JP2520732B2 - 電気掃除機の吸込口体 - Google Patents

電気掃除機の吸込口体

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JP2520732B2
JP2520732B2 JP1103556A JP10355689A JP2520732B2 JP 2520732 B2 JP2520732 B2 JP 2520732B2 JP 1103556 A JP1103556 A JP 1103556A JP 10355689 A JP10355689 A JP 10355689A JP 2520732 B2 JP2520732 B2 JP 2520732B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、電動機により駆動される回転清掃体を有す
る電気掃除機の吸込口体に関する。
(従来の技術) 従来例を第9図、第10図に示す。第9図は手動式掃除
機の斜視図、第10図はその底面図である。
第9図において、手動式掃除機本体301は、ハンドル3
09を持って移動することにより動作するが、その機構
は、原動輪302が床面と接触することにより回転動力を
得て、この動力を従動輪303に伝え、底面中央部に位置
する垂直回転ブラシ304を回転していた。
また、手動式掃除機本体301の底面前部の両端に設け
られている水平回転ブラシ305は、その内側に設けられ
た転動軸306が床面と接触することにより、回転動力を
得て、この動力を覆板307内部の図示しない傘歯車伝達
機構に伝え、これにより水平回転ブラシ305を回転させ
ている。塵埃は塵受箱308の中へ収容される機構となっ
ている。
しかしながら、このものでは、部屋の隅など狭い場所
で、移動停止状態となった場合、垂直回転ブラシおよび
水平回転ブラシの両方とも動作せず、塵埃を十分に掻き
出すことが困難であった。
このような問題を解決したものとして、実開昭55−12
4238号公報に示された集塵装置が知られている。この集
塵装置は、本体ケース内にモータによって回転駆動され
回転面が垂直な回転ブラシと、この回転ブラシに傘歯車
機構を介して連結され回転面が水平な円形ブラシとを備
えたものである。したがって、モータからの回転駆動力
は回転ブラシと傘歯車機構とを介して円形ブラシにも伝
達されるため、本体ケースを移動させていない状態で
も、回転ブラシおよび円形ブラシを回転させることがで
きるものである。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記実開昭55−124238号公報に記載の
ものでは、本体ケースの移動方向とは関連せずに単に円
形ブラシを回転させるものであるため、必ずしも満足な
集塵効率が得られるものではないという問題があった。
本発明は、上記問題点を解決するもので、吸込口本体
が移動していない場合でも水平回転清掃体を回転駆動可
能とするとともに吸込口本体の移動状態で水平回転清掃
体による集塵効率を向上させることを目的とするもので
ある。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、請求項1記載の電気掃除
機の吸込口体は、底面に吸込口を形成した吸込口本体
と、この吸込口本体に前記吸込口に臨んで配置され回転
面を垂直として回転自在に設けられた垂直回転清掃体
と、この垂直回転清掃体を回転駆動する電動機と、前記
吸込口本体の底面に前記吸込口よりも左右方向外側に位
置して配置され回転面を水平として回転自在に設けられ
た水平回転清掃体と、この水平回転清掃体を回転駆動す
る電動機と、前記吸込口本体の前後移動方向を検出する
検出手段と、この検出手段が前記吸込口本体の前方への
移動を検出すると前記水平回転清掃体を前側に位置する
部分が内側に向かうよう回転させるとともに前記垂直回
転清掃体を前方に回転させ、前記吸込口本体の後方への
移動を検出すると前記水平回転清掃体を後側に位置する
部分が内側に向かうよう回転させるとともに前記垂直回
転清掃体を後方に回転させる制御手段とを備えたもので
ある。
また、請求項2記載の電気掃除機の吸込口体は、底面
に吸込口を形成した吸込口本体と、この吸込口本体に前
記吸込口に臨んで配置され回転面を垂直として回転自在
