してお
く。そして、次の機会に残りの枚数を送信し、再送信し
た枚数を加算した枚数を記載する。
【0028】図中“通信モード”は通信するファクシミ
リの通信方式等を示す。図示“G3同報”はいわゆるG
3方式かつ同報機能によって送信したことを示してい
る。図中“通信内容”は図2を用いて説明した如く通信
した状態を示す。例えば図示“良好”は正常に画像信号
の送信が終了したことを示す。一方、図示“間違い電
話”は、間違い電話状態が発生した場合に記録されるも
のであり、通信先に間違い電話状態が発生すると、もは
や再送することはしない。また、通信内容欄の右端の
“#”印は時刻指定がされた場合を示す。即ち図1図示
同報制御部5−1によって指示された時刻に画像信号の
送信が行われることである。
【0029】図4は図1図示通信管理記憶部1内に図3
図示通信内容を記憶するための状態例を示す。発呼後に
被呼者応答信号が検出されない話中状態である場合に
は、図中(a)には“00”が格納される。
【0030】発呼後に前述した間違い電話が検出され、
フラグを立てた場合(図2図示)には、図中(a)に
は“01”が格納される。発呼後に図中(b)中がB=
Aとなった場合(正常に全部の通信枚数が送信完了した
場合)には、図中(a)には“10”が格納される。こ
こで図中(b)中の“B”は実際に通信した枚数を示
し、“A”は通信すべき総枚数を示す。該AおよびBは
1バイトから構成されている。
【0031】発呼後に図中(b)中がA<Bとなった場
合(全部の枚数が通信されない通信異常が発生した場
合)には、図中(a)には“11”が格納される。図中
(c)は図3中通信内容欄の右端に示した同報機能の動
作状態を示す。“1”は動作状態、“0”は非動作状態
を示す。
【0032】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明によれば、自
動発信機能を用いて相手側と回線接続する際に、相手側
から返送される信号の種類に応じて再送する回数を定め
ているため、不必要な再送信回数を最小限に止めること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】同報機能を備えた場合のファクシミリ装置の一
実施例を示す。
【図2】図1図示構成の動作を説明するフローチャート
例である。
【図3】図1図示構成によって得られた受信記録リスト
例である。
【図4】図1図示構成に用いられるフラグ内容例を示
す。
【符号の説明】
1 通信管理記憶部 2 操作パネル 3 読取送信部 4 受信記録部 5 主制御部 5−1 同報制御部 5−2 通信管理制御部 5−3 間違電話解析部 6 時計 7 NCU 7−1 自動ダイヤル部 7−2 被呼者応答検出部 8 伝送制御部 9 モデム部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信先の番号を記憶する番号記憶部と、
    前記番号記憶部から所定の番号を読み出して自動的に回
    線接続を行う回線接続部と、該回線接続部によって回線
    接続が行われたか否かを検出する被呼者応答検出部と、
    該被呼者応答検出部によって回線接続が行われたことが
    検出された場合に画像信号を回線を介して送信する伝送
    制御部と、前記被呼者応答検出部によって回線が接続さ
    れないことが検出された場合に前記回線接続部に指令を
    発して回線接続をn回繰り返す通信管理制御部とを備え
    たファクシミリ装置において、 前記回線接続部によって回線が接続された時点から回線
    を介してFAX手順信号が所定時間検出されないことを
    判別する間違電話解析部を備え、該間違電話解析部によ
    ってFAX手順信号が所定時間経過しても検出されない
    場合に当該間違電話解析部によって間違い電話であると
    判定された被呼者に対して前記通信管理制御部による回
    線接続回数をn回よりも小さくすることを特徴とするフ
    ァクシミリ装置。
JP3241123A 1991-09-20 1991-09-20 ファクシミリ装置 Expired - Lifetime JP2527662B2 (ja)

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JPH0537764A JPH0537764A (ja) 1993-02-12
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5810899B2 (ja) * 1979-06-22 1983-02-28 日本電信電話株式会社 単方向同報通信方式
JPS5896438A (ja) * 1981-12-04 1983-06-08 Canon Inc 伝送方式

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JPH0537764A (ja) 1993-02-12

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