JP2521741B2 - 折曲げ機 - Google Patents

折曲げ機

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JP2521741B2 JP62035914A JP3591487A JP2521741B2 JP 2521741 B2 JP2521741 B2 JP 2521741B2 JP 62035914 A JP62035914 A JP 62035914A JP 3591487 A JP3591487 A JP 3591487A JP 2521741 B2 JP2521741 B2 JP 2521741B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は折曲げ機における分割金型装置に係り、更に
詳細には、複数の分割金型からなる一群の分割金型全体
の幅から所望の幅に変更し折曲げ中心へ自動的にセンタ
リングすることを可能にした折曲げ機に関する。
(従来の技術) 従来、例えば長方形などの板材における四辺の各端縁
を直角に折曲げてコ字形状などにしたパネルは、キャビ
ネット,ショーケース,自動販売機およびコンピュータ
ユニットなどに使用されている。
このようなパネルを製作するには、例えばプレスブレ
ーキ,フォルディングマシンなどの折曲げ機を用いて行
なわれている。すなわち、予め例えば長方形に切断した
ワークの両方の短辺側縁部をそれぞれ直角に折曲げた
後、そのワークを平面内に90度回動し短辺曲げの内側に
上型の幅を合せて一方の長辺縁部を直角に折曲げ、さら
に180度回動して他方の長辺縁部を直角に折曲げてパネ
ル製品を得ている。
上記の加工において、長辺側を例えばフォルディング
マシンで折曲げる際には、すでに折曲げた短辺側の折曲
げによる立上りがあるため、上型は長辺の長さからワー
クの厚さ2枚分だけ減じた長さのものとする必要があ
る。そのため、分割金型の幅の異なる分割金型を準備
し、ワークの幅が変わるたびことに分割金型の上型を交
換しなければならない。
その分割金型の交換に手間を要し、しかも作業者が手
作業で行なっていたため、折曲げ機の自動化の1つであ
るNC制御が行なわれずにいるのである。
ところで、上記の観点から分割金型を自動的に交換す
る自動交換装置が強く要望されている。
この要望に応える折曲げ機用分割金型装置としては、
例えば実開昭59−44616号公報が知られている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、前述した従来技術では1個の分割金型
の幅で割切れない値を調整する目的のために準備された
一群の分割金型の中から所望幅の分割金型を抜き出す場
合に、分割金型の一端を基準として所定数量の分割金型
をスプライン軸で拾い反転させるようにしている。した
がって、ある基準面例えぱフォルディングマシンの折曲
げ中心にして分割金型を左右対称に振り分けることがで
きないのである。そのため、分割金型の中心が常に一定
せず分割金型の選択数量によって移動するから、その都
度、ワーク中心すなわち折曲げ機の折曲げ中心と分割金
型の中心との位置合せをする必要があり不便であると共
に面倒である。
本発明の目的は、上記問題点を改善するため、複数の
分割金型からなる一群の分割金型の幅中心と折曲げ中心
とを容易にかつ自動的に、低コストでセンタリングでき
る折曲げ機を提供することにある。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 前述のごとき従来の問題点を解決するため、本発明に
おいては、フレーム7,9に左右方向へ伸びたボトムダイ1
7を設け、このボトムダイ17の上方位置にラム19を上下
方向へ移動可能に設け、このラム19の下側にボトムダイ
17と協働してワークを押圧固定するトップダイ33を設
け、ボトムダイ17とトップダイ33により押圧固定された
ワークの縁部を曲げるため、ボトムダイ17の後方にベン
ドビーム41を上下方向へ移動可能に設け、上記トップダ
イ33を左右方向へ分割した複数の分割金型55により構成
してなる折曲げ機1において、 上記ラム19に可動フレーム63を左右方向へ移動可能に
設け、この可動フレーム63を左右方向へ移動させる移動
作動装置91を設け、この可動フレーム63に、回転不能な