に設けられた垂直回転清掃体と、この垂直回転清掃体を
回転駆動する電動機と、前記吸込口本体の底面に前記吸
込口よりも左右方向外側に位置して配置され回転面を水
平として回転自在に設けられた水平回転清掃体と、前記
吸込口本体の前後移動方向を検出する検出手段と、前記
垂直回転清掃体の回転軸に設けられた傘歯車と前記水平
回転清掃体の回転軸にそれぞれ設けられた前記傘歯車に
いづれか一方が噛み合う一対の切換傘歯車とからなり、
前記垂直回転清掃体の回転を前記水平回転清掃体に伝達
する伝達手段と、前記一対の切換傘歯車の一方を選択的
に前記傘歯車に噛み合わせて前記水平回転清掃体の回転
方向を切り換える切換手段と、前記検出手段が前記吸込
口本体の前方への移動を検出すると前記切換手段を制御
して一方の切換傘歯車を傘歯車に噛み合わせることによ
り前記水平回転清掃体を前側に位置する部分が内側に向
かうよう回転させ、前記吸込口本体の後方への移動を検
出すると前記切換手段を制御して他方の切換傘歯車を傘
歯車に噛み合わせることにより前記水平回転清掃体を後
側に位置する部分が内側に向かうよう回転させる制御手
段とを備えたものである。
(作用) 請求項1記載の電気掃除機の吸込口体は、電動機によ
り垂直回転清掃体と水平回転清掃体とを回転駆動させる
ので、吸込口本体の移動停止に関係なく、これら両回転
清掃体で被掃除面から塵埃を掻き上げることができる。
そして、吸込口本体が前方へ移動しているときには、水
平回転清掃体は前側に位置する部分が内側に回転するた
め、水平回転清掃体によって塵埃が前方側に掻き集めら
れる。しかも、このときは垂直回転清掃体は前方に回転
するため、水平回転清掃体によって前方側に掻き集めら
れた塵埃を垂直回転清掃体が掻き上げて吸込口から吸引
する。また、吸込口本体が後方へ移動しているときに
は、水平回転清掃体および垂直回転清掃体の回転方向が
反転するため、前方への移動時と同様に水平回転清掃体
によって掻き集められた塵埃を垂直回転清掃体が掻き上
げて吸込口から吸引する。したがって、吸込口本体の移
動方向に係わらず常に水平回転清掃体で掻き上げた塵埃
を効率良く垂直回転清掃体で掻き上げることができる。
請求項2記載の電気掃除機の吸込口本体は、請求項1
のものと同様に吸込口本体の移動停止に関係なく、これ
ら両回転清掃体で被掃除面から塵埃を掻き上げることが
できる。そして、吸込口本体が前方へ移動しているとき
には、水平回転清掃体は前側に位置する部分が内側に回
転するため、水平回転清掃体によって塵埃は吸込口が移
動する前方側に掻き集められるので、確実に吸込口から
吸引される。吸込口本体が後方へ移動しているときに
は、水平回転清掃体の回転方向が反転するため、水平回
転清掃体によって塵埃が吸込口が移動する後方側に掻き
集められるので、確実に吸込口から吸引される。したが
って、吸込口本体の移動方向に係わらず水平回転清掃体
で掻き上げた塵埃を確実に吸込口に導くことができる。
(実施例) 以下、本発明を第一の実施例およびら第二の実施例に
ついて順次説明する。
第一の実施例は、電気掃除機の吸込口体において、吸
込口本体内に設けられた電動機の回転方向を変化させる
ことにより、垂直回転清掃体としての垂直回転ブラシお
よび水平回転清掃体としての水平回転ブラシの回転方向
を制御するものである。
第1図において、電気掃除機本体1には吸込ホース2
が接続され、この吸込ホース2の先端には延長管3が接
続されている。さらにこの延長管3の先端には、吸込口
本体4が接続されている。
この吸込口本体4の前部中央に垂直回転ブラシ5、両
端部に水平回転ブラシ6が設けられ、これらを動作させ
るために前記吸込口本体4の内部には、電動機が設けら
れている。この電動機への電力は、前記電気掃除機本体
1に設けられた電源コード7により供給され、前記吸込
ホース2に埋設したコードを経由して、操作部8に供給
される。操作部8はスイッチ機構となっており、操作部
8からの出力は前記延長管3に沿わされた電線9に供給
され、さらに前記吸込口本体4内の電動機へと供給され
る。
また、前記電線9は前記延長管3に数カ所止め具10に
て固定されている。操作部8のスイッチは、電動機への
電力を制御するものである。
第2図は第一の実施例の吸込口体の図示しない上部ケ
