JP2527413B2 - 多重ラジアル軸受 - Google Patents
多重ラジアル軸受Info
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- F16C23/00—Bearings for exclusively rotary movement adjustable for aligning or positioning
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- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/22—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings
- F16C19/34—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load
- F16C19/38—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load with two or more rows of rollers
- F16C19/383—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load with two or more rows of rollers with tapered rollers, i.e. rollers having essentially the shape of a truncated cone
- F16C19/385—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load with two or more rows of rollers with tapered rollers, i.e. rollers having essentially the shape of a truncated cone with two rows, i.e. double-row tapered roller bearings
- F16C19/386—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load with two or more rows of rollers with tapered rollers, i.e. rollers having essentially the shape of a truncated cone with two rows, i.e. double-row tapered roller bearings in O-arrangement
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- F16C19/54—Systems consisting of a plurality of bearings with rolling friction
- F16C19/55—Systems consisting of a plurality of bearings with rolling friction with intermediate floating or independently-driven rings rotating at reduced speed or with other differential ball or roller bearings
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C25/00—Bearings for exclusively rotary movement adjustable for wear or play
- F16C25/06—Ball or roller bearings
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- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、内外の二つの軸受に共通な少なくとも一つ
の中間軌道リングとしての軸受リングをもった半径方向
に重ねて配置された少なくとも二つの転がり軸受から成
る多重ラジアル軸受に関する。
の中間軌道リングとしての軸受リングをもった半径方向
に重ねて配置された少なくとも二つの転がり軸受から成
る多重ラジアル軸受に関する。
(従来の技術) かかる軸受は特に、印刷工業において圧胴を支持する
ために使用されているが、その場合圧胴を正確に調整す
るための一つあるいは複数の中間リングは、半径方向に
重なって配置されている軸受に対してずれた軌道面が形
成されている。特に多色刷り印刷において印刷ミスを回
避するために、かかる軸受は半径方向に全く遊びを無く
