JP2518951Y2 - 変速機用シフトレバー装置 - Google Patents

変速機用シフトレバー装置

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UD Trucks Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) この考案は車両、特にトラックの2輪駆動と4輪駆動
を切換える変速機用シフトレバー装置に関する。
(従来の技術) 上記シフトレバー装置において、シフトレバーの作動
範囲を規制するための操作パターンが(2H),(4H),
(N),(4L)の各シフトポジションを直線状に配列し
た直線パターンの場合は、シフトレバーをシフト方向に
操作するだけで各シフトポジションへのシフト切換操作
が行われるのでシフト切換機構を簡単にすることができ
ると共に、シフト切換操作を容易に行うことができる。
(考案が解決しようとする課題) しかし、上記直線パターンのシフトレバー装置では、
シフトレバーの操作力が強過ぎるとポジション飛びを発
生し易くなり、特に(4H),(N)ポジションへのシフ
ト切換操作が不確実になる虞があった。
そこで、ポジション飛びが発生しないようにシフトレ
バーをシフト方向だけでなく、セレクト方向にも操作す
るようにしたシフトレバー装置が使用されている。第4
図はこの種のシフトレバー装置の一例を示したもので、
シフトレバー1を設けた回動軸2が軸受部材3A,3Bに軸
方向移動可能に軸着されている。軸受部材3A側の回動軸
2にはストッパレバー4が突設しており、このストッパ
レバー4の両端部4a,4bは軸受部材3Aに位相をずらして
設けたストッパ5A,5Bにそれぞれ当接するように設定さ
れている。また軸受部材3B内には回動軸2、すなわちス
トッパレバー4を矢印Aの方向に付勢させるセレクトス
プリング(図示せず)が内蔵されている。
なお、第4図において6は回動軸2に突設したシフト
アームでケーブル7によって変速機に連接されている。
第5図は上記シフトレバー装置の動作説明図で、(4
L)−(N)ポジション間ではストッパレバー4は、そ
の一端部4aをセレクトスプリングの付勢力によりストッ
パ5Aの側面に接触させながら移動する。そして、ストッ
パレバー4の他端部4bをストッパ5Bに当接するまで移動
させると、(4H)ポジションでシフト完了となる。この
位置でシフトレバー1から手を離すと、セレクトスプリ
ングの付勢力により(2H)列の(4H)ポジションまで自
動的にセレクトされる。そして、そのまま(2H)ポジシ
ョンへシフトしてシフト完了となる。
逆に(2H)ポジションから(4H)ポジションにシフト
するときは、ストッパレバー4の他端部4bを(2H)列の
ストッパ5Aに当接するまで移動させることにより(4H)
ポジションでシフト完了となる。このポジションで右方
向へ(4L)列を少し超える位置までシフトレバー1のセ
レクト操作を行った後、(4L)ポジションへシフトして
シフト完了となる。
このように、第4図に示す従来の変速機用シフトレバ
ー装置によれば、ストッパ5A,5B等を設けることにより
ポジション飛びをなくすことができるが、シフトレバー
1の各シフトポジションへの切換操作に際して、シフト
操作のみでなくセレクト操作も必要となり、シフト切換
機構が複雑になると共に、シフト切換操作が面倒になる
という問題があった。
この考案は、上記従来技術の欠点を解決すべくなされ
たもので、その目的とするところは、シフトレバーの操
作パターンを直線パターンにしてもポジション飛びが発
生しないようにした変速機用シフトレバー装置を提供す
ることにある。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、この考案は、シフトレバー
の操作により所望のシフトポジションを選択する変速機
用シフトレバー装置であって、複数のシフトポジション
溝を有するポジションプレートを、前記シフトレバーに
設けると共に、前記シフトポジション溝にロックピンを
ロックアームを介して係脱可能に係合し、このロックア
ームをソレノイドにより作動するように構成し、ソレノ
イドを作動することによりロックアームを介してロック
ピンをシフトポジション溝に係脱し、これによりポジシ
ョンプレートを介してシフトレバーの作動範囲を規制す
るようにしたことを特徴とする。
(作用) この考案に係る変速機用シフトレバー装置によれば、