ースを除いた平面図、第3図は第2図の部分縦断側面図
である。
第2図および第3図において、下部ケース23には図示
しない上部ケースが嵌合され、下部ケース23の底面には
塵埃などを吸込む吸込口20が形成されている。この吸込
口20は、吸込口本体4に設けられた連通口21および延長
管3に連結される連結管22とともに塵埃を吸い込むため
の空洞な通路となっている。
そして、前述した垂直回転ブラシ5は吸込口20に臨ん
で配置され、回転面を垂直として換言すれば回転軸方向
を水平として吸込口本体4内に回転自在に支持されてい
る。また、前述した水平回転ブラシ6は吸込口20の左右
両側にそれぞれ配置され、回転面を水平として換言すれ
ば回転軸方向を垂直として吸込口本体4内に回転自在に
支持されている。しかも水平回転ブラシ6は、下方に突
出するブラシ毛28が設けられており、このブラシ毛28の
先端の回転軌跡は第2図に示すように吸込口20の前縁よ
りも前方に、後縁よりも後方にそれぞれ突出する。
また、前記下部ケース23には、電動機24やこの電動機
24等を制御する制御手段としての制御回路部25を吸い込
まれた塵埃と仕切るための仕切壁26、軸受部27が設けら
れている。この下部ケース23の底面には、水平回転ブラ
シ6のブラシ毛28を下方へ突き出し床面に接触させるた
めの円形切欠口29が設けられている。また、底面には前
部に2つの前輪30、30、後部にも2つの後輪31、31が設
けられ、吸込口本体4全体の走行を容易にしている。前
述の仕切壁26の一部には、回動管32の支持部33を回動自
在に支持するための軸受孔34が設けられている。さら
に、回動管32の回動範囲を規制するための規制突条35が
設けられている。
前記垂直回転ブラシ5および水平回転ブラシ6を回転
させる動力としての電動機24は、前記下部ケース23の一
部に設けられた4つの弾性支持体36により支持されてい
る。
前記電動機24の電源コード37は、前記下部ケース23に
設けられた仕切壁26の一部を切り欠いて挿通されて前記
電動機24の回転方向を制御する制御回路部25へ接続さ
れ、制御回路25からの電線はコード止め部38にて、前記
第1図に示される延長管3に沿って配設された前述した
電線9と接続される。
前記電動機24の回転軸39にはAプーリー40が固定さ
れ、この回転軸39と一体となり回転する。
垂直回転ブラシ5は、円筒形のブラシ本体41と軸42と
ブラシ毛43とにより形成され、このブラシ毛43は、ブラ
シ本体41の表面に長手方向に端から端まで相対して2列
に螺旋状に植毛されている。前記ブラシ毛43の先端は、
前記吸込口20から下側に突出して床面と接触し、回転に
より前記ブラシ毛43の先端部の全てが順次床面と接触
し、塵埃をすくい上げるように形成されている。
前記垂直回転ブラシ5の軸42の両端は、前記下部ケー
ス23の仕切壁26の一部を切り欠いた軸受部27により嵌合
され回転自在に支持されている。前記垂直回転ブラシ5
と水平回転ブラシ6との間には伝達機構が設けられ、こ
の伝達機構は、垂直回転ブラシ5の軸42の両端部に各々
固定されるA傘歯車44と、このA傘歯車44に噛み合い前
記水平回転ブラシ6の上部に固定されたB傘歯車45とで
構成され、この2つの傘歯車はL字形に配置され、後述
する傘歯車伝達機構202を形成している。
前記垂直回転ブラシ5の一端には、前記軸受部27と前
記A傘歯車44との間にBプーリー46が嵌着され、このB
プーリー46と前記電動機24の回転軸39に嵌着された前述
のAプーリー40との間にベルト47が掛けられている。
これにより、前記電動機24の動力はベルト47を介し、
垂直回転ブラシ5へ伝達され、傘歯車伝達機構202を介
して、さらに水平回転ブラシ6へと伝達されることにな
る。前記水平回転ブラシ6のB傘歯車45の下部には前記
ブラシ毛28が、円錐状に等間隔に3箇所束ねて植毛され
ている。前記水平回転ブラシ6の回転軸53は、前記下部
ケース23の側面に設けられた支持柱49にネジ50により固
定された固定板51により位置決めされている。
前記水平回転ブラシ6のB傘歯車45と前記固定板51の
間にはワッシャ52が嵌め込まれ、前記回転軸60の上部ス
トッパー48との間にはベアリング54が嵌め込まれてい
る。以上の構成により、前記水平回転ブラシ6は円滑に