し、軸方向に対して十分に位置出ししなければならな
い。
ために使用されているが、その場合圧胴を正確に調整す
るための一つあるいは複数の中間リングは、半径方向に
重なって配置されている軸受に対してずれた軌道面が形
成されている。特に多色刷り印刷において印刷ミスを回
避するために、かかる軸受は半径方向に全く遊びを無く
し、軸方向に対して十分に位置出ししなければならな
い。
かかる軸受の公知の軸受において、軸受リングの間に
それぞれ二列の円錐ころが配置されている(ドイツ連邦
共和国特許出願公開第1400319号公報参照)ものが知ら
れている。これらの転動体列の組合せの内で一方はX形
配置構造であり、他方はO形配置構造である。ここで、
X形配置構造は、両方の列ころの作用線の軸受中心線と
の交点が互いに接近しているもので、換言すれば上記両
列のころの軸線の交点がころのピッチ円外に存在するも
のである。一方、O形配置構造は、両方の列のころの作
用線の軸受中心線との交点が互いに離れているもので、
換言すれば上記両列のころの軸線の交点がころのピッチ
円外に存在するものを意味している。この公知の軸受に
おいて、外輪および内輪は軸方向に対して垂直な面にて
分割され、すなわちそれぞれ二つのリングによって形成
されている。その場合これらのリングはボルトなどによ
って互いに押し付けられ、軸受隙間ないし予圧は軸受リ
ングの間にはめ込まれた間隔リングによって正確に調整
される。かかる配置構造では製造に非常に経費がかか
り、軸受を組み立てる際に軸受隙間あるいは予圧の調整
作業を煩瑣である。
それぞれ二列の円錐ころが配置されている(ドイツ連邦
共和国特許出願公開第1400319号公報参照)ものが知ら
れている。これらの転動体列の組合せの内で一方はX形
配置構造であり、他方はO形配置構造である。ここで、
X形配置構造は、両方の列ころの作用線の軸受中心線と
の交点が互いに接近しているもので、換言すれば上記両
列のころの軸線の交点がころのピッチ円外に存在するも
のである。一方、O形配置構造は、両方の列のころの作
用線の軸受中心線との交点が互いに離れているもので、
換言すれば上記両列のころの軸線の交点がころのピッチ
円外に存在するものを意味している。この公知の軸受に
おいて、外輪および内輪は軸方向に対して垂直な面にて
分割され、すなわちそれぞれ二つのリングによって形成
されている。その場合これらのリングはボルトなどによ
って互いに押し付けられ、軸受隙間ないし予圧は軸受リ
ングの間にはめ込まれた間隔リングによって正確に調整
される。かかる配置構造では製造に非常に経費がかか
り、軸受を組み立てる際に軸受隙間あるいは予圧の調整
作業を煩瑣である。
さらに、半径方向に重ねて配置された三つの軸受から
成る印刷機のゴム胴の軸のための転がり軸受が知られて
いる(ドイツ連邦共和国特許出願公開第3324811号公報
参照)。この場合半径方向に重ねて配置された軸受は円
筒ころ軸受あるいはニードル軸受として形成され、中間
リングの一つは円筒ころ軸受ないしニードル軸受の軸方
向端に設けられた球列を介して軸方向に支持されてい
る。この公知の軸受は非常に幅が広なり、また多数の部
品を要するという問題がある。
成る印刷機のゴム胴の軸のための転がり軸受が知られて
いる(ドイツ連邦共和国特許出願公開第3324811号公報
参照)。この場合半径方向に重ねて配置された軸受は円
筒ころ軸受あるいはニードル軸受として形成され、中間
リングの一つは円筒ころ軸受ないしニードル軸受の軸方
向端に設けられた球列を介して軸方向に支持されてい
る。この公知の軸受は非常に幅が広なり、また多数の部
品を要するという問題がある。
(問題点を解決するための手段、作用及び効果) 本発明の目的は、冒頭に述べた形式の転がり軸受を、
半径方向の遊びをなくしそして予圧が与えられるだけで
なく、軸方向においても十分に正確な位置決めができ、
しかも、簡単に工場にてユニットとしてコンパクトに組
立完成できるような多重ラジアル軸受を提供することに
ある。
半径方向の遊びをなくしそして予圧が与えられるだけで
なく、軸方向においても十分に正確な位置決めができ、
しかも、簡単に工場にてユニットとしてコンパクトに組
立完成できるような多重ラジアル軸受を提供することに
ある。
本発明によればこの目的は、外側軸受が、軸受の回転
軸心に対して、互いに逆向きに傾斜配置された二列の円
筒ころを有するアンギュラころ軸受として形成されてい
ることによって達成される。さらに本発明において好ま
しい可能としては、両方の列の円筒ころを、それらの回
転軸線の交点が円筒ころのピッチ円外に存在するように
配置せしめたり、あるいは外輪を軸受軸線に対して直角
な面にて分割・結合される二つのリングとして形成でき
る。このように形成される軸受は、外輪部分の適合およ
びないし締め付けによって半径方向だけでなく軸方向に
も遊び無しに調整でき予圧が与えることができる。ま
た、同時に中間リングは半径方向に結合され、すなわち