固定軸69と回転可能な回転軸71を同軸状に設け、この回
転軸71を回転させる回転作動装置を設け、複数の分割金
型55を固定軸69及び回転軸71に対して左右方向へ移動可
能に嵌合してそれぞれ構成し、複数の分割金型55の左右
両端部を保持する金型ホルダ75を設け、上記可動フレー
ム63の移動と連動して反対方向へ同じ移動量だけこの金
型ホルダ75を移動させる連動機構81,83,85を設け、全て
の分割金型55が上記固定軸69に位置してあって全ての分
割金型55の一端部が上記回転軸71と固定軸69の境界部分
に位置するときに、全ての分割金型55の中心が折曲加工
における折曲げ中心に一致するように構成してなること
を特徴とする。
(作用) 前記の構成で、ワークの折曲げ幅(2l)が全ての分割
金型55の左右方向の長さ(幅2L)よりも短い場合には、
全ての分割金型55が固定軸69に位置してあって全ての分
割金型55の一端部が回転軸71と固定軸69の境界部分に位
置する状態(このとき全ての分割金型55の他端部と折曲
げ中心の間隔はL)から、移動作動装置91により可動フ
レーム63を折曲げ加工における折曲げ中心に対して右方
向(又は左方向)へ所定量(L−l)だけ移動させる。
これによって、連動機構81,83,85の作用も相まって、金
型ホルダ63及び全ての分割金型55を左方向(又は右方
向)へ同じ所定量(L−l)だけ移動させて、全ての分
割金型55の他端部と折曲げ中心の間隔はL−(L−l)
よりlになる。一方、連動機構81,83,85の作用により金
型ホルダ75の移動方向は可動フレーム63の移動方向とは
反対であって金型ホルダ75の移動量は可動フレーム63の
移動量と同じであるため、金型ホルダ75は可動フレーム
63に対して左方向(又は右方向)へ所定量の2倍(2L−
2l)だけ移動したことになり、全ての分割金型55の一端
部と前記境界部分の間隔は2L−2lになり、結果として境
界部分と折曲げ中心の間隔は2L−(2L−2l)−lよりl
になる。したがって、全ての分割金型55の他端部と境界
部分の間隔をワーク折曲げ幅2lと同じにすることがで
き、換言すればワークの折曲げ幅と同じ幅の複数の分割
金型55を選択でき、かつ全ての分割金型55のうち他端部
から2lまでの複数の分割金型55(選択した複数の分割金
型55)の中心を折曲げ中心に一致せしめることができ
る。
複数の分割金型55を選択した後に、回転作動装置の作
動により回転軸71を回転させることにより、回転軸71に
位置している分割金型55(選択した複数の分割金型55以
外の分割金型55)を旋回させて、押圧位置から退避せし
める。
その後に、ラム19を下方向へ移動させて、折曲げ幅と
同じ幅の複数の分割金型55とボトムダイ17によりワーク
の縁部を押圧固定する。そして、ベンドビーム41を適宜
に上下方向へ移動させて、ワークの縁部に対して折曲げ
加工を行う。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
折曲げ機としてのフォルディングマシンに適用した例
を説明するが、プレスブレーキ、コキベンダーなどにも
適用できるもである。
まず、分割金型装置を組込んだ折曲げ加工機について
説明する。第1図および第2図を参照するに、折曲げ機
1を構成するフレーム3は、ベース5と、ベース5の両
側部から垂直に立設した左右のサイドフレーム7,9の上
部に支承されて前に離隔された上部ビーム部材11などに
よって構成されている。
ベース5の上方にあって、サイドフレーム7,9に左右
両端部を連結した水平プレート13が支持されており、水
平プレート13の上面には、左右両端部をサイドフレーム
7,9に連結したダイサポート15が立設してある。このダ
イサポート15の上部には両端部をサイドフレーム7,9に
連結されたボトムダイ17が支持されている。上記ボトム
ダイ17は、ワークWを支持するためのものである。
さらに、第1図および第2図より理解されるように、
前記ボトムダイ17の上方位置には、ラム19が上下動自在
に配置されている。ラム19はボトムダイ17の間隔よりも
前後幅が広く、かつ左右方向に大きく延伸してある。ラ
ム19の左右両側部が、前記サイドフレーム7,9の内側面
にブラケット21を介して装着された左右の昇降用シリン
ダ23のピストンロッド25と枢支連結してある。したがっ