回転することが可能となっている。
次に吸込口本体4の前後移動方向を検出する検出手段
としての検出装置99について説明する。
第6図は検出装置99の側面図で、この検出装置99は、
前進検出スイッチ100と後進検出スイッチ101、および両
方のスイッチの間に位置する板バネ102とからなってい
る。
この板バネ102はその先端を丸く形成し、またそのほ
ぼ中央には先端を丸く形成した細長い突出棒103が左右
に設けられている。
次に、この検出装置99が後輪31の前進方向104を検出
する場合について説明する。前記後輪31が前進方向に回
転すると、後輪31側面に設けられている軸105を中心と
して、後輪31の直径方向に延びた、突起106によって、
前記板バネ102の先端部分をはじき、板バネ102は前進検
出スイッチ100の方にわん曲する。わん曲した板バネ102
の突出棒103は、前進検出スイッチ100の接点107を押し
上げONさせることになる。これにより、前記吸込口本体
4が前進していることを検出する。
次に後輪31の後進方向108を検出する場合について説
明する。
前記後輪31が後進方向に回転すると、前進時と同様に
後輪31の側面に設けられている突起106によって、前記
板バネ102の前進とは反対側の部分をはじき、板バネ102
はわん曲する。わん曲された板バネ102の突出棒103は、
前記後進検出スイッチ101の接点109を押し上げONさせる
ことになる。これにより、前記吸込口本体4が後進して
いることを検出する。
前記突起106の長さは、板バネ102の突出棒103が接触
しないような長さになっている。以上の動作により、検
出した前進および後進の回転方向の検出情報は、前記前
進検出スイッチ100および後進検出スイッチ101に設けら
れたリード線110により、前記吸込口体4内の制御回路
部25へ伝達される。
次に本実施例の制御ブロックについて説明する。第7
図は後輪31の回転方向を前記検出装置99によって検出
し、垂直回転ブラシ5及び水平回転ブラシ6の回転方向
を電動機24を制御することによって制御する制御手順を
示すブロック図である。
第7図において、操作部8は電動機24のON・OFFを制
御するためのものである。制御回路部25は、後輪31の回
転方向を検出することによって吸込口本体4の前後移動
方向を検出する検出手段としての検出装置99に接続され
るとともに電動機24にも接続されている。この制御回路
部25は、検出装置99によって検出された吸込口本体4の
移動方向に応じて電動機の回転方向を制御する正逆転制
御回路201を有するものである。具体的には、吸込口本
体4が前進しているときには垂直回転ブラシ5を前方に
回転させるとともに水平回転ブラシ6を前側に位置する
部分が内側に回転する方向に電動機を回転させ、吸込口
本体4が後進しているときには反対方向に回転させる。
そして、電動機24の回転駆動力は垂直回転ブラシ5に
伝達され、さらに傘歯車伝達機構202を介して水平回転
ブラシ6に伝達される。
上記構成に基づき、その作用を説明する。電気掃除機
本体1内の電動送風機を駆動するとともに操作部8で電
動機24をONにして吸込口本体4を被掃除面上で移動させ
て掃除を行う。
吸込口本体4を前進させると、後輪31が前方に回転し
て検出装置99が前述した動作によって吸込口本体4の前
進を検出する。検出装置99からの検出情報は正逆転制御
回路201に伝達され、この正逆転制御回路201によって電
動機24は正転される。このとき、垂直回転ブラシ5はベ
ルト47を介して前方に回転するとともに、水平回転ブラ
シ6は垂直回転ブラシ5からさらに傘歯車伝達機構202
を介して前側に位置するブラシ毛28が内側に向かって回
転する。一方、吸込口本体4を後進させると、検出装置
99が吸込口本体4の後進を検出して正逆転制御回路201
は電動機24を反転させる。したがって、垂直回転ブラシ
5および水平回転ブラシ6の回転方向も反転する。
本実施例によれば、電動機24により垂直回転ブラシ5
と水平回転ブラシ6とを回転駆動させるので、吸込口本
体4の移動停止に関係なく、これら両回転ブラシ5、6
で被掃除面から塵埃を掻き上げることができる。そし
て、吸込口本体4が前進しているときには、水平回転ブ
ラシ6は前側に位置する部分が内側に向かって回転する