直径が小さくなる方向に圧せられるので、内側軸受の隙
間も減少されるか、ないしは内側軸受は予圧が与えられ
る。これによって圧胴は正確に支持される。
軸心に対して、互いに逆向きに傾斜配置された二列の円
筒ころを有するアンギュラころ軸受として形成されてい
ることによって達成される。さらに本発明において好ま
しい可能としては、両方の列の円筒ころを、それらの回
転軸線の交点が円筒ころのピッチ円外に存在するように
配置せしめたり、あるいは外輪を軸受軸線に対して直角
な面にて分割・結合される二つのリングとして形成でき
る。このように形成される軸受は、外輪部分の適合およ
びないし締め付けによって半径方向だけでなく軸方向に
も遊び無しに調整でき予圧が与えることができる。ま
た、同時に中間リングは半径方向に結合され、すなわち
直径が小さくなる方向に圧せられるので、内側軸受の隙
間も減少されるか、ないしは内側軸受は予圧が与えられ
る。これによって圧胴は正確に支持される。
さらに別の形態として、両方の列の円筒ころを、それ
らの回転軸線の交点が円筒ころのピッチ円外に存在する
ように配置することもでき、こうすることによって非常
にしっかりとした構造が得られる。
らの回転軸線の交点が円筒ころのピッチ円外に存在する
ように配置することもでき、こうすることによって非常
にしっかりとした構造が得られる。
外輪を二つのリングに分割することを回避するために
は、スリット付外輪が使用されるか、あるいは案内鍔が
中間リングあるいは外輪に配置され、適宜手段によって
軸方向に円筒ころの端面へ圧せられるようにすることも
できる。
は、スリット付外輪が使用されるか、あるいは案内鍔が
中間リングあるいは外輪に配置され、適宜手段によって
軸方向に円筒ころの端面へ圧せられるようにすることも
できる。
固定鍔の間に両方の円筒ころ列の円筒ころを配置する
場合も、一つの案内鍔に円筒ころを充填するための充填
開口が設けられているようにすれば、分割されていない
外輪が使用できる。
場合も、一つの案内鍔に円筒ころを充填するための充填
開口が設けられているようにすれば、分割されていない
外輪が使用できる。
円筒ころが、軸受軸線に垂直な共通の一つの平面内で
回転軸心が互いに角度を成して傾斜して配置されるいわ
ゆるクロスローラ軸受として外側軸受を形成することと
すれば、軸受の軸方向における所要空間が著しく減少さ
れ、しかも同時に大きな剛性が保証される。
回転軸心が互いに角度を成して傾斜して配置されるいわ
ゆるクロスローラ軸受として外側軸受を形成することと
すれば、軸受の軸方向における所要空間が著しく減少さ
れ、しかも同時に大きな剛性が保証される。
両方の外側円筒ころ列が、両方の内側転動体列に対し
て軸方向にずらして配置されているようにすれば、軌道
面は中間リングの肉厚部分に位置せしめることができる
ようになる。換言すれば、直径が同じである場合、中間
リングを薄く作ることができる。
て軸方向にずらして配置されているようにすれば、軌道
面は中間リングの肉厚部分に位置せしめることができる
ようになる。換言すれば、直径が同じである場合、中間
リングを薄く作ることができる。
軸受が固定軸受として設置されねばならない場合、好
ましくは内側軸受は複列円錐ころ軸受として形成され、
その場合内輪の案内鍔が可動に形成される。この案内鍔
は軸方向にころに対して設置され、これによって内側軸
受においても遊びが無いようにすることができ、あるい
は予圧が与えられる。この配置は例えば溝付ナットなど
によって行われる。
ましくは内側軸受は複列円錐ころ軸受として形成され、
その場合内輪の案内鍔が可動に形成される。この案内鍔
は軸方向にころに対して設置され、これによって内側軸
受においても遊びが無いようにすることができ、あるい
は予圧が与えられる。この配置は例えば溝付ナットなど
によって行われる。
軸受リングにねじを直接に設けることを避けるため
に、内輪に環状溝を設け、この環状溝に雄ねじ付リング
をはめ込むと有利である。
に、内輪に環状溝を設け、この環状溝に雄ねじ付リング
をはめ込むと有利である。
内側軸受を簡単に組立できるようにするためには、内
輪を軸受軸線に対して直角な面にて二つのリングに分割
し、円錐ころを装着し中間リングの中にはめ込んだ後で
上記二つのリングをクランプ装置によって互いに接続す
ることも有利である。
輪を軸受軸線に対して直角な面にて二つのリングに分割
し、円錐ころを装着し中間リングの中にはめ込んだ後で
上記二つのリングをクランプ装置によって互いに接続す
ることも有利である。
本発明の軸受を軸方向に可動なアキシアルフリー軸受
とするために、内側軸受を円筒ころ軸受とし、その一方
の軸受リングに鍔を備え、他方の軸受リングには鍔無し
として形成すればよい。かかる軸受によれば、軸がケー
シングに対して軸方向に変位することが許容される。
とするために、内側軸受を円筒ころ軸受とし、その一方
の軸受リングに鍔を備え、他方の軸受リングには鍔無し