シフトレバーの作動範囲を規制するための操作パターン
をポジションプレートの複数のシフトポジション溝とロ
ックピンとの協働作用により直線状に設定することがで
きると共に、シフトレバーのシフト切換操作をロックピ
ンとソレノイドとの協働作動によって行うことができ
る。これによりシフトレバーのシフト操作のみによって
シフト切換操作を行うことができると共に、ポジション
飛びをなくすことができる。
(実施例) 以下、この考案を図面に示す実施例に基いて説明す
る。
第1図は変速機用シフトレバー装置の要部斜視説明
図、第2図はポジションプレートの正面説明図、第3図
はシフト動作を示す説明図である。
図において、Eは車両の変速機用シフトレバー装置
で、シフトレバー10の操作により所望のシフトポジショ
ンを選択するように構成されている。
そしてこの考案は、特に、複数のシフトポジション溝
21,22を有するポジションプレート20をシフトレバー10
に設けると共に、シフトポジション溝21,22にロックピ
ン31をロックアーム30を介して係脱可能に係合し、この
ロックアーム30をソレノイド40により作動するように構
成し、ソレノイド40を作動することによりロックアーム
30を介してロックピン31をシフトポジション溝21,22に
係脱し、これによりポジションプレート20を介してシフ
トレバー10の作動範囲を規制するようにしてある。
つぎに、この考案の構造をさらに詳細に説明する。
シフトレバー10の基部10aは第1図示のように水平方
向に配置され、車体に固定した機枠50に回動可能に軸着
されている。シフトレバー10の先端部には、操作ノブ11
が装着されており、この操作ノブ11の頂面には、図示し
ないハーネスによってソレノイド40に接続されたスイッ
チボタン41が装着されている。
ポジションプレート20はシフトレバー10の基部10aに
軸線と直交して設けられており、このポジションプレー
ト20にはシフトレバー10の操作に伴う4つのシフトポジ
ションすなわち(2H),(4H),(N),(4L)の各シ
フトポジションに対応して2つのシフトポジション溝2
1,22が凸部23を挟んで両側に形成されている。
第2図において右側のシフトポジション溝21は、(2
H),(4H)の各シフトポジションと対応する位置に配
置されており、その底面21aはシフトレバー10の基部10a
軸心を中心とする円周上に形成されている。またシフト
ポジション溝21側には、(2H),(4H)の各シフトポジ
ションと対応する位置に係合したロックピン31の上方の
移動を規制するための円弧状壁面24,25が形成されてい
る。凸部23は(N)シフトポジションと対応する位置に
配置されており、その頂面は壁面24とほぼ同一の円周上
に形成されている。第2図において左側のシフトポジシ
ョン溝22は(4L)のシフトポジションと対応する位置に
配置されており、その底面22aは、シフトポジション溝2
1の底面21aとほぼ同一の円周上に形成されている。
ロックアーム30は、その基部30aを機枠50に固定した
ブラケット51にシフトレバー10の基部10a軸線と平行な
枢軸32により軸着しており、自由端部にシフトポジショ
ン溝21,22と係合するロックピン31が枢軸32と平行に設
けられている。またロックアーム30には、軸線と直交し
て作動アーム33が上方に突設されている。ソレノイド40
はブラケット51に固定されており、図示しない圧縮ばね
により外方に突出するよう付勢されたプランジャー42が
収容されている。このプランジャー42は作動アーム33の
先端部に形成した孔33aに係止されている。
なお、第1図において60は、シフトレバー10の基部10
aに軸線と直交して設けたシフトアームで、その先端部
に係止したシフトケーブル61によって図示しない変速機
に連接されている。
つぎに、この考案の実施例の作用を説明する。
第3図(a)はシフトレバー10を(2H)シフトポジシ
ョンにシフトしたときの状態を示したもので、ロックア
ーム30はプランジャー42を介して圧縮ばねの付勢力によ
り時計方向に回動するように付勢されており、これによ
りロックピン31は(2H)シフトポジションと対応する位
置でシフトポジション溝21に圧接係合されている。
(2H)から(4H)シフトポジションへのシフトは、ソ
レノイド40がOFFの状態でシフトレバー10を第1図の時
計方向に回動させることによって行われ、このとき、凸
部23がロックピン31に当接するから、シフトレバー10の
