JP2525843B2 - 調理器 - Google Patents

調理器

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JP2525843B2
JP2525843B2 JP63000482A JP48288A JP2525843B2 JP 2525843 B2 JP2525843 B2 JP 2525843B2 JP 63000482 A JP63000482 A JP 63000482A JP 48288 A JP48288 A JP 48288A JP 2525843 B2 JP2525843 B2 JP 2525843B2
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JP
Japan
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cooking
temperature
time
temperature sensor
heating chamber
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佐知子 田中
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、ヒータの発熱による調理機能を備えた調
理器に関する。
(従来の技術) 調理器たとえば電子レンジにおいては、ヒータの発熱
によるいわゆるオーブン調理機能を備えたものがある。
オーブン調理には、加熱室内をたとえば200℃程度の
高温度に維持して食品を焼き上げる調理、さらには加熱
室内を38℃程度の低温度に維持してパンの生地などを発
酵させる発酵調理がある。
すなわち、加熱室内に温度センサを設け、その温度セ
ンサの検知温度に応じてヒータの動作を制御することに
より、加熱室内を200℃や38℃の設定温度に維持するよ
うにしている。
発酵調理については、付属の料理ブックに最適な実行
時間が記載されており、それに従って使用者が時間設定
操作を行なうことになる。また、発酵調理モードが設定
されると、予め記憶している実行時間を自動設定するよ
うにしたものもある。
(発明が解決しようとする問題点) ただし、発酵調理は低温度であるため、室内温度の影
響を受け易く、料理ブックや自動による一定の時間設定
では良好な出来具合を得られないことが多い。
たとえば、夏季は室内温度が高く、それに伴って生地
の温度も高くなるため、発酵過剰となり易い。逆に、冬
季は室内温度が低く、それに伴って生地の温度も低くな
るため、発酵不足となり易い。
そこで、時間設定に際し、室内温度を考慮した補正を
加える必要があるが、一般の使用者では最適な設定が困
難である。
一方、従来、室内温度を検知する室内温度センサを設
け、設定された実行時間を室内温度センサの検知温度に
応じて自動的に補正するようにしたものがある。
しかしながら、この場合、室内温度センサを設ける分
だけコストの上昇を招くという新たな問題がある。
この発明は上記のような事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、室内温度の変化に影響を
受けることなく、しかもコストの上昇を招くことなく、
常に良好な出来具合の発酵調理を可能とする調理器を提
供することにある。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 加熱室内に設けた温度センサと、調理時、前記温度セ
ンサの検知温度に応じて前記ヒータの動作を制御する手
段と、前回の調理が終了してからの経過時間をカウント
する手段と、発酵調理時、前記カウント時間が設定値以
上であれば前記温度センサの検知温度に応じて調理の実
行時間を設定する手段と、発酵調理時、前記カウント時
間が設定値以下であれば前回の発酵調理の時間設定で用
いたのと同じ検知温度に応じて調理の実行時間を設定す
る手段とを設ける。
(作用) 発酵調理時、前回の調理が終了してからの経過時間が
設定値以上であれば、温度センサの検知温度に応じて調
理の実行時間を設定する。ただし、前回の調理が終了し
てからの経過時間が設定値以下であれば、前回の発酵調
理の時間設定で用いたのと同じ検知温度に応じて調理の
実行時間を設定する。
(実施例) 以下、この発明の一実施例について図面を参照して説
明する。
第1図において、1は電子レンジのキャビネットで、
前面にドア2を開閉自在に枢支している。そして、ドア
2に対応するキャビネット1内に加熱室3が配設されて
いる。
加熱室3の背面には上部から下部にかけて通風孔4,5,
6が形成されている。
また、加熱室3内には、内部空間を上下に三等分する
ように棚板7,8が設けられている。この棚板7,8は、食品
載置用であり、不要なときは加熱室3から自由に取出す
ことができる。
さらに、加熱室3の側壁上部に温度センサ9が取付け
られている。この温度センサ9は、加熱室3の雰囲気温
度を検知するもので、オーブン調理時の加熱室内温度制
御に用いられる。
一方、加熱室3の背面裏側にファンケース10が設けら
れている。このファンケース10内には、プロペラファン
11が配設されるとともに、そのプロペラファン11を囲む
ようにしてヒータ12が配設されている。そして、プロペ
ラファン11はファンケース10外のファンモータ11Mに連
結されている。
なお、図示していないが、加熱室3の近傍には後述す
るマグネトロン22が配設されており、そのマグネトロン
22から発せられる高周波電波が加熱室3に供給されるよ
うになっている。
制御回路を第2図に示す。
20は商用交流電源で、その電源20にリレー接点31aを
介してファンモータ11Mおよびヒータ12が接続される。
さらに、電源20にリレー接点32aおよび高圧トランス21
を介してマグネトロン22が接続される。
また、電源20には降圧トランス23を介して電源回路24
が接続され、その電源回路24の出力端に制御部30が接続
される。
制御部30は、マイクロコンピュータおよびその周辺回
路からなり、電子レンジ全般にわたる制御を行なう。そ
して、制御部30の外部にリレー31,32、センサ回路33、
タイムベース回路34、操作部35、表示部36が接続され
る。
センサ回路33は、温度センサ9に付属のもので、検知
温度を電気信号に変換して出力する。タイムベース回路