として形成すればよい。かかる軸受によれば、軸がケー
シングに対して軸方向に変位することが許容される。
さらに十分な軸方向の構造空間使用可能である場合に
は、この軸受から円筒ころ軸受のそばに別個のアキシャ
ル軸受を設けることによって、軸受の位置決めがなされ
る。例えば、両軸方向に案内するクロスローラ軸受が使
用可能である。
は、この軸受から円筒ころ軸受のそばに別個のアキシャ
ル軸受を設けることによって、軸受の位置決めがなされ
る。例えば、両軸方向に案内するクロスローラ軸受が使
用可能である。
詳述するまでもないが、別の構造に変更することもで
きる。
きる。
本発明は以下においていわゆる三重リング形軸受、す
なわち半径方向に重ねて位置する二つの軸受を有し、そ
の中間リングに外側軸受の内側軌道面並びに内側軸受の
外側軌道面を形成するような軸受について説明するが、
本発明は三つ以上の軸受が半径方向に重ねて配置されて
いる軸受に対しても簡単に利用できる。
なわち半径方向に重ねて位置する二つの軸受を有し、そ
の中間リングに外側軸受の内側軌道面並びに内側軸受の
外側軌道面を形成するような軸受について説明するが、
本発明は三つ以上の軸受が半径方向に重ねて配置されて
いる軸受に対しても簡単に利用できる。
(実施例) 以下図面に示した印刷機圧胴用の軸受の実施例を参照
して本発明を詳細に説明する。図面において同一部分に
は同一符合が付けられている。
して本発明を詳細に説明する。図面において同一部分に
は同一符合が付けられている。
第1図における軸受は、ボルト4によって心合わせし
て結合されている二つのリング2,3から成る外輪1と、
内輪5と、これら内外輪5,6間に配置された中間リング
6とから構成されている。各リング1,5,6の間には転動
体が配置されている。外輪1および中間リング6によっ
て形成された外側軸受には、軸受の回転軸線7に対して
角度を成して傾斜されている軌道面8,9ないし10,11の上
に、二列12,13の円筒ころ14がそれぞれの保持器15,16内
に案内されて配置されている。その場合一方の列12の円
筒ころ14の回転(ピストン)軸線17が他方の列13の円筒
ころ14の回転(スピン)軸線18に対して逆向きに傾斜さ
れるように配置されている。
て結合されている二つのリング2,3から成る外輪1と、
内輪5と、これら内外輪5,6間に配置された中間リング
6とから構成されている。各リング1,5,6の間には転動
体が配置されている。外輪1および中間リング6によっ
て形成された外側軸受には、軸受の回転軸線7に対して
角度を成して傾斜されている軌道面8,9ないし10,11の上
に、二列12,13の円筒ころ14がそれぞれの保持器15,16内
に案内されて配置されている。その場合一方の列12の円
筒ころ14の回転(ピストン)軸線17が他方の列13の円筒
ころ14の回転(スピン)軸線18に対して逆向きに傾斜さ
れるように配置されている。
中間リング6および内輪5によって形成されている内
側軸受の転動体として、それぞれ保持器19,20内に案内
されている二列22,23の円錐ころ21を有している。その
場合二列22,23の円錐ころの作用線24,25が軸受の回転軸
線7に向けて離反する方向となるように配置されている
(いわゆる○形配置構造)。内輪5は軸方向の片側に固
定鍔26を備え、反対側に可動な案内鍔27を備えている。
該案内鍔27は溝付ナット28によって軸方向に位置決めさ
れ、列23の円錐ころ21の端面に対して当接している。溝
付ナット28はこのために内輪5の環状溝29に嵌め込まれ
た雄ねじ付リング30にねじ込まれている。外側軸受をシ
ールするために、リング2,3の環状溝31,32の中にオイル
シールリング33,34が嵌め込まれている。一方、内側軸
受では中間リング6の内径面35に嵌め込まれたオイルシ
ール36によって外側に対してシールされている。
側軸受の転動体として、それぞれ保持器19,20内に案内
されている二列22,23の円錐ころ21を有している。その
場合二列22,23の円錐ころの作用線24,25が軸受の回転軸
線7に向けて離反する方向となるように配置されている
(いわゆる○形配置構造)。内輪5は軸方向の片側に固
定鍔26を備え、反対側に可動な案内鍔27を備えている。
該案内鍔27は溝付ナット28によって軸方向に位置決めさ
れ、列23の円錐ころ21の端面に対して当接している。溝
付ナット28はこのために内輪5の環状溝29に嵌め込まれ
た雄ねじ付リング30にねじ込まれている。外側軸受をシ
ールするために、リング2,3の環状溝31,32の中にオイル
シールリング33,34が嵌め込まれている。一方、内側軸
受では中間リング6の内径面35に嵌め込まれたオイルシ
ール36によって外側に対してシールされている。
外側軸受を遊び無く設置しあるいは予圧を付与するこ
とは、軸方向孔37を貫通するボルト4を締めて行われ
る。両方のリング2,3は、例えば相接面する端面38,39の