ため、水平回転ブラシ6によって塵埃が前方側に掻き集
められる。そして、このときは垂直回転ブラシ5が前方
に回転するため、水平回転ブラシ6によって前方側に掻
き集められた塵埃を垂直回転ブラシ5が確実に掻き上げ
て吸込口20から吸引する。吸込口本体4が後進している
ときには、水平回転ブラシ6および垂直回転ブラシ5の
回転方向が反転するため、前進時と同様に水平回転ブラ
シ6によって掻き集められた塵埃を垂直回転ブラシ5が
確実に掻き上げて吸込口20から吸引する。したがって、
吸込口本体4の進行方向に係わらず水平回転ブラシ6で
掻き集めた塵埃を垂直回転ブラシ5で確実に掻き上げる
ため、常に効率よく塵埃を掻き上げることができ、集塵
効率を向上することができる。
次に第二の実施例について説明する。第二の実施例は
水平回転ブラシ6の回転方向の制御を電動機24に連結さ
れた伝達手段としての切換可能な伝達機構と、この伝達
機構を切り換える切換手段としてのソレノイドにより実
現するものである。前記電動機24の制御は電動機制御回
路により行い、電力の供給のみを制御する。
第4図、第5図は、第二の実施例の吸込口体の上部ケ
ースを除いた縦断側面図であり、前記第一の実施例にお
ける垂直回転ブラシ5と水平回転ブラシ6の傘歯車伝達
機構202を改良したものである。なお、第一の実施例と
同一部分には同一番号を付して説明を省略する。
第4図において、垂直回転ブラシ5と水平回転ブラシ
6との間に設けられる切換可能な伝達機構211は、垂直
回転ブラシ5の軸42の両端部に各々固定されたA傘歯車
44と、水平回転ブラシ6の上部に固定された切換傘歯車
であるB傘歯車45およびこのB傘歯車45と回転軸53を共
通としたもう1つの切換傘歯車であるC傘歯車71とで構
成され、A傘歯車44を中心にコの字形に配置されてい
る。B傘歯車45は前記水平回転ブラシ6と一体成形され
ている。
前記水平回転ブラシ6と同軸状に固着された上方の前
記C傘歯車71は、その上部の回転軸53位置において、中
央部が円柱状にくり抜かれている。この円柱状にくり抜
かれた連結部72の中には、さらに上部に位置し、先端を
円板状に形成されたソレノイド軸73が挿入され、前記連
結部72の押さえ板74により、前記ソレノイド軸73と前記
C傘歯車71とを回転自在に一体化して構成している。
前記ソレノイド70は、前記下部ケース23と一体成形さ
れた前後2つの固定壁75上に固定板76を台座として配置
され、この固定板76の中央にあけられた穴から、前記ソ
レノイド軸73が挿入されるようにネジ77により下向きに
固定されている。
上側の前記C傘歯車71と下側のB傘歯車45とを連結す
る前記回転軸53は、前記下部ケース23の側面に設けられ
た支持柱49にネジ50により固定された固定板51により位
置決めされている。前記B傘歯車45と前記固定板51との
間にはワッシャ78とバネ79とが嵌め込まれている。
上側の前記C傘歯車71と前記固定板51との間にはワッ
シャ80とバネ81が嵌め込まれ、その下にはベアリング54
が挿入されている。
以上の構成において、前記垂直回転ブラシ5のA傘歯
車44と上側のC傘歯車71とが噛み合わさって前記水平回
転ブラシ6を回転させる構成を説明する。
前記ソレノイドがOFFとなってソレノイド軸73が下方
に押し出されると、上側の前記C傘歯車71が下方に押さ
れ前記垂直回転ブラシ5のA傘歯車44の上部と噛み合わ
さる。このとき下側の水平回転ブラシ6のB傘歯車45は
前記垂直回転ブラシ5のA傘歯車44と完全に分離され
て、水平回転ブラシ6は、前記吸込口本体4の内側より
外側へ塵埃を掻き出す方向すなわち後側に位置する部分
が内側に向かって回転するようになっている。
第5図は前記ソレノイドがONとなってソレノイド軸73
が引き込んだ状態を示し、前記上側のC傘歯車71は前記
垂直回転ブラシ5の前記A傘歯車44と完全に分離し、代
わって下側の前記B傘歯車45がA傘歯車44と噛み合わさ
り、前記水平回転ブラシ6を回転させることとなる。こ
のときの前記水平回転ブラシ6の回転方向は、前述とは
逆に前記吸込口本体4の外側より内側へ塵埃を掻き込む
方向すなわち前側に位置する部分が内側に向かって回転
するようになっている。
次に本実施例の制御ブロックについて説明する。第8
