JP2523112Y2 - スタンドの支持脚取り付け装置 - Google Patents

スタンドの支持脚取り付け装置

Info

Publication number
JP2523112Y2
JP2523112Y2 JP1987167733U JP16773387U JP2523112Y2 JP 2523112 Y2 JP2523112 Y2 JP 2523112Y2 JP 1987167733 U JP1987167733 U JP 1987167733U JP 16773387 U JP16773387 U JP 16773387U JP 2523112 Y2 JP2523112 Y2 JP 2523112Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support leg
base portion
hole
ball
stand
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987167733U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0172794U (ja
Inventor
浩吉 広瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toa Corp
Original Assignee
Toa Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toa Corp filed Critical Toa Corp
Priority to JP1987167733U priority Critical patent/JP2523112Y2/ja
Publication of JPH0172794U publication Critical patent/JPH0172794U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2523112Y2 publication Critical patent/JP2523112Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、スピーカやマイクロホンなどの機器を支
持するスタンドのベース部に支持脚を取り付ける構造に
関する。
(従来の技術) 従来、この種の構造として、第3図に示す様に、支柱
1の下端に台座2を固定し、この台座2の外壁面から内
部に向けて120度等間隔で放射状に穿孔して3本の差し
込み孔3を設け、この差し込み孔3に3本のゴム脚5付
き支持脚4の一端を差し込み、台座2の上側から3本の
止めネジ6を差し込み孔3まで貫通して締め込み、ネジ
6の先端を支持脚4の一端付近に形成された円周凹溝7
に嵌め合わせることにより、台座2に対し3本の支持脚
4を取り付け取り外し可能に連結する様にしたスタンド
があった。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、このスタンドを一箇所で固定使用するので
はなく、運搬ケースに収納して移動使用したりする場合
には、折り畳み、分解、組み立て等の作業が必要にな
る。この際、前記従来のスタンドに於いては、その都
度、3本の止めネジ6を締め込んだり緩め戻したりする
ことにより、支持脚4を固定したり離脱させたりする作
業をしなければならないため、操作に手間と時間が掛か
り作業効率が低い、という問題点があった。
また、止めネジ6の雄ネジ部とネジ結合するための雌
ネジ部を台座2に設ける必要があるが、この雌ネジ部を
設ける必要のために、台座2を薄くできないという問題
点があった。
この考案は、前記従来の問題点を解消する為に成され
たものである。そして、その目的とするところは、支持
脚の分解組み立て作業が、ネジ操作を必要とすることな
く、差し込み引き抜きのみのワンタッチ操作で簡単に行
うことができ、また、台座を全体的に薄くすることがで
きるスタンドの支持脚装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 前記目的を達成する為のこの考案の要旨は、支柱下端
のベース部の側面に差し込み孔が形成され、この差し込
み孔に少なくとも3本の支持脚が放射状に連結されたス
タンドに於いて、前記ベース部から前記差し込み孔にか
けて貫通し前記差し込み孔に面した開口端が若干小径に
形成された凹孔と、この凹孔にそれぞれ挿入されて進退
自在に保持された複数個のボールと、前記ベース部の上
面または下面に設けられ前記複数個のボールを差し込み
孔の方向に同時に押し付けている弾力性を有する共通の
押さえ板と、前記支持脚の差し込み部外周に設けられた
周回凹溝とをそなえ、この周回凹溝に前記ボールの一部
が嵌合することにより前記支持脚が前記ベース部に連結
されていることを特徴とするスタンドの支持脚取り付け
装置に存する。
(作用) この様に構成されており、スタンドを分解するとき
は、支持脚を引っ張ると、ボールが押さえ板をその弾力
性に逆らって押し上げる。これにより、ボールと支持脚
の周回凹孔との嵌合が解除される。更に引けば、支持脚
がベース部の差し込み孔から引き抜かれる。
次に、スタンドを組み立てる際は、支持脚を差し込み
孔に押し込むと、ボールが押さえ板の弾性力に抗して浮
き上がる。続けて押し込むと、支持脚の表面をボールが
転がり、周回凹溝の部分に来ると、沈み下がる。こうし
て、ベースの差し込み孔に支持脚が連結される。
この様に、支持脚を取り付けるときも取り外すとき
も、押し込み引き抜きの簡便な作業だけで済む。だか
ら、分解組み立ての操作性が向上し、迅速にそれ等の作
業が実施される。
また、凹孔に挿入されたボールを、ベース部の上面ま
たは下面に設けた押さえ板により押し付けるようにして
いるので、ベース部に設ける凹孔の深さはボールの直径
よりも小さい。このためベース部を薄くすることができ
る。
