JP2519619Y2 - カメラ - Google Patents

カメラ

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JP2519619Y2
JP2519619Y2 JP1987041960U JP4196087U JP2519619Y2 JP 2519619 Y2 JP2519619 Y2 JP 2519619Y2 JP 1987041960 U JP1987041960 U JP 1987041960U JP 4196087 U JP4196087 U JP 4196087U JP 2519619 Y2 JP2519619 Y2 JP 2519619Y2
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JP
Japan
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lens
light
light receiving
lead frame
optical axis
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JP1987041960U
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JPS63148906U (ja
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淳 永井
晃一 大徳
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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  • Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、被写界からの光を受けて電気信号に変換す
る受光素子か、被写界に対して光を放つ発光素子のいず
れか少なくとも一方と、該素子と前記被写界との間に配
設される合成樹脂製レンズとを含むカメラに関するもの
である。
〔従来の技術〕
従来、受光素子あるいは発光素子と、その前に配設さ
れるレンズとの取付けは、第3図に示すような構成がと
られていた。すなわち素子11が、基板12に密着するよう
に固定されると共に電気的に接続され、この基板12とレ
ンズ13がブブロック14に別々に取り付けられていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このような構成であるため、素子11とレンズ13との、
レンズ光軸に垂直な方向での位置決め、所謂光軸合わせ
が、各部品の外形寸法精度に影響されてしまうことな
り、従って、正確な光軸合わせが難しくなり、受光素子
あるいは発光素子の所期の性能を得る事ができないとい
う問題点があった。
そこで本考案の目的は、簡単な構成で、受光素子ある
いは発光素子と、その前に配設されるレンズの光軸合わ
せが正しくできる、受光または発光素子とレンズとの位
置決め装置を提供することにある。
〔問題点を解決する為の手段〕
上記目的の為に本考案の装置では、被写界からの光を
受けて電気信号に変換する受光素子か被写界に対して光
を放つ発光素子のいずれか少なくとも一方の素子(1)
と、該素子と前記被写界との間に配設される合成樹脂製
レンズ(2)とを含むカメラにおいて、前記いずれか少
なくとも一方の素子は他の部分との電気接続のためのリ
ードフレーム部(1b)と、前記素子の少なくとも前記レ
ンズ側を覆うモールド部(1c)とを含み、前記レンズは
光路外で前記素子側に延設された取付部(2c)と、前記
レンズと素子との間に配置され前記レンズの光軸と直交
する方向の平面からなる当てつけ部(2b)とを含み、前
記素子は、前記モールド部(1cの表面1f)を前記レンズ
の当てつけ部に接触させ、レンズ光軸と直交する方向へ
の偏位を規制するように、前記リードフレーム部(1b)
を前記取付部(2c)に係合して固定することによって、
前記レンズに一体的に固定するものである。
〔作用〕
このような構成であるので、素子(1)とレンズ
(2)とが簡単な構造でユニット化され、よって確実な
光軸合わせが実現されるものである。
第1図、第2図は、本考案を受光素子とその前に配設
されるレンズとに適用した実施例を示しており、第1図
は、ユニット化した両者を光軸を含む面で切断した断面
図であり、第2図は、受光素子のみをレンズ側から見た
正面図である。
両図において、受光素子1は、光電変換部1aと、リー
ドフレーム部1bと、モールド部1cとから成る。光電変換
部1aは、レンズ2で集光された被写界光を受けて、これ
を電気信号に変換する。リードフレーム部1bは、その光
電変換部1aが固設され、ここから発生する電気信号を不
図示の回路に伝達する。モールド部1cは、透明の絶縁物
質から成り、光電変換部1aの表面全部とリードフレーム
部1bの一部とを覆っている。リードフレーム部1bのモー
ルド部1cから延出している部分には、位置決め穴1dおよ
び位置決め用長穴1eが設けられている。
レンズ2には、合成樹脂製であり、取付用凸部2aと、
当てつけ面2bと、一対の位置決めボス2cとが、レンズ2
の光路外に一体成形で付設されている。取付用凸部2a
は、不図示のカメラに形成された凹部に嵌入することで
レンズ2をカメラに固定する。当てつけ面2bは、モール