34は、前回のオーブン調理の終了からの経過時間をカウ
ントする。
つぎに、上記のような構成において第3図を参照しな
がら動作を説明する。
オーブン調理(発酵調理を含む)が終了すると、それ
からの経過時間がタイムベース回路34によってカウント
される。
いま、加熱室3の棚板7,8にパンの生地を載置し、ド
ア2を閉成する。そして、操作部35で発酵調理モードを
設定し、かつ調理開始操作を行なう。
すると、制御部30がリレー31を付勢する。リレー31が
付勢されると、接点31aがオンし、ファンモータ11Mおよ
びヒータ12が動作する。つまり、プロペラファン11が回
転するとともに、ヒータ12が発熱する。
したがって、第1図に矢印で示すように、ファンケー
ス10から加熱室3に通風孔4,6を通して熱風が吹出さ
れ、その熱風は棚板7,8上の生地を加熱した後、通風孔
5からファンケース10に回収される。
この発酵調理時、制御部30は、温度センサ9の検知温
度と予め定めてある設定温度(たとえば38℃)とを比較
し、その比較結果に応じてリレー31の付勢をオン,オフ
する。これにより、加熱室3の雰囲気温度が発酵に最適
な温度に維持される。
ところで、発酵調理の開始時、制御部30はタイムベー
ス回路34のカウント時間t1をチェックし、そのカウント
時間t1と予め定めてある設定時間tとを比較する。
カウント時間t1が設定時間t以上であれば(t1
t)、温度センサ9の検知温度T1に応じて調理の実行時
間を設定するとともに、その検知温度T1をメモリに更新
記憶する。
この場合、基準実行時間があり、それに検知温度T1
応じた補正が加味される。
すなわち、前回のオーブン調理が終了した後、温度セ
ンサ9の検知温度(センサ部温度)は第4図に示すよう
に時間経過に伴って下がっていき、十分な時間が経過す
れば室内温度とほぼ同じになることに着目しており、そ
の室内温度を時間設定に加味することにより、室内温度
の影響を除去して最適な実行時間を定めることができ
る。
なお、設定時間tについてはたとえば4時間ないし半
日程度が適当であるが、加熱室3の容量やヒータ12の発
熱量などに応じて適宜に定めればよい。
しかる後、実行時間が経過すると、制御部30がリレー
31を消勢する。リレー31が消勢されると、接点31aがオ
フし、ファンモータ11Mおよびヒータ12の動作が動作す
る。つまり、発酵調理の終了となる。
この終了からt2時間後、発酵調理が再び開始されたと
する。
この場合、カウント時間t2が設定時間t以下であれば
(t2<t)、そのときの温度センサ9の検知温度T2は使
わず、メモリの内容つまり前回の発酵調理の時間設定で
用いたのと同じ検知温度T1に基づき、調理の実行時間を
設定する。
すなわち、前回のオーブン調理の終了から十分な時間
が経過していない場合、温度センサ9の検知温度T2は室
内温度から外れていると判断し、前回の発酵調理の時間
設定で用いた検知温度T1を使うことになる。
このように、発酵調理の実行時間を室内温度を加味し
た上で自動設定するようにしたので、室内温度の変化に
かかわらず、だれでもが発酵過剰や発酵不足のない、良
好な出来具合の発酵調理を行なうことができる。
特に、温度制御用の温度センサ9を使って室内温度を
把握するようにしたので、室内温度センサを新たに設け
る必要がなく、コストの上昇を回避することができる。
しかも、温度センサ9を兼用するにあたっては、前回
のオーブン調理からの経過時間を十分に考慮するように
したので、残熱の影響を受けることなく、適正な時間設
定を行なうことができる。
なお、上記実施例では、予め定めてある基準実行時間
を検知温度に応じて補正するようにしたが、使用者が任
意に設定した実行時間を検知温度に応じて補正するよう
にしてもよい。
また、加熱室外にヒータがある熱風循環式の電子レン
ジについて説明したが、加熱室内にヒータを有するタイ
プの電子レンジにも同様に実施可能である。
さらに、電子レンジに限らず、パン作り専用の自動パ
ン焼器にも同様に実施可能である。
その他、この発明は上記実施例に限定されるものでは
なく、要旨を変えない範囲で種々変形実施可能である。
[発明の効果] 以上述べたようにこの発明によれば、加熱室内に設け
た温度センサと、調理時、前記温度センサの検知温度に
応じて前記ヒータの動作を制御する手段と、前回の調理
が終了してからの経過時間をカウントする手段と、発酵
調理時、前記カウント時間が設定値以上であれば前記温
度センサの検知温度に応じて調理の実行時間を設定する
手段と、発酵調理時、前記カウント時間が設定値以下で
あれば前回の発酵調理の時間設定で用いたのと同じ検知
温度に応じて調理の実行時間を設定する手段とを設けた
ので、室内温度の変化に影響を受けることなく、しかも
コストの上昇を招くことなく、常に良好な出来具合の発
酵調理を可能とする調理器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例における加熱室およびその
周辺部の構成を示す図、第2図は同実施例における制御
回路の構成を示す図、第3図および第4図はそれぞれ同
実施例の動作を説明するための図である。 3……加熱室、9……温度センサ、12……ヒータ、30…
…制御部、34……タイムベース回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヒータの発熱による調理機能を備えた調理
    器において、加熱室内に設けた温度センサと、調理時、
    前記温度センサの検知温度に応じて前記ヒータの動作を
    制御する手段と、前回の調理が終了してからの経過時間
    をカウントする手段と、発酵調理時、前記カウント時間
    が設定値以上であれば前記温度センサの検知温度に応じ
    て調理の実行時間を設定する手段と、発酵調理時、前記
    カウント時間が設定値以下であれば前回の発酵調理の時
    間設定で用いたのと同じ検知温度に応じて調理の実行時
    間を設定する手段とを具備したことを特徴とする調理
    器。
JP63000482A 1988-01-05 1988-01-05 調理器 Expired - Lifetime JP2525843B2 (ja)

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