JPS6213023Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6213023Y2
JPS6213023Y2 JP15885679U JP15885679U JPS6213023Y2 JP S6213023 Y2 JPS6213023 Y2 JP S6213023Y2 JP 15885679 U JP15885679 U JP 15885679U JP 15885679 U JP15885679 U JP 15885679U JP S6213023 Y2 JPS6213023 Y2 JP S6213023Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
power
primary input
circuit
power supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP15885679U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5678639U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP15885679U priority Critical patent/JPS6213023Y2/ja
Publication of JPS5678639U publication Critical patent/JPS5678639U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6213023Y2 publication Critical patent/JPS6213023Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電源装置における停電検出回路の改
良に関するものである。
電源装置は、例えば商用交流電力のような1次
入力電力を変換調整して、需用装置に適した電力
例えば直流定電圧電力を出力するようになつてい
る。このような電源装置においては、停電検出回
路が設けられ、1次入力電源が停電した場合に
は、速やかにそれを検出して、需用装置に報知
し、需用装置において適切な停電対策がとれるよ
うにしている。
電源装置が、例えば計算機制御システムにおい
てシステム・コンポーネントごとに設けられるも
のであるときは、システマテイツクな停電対策を
可能にするために、停電検出動作は各電源装置間
で所定の協調関係をもつて行なわれる必要があ
る。1次入力電力が商用交流電力である場合、停
電の有無の検出は、商用交流電圧を整流平滑して
得られる直流電圧、すなわち、平滑コンデンサの
両端電圧を監視し、それが規定値以上あるかどう
かによつて行なわれる。平滑コンデンサの電圧
は、停電発生とともに低下し、それが期定値を下
まわつたとき停電が検出されるが、平滑コンデン
サの電圧低下の時定数は、平滑コンデンサの静電
容量と負荷の値によつて定まるので、同じコンデ
ンサを用いても停電検出のタイミングは負荷によ
つて変わつてくる。したがつて、電源装置間の停
電検出の協調を保つためには、それぞれの負荷に
応じて停電検出用規定値を変えなければならな
い。
すなわち、第1図のように、停電時の電圧低下
の時定数が小さな電源装置aと時定数が大きな電
源装置bがある場合、両者が同じタイミングある
いは電源装置bが電源装置aより先に停電検出す
るようにするには、電源装置b用の規定値Vsbを
電源装置a用の規定値Vsaより大きい適宜の値に
しなければならない。
停電検出のタイミングは、また、停電直前の1
次平滑コンデンサの電圧の値によつて影響され
る。このコンデンサ電圧は、1次入力電圧によつ
て決まるが、1次入力電圧は変動するものである
から、停電直前のコンデンサ電圧の値も変動し、
このため停電検出のタイミングが変動し、電源装
置間の停電検出の順序関係が変わつてくる。すな
わち、例えば、第2図のように、共通の1次入力
電圧の変動により、電源装置a,bの1次平滑コ
ンデンサ電圧がVcからVc′に変化した状態で停電
したとすると、電源装置a,bは停電発生後それ
ぞれTa′,Tb′たつて停電検出するが、Ta′<
Tb′となるので停電検出の順序関係が逆になる。
このような負荷の相違や1次入力電圧の変動が
あるとき、それに無関係に複数の電源装置間の停
電検出の協調関係を一定保つためには、それら電
源装置間で状態信号の受け渡しを行なつて所望の
協調関係を維持する方法があるが、そのしくみは
複雑化しがちである。
本考案の目的は、電源装置間で信号の受け渡し
を要せず、負荷の相違や1次入力電圧の変動にか
かわらず複数の電源装置間の停電検出の協調を一
定に保つ停電検出回路を提供することにある。
本考案は、停電にともなつて動作するランプ電
圧発生回路とその電圧監視回路とを用いて停電発
生を所定の時間後に報知するようにし、かつ電圧
監視の基準値を1次入力電圧平滑用コンデンサの
停電直前の電圧と停電検出の順序関係とに基づい
て決めるようにしたものである。
以下、図面によつて本考案を説明する。第3図
は、本考案実施例の電気的構成図である。第3図
において、REGは電圧レギユレータであつて、
電源装置の主要部をなし、全波整流ブリツジBに
よつて整流されコンデンサC1によつて平滑され
て与えられる1次入力電圧を変換調整して、需用
装置に適した安定化電源電力例えば定電圧直流電
力を生じるものである。そのような電圧レギユレ
ータとしては種々のものが知られている。DET
は本考案による停電検出回路であつて、ランプ電
圧発生回路RMPと、基準値発生回路STDと、比
較器CMPとからなる。比較器CMPは、ランプ電
圧発生回路PMPの出力電圧V-と基準値発生回路
STDの出力電圧V+とを比較し、V->V+となつ
たときに停電報知信号を生じる。
ランプ電圧発生回路PMPは、定電流回路CCS
と、その電流が充電されるコンデンサC2と、こ