ド部1cのうち、受光素子1の光電変換部1aの周辺部を覆
っている部分の表面に当接して、レンズ2と受光素子1
とのレンズ光軸方向の位置決めをする。一対の位置決め
ボス2cは、レンズ2の光軸からの距離が規定値に保たれ
ており、受光素子1の位置決め穴1d、1eにそれぞれ嵌入
され、そこから貫通した先端が熱がしめにより潰され
る。この位置決めボス2cと位置決め穴1d、1eとの固定に
よりレンズ2と受光素子2との光軸合わせと、ユニット
化が達成される。
尚、第2図において、光電変換部1aには、図の様に中
央の円状部分に被写界の中央部を測光する中央受光部1
g、その周囲に被写界の周辺部を測光する周辺受光図1h
が配設されている。リードフレーム部1bは、中央受光部
1gと周辺受光部1hの共通なコモン出力用の端子となって
いる。
リードフレーム部1i、1jは、リードフレーム部1bと同
様にモールド部1cで固定され、また図の如くそれぞれ中
央受光部1g、周辺受光部1hとワイヤーボンディングで電
気的な接続をされて、各受光部の出力端子となってい
る。
位置決め穴1dは、光電変換部1aをリードフレーム部1b
上に固定する際に利用されるリードフレーム1上の図示
なき位置決めマークに対して所定の位置をとるように正
確に開けられている。またレンズ2の位置決めボス2cの
周面と接触する。長穴1eの短幅方向の位置も、上記位置
決めマークかに対して所定の位置をとるように開けられ
ている。
第1図に示した、受光素子1とレンズ2とのユニット
をカメラに取付けると、被写界からの光は、レンズ2を
通過して光電変換部1aに集められ、そして光電変換され
て電気信号として出力されることになる。この際、レン
ズ2の光軸に対する、光電変換部1aの位置は、レンズ2
の位置決めボス2cとリードフレーム1bの位置決め穴1d、
1eとの固着により、高精度に規定される。従って被写界
の測光したい範囲を正確に測光できることとなり、いわ
ゆる逆光補正を行う場合に特に有効となる。何故なら逆
光補正とは、被写界の中央部の狭い領域を測光する中央
受光部1gの出力と、その周囲領域を測光する周辺受光部
1hの出力とを比較して、中央の輝度が周囲のそれより大
幅に低い逆光状態と判定された場合に、閃光装置の発
光、露出補正等を行うものであるから、このような逆光
状態の場合に、受光素子1とレンズ2との光軸合わせが
不完全で、被写界中央の主要被写体からの光が中央受光
部1gに入射せず、周辺受光部1hに入射してしまうと、逆
光状態と判定することが出来ず、逆光補正機能が働かな
い事態となるからである。本実施例では、受光素子1と
レンズ2との光軸合わせが正確に行なわれるから、この
ような事態が発生する虞はなく、逆光補正が所期のとお
りの機能を果たものである。
尚、本実施例では露出制御用の受光素子について説明
したが、本発明はこれに限らず、焦点検出用(測距用)
の受光素子や、発光素子にも適用できるものである。
〔考案の効果〕
以上のように本願考案の装置によれば、素子(1)の
モールド部(1c)と、レンズ(2)の当てつけ部(2b)
とを接触させ、さらに、レンズ光軸と直交する方向への
偏位を規制するように、リードフレーム部(1b)と取付
部(2c)とを係合して接合したので、レンズの光軸方向
におけるレンズと素子との位置合わせをモールド部と当
てつけ部との接触で、また、レンズの光軸と直交する方
向におけるレンズと素子との位置合わせをリードフレー
ム部と取付部との接合で調節できる。よって確実な光軸
合わせを簡単な構成ででき、しかもユニット化できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の断面図、第2図は受光素子
の正面図、第3図は従来技術の断面図である。 〔主要部分の符号の説明〕 1…受光素子 2…レンズ 1a…リードフレーム部 2c…位置決めボス

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】被写界からの光を受けて電気信号に変換す
    る受光素子か、被写界に対して光を放つ発光素子のいず
    れか少なくとも一方の素子と、該素子と前記被写界との
    間に配設される合成樹脂製レンズとを含むカメラにおい
    て、 前記いずれか少なくとも一方の素子は他の部分との電気
    接続のためのリードフレーム部と、前記素子の少なくと
    も前記レンズ側を覆うモールド部とを含み、 前記レンズは光路外で前記素子側に延設された取付部
    と、前記レンズと素子との間に配置され前記レンズの光
    軸と直交する方向の平面からなる当てつけ部とを含み、 前記素子は、前記モールド部を前記レンズの当てつけ部
    に接触させ、レンズ光軸と直交する方向への偏位を規制
    するように、前記リードフレーム部を前記取付部に係合
    して固定することによって、前記レンズに一体的に固定
    することを特徴とするカメラ。
JP1987041960U 1987-03-20 1987-03-20 カメラ Expired - Lifetime JP2519619Y2 (ja)

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JPS63148906U JPS63148906U (ja) 1988-09-30
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