JP2519696Y2 - ラック装置の物品収納棚構成部材 - Google Patents

ラック装置の物品収納棚構成部材

Info

Publication number
JP2519696Y2
JP2519696Y2 JP1993014654U JP1465493U JP2519696Y2 JP 2519696 Y2 JP2519696 Y2 JP 2519696Y2 JP 1993014654 U JP1993014654 U JP 1993014654U JP 1465493 U JP1465493 U JP 1465493U JP 2519696 Y2 JP2519696 Y2 JP 2519696Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall
horizontal wall
arm
article
article support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1993014654U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0667417U (ja
Inventor
昭三 中島
一宏 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP1993014654U priority Critical patent/JP2519696Y2/ja
Publication of JPH0667417U publication Critical patent/JPH0667417U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2519696Y2 publication Critical patent/JP2519696Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は自動倉庫等のラック装
置の物品収納棚構成部材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のラック装置として以下の如きもの
は知られている。即ち、所定間隔で左右に並ぶ前側の多
数の支柱と、これら前側の支柱の後方にそれとの間に所
定間隔をあけて並ぶ後側の支柱と、前後の支柱に高さ方
向に所定間隔で取り付けられた前後一対の、左側アーム
部・右側アーム部を有する取付部材と、これら前後の取
付部材の左側アーム部同士及び右側アーム同士に渡し止
められた物品支承桟とを有しており、前記取付部材のア
ーム部の水平壁の上面に、物品支承桟の水平壁が載せら
れ、支柱を介することなく対向する左右の物品支承桟に
よって物品収納棚を構成するようにしたものは知られて
いる。
【0003】
【従来技術の欠点】前記従来のラック装置には以下の如
き欠点があった。即ち、図6に示す如く、物品Wを物品
支承桟6に載せると、物品支承桟6が全体として前後方
向(図6の左右方向)の中央部が一番低くなるかたちで
下側に凸となるように弓形に撓み、その結果、物品支承
桟6の水平壁7も同様に撓み、その結果、物品支承桟6
の水平壁7が、アーム部3の水平壁4の、物品支承桟6
の長さ方向中央部側の縁部にのみ当たった状態となり
(図6のイ部分参照)、その結果、物品支承桟6の水平
壁7の当該部分で物品Wの荷重を支えるかたちとなるの
で、物品支承桟6の水平壁7の当該部分に亀裂が入った
りするという欠点があった。
【0004】
【前記欠点を解消するための手段】この考案は前記欠点
を解消するために以下の如き手段を採用した。この考案
は、前後の支柱に取り付けられた前後一対の取付部材
と、これら前後の取付部材のアーム部に渡し止められた
物品支承桟とを有しており、前記アームは所定間隔をあ
けて対向する上下一対の水平壁を有しており、前記物品
支承桟は、所定間隔をあけて対向する上下一対の水平壁
と、上側の水平壁の縁部に垂下連設された垂下壁とを有
しており、物品支承桟は、下側の水平壁がアーム部の下
側の水平壁の上面に支持されるようにして、且つ、垂下
壁がアーム部の上側の水平壁の上面に支持されるように
して、アーム部に渡されているものである。
【0005】
【考案の作用】この考案は以下の如き作用をなすもので
ある。物品支承桟の上側水平壁に垂下壁が垂下連設さ
れていて物品支承桟自体が撓みにくいこと、及び、取付
部材のアーム部の下側水平壁の上面に物品支承桟の下側
水平壁が支持されると共に取付部材のアーム部の上側
水平壁の上面に物品支承桟の上側水平壁の垂下壁が
支持されていて、従来に比較して、取付部材のアーム部
と物品支承桟との当接面積が増加するので、両者の重な
り部に作用する単位面積当たりの荷重を小さくすること
が出来ということとの相乗効果によって、従来に比較し
て物品支承桟の水平壁に亀裂が入りにくくすることが出
来る。
【0006】
【実施例】以下にこの考案を図面に示す実施例に基づい
て説明する。なお、この明細書において、前とは図3左
側を、後とは同図右側をいい、左とは図3上側を、右と
は同図下側をいう。
【0007】支柱11各々は、外側向き壁12と、この
外側向き壁12の左右縁に、それと直角をなすようにし
て連設された左右壁13と、これら左右壁13の縁に、
相互に対向するかたちで張り出し連設された傾斜した張
り出し壁14と、これら張り出し壁14の縁に、相互に
