JP2521509Y2 - キャブ据付構造 - Google Patents

キャブ据付構造

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JP2521509Y2
JP2521509Y2 JP1988102999U JP10299988U JP2521509Y2 JP 2521509 Y2 JP2521509 Y2 JP 2521509Y2 JP 1988102999 U JP1988102999 U JP 1988102999U JP 10299988 U JP10299988 U JP 10299988U JP 2521509 Y2 JP2521509 Y2 JP 2521509Y2
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cab
mount rubber
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JPH0223282U (ja
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宗平 松山
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愛知機械工業 株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動車のキャブをフレーム上に据付ける構造
に関するものである。
〔従来の技術〕
従来は第5図および第6図に示すようにフレーム
(1),(11)上にマウントラバー(2),(12)を介
してキャブ(3),(13)が据付けられていた。なお
(4),(14)は荷台である。
〔考案が解決しようとする課題〕 しかしながら上記従来のキャブ据付構造にあっては普
通第5図に示すキャブオーバータイプの自動車ではキャ
ブ(3)の前後寸法範囲においてマウントラバー(2)
により2点支持され第6図に示すボンネットタイプの自
動車ではキャブ(13)の前後寸法範囲においてマウント
ラバー(12)により3点支持されており、キャブ据付構
造の設計自由度がキャブの前後寸法範囲に限られている
から少なく、例えばマウントラバーを軟質にしてパワー
トレインに対する防振効果を高めようとするとキャブが
揺動し易くなる。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記従来の課題を解決するための手段として
フレーム(21),(31)上にマウントラバー(22),
(32)を介してキャブ(23),(33)を据付け、更に該
キャブ(23),(33)から後方に延設したブラケット
(26),(36)を該フレーム(21),(31)上にマウン
トラバー(27),(37)を介して接続したキャブ据付構
造を提供するものである。
〔作用〕
マウントラバーはバネ(弾性成分G)とダッシュポッ
ト(粘性成分η)とを結合した粘弾性特性を有し、バネ
Gによってキャブを支持すると共にパワートレインから
の振動を吸収し、ダッシュポットηによって該振動の減
衰を行なうものである。そしてマウントラバーを軟質に
してパワートレインからの振動を効率よく吸収し乗心地
を良くする場合でも、キャブはフレーム上に前後寸法範
囲においてマウントラバーによって支持されるだけでな
く、キャブから後方に延設したブラケットを介してもマ
ウントラバーによって支持され、このようにキャブはキ
ャブ自体の前後寸法範囲にとどまらず、更に後方へ大き
くオフセットした長い寸法範囲でマウントラバーによっ
て支持されるからモーメントが小さくなり揺動が防止さ
れる。
〔考案の効果〕
したがって本考案においては、キャブ据付構造の設計
自由度が大きくなり、該据付構造に大きな防振、防揺動
機能を与えることが出来、マウントラバーを軟質にして
乗心地を良くすることが出来る。またブラケットはキャ
ブに対する補強効果があり、例えばシートベルトアンカ
ーの取付強度をブラケットを利用して大きくすることも
可能である。
〔実施例〕
第1図〜第3図はキャブオーバータイプの自動車に関
する実施例であり、キャブ(23)はフレーム(21)上に
マウントラバー(22)を介して前後寸法範囲で2点にお
いて支持されており、更にキャブ(23)のホイルハウス
インナパネル(25)の両側面からキャブ(23)の後方に
一対のブラケット(26),(26)が差出され、該ブラケ
ット(26),(26)の先端部はマウントラバー(27),
(27)を介してフレーム(21)上に支持されている。該
マウントラバー(27),(27)は第3図に示すようにバ
ネ(弾性成分G)とダッシュポット(粘性成分η)とを
結合した粘弾性特性を有し、バネGによってキャブを支
持すると共にパワートレインからの振動を吸収し、ダッ
シュポットηによって該振動の減衰を行なう。したがっ
てキャブ(23)はキャブ自体の前後寸法範囲にとどまら
ず、更に後方へ大きくオフセットした長い寸法範囲でマ
ウントラバー(27),(27)によって支持されることに
よって、モーメントが小さくなり防振効果を高めるため
にマウントラバー(27)のGを小さくして軟質にしても
キャブ(23)の揺動が防止される。
第4図はボンネットタイプの自動車の実施例であり、
キャブ(33)はフレーム(31)上にマウントラバー(3
2)を介して3点支持されており、更にキャブ(33)の
ホイルハウスインナパネル(35)の両側面からキャブ
(33)の後方に一対のブラケット(36)を差出す。該ブ
ラケット(36)の先端部はマウントラバー(37)を介し
てフレーム(31)に支持される。かくしてキャブ(33)
はキャブ自体の前後寸法範囲にとどまらず、更に長い寸
法範囲でマウントラバー(37)で支持される。その結果
防振効果を高めるためにマウントラバー(37)を軟質に
してもキャブ(33)の揺動は防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の一実施例を示すものであり、
第1図はキャブオーバータイプ自動車のキャブ据付構造
側面図であり、第2図は第1図の背面図、第3図はマウ
ントラバーの粘弾性特性の説明図、第4図は本考案の他
の実施例を示すものでありボンネットタイプ自動車のキ
ャブ据付構造側面図である。第5図および第6図は従来
例を示すもので、第5図はキャブオーバータイプ自動車
のキャブ据付構造側面図、第6図はボンネットタイプ自
動車のキャブ据付構造側面図である。 図中、(21),(31)……フレーム、(22),(27),
(32),(37)……マウントラバー、(23),(33)…
…キャブ、(26),(36)……ブラケット

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレーム上にマウントラバーを介してキャ
    ブを据付け、更に該キャブから後方に延設したブラケッ
    トを該フレーム上にマウントラバーを介して接続したこ
    とを特徴とするキャブ据付構造
JP1988102999U 1988-08-02 1988-08-02 キャブ据付構造 Expired - Lifetime JP2521509Y2 (ja)

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JPH0223282U JPH0223282U (ja) 1990-02-15
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60124384U (ja) * 1984-01-31 1985-08-22 いすゞ自動車株式会社 キヤブオ−バ型車両のキヤブ懸架装置

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JPH0223282U (ja) 1990-02-15

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