JP2522366Y2 - 車載機器操作制御装置 - Google Patents

車載機器操作制御装置

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JP2522366Y2
JP2522366Y2 JP1990058929U JP5892990U JP2522366Y2 JP 2522366 Y2 JP2522366 Y2 JP 2522366Y2 JP 1990058929 U JP1990058929 U JP 1990058929U JP 5892990 U JP5892990 U JP 5892990U JP 2522366 Y2 JP2522366 Y2 JP 2522366Y2
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武 今井
雅之 新井
幸広 藤原
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、車両の停止状態の検出の有無に応じて車載
機器の操作入力の受付けの可否を制御する車載機器操作
制御装置に関する。
従来技術 従来、自車の現在位置を道路地図が写し出されている
画面上に表示させていく車両誘導装置などの車載機器に
あっては、その操作入力の受付けを停止時にのみ可能に
して、走行時には受け付けないようにし、停止時におけ
る一連の操作入力の途中で車両が走行してしまったとき
には、それまでの入力指令を無効とするような操作制御
が行われている。
しかし、このような従来の車載機器の操作制御では、
車両の停止に際して車載機器の一連の操作入力を完了す
る前に車両が走行状態になってしまったときには、その
後における車両の停止時にあらためて最初からその操作
入力をやり直さなければならないという煩わしさがある
ものとなっている。
目的 本考案は以上の点を考慮してなされたもので、車載機
器における操作入力の受付けを車両が停止状態にあると
きのみ可能にして、それ以外では操作入力を受け付けな
いようにする際、操作入力中に車両が停止状態から脱し
てしまった場合に、そのときの入力操作を継続して行わ
せることができるようにして、車載機器の操作性を上げ
るようにした車載機器操作制御装置を提供するものであ
る。
構成 以下、添付図面を参照して本考案の一実施例について
詳述する。
第1図は車両誘導装置の一構成例を示すもので、車両
の走行速度を検出する速度センサ1と、車両の進行方向
を検出する方向センサ2と、速度センサ1によって検出
された走行速度を時間積分することによって車両の走行
距離を計測して、方向センサ2によって検出された車両
の進行方向とから、車両の単位走行距離ごとにおけるX-
Y座標上の現在位置を逐次演算によって求めるととも
に、本装置全体を集中的に制御する、例えばマイクロコ
ンピュータからなる演算制御部3と、その演算制御部3
によって求められた車両の走行にしたがって刻々変化す
るX-Y座標上の現在位置のデータを順次格納し、車両の
有限の連続位置情報としてそれを記憶保持する走行軌跡
記憶部4と、予め複数の道路地図の情報が格納されてい
る地図情報記憶媒体5と、その記憶媒体5から道路地図
の情報を選択的に読み出す記憶媒体再生部6と、その読
み出された地図情報にもとづいて所定の道路地図を画面
に写し出すとともに、その画面に写し出された道路地図
上に、車両の現在位置を、必要に応じて走行軌跡および
現在位置における車両の進行方向などとともに、車両の
走行にしたがって表示する表示部7と、演算制御部3へ
動作指令を与えるとともに、表示部7に表示させる地図
の選択指定およびその表示された地図上における車両の
出発点や目的地などの設定を行わせ、また走行軌跡など
の表示指令を選択的に与え、表示される地図および走行
軌跡の方向変換,その表示位置のシフト,地図および走
行軌跡の部分拡大表示,表示縮尺率の選択などの表示形
態の設定変更などを適宜行わせることのできる操作部8
とによって構成されている。
このように構成されたものでは、地図情報記憶媒体5
から読み出された地図が表示部7の画面に映し出される
とともに、その地図上において設定された出発点からの
車両の走行にしたがって演算制御部3により予め設定さ
れた地図の縮尺率に応じてX-Y座標上における現在位置
が刻々と演算によって求められ、その演算結果が走行軌
跡記憶部4に逐次送られてその記憶内容が更新されてい
くとともに、その記憶内容が常時読み出されて表示部7
に送られる。
それにより、表示部7には、例えば、第2図に示すよ
うに、その画面に表示された地図上に車両の現在位置を
示す表示マークM1,その現在位置における車両の進行方
向を示す表示マークM2および出発点STから現在位置に至
るまでの走行軌跡の表示マークM3が車両の走行状態に追
従して模擬的に表示される。
本考案では、このような車両誘導装置にあって、演算
制御部3において、速度センサ1により検出された車両
の走行速度が零であることによって、車両が停止状態に
あることを検出する手段と、車両の停止状態が検出され
ているときにのみ操作部8からの操作入力を受け付ける
手段と、車両が停止状態にあることが検出されている際
の操作部8の入力操作中に車両が停止状態から脱して走
行状態になったとき、そのときの入力操作が完了するま
でその操作入力の受付けを継続して行わせる手段とをと
るようにしている。
その際、演算制御部3において、原則として、車両が
走行状態にあるときに操作部8からの全ての操作入力を