て、昇降用シリンダ23の作動によってラム19は上下動さ
れることになる。
なお、第2図に示されているように、ラム19の下面に
は複数の突出柱体27が設けてあり、この突出柱体27のボ
トムダイ17に対応する面には勾配ブロック29が昇降位置
決め自在に設けてある。
前記ラム19の一部を構成する支持フレーム31にはボト
ムダイ17上に載置されタワークWを押圧固定するための
トップダイ33が着脱可能に取付けられている。このトッ
プダイ33としては、詳細を後述する分割金型装置によっ
てワークWの折曲げ幅寸法に応じて適宜の長さ寸法に組
合わせて使用される幅方向へ複数に分割された分割金型
で構成されている。
前記トップダイ33によってワークWをボトムダイ17に
押圧固定するとき、前記ラム19を押圧するための複数の
押圧シリンダ35が前記上部ビーム部材11の下面に適宜間
隔に装着してある。しかも、ラム19の上面には、各押圧
シリンダ35と対応る複数のロータリーアクチュエータ37
が装着してあり、各ロータリーアクチュエータ37の回動
軸には、前記押圧シリンダ35の真下の位置および押圧シ
リンダ35の真下から離れた位置へ移動自在な複数のL字
形状の可動ブロック39が取付けてある。
上記構成により、ワークWを検出した後、ロータリー
アクチュエータ37のみが作動される。したがって、ワー
クWに対応した位置の可動ブロック39のみが各押圧シリ
ンダ35の真下の位置へ位置決めされることになる。
前記トップダイ33によってボトムダイ17に押圧固定さ
れたワークWの端縁部を上方向へ折曲げるために、ボト
ムダイ17の内側には、第2図に示してあるように、ベン
ドビーム41が上下動自在に設けられている。より詳細に
は、ベンドビーム41は、上下動自在に設けられた曲げラ
ム43の上部に取付けられており、曲げラム43の下部は複
数のブラケット45を介して前記水平プレート13に回動自
在に支承された偏心軸47の偏心部に嵌合支承されてい
る。
したがって、偏心軸47を回転せしめ、ベンドビーム41
をボトムダイ17の上面よりも上昇せしめることにより、
トップダイ33によってボトムダイ17に押圧固定されてい
るワークWの端縁部が上方に折曲げられるのである。
なお、前記偏心軸47を回動するために、偏心軸47に
は、アーム部材49が一体的に取付けてあり、アーム部材
49の先端部には、曲げ用シリンダ51のピストンロッド53
の先端部がピンを介して枢支連結してある。曲げ用シリ
ンダ51の下端部は前記ベース5に取付けてある。
したがって、曲げ用シリンダ51のピストンロッド53を
伸縮作動することにより、偏心軸47が回動される。偏心
軸47の回動により、曲げラム43を介してベンドビーム41
がボトムダイ17の上面より上昇してトップダイ33によっ
てボトムダイ17に押圧固定されているワークWの端縁部
が上方向へ折曲げられるのである。
前述したトップダイ33は、幅方向に分割された複数の
セグメント金型55とそのセグメント金型55の一群の両側
に配置された中抜き金型57とその中抜き金型57の両側に
配置された幅方向に分割された複数の基準金型59から構
成されている。なお、ワークWの折曲げ幅が短い場合に
は、後述のように複数のセグメント金型55を用いて折曲
げ加工を行い、ラークWの折曲げ幅が長い場合にはセグ
メント金型55の他に中抜き金型57及び基準金型59を用い
て曲げ加工を行う。
前記複数のセグメント金型55は分割金型装置61に装着
され、自動的に曲げ中心にセンタリングされるようにな
っている。
ラム19における支持フレーム31にはほぼ逆U字形状を
した可動フレーム63が左右方向(第3図、第4図におい
て左右方向)へ移動可能に設けてあり、この可動フレー
ム63の両側部における下部間には第3図において左右方
向に延伸したロッド65が挿入され、可動フレーム63の両
外側から例えばボルト67で固定されている。
上記ロッド65の第3図において例えば右側には、固定
スプライン軸69が装着されており、左側には例えば固定
スプライン軸69の長さおよび径とほぼ同一で、同軸状の
回転可能な回転スプライン軸71がベアリングを介して装
着されている。しかも固定スプライン軸69と回転スプラ
イン軸71とは互いに密着された状態で前記ロッド65に装
着されている。
前記固定スプライン軸69の回転スプライン軸71には、
幅方向に分割された複数のセグメント金型55が互いに当
