JPH0329A - 電気掃除機の吸込口体 - Google Patents

電気掃除機の吸込口体

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JPH0329A
JPH0329A JP13385989A JP13385989A JPH0329A JP H0329 A JPH0329 A JP H0329A JP 13385989 A JP13385989 A JP 13385989A JP 13385989 A JP13385989 A JP 13385989A JP H0329 A JPH0329 A JP H0329A
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JP
Japan
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suction port
port body
motor
reverse
rotating brush
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JP13385989A
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Hidenori Hirano
英紀 平野
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Publication of JPH0329A publication Critical patent/JPH0329A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、回転ブラシを備えた電気掃除機の吸込口体に
係り、とくに、吸込口本体の自走機構に関する。
(従来の技術) 従来の電気掃除機の吸込口体においては、吸込口本体の
走行性を向上させるために、吸込口本体に内蔵された回
転ブラシの駆動用の電動機を正逆回転可能なものとし、
回転ブラシの回転方向を走行方向に合わせて反転させる
方法が採られていた。しかし、この従来の方法では、塵
埃を掻き出すための回転ブラシのブラシ毛と被掃除面と
の間の摩擦力に走行が大きく影響され、被掃除面の種類
によっては、安定した走行が得られなかった。
また、回転ブラシと走行用駆動輪とを備えたアップライ
ト形電気掃除機が知られているが、従来のこの種のアッ
プライト形電気掃除機では、回転ブラシと駆動輪とで駆
動用の電動機を共通とし、ハンドルの把手と連動するク
ラッチ機構により、走行方向に合わせて電動機から駆動
輪への動力伝達を反転させ、この駆動輪の回転方向を機
械的に反転させる構造が採られていた。
さらに、特公昭51−28673号公報に記載されてい
るように、アップライト形電気掃除機において、電動送
風機を構成する一方向へのみ回転する電動機により回転
ブラシを回転駆動し、別の電動機により走行用駆動輪を
正逆回転駆動するとともに、ハンドルの把手と連動する
正逆反転用開閉器により駆動輪用電動機を正逆反転させ
る構造も知られている。
しかし、アップライト形電気掃除機における上記いずれ
の構造でも、回転ブラシと駆動輪とが同一方向へ回転す
るときはよいが、両者が互いに反対方向へ回転するとき
には、回転ブラシが走行性を低下させてしまう。また、
回転ブラシが常に一定方向に回転するため、じゅうたん
の毛が一方向にのみ寝てしまい、じゅうたんから効果的
に塵埃を掻き出すことができない。さらに、−船釣に、
回転ブラシは下側で後方へ移動するように回転方向が設
定されているため、後退時には前進時よりも塵埃の掻き
上げ効果が若干低下してしまう。
(発明が解決しようとする課題) 上述のように、従来の電気掃除機の吸込口体では、吸込
口本体を自走させるために回転ブラシを利用していたた
め、被掃除面の種類によっては、安定した走行が得られ
ない問題があった。また、専用の走行用駆動輪を備えた
アップライト形電気掃除機でも、従来は、回転ブラシの
回転方向が一定になっていたため、後退時に回転ブラシ
が走行性を低下させるとともに、効果的に塵埃を掻き出
せない問題があった。
本発明は、このような問題点を解決しようとするもので
、前進時でも後退時でも良好な走行性が得られるととも
に、回転ブラシにより効果的に塵埃を掻き出すことがで
きる電気掃除機の吸込口体を提供することを目的とする
