JPH0631631Y2 - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JPH0631631Y2
JPH0631631Y2 JP1984048788U JP4878884U JPH0631631Y2 JP H0631631 Y2 JPH0631631 Y2 JP H0631631Y2 JP 1984048788 U JP1984048788 U JP 1984048788U JP 4878884 U JP4878884 U JP 4878884U JP H0631631 Y2 JPH0631631 Y2 JP H0631631Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
lens
frame
electronic device
photoelectric element
photoelectric
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Application number
JP1984048788U
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English (en)
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JPS60160442U (ja
Inventor
武司 林
紀夫 恩地
公郎 五十嵐
祥三 山本
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
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  • Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はレンズと光電素子を取付けるフレーム構造に特
徴を有する電子機器に関するものである。
従来の技術 電子機器、例えば光電スイッチは投光素子と受光素子の
光電素子を用いて構成されるが、光を有効に投受光して
信頼性を向上させるために光電素子の前面に光を拡散,
集束させる凸レンズを設けることが好ましい。凸レンズ
を設けた場合には、光電素子と凸レンズの光軸を一致さ
せ、且つ凸レンズの焦点距離に正確に光電素子を配置す
る必要がある。
考案が解決しようとする課題 しかるに従来の光電スイッチにあっては、光電素子はプ
リント基板にはんだ付けによって取付けられており、プ
リント基板をケース本体に取付ける位置を調整して凸レ
ンズの焦点に光電素子を合わせるようにしている。しか
しこのような方法では、はんだ付けの仕方やプリント基
板の位置ずれによって光電素子がレンズの光軸を外れる
ことが多く、効果的に光を拡散,集束させることは困難
であった。このため光電スイッチの組立作業時には光軸
とレンズまでの距離を調整する必要があり、組立時に多
くの手間がかかるという問題点があった。
本考案はこのような従来の光電スイッチの問題点を解消
するために成されたものであって、ケースのフレームに
レンズと光電素子とを組み込むことによって位置のばら
つきをなくし、調整なく光軸を一致させることができる
電子機器を提供するものである。
課題を解決するための手段 本考案は電子機器の前面に取付けられ、電子機器の内側
に向けたレンズ凸部を有しレンズが形成されたレンズ板
と、電子機器の内部に取付けられる光電素子と、フレー
ムとを具備し、光電素子は、前面に該光電素子の外径よ
りも小径のレンズ部を有しており、フレームは、このフ
レームを貫通して形成された光透過孔と、このフレーム
の前面側に突出し、レンズ板のレンズ凸部との位置関係
を固定するレンズ固定部と、光電素子のレンズ部以外の
前面縁部に当接する段部と、このフレームの後面側に突
出し、光電素子の外径と略等しい内径を有し、レンズ板
のレンズ凸部の光軸上に光電素子を固定する少なくとも
一対の弾性を有するサポータと、サポータに互いに対向
して設けられ、光電素子の後面を係止する爪と、を有
し、フレームが段部とサポータと爪とにより光電素子を
固定することを特徴とするものである。
作用 このような特徴を有する本考案によれば、電子機器内の
光電素子はその前面に素子の外径より小径のレンズ部を
有しており、フレームの後面の段部に当接して位置決め
され固定される。そして光電素子の側面はフレームの光
源側に突出する少なくとも一対のサポータによって保持
され、光電素子の背面はサポータに設けられた爪によっ
て係止されてフレームの所定位置に固定される。このた
め電子機器内の光電素子は前面と後面とがフレームによ
って固定され、確実に保持されることとなり、容易に光
電素子とレンズ凸部との光軸を一致させることができ
る。
実施例 第1図は本考案の一実施例による光電スイッチの断面図
である。光電スイッチ1の前面には合成樹脂で形成さ
れ、電子機器の内向きに突出した湾曲部を有する2つの
凸レンズ2a,2bが一体に形成されたレンズ板2が設
けられており、そのレンズ板2の内側に外枠が設けられ
る。ケース3と一体に形成されたフレーム4にはレンズ
板2の外枠が嵌入する溝を有しており、レンズ板2を超
音波接着によって前面に固定している。ケース3はその
内側に凸レンズ2a,2bの光軸に沿って二つの光電素
子を保持するフレーム4を有し、内部に検知回路部を封
入する筐体として形成されている。フレーム4は第2図
に部分断面図を示すように、レンズ2aの光軸と同一軸
上に設けられ、凸レンズの凸部外径に等しい内径幅のフ
ランジ5を前面に突出させている。このフランジ5はレ
ンズ板2の凸レンズ2aを保持するレンズ固定部を構成
している。又フレーム4はこのフランジ5に中心軸を合
わせて光を透過させる光透過孔6が設けられ、その内側
には、光軸から等間隔に光電素子の外径と同一の内径を
有するサポータ7a,7bが設けられる。光透過孔6と
サポータ7a,7bの根元部には一定の間隙を有し、第
2図に示すように段部が形成されるものとする。そして
この光透過孔6には図示のような発光ダイオードの先端
のレンズ部が挿入される。そしてこのサポータ7a,7
bは弾性を有しており、その先端には互いに対向するよ
うに内向きに爪8a,8bが設けられ、光電素子を挿入
する空隙が設けられる。サポータ7a,7bの間隙は図
示のように発光ダイオード9の外径に等しくしておく。
この空隙に図示のように投光素子である発光ダイオード
9を挿入すれば、サポータ7a,7bが湾曲し発光ダイ
オード9の先端面がフレーム4に当接する。そして発光
ダイオード9の前面のレンズ2aの凸部がフランジ5に
位置決めされ、フランジ5に挿入された状態でサポータ
7a,7bが元の位置に戻り、爪8a,8bによって発
光ダイオード9の光面が係止され、所定位置に固定され
る。このようにすればケース3に一体に形成されたフレ
ーム4に投光素子である発光ダイオード9を固定するこ
とができる。又フレーム4に受光素子、例えばフォトト
ランジスタ10を固定する場合も第2図と同様の構成が
なされていれば、サポータによりフォトトランジスタ1
0を光透過孔11の中心軸を光軸とする位置に配置する
ことができる。
そしてフレーム4の前面にレンズ板2を超音波接着によ
り溶着する。このときフレーム4は、光電素子である発
光ダイオード9及びフォトトランジスタ10の焦点位置
に凸レンズ2a,2bが位置するようにあらかじめサポ
ータの位置が決定され、爪8によって光電素子の位置が
定められているものとする。そうすればその光軸が二つ
の光透過孔6,11と一致し、且つそれらのレンズの焦
点位置に光電素子である発光ダイオード9,フォトトラ
ンジスタ10が位置することとなるので、光軸調整をす
る必要がなく容易に組立てることができる。
尚本実施例はケース3とフレーム4とが一体になった光
電スイッチについて説明したが、レンズ板と光電素子を
保持したフレームをケースの検知面に接続するようにし
た光電スイッチとすることも可能である。
又本実施例は反射型光電スイッチについて説明したが、
透過型等,他の形式の光電スイッチや種々の電子機器に
本考案を適用できることは言うまでもない。
考案の効果 このような特徴を有する本考案によれば、フレームに設
けられた光透過孔の背面のサポータ内に光電素子を挿入
してフレームに形成されたフランジにレンズの凸部を合
わせて嵌入してレンズを固定するだけで、光電素子の前
面及び後面がフレームに正確に固定される。従ってレン
ズと光電素子の光軸及び距離を正しく配置することがで
きる。従って手作業で各電子機器毎に光軸や位置調整を
行う必要はなく、電子機器の組立作業性を向上させるこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例による光電スイッチを示す断
面図、第2図は本実施例の光電素子が取付けられるフレ
ーム4の構造を示す部分拡大断面図である。 1……光電スイッチ、2……レンズ板、2a,2b……
凸レンズ、3……ケース、4……フレーム、6,11…
…光透過孔、7a,7b……サポータ、8a,8b……
爪、9……発光ダイオード、10……フォトトランジス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 五十嵐 公郎 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 立 石電機株式会社内 (72)考案者 山本 祥三 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 立 石電機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭55−139730(JP,A) 実開 昭53−41088(JP,U) 実開 昭57−45685(JP,U)