平行となるようにして連設された対向壁15とを有して
いる。前記対向壁15の間にはスリット16が形成され
ている。前後の支柱11は、対向壁15同士が相互に対
向するようになされる。
【0008】前記支柱11の外側向き壁12に、左右・
上下4つで1組の係合孔18が、支柱11の高さ方向に
後述の取付部材21(物品支承桟32)の取り付け間隔
で、形成されている。前記係合孔18に囲まれた中央に
位置するようにして、外側向き壁12に係合孔19が形
成されている。
【0009】前記支柱11に取り付けられる板金加工に
よって製造された取付部材21は、支柱11に被さる本
体22と、この本体22の高さの中間部に連設された左
右一対のアーム部26とを有している。前記本体22
は、支柱11の外側向き壁12に当接する支柱外側向き
壁当接壁23と、この支柱外側向き壁当接壁23に連設
する支柱11の左右壁13に当接する左右一対の左右当
接壁24とを有している。前記アーム部26は、垂直壁
27と、この垂直壁27及び左右当接壁24にアール部
を介して連設する、所定間隔をあけて対向する上下一対
の水平壁28と、垂直壁27の先端に連設する端部壁2
9とを有しており、前記下側の水平壁28と端部壁29
との間には、後述の、物品支承桟32の下側の水平壁3
4が通過するスリット30が形成されている。前記垂直
壁27には、アーム部26の重心を可能な範囲で、垂直
壁27、水平壁28で囲まれる空間の中央に位置させる
ための、その空間側に突出した正面形状倒二等辺三角形
の補強リブ31が打ち出し形成されている。この補強リ
ブ31の働きによって、アーム部26に垂直荷重が作用
したとき、アーム部26にねじり力が作用しにくくなっ
ている。なお、アーム部26は、左右いずれか一方のみ
でもよい。
【0010】前後で組となる取付部材21のアーム部2
6に渡し止められる物品支承桟32は、垂直壁33と、
この垂直壁33に連設する、所定間隔をあけて対向する
上下一対の水平壁34と、上側の水平壁34の縁部に垂
下連設された垂下壁35とを有している。物品支承桟3
2は、下側の水平壁34がアーム部26の下側の水平壁
28の上面に支持されるようにして、且つ、垂下壁35
がアーム部26の上側の水平壁28の上面に支持される
ようにして、アーム部26に渡された後、垂直壁33及
び端部壁29にあけられた貫通孔に、ボルト36挿通
し、このボルト36にナット37をねじ嵌めることによ
って、アーム部26に連結・固定される。
【0011】前記取付部材21の支柱外側向き壁当接壁
23の上下部各々に、その部分を支柱11側に向かって
且つ相互に離れる方向に切り起こしてなる左右一対の、
外側向き壁12に形成された係合孔18に係合する合計
4つの係合フック40が形成されている。これら係合フ
ック40は係合端を下向きにしたものであって、それら
の基部の下部には、外側向き壁12の厚さにほぼ相当す
る間隙41が形成されている。また、前記支柱外側向き
壁当接壁23の高さの中間に、外側向き壁12に形成さ
れた係合孔19に係合する上昇止め片42が形成されて
いる。前記上昇止め片42は、係合フック40を係合孔
18の下縁に係合させた後、係合孔19に嵌め込むよう
に折曲されるが、予め上昇止め片42を折曲しておいて
もよいことは云うまでもない。なお、係合フック40の
上下長さは、係合孔18の上下長さより短くなされてい
る。
【0012】
【実施例の使用方法】次に実施例を使用してラック装置
を構築する一例を説明する。まず、前側の支柱11を左
右方向に並ぶようにして所定間隔で立設し、これら前側
の支柱11の後方にそれとの間に所定間隔をあけて並ぶ
ようにして後側の支柱11を立設する。なお、支柱11
は、前後の支柱11の対向壁15同士が向かい合うよう
にして立設される。然る後、取付部材21の係合フック
40を支柱11の係合孔18に係合させる。その後、上
昇止め片42を折曲して係合孔19に嵌める。然る後、
前後の組となる取付部材21のアーム部26に、物品支
承桟32を前記したようにボルト36・ナット37を利
用して渡し止める。ボルト36・ナット37は連結具の
代表であるが、その他公知の連結具を使用し得るもので
あることは、云うまでもない。
【0013】
【考案の効果】この考案は前記した如き構成によって以
下の如き効果を奏するものである。物品支承桟の上側
水平壁に垂下壁が垂下連設されていて物品支承桟自体が
撓みにくいこと、及び、取付部材のアーム部の下側水平
の上面に物品支承桟の下側水平壁が支持されると共
に取付部材のアーム部の上側水平壁の上面に物品支承
桟の上側水平壁の垂下壁が支持されていて、従来に比
較して、取付部材のアーム部と物品支承桟との当接面積
が増加するので、両者の重なり部に作用する単位面積当
たりの荷重を小さくすることが出来ということとの相乗
効果によって、従来に比較して物品支承桟の水平壁に亀
裂が入りにくくすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例を示す要部斜視図である。
【図2】図1のA部分の拡大分解斜視図である。
【図3】図1のIII−III線に沿う中間省略の拡大
断面図である。
【図4】図1のIV−IV線拡大断面図である。
【図5】図3のV−V線拡大断面図である。
【図6】従来の物品収納棚構成部材の欠点を説明するた
めの簡略側面図である。
【符号の説明】
11 支柱 21 取付部材 26 アーム部 28 水平壁 32 物品支承桟 34 水平壁 35 垂下壁

