JP2523954Y2 - 過電流保護システム - Google Patents

過電流保護システム

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JP2523954Y2
JP2523954Y2 JP40103690U JP40103690U JP2523954Y2 JP 2523954 Y2 JP2523954 Y2 JP 2523954Y2 JP 40103690 U JP40103690 U JP 40103690U JP 40103690 U JP40103690 U JP 40103690U JP 2523954 Y2 JP2523954 Y2 JP 2523954Y2
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孝 園部
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Yokogawa Electric Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はスイッチングレギュレー
タ方式の直流安定化電源部と、この電源部から電力が供
給されて動作するCPU部とで構成される情報処理装置
の過電流保護システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来例のスイッチングレギュレー
タ方式の直流安定化電源を有する情報処理装置の過電流
を防止する過電流保護システムである1はスイッチング
レギュレータを用いた直流安定化電源であり、11は本
情報処理装置の電源の出力電圧値の制御回路で、自身の
出力電圧をフィードバックしたものと目標の電圧である
参照電圧Vorとを比較した結果によりスイッチング制御
をする。12はトランスで、1次側にスイッチング電流
IS を流すことにより、2次側に2次電流IS ´を
発生する、13は整流回路で、2次電流IS´を整流し
直流電圧VA に変換する。14はコンパレータで、整
流回路13の直流電圧VA を過電流検出電圧Vref と
比較し、比較結果に応じHレベルまたはLレベルを出力
する。15はスイッチング手段で、制御回路11の出力
により出力電圧が一定に維持されるようにスイッチング
レギュレータのスイッチングを行う。2は直流安定化電
源1の出力が供給される情報処理装置である。この様な
過電流保護システムの動作を説明する。直流安定化電源
の負荷電流IL の変化に伴いトランス12の二次側に
ILの変化に比例して変化する二次電流IS ´が発生
する。整流手段13は前記IS ´を入力し、直流電圧
VA を出力する。この時ボリュームVR を設定する
ことにより、過電流検出電圧Vref が設定される。VA
とVref をコンパレータ14で比較しVA >Vref
のとき過電流保護機能が働く。この様に電源側から見た
基準で過電流検出手段が設定されており、システムの過
電流保護とならない場合がある。
【0003】このことのついて具体的に説明する。図7
は負荷電流IL に対する出力電圧の変化を示した図で
ある。過電流検出電流=30A(負荷電流IL が30
Aに到達すると電源をシャットダウンさせる)の基準で
過電流検出手段が設定されている電源において、負荷電
流IL =15Aを消費している場合に情報処理装置に
実装されているカード内のICが故障し、そのICの消
費電流が増加しても電源側にフィードバクされるのが遅
く情報処理装置の過電流保護機能としては働かない。す
なわち情報処理装置の過電流保護機能まで含めた過電流
検出電流を設定しなければならないが、情報処理装置の
状態ごと(オプションカードが挿入であるか否か等)の
ボリュームVR の設定が必要になる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案は上記の様な課
題を解決しようとしたものであり、負荷電流を情報処理
装置側のMPUで監視しかつ過電流検出電流の設定を、
情報処理装置側の状態で自動的に行うことが可能な過電
流保護システムを実現することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】スイッチングレギュレー
タを用いた直流安定化電源と、この直流安定化電源から
電力が供給されて動作するMPUを搭載したCPU部と
で構成される情報処理装置において、前記の電源部に前
記スイッチングレギュレータに流れる電流を検出する負
荷電流検出手段とこの負荷電流検出手段の出力信号をデ
ジタル信号に変換し前記CPU部のMPUに与えるA/
Dコンバータを設けMPUは複数個のデジタル信号の平
均データ値を算出し、個々のデジタル信号と前記平均デ
ータ値を比較し、個々のデジタル信号が2回以上の連続
して平均データ値より大きな値になるときは外部に警告
するかあるいは出力電圧をシャットダウンすることを特
徴とする過電流保護システムである。
【0006】
【作用】この様な本考案では、A/Dコンバータは、負
荷電流に対応した電圧信号をデジタル信号に変換する。
そのデジタル信号は情報処理装置のマイクロプロセッサ
(以下MPUと呼ぶ)に入力される。CPUカード内部