ものである。
さらに、この電気掃除機の吸込口体において、軽量化お
よび小型化を図り、走行性をよりいっそう向上させるこ
とを目的とするものである。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明の電気掃除機の吸込口体は、上記目的を達成する
ために、吸込口を有する吸込口本体と、この吸込口本体
に前記吸込口に臨んで正逆回転自在に支持された回転ブ
ラシと、前記吸込口本体に設けられ前記回転ブラシを正
逆回転駆動する正逆回転可能な回転ブラシ用電動機と、
前記吸込口本体に正逆回転自在に支持された走行用駆動
輪と、前記吸込口本体に設けられ前記駆動輪を正逆回転
駆動する正逆回転可能な駆動輪用電動機とを備えるとと
もに、前記駆動輪用電動機が正転するとき回転ブラシ用
電動機が正転し駆動輪用電動機が逆転するとき回転ブラ
シ用電動機が逆転するよう両型動機を連動させる正逆反
転用開閉器を備えたものである。
なお、回転ブラシ用電動機と駆動輪用電動機とをともに
直流マグネットモーターとしてもよい2、(作用) 本発明の電気掃除機の吸込口体では、駆動輪用電動機を
正転させ、この電動機により駆動輪を正方向へ回転駆動
して吸込口本体を前進方向へ走行させるとき、正逆反転
用開閉器により、回転ブラシ用電動機も正転され、この
電動機により回転ブラシも正方向へ回転駆動される。一
方、駆動輪用電動機および駆動輪を逆転させて吸込口本
体を後退方向へ走行させるときには、正逆反転用開閉器
により、回転ブラシ用電動機および回転ブラシも逆転さ
れる。こうして、駆動輪の回転方向と回転ブラシの回転
方向とが常に一致し、前進時でも後退時でも、駆動輪と
回転ブラシとの両方が吸込口本体の走行に対して推進力
を与えることになる。
また、回転ブラシがたとえばじゅうたんから塵埃を掻き
上げるに際し、前進時と後退時とで回転ブラシの回転方
向が反転して、一方向へ寝かされていたじゅうたんの毛
が走行方向の反転時に逆方向ヘ起こされることにより、
塵埃が効果的に掻き上げられる。
さらに、請求項2の電気掃除機の吸込口体は、全体の重
量のうちの多くの割合を占める回転ブラシ用電動機と駆
動輪用電動機とを界磁巻線を有しない直流マグネットモ
ーターとして、軽量化および小型化を図り、走行性をよ
り向上させたものである。
(実施例) 以下、本発明の電気掃除機の吸込口体の一実施例の構成
を図面に基づいて説明する。
まず、電気掃除機全体について第4図を参照して説明す
る。
1は掃除機本体で、この掃除機本体1の下部には、走行
用前輪2が前部に回動自在に設けられているとともに、
走行用後輪3が後部両側に枢着されている。また、図示
していないが、前記掃除機本体1の内部には、コードリ
ールおよび電動送風機が後部に配設されているとともに
、この電動送風機の吸気側に連通しフィルターを内蔵し
た集塵室が前部に区画形成されている。さらに、前記掃
除機本体1の外面部には、前記集塵室に臨む接続口が上
面前部に開口形成されているとともに、前記電動送風機
の排気側に連通ずる排気口が後面に開口形成されている
6はホースで、このホース6の一端部には、前記掃除機
本体1の接続口に着脱自在に差込み接続される差込管7
が設けられている。また、前記ホース6の他端部には、
握り管8が設けられており、この握り管8にはハンドル
9が形成されている。また、前記握り管8の外面部には
、前記掃除機本体1内の電動送風機を制御するためのス
イッチ10が設けられている。
11は延長管で、この延長管11は、一端部が前記握り
管8の先端部に着脱自在に嵌合接続されるものである。
16は吸込口体で、この吸込口体16は、吸込口本体1
7と、この吸込口本体17の後部に設けられた連結管1
8とからなっている。また、この連結管18は、前記吸
込口本体17に左右方向を回動軸方向として俯仰回動自
在に支持された回動管19と、この回動管I9の後端部
に周方向へ回動自在に嵌合接続された屈曲した継手管2
0とからなっており、この継手管20が前記延長管11
の他端部に着脱自在に嵌合接続されるものである。
つぎに、前記吸込口体16について第1図ないし第3図
を参照して詳しく説明する。
前記吸込口本体17は、上下に結合された下部本体ケー
ス21と上部本体ケース22とからなっている。そして
、前記吸込口本体17の内部には、左右方向中央部に連
通口23を開口形成した前後仕切壁24により、吸込室
25が前部に区画形成されているとともに、前記連通口
