JP2519167Y2 - トラッククレーン - Google Patents

トラッククレーン

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JP2519167Y2
JP2519167Y2 JP2413891U JP2413891U JP2519167Y2 JP 2519167 Y2 JP2519167 Y2 JP 2519167Y2 JP 2413891 U JP2413891 U JP 2413891U JP 2413891 U JP2413891 U JP 2413891U JP 2519167 Y2 JP2519167 Y2 JP 2519167Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、巻上機を備えたトラッ
ククレーンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種トラッククレーンとして、特開平
1−317996号公報に開示された発明がある。この
トラッククレーンは、荷台の上方に設けられ、縦軸によ
り旋回支持部材が回動自在に取付けられた支持部材と、
基端部が上記旋回支持部材に横軸により枢着された旋回
俯仰アームと、旋回俯仰アームの下部において水平に延
長され旋回支持部材に固定されたガイドレールと、基端
部が旋回俯仰アームの中間部に横軸により折りたたみ可
能に取付けられたアーム上向き傾斜支持用支脚と、この
アーム上向き傾斜支持用支脚の先端部に設けられガイド
レールによってガイドされるガイド部材と、旋回俯仰ア
ームの先端部に取付けられたチェーンブロックとからな
るものである。
【0003】このように構成したトラクッククレーンに
おいては、旋回俯仰アームを支持部材に対して縦軸を中
心に旋回させると、チェーンブロックが旋回する。ま
た、旋回俯仰アームを横軸を中心として上方に回動して
上向きに傾斜させた状態で、ガイドレールによりアーム
上向き傾斜支持用支脚を介して旋回俯仰アームの中間部
を支持するとチェーンブロックが高レベルの位置に支持
され、アーム上向き傾斜支持用支脚を旋回俯仰アームに
対して折りたたんだ状態で、旋回俯仰アームを倒伏する
とチェンブロックは低レベルの位置に支持される。
【0004】さらに、旋回俯仰アームを上向きに傾斜さ
せた状態で旋回させるとチェーンブロックの旋回半径が
小さくなり、旋回俯仰アームを倒伏した状態で旋回させ
るとチェーンブロックの旋回半径を大きくすることがで
きる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】上記のようなトラック
クレーンは、低い屋根のガレージにも格納できる、安定
状態で走行できるなど種々特徴を有するが、チェンブロ
ックを高レベル位置から低レベル位置に移動する場合、
即ち、旋回俯仰アームを倒伏させる場合は、作業員が一
方の手で旋回俯仰アームを支えながら、他方の手で回動
用把手をガイドレールの基端側に押圧しなければならな
いので、作業員は大きな力を必要とし、その上両手を使
用しなければならないので作業が面倒であり、安全上も
問題があった。
【0006】本考案は上記の課題を解決すべくなされた
もので、操作が容易でしかも安全なトラッククレーンを
得ることを目的したものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案に係るトラックク
レーンは、トラックの荷台に立設された支柱に水平方向
に回動自在に装着された横アームと、基端部がこの横ア
ームに垂直方向に回動自在に装着され先端部に巻上機が
取付けられた俯仰アームと、この俯仰アームのほぼ中間
部に設けられたブラケットと、一端がブラケットに軸止
された第1支脚、一端が第1支脚に軸止され他端がロー
ラを有する第2支脚及びの第2支脚とブラケットとの間
に介装されたばねとからなる屈伸式支脚と、俯仰アーム
に取付けられ、横アーム、俯仰アーム及び屈伸式支脚に
よって形成される空間部を遮蔽する保護板とからなるも
のである。
【0008】
【作用】アームを水平状態で旋回させれば、巻上機を所
望の位置に保持して荷の吊上げ、吊降し、移動を行なう
ことができる。また、俯仰アームを垂直方向に回動させ
て第2支脚で支持させれば、巻上機を高いレベルに保持
して荷の吊上げ、吊降し、移動を行なうことができる。
俯仰アームをさらに垂直方向に回動させると、第1支脚
と第2支脚はほぼ直線状になり、ばねの作用で第2支脚
のローラが横アーム上を転動して移動し、俯仰アームを
水平状態に戻すことができる。
【0009】
【実施例】図1は一部を断面で示した本考案実施例の側
面図、図2はその要部の拡大図である。図において、1
はトラック、2はその荷台、3は荷台2の前端部に立設
された支柱で、上端部には縦軸4が回転自在に装着され
ている。5は上部が開口された断面コ字状の横アーム
で、基端部は縦軸4に溶接等により固着されている。6
は基端部がピン7により横アーム5の基端部近傍に垂直
方向に回動可能に軸止され、他端に巻上機8が取付けら
れた俯仰アームである。
【0010】9は俯仰アーム6の下面ほぼ中央部に設け
られた断面コ字状のブラケット、11は一端がピン12
によりブラケット9に回動可能に軸止された第1支脚、
