JP2522238B2 - ロツカア−ムおよびその製造方法 - Google Patents

ロツカア−ムおよびその製造方法

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    • F01L1/00Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は内燃機関の動弁系を構成するロツカアームの
製造方法に関するものである。
内燃機関の吸排気弁は使用により摩耗するため,各摺
擦面の修正や交換,あるいは隙間調整を定期的に行なう
必要がある。このうちバルブシートとバルブエースとの
間の摩耗が生じるとその摩耗分だけロツカアーム側にバ
ルブ軸上端面がバルブスプリングにより押し上げられ,
結果として,ロツカアームにより常時バルブが押し下げ
られる状態を生じ,シリンダの気密性を低下させてしま
う。更に,バルブ軸上端面とロツカアームの接触面との
間で摩耗が生じると両者間の隙間が増大し,騒音発生,
出力低下等の原因となる。そこでこのようなロツカアー
ムとバルブとの間の当接状態を,油圧を利用したゼロラ
ツシユアジヤスタにより常に適正状態に調整している。
従来のロツカアームの構成は,第1図に示す通りであ
り,ロツカアーム1はロツカアームシヤフト300に嵌装
さいれていてカム軸500の回転に応じて揺動し,ゼロラ
ツシユアジヤスタ3を介して吸(排)気バルブ400の軸
端を上下動させる。ゼロラツシユアジヤスタ3はロツカ
アームに形成されたシリンダ部に装着されているが,該
シリンダ部が剛性不足により早期に変形してしまうので
円筒型の鉄製或いは銅製のライナー2を設けている。こ
れは,エンジン回転数の増加を目的として慣性力の低減
を図るため軽合金材からなるロツカアームが多用されて
いる現今の状況下において多く採用されている。
すなわち,ライナーが必要なのは,エンジン停止時
等のリークダウン時においては,ゼロラツシユアジヤス
タ3のボデー130が弁隙間自動調整範囲である0〜2mmと
いう微小な範囲でしか摺動しないため流体潤滑が行なわ
れ難いこと,弁作動時においてロツカアーム1の揺動
に伴なつてボデー130の先端である突出部131とバルブ40
0の軸端との接点が移動することによりボデー130が断続
的に側圧を受け,シリンダとの嵌合部の隙間の範囲で傾
き運動することにより金属接触がおきやすいこと等か
ら,係合金同士が接触する構成とした場合には損傷(ス
カツフイング,ステツキング)を受けやすいからであ
る。
ライナーを使用する場合のゼロラツシユアジヤスタ装
着用シリンダ部の加工手順は,ライナー圧入後,内径部
を仕上加工する順となるが,鉄或いは銅からなるライナ
ー部と軽合金のシリンダ底部とで材質が異なるため切削
等の加工条件も変えねばならず,繁雑で工数を要するば
かりでなく,ライナーの重さだけ重量的にも重くなるた
め改善が要請されている。
本発明は上記従来技術の問題に着目してなされたもの
で,ライナーを使用しなくても損傷や摩耗に耐え得るロ
ツカアームの安価な製造方法を提供するものである。
以下,本発明を,一実施例に基づいて説明する。
第2,3図において,ロツカアーム1はアーム部1001と
同アーム部1001に鋳ぐるまれ,カム軸500に設けられた
リフト面501及びクリアランス面502に摺接する焼結合金
製チツプ1003とからなつている。また,ゼロラツシユア
ジヤスタ3にライナーを使用しないのでシリンダ部1000
の径は従来より若干小さく形成されている。
第3図においてA部としてハツチングで示すごとく,
チツプ1003及びその周りをマスキングし,ロツカアーム
1001の他の部分は固形潤滑剤の含浸によるアルマイト処
理工程が施される。上記マスキングは,プラスチツクま
たはパラフイン等のろう材の溶液中に上記A部を浸し,
その後取り出して空気中で冷却固化することにより行な
われ簡単にプラスチツクまたはろう材の被膜が形成され
る。
第3図において,特にアルマイト処理を必要とする部
分は次の3部分に分けることができる。
第1に,ゼロラツシユアジヤスタのボデー130が摺動
するシリンダ部1000の壁面部1000aであり,第2に,ス
ペーサ110(後述)が摺接して弁よりの作用力を受ける
シリンダ頂部1000bであり,第3に,ロツカアームシヤ
フト300(後述)が嵌装摺接される軸穴1002の内周面部1
002aである。