23の両側部からそれぞれ後方へ延びる左右仕切壁26
.27により、回転ブラシ用電動機室28と連通室29
と駆動輪用電動機室30とが後部に左右方向へ並べて各
々区画形成されている。また、前記回転ブラシ用電動機
室28および吸込室25の側方には、左右仕切壁31に
よりベルト室32が区画形成されている。さらに、前記
吸込室25の下面部は開口していて吸込口33になって
いる。
そして、前記吸込室25には、左右方向に細長い回転ブ
ラシ36が左右方向を回転軸方向として正逆回転自在に
支持されている。すなわち、この回転ブラシ36の両端
部が、前記下部本体ケース21の左右両内側面に設けら
れたブラシ軸受部37にそれぞれ軸受38を介して軸支
されている。なお、前記回転ブラシ36の外周面には複
数のブラシ毛39が螺旋状に植設されている。また、前
記ベルト室32内に位置して回転ブラシ36の一端部に
ギヤ状プーリ4Gが固着されている。
一方、前記回転ブラシ用型動機室28内には、前記回転
ブラシ36を正逆回転駆動する直流マグネットモーター
からなる回転ブラシ用電動機41が配設されている。こ
の電動機41は、印加電圧の正負反転により出力軸42
の回転方向が正逆反転するものである。そして、前記ベ
ルト室32内へ突出したこの出力軸42にはギヤ状プー
リ43が固着されており、このプーリ43と前記回転ブ
ラシ36のプーリ40とに動力伝達用のタイミングベル
ト44が掛は渡されている。
また、前記連結管18の回動管19の前部の左右両側に
はアーム部46が一体に垂設されており、これらアーム
部46に支軸47が左右方向へ貫通されている。また、
前記連通室29の両側の左右仕切壁26゜27には、筒
状の軸受48が同軸的に固着されている。
これら軸受48は、前記両車体ケース21.22により
挾持されているとともに、一端部に形成されたフランジ
部49が前記左右仕切壁26.27の内側面に接合され
ている。そして、前記軸受48内の形状は、左右方向か
ら見て水平な底辺を下側に有するほぼ2等辺3角形状に
なっている。そうして、これら軸受48内に前記支軸4
7が左右方向へ挿通されて、この支軸47が軸支されて
いるとともに、前記軸受48内でより径小の支軸47は
、前後方向ないし上下方向へ可動になっている。
さらに、前記連通室29の両側の仕切壁26.27のさ
らに外側に位置して下部本体ケース21に突起50がそ
れぞれ立設されており、これら突起50上に弾性体であ
る板ばね51の後端部がそれぞれ固着されている。そし
て、これら板ばね51の前側自由端部が前記支軸4了の
両端部にそれぞれ上方から圧接されており、この支軸4
7は、前記両板ばね51によって支軸47に加わる吸込
口本体17側の全重量よりも小さい力で吸込口本体17
に対して常時下方へ付勢されている。
また、前記回動管19は、その前部の下面が吸込口本体
17の連通室29の後方下部に形成され下面を開口した
駆動輪収納部52の上面に当接することによって、下方
への回動が規制されるようになっている。さらに、前記
連通口23と回動管19の前面開口とは、連通室2g内
に設けられた可撓性を有する蛇腹管53により連通接続
されている。なお、前記継手管20は、吸込口本体17
から後上方へ突出している。
56は左右方向を軸方向とする比較的長い円柱形状の走
行用駆動輪で、この駆動輪56は、前記吸込口本体17
の駆動輪収納部52内に左右方向を回動軸方向として正
逆回転自在に支持されている。すなわち、前記駆動輪5
6の中心部に設けられたスリーブ部57に回転軸58が
貫通固定されており、この回転軸58の左右両端部が、
前記吸込口本体17の両型動機室28.30の後部に形
成された支持壁59.60などに固着されたメタルベア
リング61.62.63により軸支されている。
一方、前記駆動輪用電動機室30内の後部には、前記駆
動輪56を正逆回転駆動する直流マグネットモーターか
らなる駆動輪用電動機66が配設されている。この電動
機66は、印加電圧の正負反転により出力軸67の回転
方向が正逆反転するものであり、この出力軸67が前記
駆動輪56の回転軸5gに同軸的かつ固定的に連結され
ている。
また、前記駆動輪用電動機室30内の前部には、前記回
転ブラシ用電動機41および駆動輪用電動機66をオン
・オフ制御しかつこれら電動機H,66への印加電圧の
極性を切換える常開型の正逆反転用開閉器71が支持壁
72などにより固定的に支持されている。この開閉器7