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後の支柱に取り付けられた前後一対の
    取付部材と、これら前後の取付部材のアーム部に渡し止
    められた物品支承桟とを有しており、前記アームは所定
    間隔をあけて対向する上下一対の水平壁を有しており、
    前記物品支承桟は、所定間隔をあけて対向する上下一対
    の水平壁と、上側の水平壁の縁部に垂下連設された垂下
    壁とを有しており、物品支承桟は、下側の水平壁がアー
    ム部の下側の水平壁の上面に支持されるようにして、且
    つ、垂下壁がアーム部の上側の水平壁の上面に支持され
    るようにして、アーム部に渡されているラック装置の物
    品収納棚構成部材。
JP1993014654U 1993-03-03 1993-03-03 ラック装置の物品収納棚構成部材 Expired - Lifetime JP2519696Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993014654U JP2519696Y2 (ja) 1993-03-03 1993-03-03 ラック装置の物品収納棚構成部材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993014654U JP2519696Y2 (ja) 1993-03-03 1993-03-03 ラック装置の物品収納棚構成部材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0667417U JPH0667417U (ja) 1994-09-22
JP2519696Y2 true JP2519696Y2 (ja) 1996-12-11

Family

ID=11867207

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993014654U Expired - Lifetime JP2519696Y2 (ja) 1993-03-03 1993-03-03 ラック装置の物品収納棚構成部材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2519696Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102261927B1 (ko) * 2019-08-29 2021-06-07 주식회사 이필 보 연결용 브래킷 및 이를 이용한 랙

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0233009A (ja) * 1988-07-22 1990-02-02 Daifuku Co Ltd 枠組棚の連結構造
JP2603536B2 (ja) * 1989-03-30 1997-04-23 株式会社ダイフク 枠組棚の構造
JPH0425519U (ja) * 1990-06-26 1992-02-28
JPH04106005A (ja) * 1990-08-27 1992-04-08 Daifuku Co Ltd ラック構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0667417U (ja) 1994-09-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6202570B1 (en) Communications equipment relay rack
US5433327A (en) Merchandise display rack with reinforced bases
CA1278276C (en) Safety beam lock
JP2519696Y2 (ja) ラック装置の物品収納棚構成部材
JPH08284291A (ja) 間仕切壁
JPH06293414A (ja) ラック装置の物品収納棚構成部材
JPH0527859Y2 (ja)
KR102674144B1 (ko) 유격방지도구 및 이를 포함하는 보관장치
JP2541469B2 (ja) ラック装置
JP3640056B2 (ja) 物品棚における物品落下防止装置
JP2541468B2 (ja) ラック装置
JPS62131041U (ja)
CN209888999U (zh) 自行车支撑架
JPH0345614Y2 (ja)
JPS6019637Y2 (ja) 壁面パネル支持構造
JPS604444Y2 (ja) 陳列棚における脚取付装置
JPH0428418Y2 (ja)
JPH0624489Y2 (ja) 支柱への壁パネルの装着装置
JPH06127643A (ja) 枠組棚用支柱
JPH0617765Y2 (ja) 棚装置
JPS635575Y2 (ja)
JP2577282Y2 (ja) 枠組棚の支柱構造
JPH06248832A (ja) 安全柵
JPS6140179Y2 (ja)
JP2510731Y2 (ja) 移動棚装置における支柱取付構造

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term