図は後輪31の回転方向を前記検出装置99によって検出
し、水平回転ブラシ6の回転方向をソレノイド70を制御
することによって行う制御手順を示すブロック図であ
る。
第8図において、操作部8は電動機24のON・OFFを制
御するためのものである。25は制御手段としての制御回
路部で、操作部8に接続された電動機制御回路212と、
操作部8および検出装置99に接続されたソレノイドON/O
FF制御回路210とを有する。電動機制御回路212は電動機
24に接続され、この電動機24の回転駆動力は垂直回転ブ
ラシ5に伝達され、さらに切換可能な伝達機構211を介
して水平回転ブラシ6に伝達される。また、ソレノイド
ON/OFF制御回路210は切換可能な伝達機構211を切り換え
るソレノイド70に接続されている。ソレノイドON/OFF制
御回路210は、検出装置99によって検出された吸込口本
体4の移動方向に応じて切換可能な伝達機構211を切り
換えるソレノイド70を制御するもので、具体的には、吸
込口本体4が前進しているときには水平回転ブラシ6を
前側に位置する部分が内側に回転するようソレノイド70
をONにし、吸込口本体4が後退しているときには水平回
転ブラシ6を後側に位置する部分が内側に回転するソレ
ノイド70をOFFにする。
上記構成に基づき、その作用を説明する。電気掃除機
本体1内の電動送風機を駆動するとともに操作部8で電
動機24をONにするとともにソレノイドON/OFF制御回路21
0に電源を供給して、吸込口本体4を被掃除面上で移動
させて掃除を行う。垂直回転ブラシ5は一定の方向、例
えば前方に回転する。
吸込口本体4を前進させると、後輪31が前方に回転し
て検出装置99が前述した動作によって吸込口本体4の前
進を検出する。検出装置99からの検出情報はソレノイド
ON/OFF制御回路210に伝達され、このソレノイドON/OFF
制御回路210はソレノイド70をONする。したがって、第
5図に示されるように、B傘歯車45がA傘歯車44と噛み
合わさり、水平回転ブラシ6を前端に位置する部分が内
側に向かって回転する。
一方、吸込口本体4を後進させると、後輪31が後方に
回転して検出装置99が吸込口本体4の後進を検出する。
検出装置99からの検出情報はソレノイドON/OFF制御回路
210に伝達され、このソレノイドON/OFF制御回路210はソ
レノイド70をOFFする。したがって、第4図に示される
ように、C傘歯車45がA傘歯車44と噛み合わさり、水平
回転ブラシ6を後側に位置する部分が内側に向かって回
転する。
本実施例によれば、吸込口本体4の移動停止に関係な
く、両回転ブラシ5、6で被掃除面から塵埃を掻き上げ
ることができる。そして、吸込口本体4が前進している
ときには、水平回転ブラシ6は前側に位置する部分が内
側に回転するため、水平回転ブラシ6によって塵埃が吸
込口20が移動する前方側に掻き集められるので、これら
水平回転ブラシ6によって掻き集められた塵埃は確実に
吸込口20から吸引される。吸込口本体4が後進している
ときにも、水平回転ブラシ6によって塵埃が吸込口20が
移動する後方側に掻き集められるので、確実に吸込口20
から吸引される。しかも、切換傘歯車機構を用いている
ことから、電動機24は正逆可能なものを用いなくても水
平回転ブラシ6の回転を正逆転させることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように請求項1記載の電気掃除機の吸込
口体によれば、吸込口本体の移動停止に関係なく、垂直
回転清掃体と水平回転清掃体とで被掃除面から塵埃を掻
き上げることができる。また、吸込口本体の移動方向に
応じて両回転清掃体の回転方向を切り換えることによ
り、水平回転清掃体で掻き集めた塵埃を垂直回転清掃体
で確実に掻き上げることができることから、集塵効率を
向上させることができる。
また、請求項2記載の電気掃除機の吸込口体によれ
ば、請求項1のものと同様に吸込口本体の移動停止に関
係なく、垂直回転清掃体と水平回転清掃体とで被掃除面
から塵埃を掻き上げることができる。しかも、吸込口本
体の移動方向に応じて水平回転清掃体の回転方向を切り
換えることにより、水平回転清掃体で掻き集めた塵埃を
吸込口から確実に吸い込むことができることから、集塵