受け付けないようにするほか、例えば、地図上における
目的地の設定変更や表示されている地図の拡大などの画
面操作に関する操作入力に限って車両が走行状態にある
ときに操作部8からの操作入力を選択的に受け付けない
ようにしてもよい。
いま、例えば、目的地の設定変更を行わせる場合、目
的地のキャンセルキーを押したうえで、上下,左右のス
クロールキーを操作して画面に表示されている地図をス
クロールさせて新たな目的地を探し出し、その探し出さ
れた目的地をカーソル指定によて位置決めして、目的地
設定キーを押すという操作部8における一連の入力操作
によってそれが完遂される。
本考案では、このような目的地の設定変更が行われる
際、車両の停止時に目的地のキャンセルキーが押される
と、演算制御部3において、所定の一連の入力操作によ
って目的地の設定変更が行われるものと判断され、その
ときの一連の入力操作の途中で車両が走行状態になって
も、例外的に、最終的に目的地設定キーが押されてまで
のあいだにおける各操作入力を有効として、その受付け
が継続して行われるようにしている。
したがって、本考案によれば、車両の停止時における
一連の入力操作の途中で車両が走行してしまっても、そ
れまでの操作入力が無効とされて、その後における車両
の停止時に再度その入力操作を始めから行うような煩わ
しさがなくなり、操作性良く、かつ迅速に所定の入力操
作を完遂することができるようになる。
また、本考案では、一連の入力操作を行っている途中
で車両が走行状態になったとき、そのときの一連の入力
操作が完了するまでのあいだ各操作入力を無制限に受け
付けるのではなく、予め設定された所定の回数、例えば
1回だけに限って操作入力の受付けを継続的に行わせる
ようにして、車両の走行状態での入力操作が多くの回数
にわたって行われることがないようにしている。
例えば、目的地の設定変更が行われる際に、カーソル
指定による目的地の位置決めをした段階における入力操
作の途中で車両が走行してしまった場合、最後の目的地
の設定キーが押されたときの入力操作だけが有効とされ
る。
第3図に、そのときの演算制御部3における制御フロ
ーを示している。
さらに、本考案では、所定の入力操作を行っている途
中で車両が走行状態になったとき、その入力操作が完了
するまでのあいだ時間的に無制限に操作入力を受け付け
るのではなく、演算制御部3の内部に設けられたタイマ
によって予め設定された時間に限ってそのときの操作入
力の受付けを継続的に行わせて、車両の走行状態での入
力操作が長時間にわたって行われるようなことがないよ
うにしている。
このようなタイマ設定時間によって操作入力の受付け
を制限する手段をとる場合には、一連の入力操作がもう
少しで完了するような場合に限ってその継続した操作入
力の受付けが有効となる。そして、一連の入力操作の初
期時に車両が走行状態になって、その入力操作が完了す
るまでにいくつかの操作入力を必要として時間を要する
ような場合、例えば目的地の設定変更に際して目的地の
キャンセルキーを押しただけで車両が走行状態になった
場合には、残りの操作入力の受付けがタイマ設定時間内
には完了せず、そのときの入力操作が無効とされる。
効果 以上、本考案は、車載機器を操作するための操作信号
を入力する入力手段と、車両が停止状態にあることを検
出する車両停止状態検出手段と、車両が停止状態にある
ことが検出されているときに前記操作入力を有効とする
操作有効手段と、車両が走行状態にあるときに前記操作
入力を無効とする操作無効手段とからなる車載機器操作
制御装置において、車両が停止状態から走行状態になっ
たときに、前記操作入力を所定期間有効とする操作継続
手段を設ける車両が停止状態から逸脱しているときの車
載機器の入力操作を制限しながら、その操作性を向上さ
せることができるという優れた利点を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施するための車両誘導装置の一構成
例を示すブロック図、第2図はその車両誘導装置におけ
る表示画面の一例を示す図、第3図は本考案における制
御フローの一例を示す図である。 1……速度センサ、2……方向センサ、3……演算制御
部、4……走行軌跡記憶部、5……地図情報記憶媒体、
6……記憶媒体再生部、7……表示部、8……操作部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車載機器を操作するための操作信号を入力
    する入力手段と、車両が停止状態にあることを検出する
    車両停止状態検出手段と、車両が停止状態にあることが
    検出されているときに前記操作入力を有効とする操作有
    効手段と、車両が走行状態にあるときに前記操作入力を
    無効とする操作無効手段とからなる車載機器操作制御装
    置において、車両が停止状態から走行状態になったとき
    に、前記操作入力を所定期間有効とする操作継続手段を
    設けたことを特徴とする車載機器操作制御装置。
JP1990058929U 1990-06-04 1990-06-04 車載機器操作制御装置 Expired - Lifetime JP2522366Y2 (ja)

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JPH0420199U JPH0420199U (ja) 1992-02-20
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