のMPUは、平均化処理を行いこの値をもとに入力され
た現在の負荷電流値とを比較し、過電流か否かの判断を
行う。
【0007】
【実施例】以下、図面を用いて本考案の過電流保護シス
テムの一実施例を説明する。図1は、本考案の過電流保
護システムの一実施例具体的構成図である。
【0008】図1において図6と同一のものは同一符号
をつける。16はA/Dコンバータで、負荷電流に対応
した電圧VA をデジタル信号Ds に変換し、CPU部
2内のMPU21に出力する。MPU21は複数個デジ
タル信号Ds を取り込み平均化処理を行いその平均値と
デジタル信号Ds とを比較することで過電流検出手段を
有する。
【0009】次にこのように構成した本提案の動作を詳
しく説明する。図2に本考案の構成の過電流検出手段の
動作のフローチャートを示し、図3に本考案の構成のデ
ータサンプリングのタイムチャートを示す。電源投入時
にデジタル信号Ds により負荷電流IL が、システム
の消費電流上限値以内であるか否かを判断する。前述し
たように負荷電流IL の変化はデジタル信号Ds の値
の変化に比例し1対1に対応するのでデジタル信号Ds
をMPUで読取り、負荷電流IL を知ることは可能で
ある。もし、消費電流上限値以上であれば異常とみなし
制御回路1aで直流安定化電源1を立ち下げるように制
御する。A/Dコンバータ16から出力されるデジタル
信号Ds のデータを周期的に監視し、複数個のデジタル
信号Ds 得る。例えば8個のデジタル信号D0 〜D7 を
平均したデータ値をIa とする。この平均データ値Ia
は常に最新の8個のデジタル信号D0 〜D7 からなるさ
らにデジタル信号Ds の値をその時の平均データ値Ia
と比較する。デジタル信号Ds が2回連続して平均デー
タ値Ia ×110%を越えた場合は情報処理装置のCR
Tもしくはブザーのようなもので人にわかるようにアラ
ームを出す。デジタル信号Ds が2回連続して平均デー
タ値Ia ×120%を越えた場合は出力電圧をシャット
ダウンするようにリセット信号を電源部1の制御回路1
1に出力する。図3はA/Dコンバータ16の入出力の
タイムチャートであり、(a)はアナログ入力、(b)
がデジタル出力を示したものである。以上の動作を繰り
返す。図4にデジタル信号Ds と負荷電流IL の例を
示す。図5に負荷電流ILと出力電圧の特性を示す。図
5に示すように負荷電流IL は使用電流を超えて増大
するのが抑制される。尚、MPUは必ずしもCPUカー
ドにある必要はなく電源部に在ってもよい。
【0010】
【考案の効果】以上詳細に説明したように、本考案によ
れば、今回入力される負荷電流値を最新の過去の負荷電
流値の平均値から算出される基準値と比較して過電流か
否か判断するようにしたものであるから、システムによ
る負荷電流の違いに関係なくそのシステムに最適な過電
流保護を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の具体的構成図である。
【図2】本考案の構成の過電流検出手段の動作手順を示
したフローチャートである。
【図3】本考案のA/Dコンバータの入出力のタイムチ
ャートである。
【図4】本考案ので扱う具体的データの例を示した図で
ある。
【図5】本考案のシステムにおける負荷電流と出力電圧
の関係を示した図である。
【図6】過電流保護システムの従来例の構成図である。
【図7】図6のシステムにおける負荷電流と出力電圧の
関係を示した図である。
【符号の説明】
1 直流安定化電源、11 制御回路、12 トランス
13 整流回路、14 コンパレータ、15 スイッチ
ング手段、16 A/Dコンバータ、2 CUPカー
ド、21 MPU。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチングレギュレータを用いた直流
    安定化電源と、この直流安定化電源から電力が供給され
    て動作するMPUを搭載したCPU部とで構成される情
    報処理装置において、前記の電源部に前記スイッチング
    レギュレータに流れる電流を検出する負荷電流検出手段
    とこの負荷電流検出手段の出力信号をデジタル信号に変
    換し前記CPU部のMPUに与えるA/Dコンバータを
    設けMPUは複数個のデジタル信号の平均データ値を算
    出し、個々のデジタル信号と前記平均データ値を比較
    し、個々のデジタル信号が2回以上の連続して平均デー
    タ値より大きな値になるときは外部に警告するかあるい
    は出力電圧をシャットダウンすることを特徴とする過電
    流保護システム。
JP40103690U 1990-12-19 1990-12-19 過電流保護システム Expired - Lifetime JP2523954Y2 (ja)

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JPH0490235U JPH0490235U (ja) 1992-08-06
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