擦り合わせによって、両側のころ列12,13が遊び無しに
あるいは予圧のもとで軌道面8,9ないし10,11に接するよ
うに押し合わされる。内側軸受を設置する場合、可動な
案内鍔27は列23の円錐ころに対して押圧される。
とは、軸方向孔37を貫通するボルト4を締めて行われ
る。両方のリング2,3は、例えば相接面する端面38,39の
擦り合わせによって、両側のころ列12,13が遊び無しに
あるいは予圧のもとで軌道面8,9ないし10,11に接するよ
うに押し合わされる。内側軸受を設置する場合、可動な
案内鍔27は列23の円錐ころに対して押圧される。
第2図におけるアキシアルフリー軸受の場合、内側軸
受は複列円錐ころ軸受に換えて、円筒ころ軸受として形
成されている。両列に共通な保持器40内に案内されてい
る二列の円筒ころ41は、内輪5の平坦な円筒軌道面42の
上を転動する。外側軌道面43,44は中間リング6に形成
されているが、詳しくは外側軸受の軌道面9,11に対して
ずらされている。
受は複列円錐ころ軸受に換えて、円筒ころ軸受として形
成されている。両列に共通な保持器40内に案内されてい
る二列の円筒ころ41は、内輪5の平坦な円筒軌道面42の
上を転動する。外側軌道面43,44は中間リング6に形成
されているが、詳しくは外側軸受の軌道面9,11に対して
ずらされている。
この軸受を軸上で軸方向案内に位置決めするために
は、すなわち固定軸受として形成するためには、第3図
に示される実施例の場合のように、円筒ころ軸受(この
軸受は、外側軌道面として中間リング6の平滑な円筒状
内径面45が設けられ、内側軌道面46,47は内輪5の外周
面に形成されている)のそばに、クロスローラ軸受48が
設けられている。該クロスローラ軸受は、軸受軸線に垂
直な一つの面において、軸受円筒ころ52が軸線7に対し
て角度を成してクロス状に配置され保持器51の中に案内
されている。上記円筒ころ52の両方の外側軌道面49,50
は中間リング6の内径面45に形成されており、内側軌道
面53,54は二つのリング55,56に形成されている。これら
の二つのリング55,56は内輪5の段部57に嵌め込まれ、
溝付ナット58によって肩部59に押し付けられている。溝
付ナット58は、環状溝60に嵌め込まれたねじ付リング61
にねじ込まれている。
は、すなわち固定軸受として形成するためには、第3図
に示される実施例の場合のように、円筒ころ軸受(この
軸受は、外側軌道面として中間リング6の平滑な円筒状
内径面45が設けられ、内側軌道面46,47は内輪5の外周
面に形成されている)のそばに、クロスローラ軸受48が
設けられている。該クロスローラ軸受は、軸受軸線に垂
直な一つの面において、軸受円筒ころ52が軸線7に対し
て角度を成してクロス状に配置され保持器51の中に案内
されている。上記円筒ころ52の両方の外側軌道面49,50
は中間リング6の内径面45に形成されており、内側軌道
面53,54は二つのリング55,56に形成されている。これら
の二つのリング55,56は内輪5の段部57に嵌め込まれ、
溝付ナット58によって肩部59に押し付けられている。溝
付ナット58は、環状溝60に嵌め込まれたねじ付リング61
にねじ込まれている。
第4図に示されている軸受は、外輪62、内輪およびこ
れら内外輪の間に配置された中間リング63から構成され
ている。ここでは外輪62は一体に形成され、内輪は軸心
に対して直角な面にて分割され、その場合両方の内輪半
部64,65は、断面U字形の環状クランプ68の脚部66,67が
内輪半部64,65の相応した溝に嵌まり込んで結合されて
いる。
れら内外輪の間に配置された中間リング63から構成され
ている。ここでは外輪62は一体に形成され、内輪は軸心
に対して直角な面にて分割され、その場合両方の内輪半
部64,65は、断面U字形の環状クランプ68の脚部66,67が
内輪半部64,65の相応した溝に嵌まり込んで結合されて
いる。
外輪62と中間リング63との間には二列69,70の円筒こ
ろ71,72が、それらの回転(スピン)軸線72,74が軸受軸
線7に向けて近接する方向となるように配置されてい
る。すなわち円筒ころ71,72の作用線は離反している
(いわゆるO形配置構造)。内輪64,65と中間リング63
との間には二列75,76の円錐ころ77,78が同様にそれらの
回転軸線79,80を軸受軸線7に向けて近接するように配
置され、これらは内輪64,65の固定案内鍔81,82によって
案内されている。
ろ71,72が、それらの回転(スピン)軸線72,74が軸受軸
線7に向けて近接する方向となるように配置されてい
る。すなわち円筒ころ71,72の作用線は離反している
(いわゆるO形配置構造)。内輪64,65と中間リング63
との間には二列75,76の円錐ころ77,78が同様にそれらの
回転軸線79,80を軸受軸線7に向けて近接するように配
置され、これらは内輪64,65の固定案内鍔81,82によって