のコンデンサの充放電を制御するスイツチング・
トランジスタQと、その駆動回路をなすダイオー
ドD1,D2、抵抗R1,R2およびゼナーダイオード
ZD1からなる。スイツチング・トランジスタQが
オフのとき、コンデンサC2には定電流が充電さ
れるから、その電圧V-は直線的に増加するラン
プ電圧となる。スイツチング・トランジスタQ
は、ダイオードD1,D2、抵抗R1,R2およびゼナ
ーダイオードZD1からなる経路を通じて1次交流
電源側から与えられる信号によつて駆動されるの
で、1次交流電圧の振幅がゼナーダイオードZD1
のゼナー電圧以上あるときは、スイツチング・ト
ランジスタQは1次交流電圧の半周期ごとにオン
になつてコンデンサC2を短絡し、ランプ電圧V-
の振幅を小さな値にとどめる。1次交流電圧の振
幅が停電によりゼナーダイオードZD1のゼナー電
圧より低くなると、スイツチング・トランジスタ
Qはオフのままとなり、ランプ電圧V-の振幅が
増大する。
基準値発生回路STDは、1次入力電圧平滑用
コンデンサC1の両端電圧が与えられるゼナーダ
イオードZD2と抵抗R3,R4との直列回路と、抵抗
R4の電圧降下を取出すダイオードD3と、このダ
イオードD3の出力電圧を保持するコンデンサC3
と、その放電抵抗R5とからなる。抵抗R4の両端
には、1次入力電圧平滑用コンデンサC1両端電
圧VcとゼナーダイオードZD2のゼナー電圧Vzと
の差を分圧した電圧が得られる。この電圧はコン
デンサC3に保持されて、停電報知時点を決める
ための基準値V+を与える。この基準値V+は1次
入力電圧の変動にともなつて変化する。ただし、
コンデンサC3の充電時定数と放電時定数の差に
より、基準値V+は1次入力電圧の増加には速応
するが、減少に対してゆるやかに追従する。した
がつて1次入力電源が停電したときは、その直前
の1次入力電圧に対応した電圧が保持される。
このように構成された装置の動作は次のとおり
である。動作説明図を第4図に示す。1次交流電
源が停電しないうちは、スイツチング・トランジ
スタQのオン動作によつてランプ電圧発生回路
RMPの出力電圧V-は小さな値に抑えられている
ので常にV-<V+であり、停電は報知されない。
1次交流電源が停電すると、スイツチング・トラ
ンジスタQはオンにならなくなるので、ランプ電
圧V-が増加してやがて基準値V+を越える。この
とき比較器CMPによつて停電が検出され、報知
信号が発せられる。
ランプ電圧発生回路RMPの出力電圧V-は次の
ように表わされる。
-=i/Ct (1) ただし、iは定電流回路CCSの出力電流値で
ある。
また、基準電圧発生回路STDの出力電圧V+
次のように表わされる。
+=R/R+R(Vc−Vz) (2) したがつて、停電が発生してから比較器CMP
によりその報知信号が発せられるまでの時間T
は、V-=V+となるときのtの値であつて、 T=C/i・R/R+R(Vc−Vz) (3) となる。
(3)式より、報知時間Tは、ランプ電圧の変化率
の逆数C2/iと、抵抗R3,R4による電圧分圧比
と、コンデンサ電圧Vcとゼナー電圧Vzの差とに
比例する。ランプ電圧の変化率と抵抗R3,R4
分圧比は電源装置ごとに固定された値であるか
ら、報知時間Tはコンデンサ電圧Vcとゼナー電
圧Vzの差、すなわちコンデンサ電圧Vcのゼナー
電圧Vzからの変化量に比例する。この様子を第
5図に示す。そこで、比例定数すなわちランプ電
圧の変化率または(および)抵抗R3,R4の分圧
比を適切に選らぶことにより、報知時間Tを、負
荷が最も重い電源装置すなわちコンデンサC1
放電時定数が最も小さい電源装置のコンデンサ電
圧Vcが停電検出用規定値をよぎる時間に一致さ
せるか、あるいはそれと所定の前後関係をなすよ
うに定めれば、停電報知は、コンデンサ電圧Vc
および負荷の値のいかんにかかわらず常に所定の
順序関係を保つて行なわれる。この様子を第6図
に示す。3つ以上の電源装置の間においても同様
にして停電報知の協調関係を常に一定に保つこと
ができる。
このように、本考案は、停電にともなつて動作
するランプ電圧発生回路とその電圧監視回路とを
用いて停電発生を所定の時間後に報知するように
し、かつ電圧監視の基準値を1次入力電圧平滑用
コンデンサの停電直前の電圧と停電検出の順序関
係とに基づいて決めるようにした。このため、電
源装置間で信号の受け渡しを要せず、負荷の相違
や1次入力電圧の変動にかかわらず複数の電源装
置間の停電検出の協調を一定に保つ停電検出回路
が実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来装置の停電検出動作
の説明図、第3図は、本考案実施例の電気的構成
図、第4図、第5図、および第6図は、第3図の
装置の動作説明図である。 REG……レギユレータ、RMP……ランプ電圧
発生回路、STD……基準値発生回路、CMP……
比較器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンデンサによつて平滑されて与えられる1次
    入力電圧をレギユレータで変換調整して負荷に電
    力を供給する電源装置に組合わされる停電検出回
    路であつて、1次入力電源の停電にともなつて動
    作するランプ電圧発生回路とその電圧を監視する
    回路とを用いて1次入力電源の停電を所定の時間
    後に報知するようにし、かつ電圧監視の基準値
    を、1次入力電圧平滑用コンデンサの停電直前の
    電圧と、1次入力電源が共通な他の電源装置に対
    する本回路の停電検出の順序関係とに基づいて定
    めるようにした停電検出回路。
JP15885679U 1979-11-16 1979-11-16 Expired JPS6213023Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15885679U JPS6213023Y2 (ja) 1979-11-16 1979-11-16

