JP2520911Y2 - 太陽電池付き屋根瓦 - Google Patents

太陽電池付き屋根瓦

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JP2520911Y2
JP2520911Y2 JP5434791U JP5434791U JP2520911Y2 JP 2520911 Y2 JP2520911 Y2 JP 2520911Y2 JP 5434791 U JP5434791 U JP 5434791U JP 5434791 U JP5434791 U JP 5434791U JP 2520911 Y2 JP2520911 Y2 JP 2520911Y2
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JP
Japan
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roof tile
eaves
ridge
roof
tile
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JP5434791U
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JPH055941U (ja
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章洋 藤原
健也 近藤
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、太陽電池付き屋根瓦に
関し、詳しくは透光性材料にて形成された屋根瓦で、そ
の裏面の太陽電池への採光を充分に図るととももに屋内
側への採光も図り得るようにしようとする技術に係るも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、太陽電池付き屋根瓦は、透光性材
料にて形成された平板状の屋根瓦の裏面に太陽電池を付
設するものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、このような
構成のものにおいては、裏面に付設した太陽電池への採
光は充分におこなわれるが、屋内への採光が充分でなく
なるという問題があった。また、従来の太陽電池付き屋
根瓦は平板状であったから、外観も高め難いものとなっ
ていた。
【0004】本考案はこのような問題に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、裏面の太陽電池
への採光は勿論、屋内への採光もおこなえ、かつ外観も
高めることができる太陽電池付き屋根瓦を提供しようと
するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、軒側に配され
る軒側瓦部分1aと棟側に配される棟側瓦部分1bとを
起立壁1cにて段差を付けて一連に形成するとともに、
軒側瓦部分1a、棟側瓦部分1b及び起立壁1cを透光
性材料にて形成し、軒側瓦部分1a及び棟側瓦部分1b
の裏面に太陽電池2を付設して成ることを特徴とするも
のである。
【0006】
【作用】このように、軒側に配される軒側瓦部分1aと
棟側に配される棟側瓦部分1bとを起立壁1cにて段差
を付けて一連に形成するとともに、軒側瓦部分1a、棟
側瓦部分1b及び起立壁1cを透光性材料にて形成し、
軒側瓦部分1a及び棟側瓦部分1bの裏面に太陽電池2
を付設することによって、軒側瓦部分1a及び棟側瓦部
分1bの裏面に付設した太陽電池2への採光を充分にお
こなえながら、軒側瓦部分1aと棟側瓦部分1bとの中
間の起立壁1cにおいて屋内への採光をおこない、かつ
起立壁1cによる段差において外観を高めるようにした
ものである。
【0007】
【実施例】以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述す
る。垂木や母屋上に敷設した野地板4のような屋根下地
3の上に凹溝5を側方にかつ両面に開口させた長尺レー
ルRを平行に敷設してある。長尺レールRは軒棟方向に
敷設される。長尺レールRの断面形状を略エ字状に形成
してあるが、その形状形態は種々設計変更可能である。
しかして、平行な長尺レールRにおける対向する凹溝5
に屋根瓦材1xの両端部をスライド自在に挿入して屋根
瓦材1xを葺設するものである。
【0008】屋根瓦材1xのうち一部のものが太陽電池
付き屋根瓦1にしてある。以下その構成を詳述する。つ
まり、図1に示すように、軒側に配される軒側瓦部分1
aと棟側に配される棟側瓦部分1bとを起立壁1cにて
段差を付けて一連に形成してあり、そして実施例におい
ては棟側瓦部分1bの更に棟側に棟側瓦部分1bが起立
壁1cを介して一連に形成されている。そして、軒側瓦
部分1a、棟側瓦部分1b,1bが硝子のような透光性
材料にて形成され、そして、起立壁1c,1cも透光性
材料にて形成され、これらが一連に段付き屋根瓦1とし
て形成されている。そして、軒側瓦部分1a、棟側瓦部
分1b,1bの裏面に太陽電池2を付設してある。
【0009】このように、軒側に配される軒側瓦部分1
a、棟側に配される棟側瓦部分1b,1bとを各々起立
壁1cにて段差を付けて一連に形成するとともに、軒側
瓦部分1a、棟側瓦部分1b,1b及び起立壁1cを透
光性材料にて形成し、軒側瓦部分1a及び棟側瓦部分1
bの裏面に太陽電池2を付設することで、軒側瓦部分1
a及び棟側瓦部分1b,1bの裏面に付設した太陽電池
2への採光を充分におこなえながら、中間の起立壁1
c,1cにおいて屋内への採光をおこない、かつ起立壁
1c,1cによる段差において外観を高めるものであ
る。
【0010】そして対向する長尺レールRの凹溝5に屋
根瓦1及び屋根瓦材1xを挿入して葺設するのに、屋根
瓦1,屋根瓦材1xと屋根下地3との間には、長尺レー
ルRの下片Raの厚みに相当する隙間dが生じ、この隙
間dにおいて通気路が形成され、屋根下地3などの耐久
性を向上させることができるようにしてある。長尺レー
ルRは軒棟方向の全長に敷設されるのであるが、長尺レ
ールRは1本物であっても分割した物であってもよい。
そして、長尺レールRの軒側端部には図3に示すよう
に、軒先当板7が固定ねじ8にて固定されて、軒先当板
7にて断面略L字型の軒先瓦9を固定していて、これよ
り棟側に葺設された屋根瓦1,屋根瓦材1xの抜け出し
を阻止している。
【0011】太陽電池2を付設した以外の屋根瓦材1x
は平板瓦状に形成され、その下面に図2に示すように突
起部1dを形成して、屋根瓦1、及び平板状の屋根瓦材
1x同の重なり代を決定できるようにしてある。尚、太
陽電池2の利用は、例えば、棟部に棟換気扇を設け、こ
れを駆動するようにしたり、また、屋根上に設置される
太陽熱利用給湯機の電磁弁の開閉や、ポンプ駆動などの
種々のものに利用できるものである。
【0012】
【考案の効果】本考案は上述のように、軒側に配される
軒側瓦部分と棟側に配される棟側瓦部分とを起立壁にて
段差を付けて一連に形成するとともに、軒側瓦部分、棟
側瓦部分及び起立壁を透光性材料にて形成し、軒側瓦部
分及び棟側瓦部分の裏面に太陽電池を付設するから、軒
側瓦部分及び棟側瓦部分の裏面に付設した太陽電池への
採光を充分におこなえながら、軒側瓦部分と棟側瓦部分
との中間の起立壁において屋内への採光をおこない、か
つ起立壁による段差において外観を高めることができる
という利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)(b)は本考案の一実施例の斜視図、断
面図である。
【図2】(a)(b)は同上の施工作用を示す斜視図、
同図(a)のA−A線断面図、(c)は全体斜視図であ
る。
【図3】(a)(b)は同上の長尺レールの軒側端部に
おける止め構造を示す側断面図、正面図である。
【符号の説明】
1 屋根瓦 1a 軒側瓦部分 1b 棟側瓦部分 1c 起立壁 2 太陽電池

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軒側に配される軒側瓦部分と棟側に配さ
    れる棟側瓦部分とを起立壁にて段差を付けて一連に形成
    するとともに、軒側瓦部分、棟側瓦部分及び起立壁を透
    光性材料にて形成し、軒側瓦部分及び棟側瓦部分の裏面
    に太陽電池を付設して成る太陽電池付き屋根瓦。
JP5434791U 1991-07-15 1991-07-15 太陽電池付き屋根瓦 Expired - Lifetime JP2520911Y2 (ja)

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