これら,壁面部1000a,シリンダ頂部1000b,内周面部10
02a等は表面から一定の深さ例えば10〜40μmのアルマ
イト処理層として形成される。
上記実施例方法を以下詳述する。
まず,ADC12(JIS)アルミ合金によりアーム部1001を
ダイキヤストする。このとき,鉄系焼結合金製のチツプ
1003を金型内にあらかじめセツトしておき,アーム部10
01によりチツプ1003およびその近傍のアーム部1001を鋳
ぐるむ。
次に,このダイキヤストにより製造されたアーム部10
01のチツプ1003およびその付傍のアーム部1001だけを熱
可塑性樹脂(パラフインとポリエチレンとからなる樹脂
(融点130℃))の加熱溶融液(150〜160℃)に約2秒
間浸漬し,放冷することにより熱可塑性樹脂の2〜3mm
厚の薄膜(コーテイング)をチツプ1003上に形成する。
つづいて,特公昭56−4155号公報に記載された技術と
同様に硫酸水溶液,シユウ酸水溶液からなる混合酸浴中
において,アーム部1001を直流電解処理し,アーム部10
01の表面に多孔質の陽極酸化皮膜を形成し,次にこれを
水洗した。さらに,アーム部1001の硝酸水溶液に浸漬
し,アーム部1001の表面を活性化処理し,水洗する。次
に,15〜20℃のチオモリブデン酸アンモニウム水溶液中
で,アーム部1001を陽極とし,炭素棒を陰極として直流
電力により電解し,その後水洗した。
つづいて,アーム部1001を40℃の温水に浸漬すると,
熱可塑性樹脂の薄膜が軟化し,この薄膜をチツプ1003お
よびその近傍のアーム部1001から作業員が剥離させる。
これにより,アーム部1001の陽極酸化皮膜の微少多孔
にモリブデンの硫化物が生成充填される。次に,あらか
じめ組み立てられたゼロラツシユアジヤスタユニツト10
04をシリンダ部1000に挿入し,ロツカアーム1が完成さ
れる。
そして,アーム部1001の表面(チツプ1003を除く)に
はモリブデンの硫化物がアルマイト皮膜の微少孔に含浸
されているため,単にアルマイト処理だけをしたものに
比べて摩擦係数が1/2〜1/3に低下し,また表面硬度が約
Hv400にも達することから耐摩耗性にも優れるため,ゼ
ロラツシユアジヤスタユニツト1004は挿入されたシリン
ダ部1000内を円滑に摺動し,スカツフフイング,ステツ
キング等の損傷を生ずることがなく,特にエンジン係
止,始動時の作動が滑らかになる。
また,アーム部1001のロツカアームシヤフト300との
摺動面1002aもシリンダ部1000と同様にアルマイト処理
されモリブデンの硫化物が生成されているので,ロツカ
アーム1のシヤフト300に対する回転が滑らかで,メカ
ニカルロスが少なく,耐久性も向上する。
さらに,チツプ1003及びその近傍を熱可塑性樹脂によ
りコーテイングした後電解液中にてアルマイト処理及び
モリブデンの硫化物の生成を行なうため,電解液中での
処理時にチツプ1003が電解液中に溶け出すのが防止で
き,また上記コーテイングは液状の熱可塑性樹脂にチツ
プ1003及びその近傍を浸漬するだけでよく,またコーテ
イング層(薄膜)の剥離は約40℃の湯に浸してコーテイ
ング層が軟化したときに作業員がこれを手で,または簡
単な工具を用いて極めて容易に行なうことができるので
作業性が良い。
摩耗性も向上し,硬度も高いのでライナーを使用しな
くてもアーム部が早期に損傷することがない。
さらに,ライナーを使用しないので,動弁系の重量が
軽減され,これに伴なつてバウンシングが生じ得る回転
数レベルが高くなるので通常運転時にバウンシングが生
ずることもなく,又,エンジン自体の軽量化も図れる。
なお,上記実施例ではチツプ1003を鉄系焼結合金によ
り形成したため,アルマイト処理する前に熱可塑性樹脂
によりコーテイングしたが,チツプ1003をセラミツクに
て形成した場合にはコーテイングが不要である。
以下,参考的に,ゼロラツシユアジヤスタ及びこれを
装着したロツカアームの構成,作用について第2図を参
照しながら説明する。
第2図において,ロツカアーム1はロツカアームシヤ
フト300に枢着され,図示しない吸気ポートを開閉する
吸気バルブ400を作動させる。即ち,このロツカアーム
1はカム軸500と吸(排)気バルブ400との間にロツカア
ームシヤフト300を支軸として配したシーソ形に作られ
ている。
アーム部1001はバルブ対向端1a側に穿設されたシリン
ダ部1000にゼロラツシユアジヤスタユニツト1004を嵌合