操作力を強くしても、(4H)シフトポジションを飛びこ
して(N)シフトポジションにシフトすることがなく、
確実に(2H)シフトポジションから(4H)シフトポジシ
ョンへのシフト切換操作を行うことができる。
つぎに、第3図(b)に示すように(4H)から
(N),(4L)シフトポジションに切換えるには、スイ
ッチボタン41を押圧する。すると、ソレノイド40がON、
すなわち励磁されてプランジャー42が圧縮ばねの付勢力
に抗して引き込まれ、これにより作動アーム33を介して
ロックアーム30が反時計方向に回動し、ロックピン31が
シフトポジション溝21から離脱し、この状態で凸部23が
ロックピン31と対向する位置までシフトレバー10を時計
方向に回動させることによって(N),(4L)シフトポ
ジションへのシフト切換操作を行うことができる。
つぎに、第3図(c)に示すように(4L)から
(N),(4L)シフトポジションへ切換えるときは、上
述のようにソレノイド40を励磁させることによって行う
ことができる。
上述のように、シフトレバー10の作動範囲を規制す
る、すなわち(2H),(4H),(N),(4L)の各シフ
トポジションにシフトするための操作パターンをポジシ
ョンプレート20のシフトポジション溝21,22とロックピ
ン31との協働作用により直線状に設定することができる
と共に、シフトレバー10のシフト切換操作をロックピン
31とソレノイド40との協働作用によって行うことができ
るようにしたから、シフトレバー10のシフト操作のみに
よってシフト切換操作を行うことができると共に、ポジ
ション飛び、特に(4H)から(N)シフトポジションへ
のポジション飛びの発生をなくすことができる。
なお、第6図はシフトパターンラベルでトランスファ
コントロール操作方法を示す説明図であり、(4H),
(N)シフトポジション間及び(N),(4L)シフトポ
ジション間のシフト操作は、スイッチボタン41を押す。
また(4H),(2H)シフトポジション間のシフト操作
は、スイッチボタン41を押さずに行うことができる。
〔考案の効果〕
上述した通り、この考案によれば、シフトレバーの作
動範囲を規制するための操作パターンをポジションプレ
ートの複数のシフトポジション溝とロックピンとの協働
作用により直線状に設定することができると共に、シフ
トレバーのシフト切換操作をロックピンとソレノイドと
の協働作用によって行うことができるようにしたから、
シフトレバーのシフト操作のみによってシフト切換操作
を行うことができると共に、ポジション飛びの発生をな
くすことができる。したがって、シフトレバーのシフト
切換操作を容易に、かつ確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図はこの考案の実施例に係り、第1図は
変速機用シフトレバー装置の要部斜視説明図、第2図は
ポジションプレートの正面説明図、第3図(a),
(b),(c)はシフト動作を示す説明図、第4図及び
第5図は従来例に係り、第4図は変速機用シフトレバー
装置の要部斜視説明図、第5図はシフト動作を示す説明
図、第6図はシフトパターンラベルでトランスファコン
トロール操作方法を示す説明図である。 E……変速機用シフトレバー装置 10……シフトレバー 20……ポジションプレート 21,22……シフトポジション溝 23……凸部 30……ロックアーム 31……ロックピン 33……作動アーム 40……ソレノイド 41……スイッチボタン 42……プランジャー 50……機枠

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シフトレバーの操作により所望のシフトポ
    ジションを選択する変速機用シフトレバー装置であっ
    て、 複数のシフトポジション溝を有するポジションプレート
    を、前記シフトレバーに設けると共に、前記シフトポジ
    ション溝にロックピンをロックアームを介して係脱可能
    に係合し、このロックアームをソレノイドにより作動す
    るように構成し、ソレノイドを作動することによりロッ
    クアームを介してロックピンをシフトポジション溝に係
    脱し、これによりポジションプレートを介してシフトレ
    バーの作動範囲を規制するようにしたことを特徴とする
    変速機用シフトレバー装置。
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