効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の電気掃除機の外観図である。
第2図は本発明の第一の実施例の電気掃除機の吸込口体
の上部ケースを除いた平面図である。第3図は同上縦断
面図である。第4図、第5図は本発明の第二の実施例の
電気掃除機の吸込口体の上部ケースを除いた部分縦断面
図である。第6図は本発明の実施例の検出装置の側面図
である。第7図は本発明の第一の実施例による制御手順
を示すブロック図である。第8図は本発明の第二の実施
例による制御手順を示すブロック図である。第9図は従
来例である手動式掃除機の斜視図である。第10図は従来
例である手動式掃除機の底面図である。 4……吸込口本体、5……垂直回転ブラシ、 6……水平回転ブラシ、8……操作部、 23……下部ケース、24……電動機、 25……制御回路部、28……ブラシ毛、 31……後輪、40……Aプーリー、 41……ブラシ本体、43……ブラシ毛、 44……A傘歯車、45……B傘歯車、 46……Bプーリー、53……回転軸、 54……ベアリング、60……回転軸、 70……ソレノイド、71……C傘歯車、 73……ソレノイド軸、 99……検出装置、 100……前進検出スイッチ、 101……後進検出スイッチ、 102……板バネ、103……突出棒、 106……突起、201……正逆転制御回路、 202……傘歯車伝達機構、 210……ソレノイドON/OFF制御回路、 211……切換可能な伝達機構、 212……電動機制御回路、 301……手動式掃除機本体、

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】底面に吸込口を形成した吸込口本体と、 この吸込口本体に前記吸込口に臨んで配置され回転面を
    垂直として回転自在に設けられた垂直回転清掃体と、 この垂直回転清掃体を回転駆動する電動機と、 前記吸込口本体の底面に前記吸込口よりも左右方向外側
    に位置して配置され回転面を水平として回転自在に設け
    られた水平回転清掃体と、 この水平回転清掃体を回転駆動する電動機と、 前記吸込口本体の前後移動方向を検出する検出手段と、 この検出手段が前記吸込口本体の前方への移動を検出す
    る前記水平回転清掃体を前側に位置する部分が内側に向
    かうよう回転させるとともに前記垂直回転清掃体を前方
    に回転させ、前記吸込口本体の後方への移動を検出する
    と前記水平回転清掃体を後側に位置する部分が内側に向
    かうよう回転させるとともに前記垂直回転清掃体を後方
    に回転させる制御手段とを備えたことを特徴とする電気
    掃除機の吸込口体。
  2. 【請求項2】底面に吸込口を形成した吸込口本体と、 この吸込口本体に前記吸込口に臨んで配置され回転面を
    垂直として回転自在に設けられた垂直回転清掃体と、 この垂直回転清掃体を回転駆動する電動機と、 前記吸込口本体の底面に前記吸込口よりも左右方向外側
    に位置して配置され回転面を水平として回転自在に設け
    られた水平回転清掃体と、 前記吸込口本体の前後移動方向を検出する検出手段と、 前記垂直回転清掃体の回転軸に設けられた傘歯車と前記
    水平回転清掃体の回転軸にそれぞれ設けられた前記傘歯
    車にいづれか一方が噛み合う一対の切換傘歯車とからな
    り、前記垂直回転清掃体の回転を前記水平回転清掃体に
    伝達する伝達手段と、 前記一対の切換傘歯車の一方を選択的に前記傘歯車に噛
    み合わせて前記水平回転清掃体の回転方向を切り換える
    切換手段と、 前記検出手段が前記吸込口本体の前方への移動を検出す
    ると前記切換手段を制御して一方の切換傘歯車を傘歯車
    に噛み合わせることにより前記水平回転清掃体を前側に
    位置する部分が内側に向かうよう回転させ、前記吸込口
    本体の後方への移動を検出すると前記切換手段を制御し
    て他方の切換傘歯車を傘歯車に噛み合わせることにより
    前記水平回転清掃体を後側に位置する部分が内側に向か
    うよう回転させる制御手段とを備えたことを特徴とする
    電気掃除機の吸込口体。
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