して形成したゼロラツシユアジヤスタ3を具備してい
る。このゼロラツシユアジヤスタユニツト1004は,スペ
ーサ110,ボデー130,プランジヤ180等により一体的に構
成されている。また,アーム部1001はカム軸対向端100b
側に曲面状のカム接触面700を形成し,カム軸500の駆動
部にカムのリフト面501より押圧力を受けて矢印方向B
に揺動運動する。
シリンダ頂部1000bはシリンダ中心線l上に曲率中心
を位置させた球面に形成され,このシリンダ頂部1000b
にはこれとほぼ同一状,即ち,シリンダ中心線l上に曲
率中心Qを位置させたシリンダ底対向曲面(以後単にス
ペーサ球面と記す)100の形成されたスペーサ110が摺接
する。このスペーサ110はスペーサ球面100と反対の側に
圧接部対向面120を有し,中央部には貫通穴111が形成さ
れる。このためスペーサ110はシリンダ頂部1000bに対し
上記曲率中心Qを中心として回動自在に摺接する。シリ
ンタ部1000の壁面部1000aには円筒状のリフタ本体とし
てのボデー130が摺接可能に嵌合しており,このボデー1
30の先端である突出部131は開口800より突出してバルブ
軸上端面140に当接する。ボデー130のシリンダ頂部1000
b側は同シリンダ側部より離れて位置しており,両者間
にはシリンダ頂部隙間150が形成される。このシリンダ
頂部隙間150は油通路160に連通しており,中空のロツカ
アームシヤフト300の中央油穴170より所定圧を有する油
がこの油通路160を介してゼロラツシユアジヤスタ3に
供給される。なお,シリンダ頂部1000bの中央部と油通
路160とは連通しており,これにより,シリンタ頂部100
0bとスペーサ球面100との滑動をより抵抗なく行なわせ
るよう構成される。ボデー130内には円筒状のプランジ
ヤ180が摺動可能に嵌合される。このプランジヤ180は内
部に中空室181を配置し,その先端はスペーサの圧接部
対向面120に滑動可能に当接し,ボデーの突出部131との
対向部(以後単に頭部と記す)183のみが肉厚に形成さ
れる。この頭部183とボデーの突出部131とは互いに対向
面を凹設し,両者により油圧室190を形成している。こ
の油圧室190はプランジヤ内の中空室181に油穴184を介
し連通可能であり,この油穴184を油圧室190内に装着さ
れるチエツク弁で開閉するよう構成される。チエツク弁
油穴184の直径より大きな球201とこの球201を油穴184側
に弾性的に押圧するチエツク弁用の伸縮性のばね202
と,このばね202をプランジヤの頭部183側に押圧するよ
う支持する支持枠203とで構成される。更に,油圧室190
にはボデーの突出部131とプランジヤの頭部183とを引き
離すよう,即ち突出部131をバルブ軸上端面140側に向け
押圧する伸縮性のばね(以後単に調整ばねと記す)210
が装着される。なお,この調整ばね210により,支持枠2
03はその係止端を頭部183に圧接支持されてもいる。
次に,ゼロラツシユアジヤスタ3の作動を説明する。
まず,油圧供給源としてのロツカアームシヤフト内の中
央油穴170より油通路160を通してシリンダ頂部隙間150
に油圧が加わり,この油圧はスペーサの貫通穴111を通
して中空室181に伝わる。中空室181の油圧は油穴184を
通して球201に加わる。このため球201はばね202の弾性
力より大きな力を油圧として受けた場合にのみ油圧室19
0側に移動し,中空室181側の油を油圧室190に供給す
る。そして,球201は油圧室190の油圧が中空室181側の
油圧に近づくてばね202の弾性力で油穴184を閉じ,油圧
室190側が高圧に変つても油圧室190内の油が油穴184よ
り排出することを防ぐ。このためエンジン駆動時に油圧
通路160側より油圧室190に所定圧の油の供給があると,
プランジヤ180はその上端部をスペーサ110に押圧当接
し,ボデーは突出部131をバルブ軸上端面140に当接す
る。この場合,ロツカアーム1のカム接触面700がカム
のリフト面501より外れてクリアランス面502側に対向し
ている時限において,プランジヤ180とボデー130とはス
ペーサの圧接部対向面120とバルブ軸上端面140間の全て
の隙間を埋めるよう,油圧と調整ばね210の弾性力によ
りシリンダ中心線l方向に拡張作動する。
一方,ロツカアームのカム接触面700がカムのリフト