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子機器の前面に取付けられ、電子機器の
    内側に向けたレンズ凸部を有しレンズが形成されたレン
    ズ板と、電子機器の内部に取付けられる光電素子と、フ
    レームとを具備し、 前記光電素子は、前面に該光電素子の外径よりも小径の
    レンズ部を有しており、 前記フレームは、このフレームを貫通して形成された光
    透過孔と、このフレームの前面側に突出し、前記レンズ
    板のレンズ凸部との位置関係を固定するレンズ固定部
    と、前記光電素子のレンズ部以外の前面縁部に当接する
    段部と、このフレームの後面側に突出し、前記光電素子
    の外径と略等しい内径を有し、前記レンズ板のレンズ凸
    部の光軸上に前記光電素子を固定する少なくとも一対の
    弾性を有するサポータと、前記サポータに互いに対向し
    て設けられ、前記光電素子の後面を係止する爪と、を有
    し、 前記フレームが前記段部と前記サポータと前記爪とによ
    り前記光電素子を固定することを特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】前記フレームは電子機器のケースに一体に
    形成されていることを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の電子機器。
  3. 【請求項3】前記電子機器は光電スイッチであることを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項又は第2項記
    載の電子機器。
JP1984048788U 1984-04-03 1984-04-03 電子機器 Expired - Lifetime JPH0631631Y2 (ja)

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JP1984048788U JPH0631631Y2 (ja) 1984-04-03 1984-04-03 電子機器

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JP1984048788U JPH0631631Y2 (ja) 1984-04-03 1984-04-03 電子機器

Publications (2)

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JPS60160442U JPS60160442U (ja) 1985-10-25
JPH0631631Y2 true JPH0631631Y2 (ja) 1994-08-22

Family

ID=30565372

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JP1984048788U Expired - Lifetime JPH0631631Y2 (ja) 1984-04-03 1984-04-03 電子機器

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5341088U (ja) * 1976-09-15 1978-04-10
JPS55139730A (en) * 1979-04-19 1980-10-31 Omron Tateisi Electronics Co Photoelectric switch
JPS5745685U (ja) * 1980-08-29 1982-03-13

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60160442U (ja) 1985-10-25

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