案内されている。
外側軸受の一方の列69の円筒ころ71は中間リング63の
固定案内鍔83,84間で案内され、他方の列70の円筒ころ7
2は固定鍔としては内側鍔85だけで案内されている。円
筒ころ72の外側端面には可動案内鍔86が配置されてい
る。この案内鍔86は中間リング63に設けられた溝に嵌め
まれた止め輪87によって軸方向に保持されている。かか
る構造によって外側軸受に配置される円筒ころ71,72並
びに内側軸受に配置される円錐ころ77,78の組立は簡単
にできる。
固定案内鍔83,84間で案内され、他方の列70の円筒ころ7
2は固定鍔としては内側鍔85だけで案内されている。円
筒ころ72の外側端面には可動案内鍔86が配置されてい
る。この案内鍔86は中間リング63に設けられた溝に嵌め
まれた止め輪87によって軸方向に保持されている。かか
る構造によって外側軸受に配置される円筒ころ71,72並
びに内側軸受に配置される円錐ころ77,78の組立は簡単
にできる。
第5図における軸受は第4図に示された軸受に相応し
ているが、ここでは外側軸受の両方の列69,70の円筒こ
ろ71,72は固定案内鍔88,89ないし90,91の間にて案内さ
れている。組立を可能にするために、円筒ころ充填用の
充填開口92が案内鍔91に設けられている。外輪62が、第
一列69の円筒ころ71を装備した中間リング63の上に嵌め
込まれた後、充填開口92を通して第二列70の円筒ころ72
が挿入される。その後充填開口92は環状要素93の圧入に
よって閉じられる。
ているが、ここでは外側軸受の両方の列69,70の円筒こ
ろ71,72は固定案内鍔88,89ないし90,91の間にて案内さ
れている。組立を可能にするために、円筒ころ充填用の
充填開口92が案内鍔91に設けられている。外輪62が、第
一列69の円筒ころ71を装備した中間リング63の上に嵌め
込まれた後、充填開口92を通して第二列70の円筒ころ72
が挿入される。その後充填開口92は環状要素93の圧入に
よって閉じられる。
外側軸受を構成する別の方式は、第6図に示されてい
るように軸方向分割面94を備えている、それ自体公知の
スリット付外輪95を使用することによって得られる。こ
の場合外側軸受の両方の列の円筒ころは固定案内鍔の間
に配置され、スリット付外輪95は弾力的に押し広げて円
筒ころの上にその心出し位置に置かれる。
るように軸方向分割面94を備えている、それ自体公知の
スリット付外輪95を使用することによって得られる。こ
の場合外側軸受の両方の列の円筒ころは固定案内鍔の間
に配置され、スリット付外輪95は弾力的に押し広げて円
筒ころの上にその心出し位置に置かれる。
第7図は、外側の複列アンギュラころ軸受の両方の円
筒ころ列96,97が内側の円錐ころ軸受の両方の円錐ころ
列98,99に対して軸方向にずれた位置に配置されている
軸受装置を示している。その場合ずれの大きさは、外側
軸受の一方の円筒ころ列96が内側軸受の両方の円錐ころ
列98,99の間に位置する平面内に配置されるように決め
られている。その位置において、円錐ころ100,101の円
錐角および円錐ころの傾斜角を適宜定めれば、中間リン
グ102の材料厚さを大きくすることができる。軸受軸線
7に対して直角な面で分割されている外輪の半部103,10
4がここでは異なった外径を有し、その場合小さな直径
の方の外輪半部103はケーシングの内径面において軸受
を心出しするために機能し、大きな直径の方の外輪半部
104は固定フランジとして機能する。小さな直径の方の
外輪半部103は大きな直径の方の外輪半部104の環状凹所
105の中に例えば圧力嵌めで嵌め込まれるので、この点
でも軸受のユニット化は完全に工場で行える。
筒ころ列96,97が内側の円錐ころ軸受の両方の円錐ころ
列98,99に対して軸方向にずれた位置に配置されている
軸受装置を示している。その場合ずれの大きさは、外側
軸受の一方の円筒ころ列96が内側軸受の両方の円錐ころ
列98,99の間に位置する平面内に配置されるように決め
られている。その位置において、円錐ころ100,101の円
錐角および円錐ころの傾斜角を適宜定めれば、中間リン
グ102の材料厚さを大きくすることができる。軸受軸線
7に対して直角な面で分割されている外輪の半部103,10
4がここでは異なった外径を有し、その場合小さな直径
の方の外輪半部103はケーシングの内径面において軸受
を心出しするために機能し、大きな直径の方の外輪半部
104は固定フランジとして機能する。小さな直径の方の
外輪半部103は大きな直径の方の外輪半部104の環状凹所
105の中に例えば圧力嵌めで嵌め込まれるので、この点
でも軸受のユニット化は完全に工場で行える。
図示した実施例と異なって、内側軸受の円錐ころ列が
軸方向に広く離れて位置し、外側軸受の円筒ころ列が狭
く接して位置している場合には、両方の円筒ころ列は円
錐ころ列の間における中間リングの厚肉材料範囲に配置