1は、上下方向を回動軸方向として揺動自在の開閉子で
あるレバー73を有している。なお、このレバー73は
、図示しないばねにより、前後方向中間位置へ付勢され
ている。
そして、このレバー73が、連結体74を介して前記連
結管18の支軸47と連動されている。前記連結体74
は、前後部にそれぞれ前後方向へ延びる長孔75を有し
ている。一方、前記吸込口本体17内の開閉器71と板
ばね51との間に位置して下部本体ケース21に一対の
突起76が立設されており、これら突起76が前記両長
孔75にそれぞれ摺動自在に挿入されて、前記連結体7
4が吸込口本体)7に対し上下および前後方向に摺動自
在に支持されている。そして、前記連結体74の正面か
ら見て右部に前記支軸47が固定されている。また、前
記連結体74の左部には、この連結体74の下面に至る
溝部77が形成されている。この溝部77は、前記支軸
47が軸受48内の下側に位置しているときのみに前記
開閉器71のレバー73が下方から係脱自在に係合され
るものである。
前記開閉器71は、第5図に示すように、6つの固定接
点81.82.83.84.85.86と、前記レバー
73に一体的に設けられた2つの可動接点87.88と
を有している。そして、連結管18の支軸47が、軸受
48内の下側前部に位置したときには、支軸47ととも
に連結体74が前進することにより、この連結体74の
溝部77に係合された開閉器71のレバー73が前方へ
揺動して、可動接点87が固定接点81.83に接触し
、可動接点88が固定接点82.84に接触した状態(
以下、第1閉状態という)になり、両型動機41.66
には電源電圧として正電圧が印加され、それらの出力軸
42.67が正方向すなわち前進方向へ回転する。一方
、支軸47が軸受48内の下側後部に位置したときには
、連結体74が後退することにより、レバー73が後方
へ揺動して、可動接点87が固定接点81.85に接触
し、可動接点88が固定接点82、86に接触した状態
(以下、第2閉状態という)になり、電動機41.66
に負電圧が印加され、それらの出力軸42.67が逆方
向へ回転する。また、支軸47が軸受48内の下側中央
部に位置したときには、連結体74およびレバー73が
前後方向中間位置にあって、可動接点87.88はいず
れも固定接点83.84゜85、86から離れ、すなわ
ち、開閉器71が開状態となり、電動機41.66への
印加電圧はOVになる。
さらに、支軸47が軸受48内の下側中央部の上方位置
にあるときには、支軸45とともに連結体74が上昇し
て、この連結体74の溝部77からレバー73が外れる
ことにより、このレバー73はばねにより付勢されて中
間に位置し、開閉器71は開状態になるようになってい
る。
つぎに、電気回路について第5図を参照して説明する。
前記開閉器71の固定接点81.82間に前記回転ブラ
シ用電動機41と駆動輪用電動機66とが並列に接続さ
れている。また、100Vの商用交流電源91が電源回
路92の降圧用トランス93の1次コイルに接続され、
このトランス93の2次コイルの両端がそれぞれ整流用
ダイオード94.95を介して前記開閉器71の固定接
点83.86に接続されており、前記2次コイルの中間
点が前記開閉器71の固定接点84、85に接続されて
いる。さらに、前記ダイオード94.95のカソードと
2次コイルの中間点との間に平滑用コンデンサー96が
接続されている。なお、前記トランス93、ダイオード
94.95およびコンデンサー96からなる電源回路9
2の出力電圧すなわち電動機41.66の電源電圧は、
45V以下である。
そして、前記電源回路92は、第4図に示すように、前
記掃除機本体1内に配設されており、前記電源回路92
と吸込口体16内の回路とは、前記ホース6および延長
管11に配線された給電線を介して接続されている。ま
た、この電線は、掃除機本体1と差込管7との接続部、
握り管8と延長管11との接続部およびこの延長管11
と連結管18との接続部において、図示しないコネクタ
ーにより着脱自在に接続されるようになっている。
つぎに、上記実施例の作用について説明する。
掃除にあたっては、第4図に示すように、掃除機本体1
とホース6と延長管11と吸込口体1Gの継手管20と
を相互に接続しておく。この状態では、吸込口本体17
の吸込口33が連結管18、延長管11およびホース6
内を介して掃除機本体1内の集塵室に連通される。そし