(実施例) 次にこの考案の一実施例を第1図乃至第2図に基づい
て説明する。
マイクロホンやスピーカなどの機器を上端部に支える
支柱10の下端にベース部11が固定され、ベース部11の側
面には3本の支持脚12が、等間隔放射状に連結されてい
る。
ベース部11の側面には、支持脚12の一端が差し込まれ
る大きさ形状の差し込み孔13が形成されている。そし
て、ベース部11の底面側から差し込み孔13にかけて貫通
している凹孔14が設けられている。この貫通凹孔14の差
し込み孔13に面した開口端は、その径が他の部分に比較
して若干狭められている。
貫通凹孔14には、これより僅かに小径の鋼球製或るい
はプラスチック製ボール15がそれぞれ挿入され、進退移
動自在に嵌め込まれている。
各々のボール15は、一枚の弾性を有する円板状押さえ
板16で、貫通凹孔14から離脱しない様に、又、貫通凹孔
14に一部が露出する様に貫通凹孔14の方に向けて弾性的
に押し付け保持されている。
貫通凹孔14に収容されたボール15を弾性的にホールド
している押さえ板16は、中央部のネジ孔17を通る止めネ
ジ18で、ベース部11のネジ受け孔19に取り付けられてい
る。
支持脚12の先端部には、ボール15の外径面にほぼ等し
い曲面を有する樋状の周回凹溝23が設けられている。そ
して、組み立て状態で、周回凹溝23にボール15が嵌合し
ている。
支持脚12の先端部は、差し込み易い様にする為、直径
が漸減するテーパ面20に形成されている。他方の先端部
には、設置面22から伝わる振動衝撃吸収用の弾性脚21が
結合されている。
この支持脚12をベース部11に対し取り付けたり取り外
したりする場合は、押し込んだり引き抜いたりするワン
タッチ操作で足りる。
周回凹孔23とボール15とが嵌合する様にしていること
により、支持脚12を引き抜くときは、最初に少し大きな
力が要るが、通常の使用状態で加わる弱い力では抜けた
りしない。押し込むときは、嵌合するときに機械的ショ
ックや音が発生し、確実に嵌め合わされたことの手応え
が得られる。
一枚の押さえ板16で、3個のボール15を共通に弾性保
持しているから、部品点数や作業工程が少なく簡単に構
成され得る。
このスタンドは、その分解組み立て作業に、ネジ締め
緩め作業を伴わない為、スピーディに実施され、収納
性、運搬性、移動使用性等に富み、使い勝手がよい。
ベース部11に設けられた凹孔14にはボール15が挿入さ
れるが、このボール15は、その一部が差し込み孔13に突
出している。支持脚12の周回凹溝23と嵌合する必要があ
るからである。また、ボール15の他の一部は凹孔14から
ベース部11の下面に突出している。押さえ板16と当接さ
れる必要があるからである。
このようにこのボール15は、差し込み孔13にもベース
部11の下面にも突出している必要があり、凹孔14の深さ
は、必然的にボール15の直径よりも小さくなる。
よって、ベース部11に凹孔14を設けるために確保すべ
きみ厚みは僅かとなるので、ベース部11は全体的に薄い
ものとなる。
なお、この実施例では、ベース部11、支持脚12、差し
込み孔13、貫通凹孔14として円柱状のものを記載してい
るが、角柱状のものでも良い。又、ベース部11の下面側
に押さえ板16を取り付けているが、上面側の支柱10との
間に中心孔のフランジ部を挾み込んでも構わない。
(考案の効果) 以上述べた通り、この考案によれば、スタンド支持脚
の取り付け取り外しを、押し込み引き抜きのワンタッチ
操作により、極めて迅速簡便に行なう事が出来、収納保
管運搬等に便利である。また、ベース部を全体として薄
くすることができる、という実用上顕著な効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を実施したスタンドの支持脚取り付け
装置の分解斜視図、第2図は同じく組み立て状態の部分
側面断面図、第3図は従来例の部分側面断面図である。 10……支柱、11……ベース部、12……支持脚、13……差
し込み孔、14……貫通凹孔、15……ボール、16……押さ
え板。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】支柱下端のベース部の側面に差し込み孔が
    形成され、この差し込み孔に少なくとも3本の支持脚が
    放射状に連結されたスタンドに於いて、前記ベース部か
    ら前記差し込み孔にかけて貫通し前記差し込み孔に面し
    た開口端が若干小径に形成された凹孔と、この凹孔にそ
    れぞれ挿入されて進退自在に保持された複数個のボール
    と、前記ベース部の上面または下面に設けられ前記複数
    個のボールを差し込み孔の方向に同時に押し付けている
    弾力性を有する共通の押さえ板と、前記支持脚の差し込
    み部外周に設けられた周回凹溝とをそなえ、この周回凹
    溝に前記ボールの一部が嵌合することにより前記支持脚
    が前記ベース部に連結されていることを特徴とするスタ
    ンドの支持脚取り付け装置。
JP1987167733U 1987-10-30 1987-10-30 スタンドの支持脚取り付け装置 Expired - Lifetime JP2523112Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987167733U JP2523112Y2 (ja) 1987-10-30 1987-10-30 スタンドの支持脚取り付け装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987167733U JP2523112Y2 (ja) 1987-10-30 1987-10-30 スタンドの支持脚取り付け装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0172794U JPH0172794U (ja) 1989-05-16
JP2523112Y2 true JP2523112Y2 (ja) 1997-01-22