されるように、軸方向のずれの大きさを決めることがで
きる。
軸方向に広く離れて位置し、外側軸受の円筒ころ列が狭
く接して位置している場合には、両方の円筒ころ列は円
錐ころ列の間における中間リングの厚肉材料範囲に配置
されるように、軸方向のずれの大きさを決めることがで
きる。
図面はいづれも本発明の実施例を示し、第1図は固定軸
受として形成された三重リング形軸受の断面図、第2図
はアキシアルフリー軸受として形成された三重リング形
軸受の断面図、第3図は第2図における軸受を基礎とし
て一部変形が加えられて形成された固定軸受の断面図、
第4図は三重リング形軸受の異なった実施例の断面図、
第5図は第4図における軸受の変形例の断面図、第6図
は第4図における軸受のさらに異なった実施例の側面
図、第7図は三重リング形軸受の異なった実施例の断面
図である。 1……外輪 2……リング 3……リング 5……内輪 6……中間リング 7……回転軸線 12……円筒ころ列 13……円筒ころ列 14……円筒ころ 17……回転軸心 18……回転軸心 21……円錐ころ 27……案内鍔 28……溝付ナット 29……環状溝 30……ねじ付リング 48……追加軸受(クロスローラ軸受) 63……中間リング 64……リング 65……リング 68……クラクプ装置(環状クランプ) 69……円筒ころ列 70……円筒ころ列 71……円筒ころ 72……円筒ころ 73……回転軸線 74……回転軸線 86……案内鍔 87……止め輪 88……固定案内鍔 89……固定案内鍔 90……固定案内鍔 91……固定案内鍔 92……充填開口 94……スリット 95……(スリット付)外輪 96……ころ列 97……ころ列 98……転動体列(円錐ころ列) 99……転動体列(円錐ころ列) 103……リング 104……リング
受として形成された三重リング形軸受の断面図、第2図
はアキシアルフリー軸受として形成された三重リング形
軸受の断面図、第3図は第2図における軸受を基礎とし
て一部変形が加えられて形成された固定軸受の断面図、
第4図は三重リング形軸受の異なった実施例の断面図、
第5図は第4図における軸受の変形例の断面図、第6図
は第4図における軸受のさらに異なった実施例の側面
図、第7図は三重リング形軸受の異なった実施例の断面
図である。 1……外輪 2……リング 3……リング 5……内輪 6……中間リング 7……回転軸線 12……円筒ころ列 13……円筒ころ列 14……円筒ころ 17……回転軸心 18……回転軸心 21……円錐ころ 27……案内鍔 28……溝付ナット 29……環状溝 30……ねじ付リング 48……追加軸受(クロスローラ軸受) 63……中間リング 64……リング 65……リング 68……クラクプ装置(環状クランプ) 69……円筒ころ列 70……円筒ころ列 71……円筒ころ 72……円筒ころ 73……回転軸線 74……回転軸線 86……案内鍔 87……止め輪 88……固定案内鍔 89……固定案内鍔 90……固定案内鍔 91……固定案内鍔 92……充填開口 94……スリット 95……(スリット付)外輪 96……ころ列 97……ころ列 98……転動体列(円錐ころ列) 99……転動体列(円錐ころ列) 103……リング 104……リング
Claims (16)
- 【請求項1】内外の二つの軸受に共通な少なくとも一つ
の中間軌道リングとしての軸受リングをもった、半径方
向に重ねて配置された少なくとも二つの転がり軸受から
成る多重ラジアル軸受において、 外側軸受が、軸受の回転軸心7に対して、互に逆向きに
傾斜配置された二列12,13;69,70;96,97の円筒ころ14,7
1,72を有するアンギュラころ軸受として形成されている
ことを特徴とする、 半径方向に重ねて配置された少なくとも二つの転がり軸
受から成る多重ラジアル軸受。 - 【請求項2】両方の列12,13;96,97の円筒ころ14は、そ
れらの回転軸線17,18の交点が円筒ころ14のピッチ円外
に存在するように、配置されていることを特徴とする特
許請求の範囲第(1)項記載の多重ラジアル軸受。 - 【請求項3】外輪1は、軸受軸線に対して直角な面にて
分割・結合される二つのリング2,3:103,104で形成され
ていることを特徴とする特許請求の範囲第(2)項記載
の多重ラジアル軸受。 - 【請求項4】両方の列69,70の円筒ころ71,72は、それら
の回転軸線73,74の交点が円筒ころ71,72のピッチ円内に
存在するように、配置されていることを特徴とする特許
請求の範囲第(1)項記載の多重ラジアル軸受。 - 【請求項5】外輪95はスリット94が形成されていること
を特徴とする特許請求の範囲第(1)項ないし第(3)
項のいずれか1つに記載の多重ラジアル軸受。 - 【請求項6】可動案内鍔86が中間リング63あるいは外輪
に配置されていると共に適宜手段87によって軸方向に円
筒ころの端面へ圧せられることを特徴とする特許請求の
範囲第(2)項または第(4)項記載の多重ラジアル軸