接した状態で第3図において左右方向へ移動可能にスプ
ライン嵌合されている。その一群のセグメント金型55の
両脇で前記固定スプライン軸69,回転スプライン軸71に
嵌合されたフランジ73を介して逆U字形状をした金型ホ
ルダ75が第3図において左右方向へ移動可能に装着され
ている。
前記回転スプライン軸71の左端部には、前記可動フレ
ーム63の左側フレームの内壁に近接してギヤ77か嵌着さ
れており、そのギヤ77にはウオームギヤ79が嵌合されて
いる。そのウオームギヤ79は支持フレーム63に取付けら
れたモータのごとき回転作動装置(図示省略)により駆
動されるようになっている。したがって、図示省略の回
転作動装置によりウオームギヤ79が駆動されると、ギヤ
77を介して回転スプライン軸71が回転されることとな
る。
前記可動フレーム63の第3図において下面側のほぼ中
央部には左右方向に延伸した第1のラック81が一体的に
取付けられており、一方金型ホルダ75における上面側に
は、前記第1のラック81とほぼ同一長さで左右方向に延
伸した第2のラック83が一体的に取付けられている。第
1のラック81と第2のラック83との間には金型ホルダ31
に回転自在なピニオン85が固定して配置されており、そ
のピニオン85は第1のラック81と第2のラック83のそれ
ぞれに噛合されている。
そのピニオン85の同軸には位置を検出するための位置
検出器例えばエンコーダ87が取付けられている。このエ
ンコーダ87によって支持フレーム63あるいは金型ホルダ
75の移動距離が検出され、その移動距離により一群のセ
グメント金型55の幅方向における移動距離が得られるよ
うになっている。
前記可動フレーム63の例えば第3図において上面右方
寄りにはブラケット89が取付けられており、そのブラケ
ット89にはシリンダ装置91が取付けられている。
すなわち、シリンダ装置91のシリンダ93がピン95を介
して詳細が省略されているが前記支持フレーム31の一部
に取付けられている。
シリンダ93のピストンロッド97の先端は前記ブラケッ
ト89の先端部にピン99で取付けられている。
したがって、シリンダ装置91におけるシリンダ93を作
動させてピストンロッド97を第3図において右方へ移動
せしめると、ブラケット89を介して可動フレーム63が同
方向すなわち第3図において右方向へ移動される。可動
フレーム63が右方へ移動すると、第1のラック81,ピニ
オン85および第2のラック83を介して金型ホルダ75が左
方へ移動される。金型ホルダ75が左方向へ移動すること
によりフランジ73を介して一群のセグメント金型55が固
定スプライン軸69に対して左方へ移動される。すなわ
ち、可動フレーム63を右方へ移動せしめることにより、
金型ホルダ75を介して一群のセグメント金型55が可動フ
レーム63の移動方向と逆方向である左方へ移動されるこ
とになる。
本実施例における一群のセグメント金型55の幅中心が
折曲げ中心に自動的にセンタリングされる作用について
説明する。
第3図において折曲げ中心CLに対して一群のセグメン
ト金型55の幅2Lの中心が予め一致する如く設定する。こ
の状態において一群のセグメント金型55の右端から だけの一群のセグメント金型55の幅を選択し使用する場
合には、シリンダ93を作動させて、可動フレーム63を右
方へ移動し、エンコーダ85により可動フレーム63が予め
算出した移動量Δl=(L−l)だけ検出して停止させ
る。すなわち、第1のラック81と第2のラック83との間
にピニオン85が噛合しているので、可動フレーム63が右
方へ移動量Δlだけ移動すれば一群のセグメント金型55
は左方へ前記移動量Δlと等しい量すなわち、一群のセ
グメント金型55の右端部Aおよび左端部Bは第3図から
第4図のようにΔl=(L−l)だけ第4図に示す如く
位置CおよびDに移動する。しかも可動フレーム63と一
群のセグメント金型55は相対的関係にあるので、可動フ
レーム63の移動量に対し一群のセグメント金型55は2倍
移動したことになるので、第4図において一群のセグメ
ント金型55の左端部Dは元の位置Bから右方へ(L−
l)だけ離れた位置Eから2(L−l)だけ移動したこ
とになる。
上記の関係において、一群のセグメント金型55の移動
したときにおける右端部Cおよび位置Eを折曲げ中心CL
からの距離を求めてみると、それぞれlとなる。すなわ