13は一端がピン14により第1支脚11に回動可能に
連結され、他端にローラ15が取付けられた第2支脚、
16はブラケット9と第2支脚13との間に介装された
ばねで、これら第1支脚11、第2支脚13及びばね1
6により屈伸式支脚10が構成されている。17は俯仰
アーム6の下面に設けられた第1支脚11の支承部、1
8は横アーム5の内壁先端部に設けられたローラ15の
ストッパ、19は横アーム5の内壁のほぼ中央部に設け
られた第2支脚13の浮上りを防止するストッパであ
る。
【0011】21は斜辺が俯仰アーム6の上面に固定さ
れて両側に垂下したほぼ台形状の2枚の保護板である。
なお、図2以下には内側の機構を理解し易くするため、
保護板21を鎖線で示してある。22は俯仰アーム6を
ロックするロック装置、23は俯仰アーム6の先端部に
設けた把手である。
【0012】上記のように構成した本考案において、先
ず、ロック装置22を解除して俯仰アーム6を水平状態
で縦軸4を中心に旋回させれば、巻上機8を所望の位置
に保持して荷の吊上げ、吊降しや移動を行なうことがで
きる。次に、把手23を持って俯仰アーム6をピン7を
中心に上方に回動させると、第2支脚13は図3に示す
ようにピン14を中心に反時計方向に回動し、他端に設
けたローラ15が横アーム5の底部を転動して図の右方
に移動し、ストッパ18に当って停止し、ばね16によ
りその位置に保持される。このとき、第2支脚13が連
結された第1支脚11は、支承部17に当接している。
これにより、俯仰アーム6は第2支脚13に支持され、
第2支脚の長さに規定される仰角で停止し、巻上機8を
高いレベルに保持する。この状態で巻上機8により荷の
吊上げ、吊降しを行ない、あるいは横アーム5を旋回さ
せて荷を移動させることができる。
【0013】俯仰アーム6を元に状態(水平)に戻すに
は、把手23を持って俯仰アーム6をさらに上方に回動
させる。これにより第1支脚11と第2支脚13は図4
に示すようにほぼ一直線上になり、第1支脚11が第2
支脚13に設けたストッパ20に当って停止する。この
とき、第1支脚11と第2支脚13を連結するピン16
は、ピン11とローラ15のピン15aを結ぶ線0−0
より僅かに外側(図の右方)に位置する。ついで、俯仰
アーム6を下方に回動すると、ばね13の作用によって
ローラ15は横アーム13上を内側(図の左方)へ移動
し、屈伸式支脚10は自動的に折りたたまれて図1の状
態になり、俯仰アーム6は水平に保持される。
【0014】ところで、図から明らかなように、俯仰ア
ーム6を引上げて巻上機8を高位置に保持すると、横ア
ーム5と俯仰アーム6及び屈伸式支脚10とによって三
角形状の空間部Aが形成される。このため俯仰アーム6
を水平状態に戻すときに、この空間部Aに手などが挾ま
れるおそれがあり、きわめて危険である。
【0015】そこで本考案においては、俯仰アーム6に
ほぼ台形状の保護板21を取付けて両側から垂下させ、
この空間部Aを遮蔽するようにした。これにより、俯仰
アーム6がどのような状態にあっても空間部Aは遮蔽さ
れているので、手などを挾まれるおそれがなく、安全な
トラッククレーンを得ることができる。
【0016】
【考案の効果】以上の説明から明らかなように、本考案
は支柱に水平方向に回動自在に装着された横アームと、
巻上機が取付けられ横アームに垂直方向に回動自在に軸
止された俯仰アームと、この俯仰アームと横アームとの
間に介装された屈伸式支脚と、これらによって形成され
る空間部を遮蔽する保護板とによってクレーンを構成し
たので、構造が簡単で操作がきわめて容易であり、しか
も安全なトラッククレーンを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一部を断面で示した本考案実施例の側面図
【図2】図1の要部の拡大図
【図3】本考案の作用説明図
【図4】本考案の作用説明図
【符号の説明】
1 トラック 2 荷台 3 支柱 4 縦軸 5 横アーム 6 俯仰アーム 8 巻上機 9 ブラケット 10 屈伸式支脚 11 第1支脚 13 第2支脚 15 ローラ 16 ばね 18,19 ストッパ 21 保護板

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部が開口され、トラックの荷台に立設
    された支柱に水平方向に回動自在に装着された横アーム
    と、基端部が前記横アームに垂直方向に回動自在に軸止
    され、先端部に巻上機が取付けられた俯仰アームと、こ
    の俯仰アームのほぼ中間部に設けられたブラケットと、
    一端がこのブラケットに回動自在に軸支された第1支
    脚、一端がこの第1支脚に回動自在に軸止され他端に前
    記横アーム上を転動するローラを有し、前記横アームに
    設けたストッパによりその可動範囲が規制される第2支
    脚及びこの第2支脚と前記ブラケットとの間に介装され
    たばねとからなる屈伸式支脚と、前記俯仰アームに取付
    けられ、前記横アーム、俯仰アーム及び屈伸式支脚によ
    って形成される空間部を遮蔽する保護板とを備えたこと
    を特徴とするトラッククレーン。
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