て、使用者は、ホース6のハンドル9を持ち、吸込口本
体17を体の前方に位置させて、この吸込口本体17の
駆動輪56をじゆうたんあるいは床などの被掃除面上に
接地させ、吸込口本体17を主に前後動させながら掃除
を行なう。
なお、掃除機本体1は、前輪2および後輪3を接地させ
る。
そして、掃除機本体1内の電動送風機の駆動により、吸
込口33から空気とともに吸込まれた塵埃は、吸込室2
5、連通口23、蛇腹管53、連結管18、延長管11
およびホース6を介して掃除機本体1−の集塵室に導か
れ、そこに捕捉される。
ところで、吸込口本体17を接地させた状態にあっては
、連結管1B側の荷重、もしくは、ハンドル9を持った
使用者がこのハンドル9を下方へ押す力が働くので、連
結管18の支軸47は吸込口本体7の軸受48内におい
て下側の底辺部に位置する。
そして、使用者がさらにハンドル9に前方へ押ス力を加
えたときには、支軸47が軸受48内の下側前部に位置
するので、前述のように、開閉器71が第1−閉状態と
なり、回転ブラシ用電動機41および駆動輪用電動機6
Gに正電圧が印加され、それらの出力軸42.67が正
方向へ回転するとともに、回転ブラシ36および駆動輪
56が同じ正方向へ回転し、吸込口本体17が前進走行
する。一方、ハンドル9に後方へ引く力を加えたときに
は、支軸47が軸受48内の下側後部に位置し、前述の
ように、開閉器71が第2閉状態となり、電動機41.
66に負電圧が印加され、回転ブラシ36および駆動輪
56が同じ逆方向へ回転して、吸込口本体17が後退す
る。
また、ハンドル9に加える力を前方から後方へあるい逆
に反転させたときには、支軸47が軸受48内において
下側前部から下側後部へあるいは逆に変位する。その際
、支軸47が軸受48内の下側中央部に位置したとき、
前述のように、開閉器71が開状態となり、電動機41
.66への印加電圧がいったん切れ、これら電動機41
.66が停止する。
これが、吸込口本体17へと加えられる前後方向の力の
反転に伴って繰り返され、吸込口本体17を進行させよ
うとする方向に駆動輪56の回転方向が一致して、吸込
口本体17の走行方向が安定して反転する。
そして、上記構成によれば、駆動輪56の回転方向と回
転ブラシ36の回転方向とが常に一致し、前進時でも後
退時でも、駆動輪56と回転ブラシ36との両方が吸込
口本体17の走行に対して推進力を与えることになるの
で、良好な走行性が得られる。
したがって、走行のだめの操作性も向上する。もちろん
、駆動輪56があることにより、被掃除面の種類によら
ず、安定した走行が得られる。
また、前進時と後退時とで回転ブラシ3Gの回転方向が
反転するので、回転ブラシ36がたとえばじゅうたんか
ら塵埃を掻き上げるに際し、たとえば前進に伴って位置
方向へ寝かされたじゅうたんの毛が走行方向の反転に伴
って逆方向へ起こされることにより、塵埃が効果的に掻
き上げられる。
さらに、上述のように、駆動輪56の回転方向と回転ブ
ラシ36の回転方向とが常に一致することにより、前進
時でも後退時でも、同様のブラッシング効果が得られる
また、掃除中−時的に吸込口本体17を持ち上げて空中
に浮かせたときには、吸込口本体17側の荷重により、
この吸込口本体17が連結管18に対して下降し、この
連結管18の支軸47が相対的に吸込口本体17の軸受
48内の上側の頂点部へ変位する。
そして、この支軸47の移動により、前述のように、連
結体74と開閉器71のレバー73との係合が解除され
て、このレバー73がばねにより中間位置に変位し、開
閉器71が開状態となり、電動機41.66への印加電
圧が切れ、これら電動機41.66および回転ブラシ3
6と駆動輪56とが常時停止した状態となる。
すなわち、掃除中吸込口本体17を持ち上げたときなど
回転ブラシ36および駆動輪56が回転する必要のない
ときには、これらが停止するので、安全性が向上する。
なお、吸込口本体17を再接地したときには、軸受48
内の上側頂点部へ移動していた支軸47が下方へ再移動
し、この支軸47と一体的な連結体74の溝部77に開
閉器71のレバー73が再係合される。
ところで、上述のような2つの電動機41.66を備え
た吸込口体I6では、この吸込口体16の重量を低減す
ることが課題となる。ところが、上記構成によれば、吸
込ロ体16全体の重量のうちの大部分を占めている回転
ブラシ用電動機3Gと駆動輪用電動機66とを、ともに
界磁巻線を有しておらず小型軽量な直流マグネットモー