ち、一群のセグメント金型55の位置Eから第4図におい
て左方部分の金型幅2(L−l)を前記旋回手段により
回転スプライン軸71を例えば第4図において紙面に対し
て奥へ90度回動せしめると、一群のセグメント金型55の
幅2lの中心が折曲げ中心に一致した状態となり自動的に
センタリングされたことになる。したがって、一群のセ
グメント金型55の幅2Lから幅2lの金型に選択し自動的に
センタリングするには、可動フレーム63を第3図におい
て右方(L−l)だけ移動せしめればよい。
このように、第1図および第2図に示した折曲げ機1
でワークWを折曲げるのに幅2Lの一群のセグメント金型
55を使用していたものを、異なった幅のワークWを折曲
げるのに一群のセグメント金型55の幅2lに使用したい場
合には、上述した要領で可動フレーム63を(L−l)だ
け移動せしめるだけでよいから、操作が容易で自動的に
一群のセグメント金型をセンタリングすることができ
る。しかも、分割金型装置は簡単な構造でできているか
ら製作が容易でかつ抵コストで製作できる。さらに、分
割金型装置は一群の分割金型から細かな任意の所望幅を
正確に選択し自動センタリングすることができる。
なお、本発明は前述した実施例に限定されることな
く、適宜な変更を行なうことにより、その他の態様で実
施し得るものである。
[発明の効果] 以上のごとき実施例の説明より理解されるように、本
発明によれば、移動作動装置の作動により可動フレーム
を左右方向へワークの折曲げ幅に対応した所定量だけ移
動させるという簡単な操作により、連動機構の作用も相
まって、ワークの折曲げ幅と同じ幅の複数の分割金型を
選択することができると共に、選択した複数の分割金型
の中心を折曲げ加工における折曲げ中心に一致せしめる
ことができる。
また、複数の分割金型を選択した後に、簡単な構成の
下で、回転作動装置によって回転軸を回転させるこによ
って、選択した複数の分割金型以外の分割金型を押圧位
置から退避せしめることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の分割金型装置を備えた一実施例の折曲
げ機の正面図、第2図は第1図におけるII−II線に沿っ
た断面図である。 第3図は第1図におけるIII矢視部の拡大図で、本実施
例の主要部である分割金型装置を示すものである。第4
図は第3図の動作図を示すものである。 [図面の主要な部分を表わす符号の説明] 1……折曲げ機、33……トップダイ 55……セグメント金型、61……分割金型装置 63……可動フレーム、69……固定スプライン軸 71……回転スプライン軸、75……金型ホルダ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレームに左右方向へ伸びたボトムダイを
    設け、このボトムダイの上方位置にラムを上下方向へ移
    動可能に設け、このラムの下側にボトムダイと協働して
    ワークを押圧固定するトップダイを設け、ボトムダイと
    トップダイにより押圧固定されたワークの縁部を曲げる
    ため、ボトムダイの後方にベンドビームを上下方向へ移
    動可能に設け、上記トップダイを左右方向へ分割した複
    数の分割金型により構成してなる折曲げ機において、 上記ラムに可動フレームを左右方向へ移動可能に設け、
    この可動フレームを左右方向へ移動させる移動作動装置
    を設け、この可動フレームに、回転不能な固定軸と回転
    可能な回転軸を同軸状に設け、この回転軸を回転させる
    回転作動装置を設け、複数の分割金型を固定軸及び回転
    軸に対して左右方向へ移動可能に嵌合してそれぞれ構成
    し、複数の分割金型の左右両端部を保持する金型ホルダ
    を設け、上記可動フレームの移動と連動して反対方向へ
    同じ移動量だけこの金型ホルダを移動させる連動機構を
    設け、全ての分割金型が上記固定軸に位置してあって全
    ての分割金型の一端部が上記回転軸と固定軸の境界部分
    に位置するときに、全ての分割金型の中心が折曲加工に
    おける折曲げ中心に一致するように構成してなることを
    特徴とする折曲げ機。
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