JPH03255373A - 不足電圧検出回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は不足電圧検出回路、特に、定電圧電源装置の不
足型圧検８回路に関する。

〔従来の技術〕

従来、この種の不足電圧検出回路は定電圧電源装置の出
力電圧そのものと、基準電圧を比較回路にて比較照合し
、不足電圧検出を実施している。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来の不足電圧検出回路は、定電圧電源装置の
出力電圧値そのものを基準電圧と比較回路にて比較する
ようになっているので、不足電圧検出値に相当する基準
電圧値は定電圧電源装置の出力電圧過渡応答特性、ある
いは出力電圧リモートコントロールの電圧変動分を考慮
し、比較的検出余裕があるように設定されている。この
ため、以下のような欠点がある。

■　特に入力電圧モニタ回路がない場合、入力電圧があ
る範囲で低下し、その結果、出力電圧値がある範囲で低
下しても不足電圧検出しない。

■　過電流保護方式として、出力電圧垂下方式を有する
定電圧電源装置においては、出力電流がある範囲で定格
電流を越え、その結果、出力電圧がある範囲で低下して
も不足電圧を検出しない。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の不足電圧検出回路は、出力電圧を第一の基準電
圧と比較し、その誤差分を増幅して得られる制御信号に
レベルにより出力電圧の安定化制御する定電圧電源装置
の不足電圧検出回路において、出力電圧が低下した時の
信号レベルの電圧値を得る第二の基準電圧発生回路と、
制御信号レベルと第二の基準電圧発生回路の基準電圧を
比較することにより、出力電圧が低下した時に不足電圧
検出出力を発生する比較回路とを含んで構成される。

〔実施例〕

次に本発明について、図面を参照して説明する。

第１図は、本発明の一実施例の要部を示すブロック図で
ある。

入力端子１１を介して入力される非安定電圧は、駆動口
！１８２により駆動制御されるＤＣ−ＤＣコンバータ１
を介して所定の安定化直流出力電圧Ｖ○に変換される。

変換された安定化直流出力電圧Ｖｏは出力端チエ２を介
して出力されるとともに、一方の入力端子に第一の基準
電圧発生回路５から出力される第一の基準電圧ＶｒＩが
人力される誤差増幅器６の他方の入力端子に入力される
。

誤差増幅器６においては、出力電圧Ｖｏと第一の基準電
圧Ｖｒｌとの差がとられ、Ｖ、、−Ｖｏに対応する誤差
電圧を増幅した制御用信号レベルＥを、第一の比較回路
４および第二の比較回路８に出力する。

第一の比較回路４においては、鋸歯状波発生回路３から
送られてくる所定周期の鋸歯状波信号Ｓが制御用信号レ
ベルＥのレベルに対応してパルス幅が制御されるスイッ
チングパルスが出力されて駆動回路２を介してＤＣ−Ｄ
Ｃコンバータ１に入力され、出力電圧の安定化制御を行
なう。

一方、第二の比較回路８においては、第二の基準電圧発
生回路７から出力される第二の基準電圧Ｖｒ２と制御用
信号レベルＥと比較照合する。

ここで、第二の基準電圧Ｖ　ｒ　２は、出力電圧Ｖ○が
正常値の時の制御用信号レベルＥの電圧値と比較照合し
た時に第二の比較回路８から不足電圧検出信号を出力せ
ず、又、出力電圧Ｖｏが低下した時の制御用信号レベル
Ｅの電圧値と比較照合した時に、第二の比較回路８から
不足電圧検出信号を出力するように選択されている。

なお、本実施例では電源オフ時等に右いて、不足電圧検
出インヒビット回路９が設けられており、インヒビット
信号が入力端子１３を介し、不足電圧検出インヒビット
回路９に入力されている間は不足電圧検出インヒビット
回路９に不足電圧検出信号が入力されていても異常信号
を出力端子１４に出力しないように構成されている。

上記の構成において、入力電圧の低下あるいは過電流保
護として出力電圧垂下特性を有するスイッチングレギュ
レータにおいて、出力電流が定格値を越えた場合、あい
はその他の何んらかの障害により出力電圧Ｖｏが低下す
ると、誤差増幅器６において、出力電圧ＶＯと第一の基
準電圧Ｖｒ＋との差がとられ、Ｖｒｌ−Ｖｏに対応する
誤差電圧を増幅した制御用信号レベルＥを発生する。

誤差増幅器６の増幅度はスイッチングレギュレータの出
力安定度のため、必要かつ十分大きな値に設定されてい
る。従って、出力電圧Ｖｏのわずかな低下でも制御用信
号レベルＥの電圧値は第二の基準電圧Ｖｒ２により設定
されるスレッシホールド電圧を越え、第二の比較回路８
からは不足電圧検出信号が出力される。

なお、スイッチングレギュレータの制御系回路の構成は
、上記の説明は一つの例として引用したものであり、他
の制御系回路を用いる場合についても、本発明が適用さ
れる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、定電圧電源装置の出力電
圧と基準電圧との誤差電圧を誤差増幅器により増幅した
制御用信号レベルを監視して不足電圧検出することによ
り、過渡応答時、あるいは出力電圧を低下させる出力電
圧リモートコントロール信号入力時等は確実に不足電圧
検出せず、入力電圧の低下、あるいは過電流保護方式と
しての出力電圧垂下特性を有するスイッチングレギュレ
ータの過電流によるわずかな出力電圧の低下も、不足電
圧検出出来るという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例を示すブロック図である。 １・・・・・・ＤＣ−ＤＣコンバータ、２・・・・・・
駆動回路、３・・・・・・鋸歯状波発生回路、４・・・
・・・第一の比較回路、５・・・・・・第一の基準電圧
発生回路、６・・・・・・誤差増幅器、７・・・・・・
第二の基準電圧発生回路、訃・・・・・第二の比較回路
、９・・・・・・不足電圧検出インヒビット回路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 出力電圧を第一の基準電圧と比較し、その誤差分を増幅
   して得られる制御信号により出力電圧の安定化制御する
   定電圧電源装置の不足電圧検出回路において、前記出力
   電圧が低下し不足電圧検出値に達した時の前記制御信号
   の電圧値を検出するための第二の基準電圧発生回路と、
   前記前記信号と前記第二の基準電圧発生回路の基準電圧
   を比較することにより、前記出力電圧が低下した時に不
   足電圧検出出力を発生する比較回路とを含むことを特徴
   とする不足電圧検出回路。