Family

ID=31456294

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987167733U Expired - Lifetime JP2523112Y2 (ja) 1987-10-30 1987-10-30 スタンドの支持脚取り付け装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2523112Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0172794U (ja) 1989-05-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2916123B1 (ja) 作業機における分離結合構造
ES2007499A6 (es) Sujetadores de pared.
JP2523112Y2 (ja) スタンドの支持脚取り付け装置
JP2006142419A (ja) 取付補助ベースおよび位置決め部材、並びに、工作機械のパレット
JPH06719Y2 (ja) 機器のポイント支持装置
JPS6143349Y2 (ja)
JP2558607Y2 (ja) 止め輪を具えた軸と回転体の締結装置
US20220386001A1 (en) Mounting Device for Speaker and Speaker
US11491410B2 (en) Toy with interchangeable parts having selectively engageable fasteners
JPH024585Y2 (ja)
JP2002054825A (ja) 空気調和機の室外機
KR19990003782U (ko) 전선 권취용 드럼
JP3455888B2 (ja) ポール支持台
JP4661828B2 (ja) 表示装置
JPH10327489A (ja) スピーカ取付装置
KR200282018Y1 (ko) 핀 고정장치
JPH10270863A (ja) 電子機器用脚
JP3067388U (ja) 物置台
JP2009278522A (ja) マイクロホンの取付けユニット
JPS6056105B2 (ja) 発泡成形機におけるブラケット類の簡易脱着装置
JPS603389Y2 (ja) ボ−ルジヨイントの抜け止め装置
KR880001737Y1 (ko) 컴퓨터용 모니터의 화면 각도 조절장치
JPS638025Y2 (ja)
JPH0624512Y2 (ja) 床板支持装置
JPH1151015A (ja) ジョイント