ターとしたので、吸込口体16も軽量化および小形化で
きる。したがって、走行性および操作性もより向上する
また、両層動機41.56が同電圧で駆動されるので、
電源回路92および掃除機本体1から吸込口体16への
送電用の給電線を共用することができ、構造を簡単にで
きる。
さらに、電動機41.66の電源電圧を45V以下にし
たので、電気用品取締法によって安全性上要求される規
格が緩和され、絶縁距離を最小にでき、給電線部分など
を軽量化および小形化できる。
ところで、降圧用トランス93などを有する電源回路9
2は重いものである。ところが、上記構成によれば、こ
の電源回路92を吸込口体16以外に配設したので、こ
の吸込口体16を小型化および軽量化できる。そして、
電源回路92をとくに掃除機本体1に配設することによ
り、吸込口体16の走行性および操作性がよりいっそう
向上する。それは、被掃除面上に接地される掃除機本体
1とハンドル9のある握り管8との間に可撓なホース6
があるからである。
また、電源回路92を掃除機本体1に配設したことによ
り、ホース6、延長管11および吸込口体16の給電線
には降下された電圧が印加されるので、先にも説明した
ように、絶縁距離を小さくでき、吸込口体16のみなら
ず、ホース6および延長管11も小型軽量化できる。
なお、上記実施例では、回転ブラシ用電動機41と駆動
輪用電動機66との両方を直流マグネットモーターとし
たが、一方のみを直流マグネットモーターにしてもよい
。また、正逆回転可能な電動機41.66としては、直
流マグネットモーターのほかに、超音波モーターなどを
用いることもできる。
超音波モーターは、騒音の低減およびトルクの向上に対
して有利である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、つぎのような効果が得られる。
請求項1の電気掃除機の吸込口体では、正逆反転開閉器
により、駆動輪用電動機が正転するとき回転ブラシ用電
動機を正転させ駆動輪用電動機が逆転するとき回転ブラ
シ用電動機も逆転させるので、吸込口本体のたとえば後
退時に回転ブラシが走行の妨げになるようなことがなく
、前進時でも後退時でも、良好な走行性が得られ、走行
のための操作性も向上し、また、回転ブラシが反転する
ことにより、じゅうたんなどから塵埃を効果的に掻き出
すことができ、ブラッシング効果が向上する。
さらに、請求項2の電気掃除機の吸込口体では、回転ブ
ラシ用電動機と駆動輪用電動機とをともに直流マグネッ
トモーターとしたので、軽量化および小型化でき、走行
性および操作性がよりいっそう向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電気掃除機の吸込口体の一実施例を示
す平面方向断面図、第2図は同上側面方向断面図、第3
図は同上正面方向断面図、第4図は同上電気掃除機全体
の側面図、第5図は同上回路図である。 16・・吸込口体、17・・吸込口本体、33・・吸込
口、36・・回転ブラシ、41・・回転ブラシ用電動機
、56・・走行用駆動輪、66・・駆動輪用電動機、7
1・・正逆反転用開閉器。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)吸込口を有する吸込口本体と、 この吸込口本体に前記吸込口に臨んで正逆回転自在に支
    持された回転ブラシと、 前記吸込口本体に設けられ前記回転ブラシを正逆回転駆
    動する正逆回転可能な回転ブラシ用電動機と、 前記吸込口本体に正逆回転自在に支持された走行用駆動
    輪と、 前記吸込口本体に設けられ前記駆動輪を正逆回転駆動す
    る正逆回転可能な駆動輪用電動機と、前記駆動輪用電動
    機が正転するとき回転ブラシ用電動機を正転させ駆動輪
    用電動機が逆転するとき回転ブラシ用電動機を逆転させ
    る正逆反転用開閉器と を備えたことを特徴とする電気掃除機の吸込口体。
  2. (2)回転ブラシ用電動機と駆動輪用電動機とをともに
    直流マグネットモーターとしたことを特徴とする請求項
    1記載の電気掃除機の吸込口体。
JP13385989A 1989-05-26 1989-05-26 電気掃除機の吸込口体 Pending JPH0329A (ja)

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