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15885679U JPS6213023Y2 (ja) 1979-11-16 1979-11-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5678639U JPS5678639U (ja) 1981-06-26
JPS6213023Y2 true JPS6213023Y2 (ja) 1987-04-03

Family

ID=29670081

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15885679U Expired JPS6213023Y2 (ja) 1979-11-16 1979-11-16

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6213023Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5678639U (ja) 1981-06-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS588231B2 (ja) デンゲンソウチ
JPH09322433A (ja) Ups内蔵電源装置
JPS6213023Y2 (ja)
JPH04372525A (ja) スイッチング電源装置
JP2000308339A (ja) スイッチング電源装置
GB2147125A (en) Power supply
JPH05133986A (ja) 電源電圧監視回路
JPH0145223Y2 (ja)
JPS63157672A (ja) スイツチングレギユレ−タ
JP4180684B2 (ja) 電源装置
US11770009B2 (en) Power source apparatus and a system
JPH07177738A (ja) 過電圧検出回路
JPH0584148B2 (ja)
JP2010026446A (ja) 画像形成装置
KR0172862B1 (ko) 스위칭 전원장치의 펄스 폭 제어 회로
JPH0520973B2 (ja)
JPH08331862A (ja) 無停電電源装置
JPS5987371A (ja) 停電検出装置
JPH06217533A (ja) スイッチング電源装置の出力過電流検出装置
JPH09172772A (ja) 出力電圧垂下特性を有する電源装置
JP2587706Y2 (ja) Cpu制御回路及びこれを用いた熱線式検知器
JP2523954Y2 (ja) 過電流保護システム
JP2002199722A (ja) 電源装置および複写機
JP2734766B2 (ja) スイッチングレギュレータ
JPS6395853A (ja) 多出力スイツチングレギユレ−タ