受。 - 【請求項7】円筒ころ71,72は固定案内鍔88〜91によっ
て案内され、その場合一つの案内鍔91に円筒ころ72を充
填するための充填開口92が設けられていることを特徴と
する特許請求の範囲第(2)項または第(4)項記載の
多重ラジアル軸受。 - 【請求項8】両方の列12,13の円筒ころ14は、円周方向
で交互に前後して配置されていることを特徴とする特許
請求の範囲第(1)項ないし第(5)項のいずれか1つ
に記載の多重ラジアル軸受。 - 【請求項9】両方の外側円筒ころ列96,97が、両方の内
側転動体列98,99に対して軸方向にずれた位置に配置さ
れていることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項な
いし第(7)項のいずれか1つに記載の多重ラジアル軸
受。 - 【請求項10】内側軸受は、適宜手段28によって円錐こ
ろ21の端面に対して接触するように軸方向に可動な案内
鍔27が内輪5上に設けられている複列円錐ころ軸受とし
て形成されていることを特徴とする特許請求の範囲第
(1)項ないし第(9)項のいずれか1つに記載の多重
ラジアル軸受。 - 【請求項11】可動案内鍔27は、溝付ナット28によって
内輪5に固定可能となっていることを特徴とする特許請
求の範囲第(10)項記載の多重ラジアル軸受。 - 【請求項12】溝付ナット28は、内輪5の環状溝29に嵌
め込まれかつ外周面にねじを備えたねじ付リング30に螺
合されていることを特徴とする特許請求の範囲第(11)
項記載の多重ラジアル軸受。 - 【請求項13】内側軸受が複列円錐ころ軸受として形成
され、内輪が軸受軸線に対して垂直な面で二つのリング
64,65に分割され、これらのリング64,65が互いにクラン
プ装置68によって結合されていることを特徴とする特許
請求の範囲第(1)項ないし第(9)項のいずれか1つ
に記載の多重ラジアル軸受。 - 【請求項14】内側軸受が円筒ころ軸受として形成さ
れ、その一方の軸受リング6または5が鍔を備え、他方
の軸受リング5または6が鍔無しに形成されていること
を特徴とする特許請求の範囲第(1)項ないし第(9)
項のいずれか1つに記載の多重ラジアル軸受。 - 【請求項15】内側軸受が円筒ころ軸受に加えて軸方向
力を受ける追加軸受48を有していることを特徴とする特
許請求の範囲第(14)項記載の多重ラジアル軸受。 - 【請求項16】追加軸受がクロスローラ軸受48として形
成されていることを特徴とする特許請求の範囲第(15)
項記載の多重ラジアル軸受。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3643277 | 1986-12-18 | ||
DE3643277.6 | 1986-12-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63172011A JPS63172011A (ja) | 1988-07-15 |
JP2527413B2 true JP2527413B2 (ja) | 1996-08-21 |
Family
ID=6316493
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62315438A Expired - Lifetime JP2527413B2 (ja) | 1986-12-18 | 1987-12-15 | 多重ラジアル軸受 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4834560A (ja) |
JP (1) | JP2527413B2 (ja) |
DE (1) | DE3740805C2 (ja) |
GB (1) | GB2199622B (ja) |
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SE463911B (sv) * | 1989-06-12 | 1991-02-11 | Volvo Ab | Anordning foer lagring av ett hjulnav |
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- 1987-12-07 GB GB8728585A patent/GB2199622B/en not_active Expired
- 1987-12-15 JP JP62315438A patent/JP2527413B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1987-12-17 US US07/133,938 patent/US4834560A/en not_active Expired - Fee Related
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