面501により押圧力を受ける時限においては,調整ばね2
10により,スペーサの圧接部対向面120とバルブ軸上端
面140間に最大限拡張したプランジヤ180とボデー130と
はシリンダ中心線lの方向に圧縮力を受けても油圧室19
0の油圧により両者が短縮する方向に作動することはな
い。
この場合,ロツカアーム1が時計回りの方向に回動す
ると,ボデーの突出部131はバルブ軸上端面140より突出
部131の曲率中心P方向への反力としての押圧力を受け
る。これと同時に,突出部131はその球面状の表面がロ
ツカアーム1001の時計回りの方向への作動に伴つてバル
ブ軸上端面140との接点を移動させることによる相対的
な摩擦力をも受ける。このためボデー130にはこれらの
合力としての偏加重が加わり,これによる側圧力や,曲
率中心P回りの回転モーメントが加わる。このためボデ
ー130は壁面部1000aとの隙間Cbにより傾むくよう作動す
る。即ち,ボデー130とプランジヤ180との隙間Caは機能
上隙間Cbに比べて小さく設定されており,ボデー130と
一体となつてプランジヤ180も傾く。この場合,スペー
サ110の球面はその曲率中心Qを中心としてシリンダ頂
部1000bを滑り作動する。これにより,ボデー130側の押
圧力をシリンダ頂部1000b側にほぼ均等に伝えることが
できる。更に,上記側圧力を受けたボデー130はプラン
ジヤ180と共に,スペーサの圧接部対向面120上を滑り,
ライナー2の内壁に当接し,この側圧力を均等に伝える
こともできる。特に,スペーサ110が多少曲率中心Qま
わりに傾くとプランジヤ180の上端はスペーサの圧接部
対向面120上を滑りやすくなる利点がある。しかも,ス
ペーサ球面100の曲率中心Qが突出部131の曲率中心Pと
わずかにずれて近似した位置にあるため,スペーサ110
が回転モーメントを受けた際,ボデー130,プランジヤ18
0と共にほぼ一体で回動しやすく,スペーサ110のシリン
ダ頂部1000bに対する滑動もスムーズとなる。
ロツカアーム1001が反時計回りの回動をする場合にお
いても上記説明に準じ,ボデー130は前記と逆の方向へ
傾き,同じく逆方向へスペーサ110は滑動して同様の作
用をする。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のロツカアームをゼロラツシユアジヤスタ
装着状態で示した正面図,第2図は本発明により製造さ
れたロツカアームの作動説明図,及び第3図は本発明の
一実施例を示すロツカアームの正面図である。 1000a……壁面部,1000b……シリンダ頂部, 1002a……内周面部,1003……チツプ, 1004……ゼロラツシユアジヤスタユニツト

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鉄系焼結合金製のチツプをアルミ合金製の
    アーム部に一体的に鋳ぐるみ、上記チツプ外周面に薄膜
    を形成し、アーム部に多孔質の陽極酸化被膜を形成し、
    次にチオモリブデン酸アンモニウム液中にて電解処理し
    て、上記多孔中にモリブデンの硫化物を生成させ、つづ
    いて上記薄膜を除去することを特徴とするロツカアーム
    の製造方法
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項において、チツプを
    溶融した熱可塑性樹脂中に浸漬して放冷し外周に薄膜を
    形成することを特徴とするロツカアームの製造方法
  3. 【請求項3】特許請求の範囲の第2項において、熱可塑
    性樹脂をパラフインとポリエチレンとから形成し、薄膜
    を加温することにより軟化させて剥離させることを特徴
    とするロツカアームの製造方法
  4. 【請求項4】多孔中にモリブデンの硫化物が生成された
    多孔質の陽極酸化皮膜が形成されたアルミニウム合金製
    のアーム部、同アーム部に鋳ぐるまれ駆動用カムに摺接
    するチツプを有することを特徴とするロツカアーム
  5. 【請求項5】特許請求の範囲の第4項において、アーム
    部に形成されたシリンダ部にエンジンの吸排気バルブの
    上端面との隙間をなくすラツシユアジヤスタユニツトを
    挿入したことを特徴とするロツカアーム
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