JP2518851Y2 - 導光板装置 - Google Patents

導光板装置

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JP2518851Y2
JP2518851Y2 JP7926391U JP7926391U JP2518851Y2 JP 2518851 Y2 JP2518851 Y2 JP 2518851Y2 JP 7926391 U JP7926391 U JP 7926391U JP 7926391 U JP7926391 U JP 7926391U JP 2518851 Y2 JP2518851 Y2 JP 2518851Y2
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佳昭 染矢
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オーツタイヤ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、液晶テレビ、パソコン
等のディスプレイに使用するバックライトで特に、液晶
表示板として用いられる導光板装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の導光板装置は、図5で示すように
表裏両面と外周端面とを有する導光板21と、該導光板21
の前記端面外方に配置された光源22と、前記光源22が配
設されている側の前記導光板21の表裏両面端部23,26
に、接着剤層33,33'を介して添設された反射フィルム28
と、該反射フィルム28と隙間を有しないように前記導光
板21の表面に添設された拡散板24と、同裏面に添設され
た反射板27とを有するものであった。
【0003】前記接着剤層33,33'は、導光板21の端部2
3,26 の全面に両面テープ等の接着材が貼着されたもの
であり、この接着剤層33,33'で、前記光源22を覆って遮
光用に設けられた反射フィルム28が、前記導光板21の端
部23,26 と固着されていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記導光板装置では、
前記接着剤層33,33'に入光した光源22からの光が、接着
材によって乱反射され、その光が拡散板24に導光される
と、特に拡散板24の端部35での発光が異常発光A となる
(図5参照)。
【0005】そこで、図6に示すように反射フィルム28
を拡散板24及び反射板27のエッジ部29,30 から所定距離
離れた位置、即ち、導光板21の表裏両面端部23,26 の末
端部31,32 のみに接着材を貼着して、その末端部31,32
で反射フィルム28を固着させた導光板装置を考えた。
【0006】ところが、前記導光板装置では、拡散板24
の端部35での異常発光率は少なくなったが、前記接着剤
層33,33'の接着材によって生じた乱反射の光が、拡散板
24のエッジ部分29から反射フィルム28までの間の、導光
板21が露出している部分から放射されるので、無駄な発
光B (図6参照)が多くなり、輝度の低下の原因となっ
てしまった。
【0007】そこで、本考案の導光板装置は上述のよう
な異常発光が起こらないよう改良したものであり、異常
発光による発光面の輝度のムラをなくし、高い輝度及び
均斉度を維持できるようにした導光板装置を提供するこ
とを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記目的を達
成するために、次の技術的手段を講じる。
【0009】即ち、表裏両面と外周端面とを有する導光
板と、該導光板の前記端面外方に配置された光源と、前
記光源が配設されている側の前記導光板の表裏両面の端
部に、接着剤層を介して添設された反射フィルムと、該
反射フィルムと隙間を有しないように前記導光板の表面
に添設された拡散板と、同裏面に添設された反射板とを
有する導光板装置において、前記少なくとも拡散板側の
接着剤層は、前記拡散板と反射フィルムとの接合部から
離間した位置に設けられていることを特徴としている。
【0010】
【作用】本考案の導光板装置では、光源からの光を遮光
する反射フィルムは拡散板及び反射板と隙間を有しない
ように接合されているが、この反射フィルムを固着する
接着剤層で、少なくとも拡散板側の接着剤層は、前記拡
散板と反射フィルムとの接合部から離間した位置に設け
られ、導光板が露出した表面端部の全面には設けられて
いないので、図3に示すように、前記接着剤層13の接着
材で乱反射が生じても、この乱反射は接着剤層13が設け
られていない部分の反射フィルム添設部Cで滅衰され、
拡散板4 の発光面上で異常発光することはなくなる。
【0011】
【実施例】以下、図面に基いて本考案の実施例を詳述す
る。
【0012】本考案に係る導光板装置は図1及び図2で
示すようにアクリル樹脂、ポリカーボネート、AS,P
ET等の光透過率の高い透明樹脂板、或いは透明ガラス
板より構成された表裏両面と外周端面とを有する直方体
状の導光板1 と、その両側、或いは一側端面外方に離間
して配置させた光源2 とを備えている。
【0013】前記導光板1 の表面は前記光源2 が配設さ
れている側の端部3 を除いて、透過率の高い半透明のポ
リカーボネート等からなる拡散板4 が一枚或いは複数枚
重合状に設けられ、発光面とされている。
【0014】また前記導光板1 の裏面は、光を乱反射さ
せ、均一に拡散させるための傷やスクリーン印刷等の散
点状加工5 処理が施されている。
【0015】前記導光板1 の裏面側には更に、前記光源
2 が配設されている側の端部6 を除いて、光漏れ防止の
ための例えば白色ポリエステル、またはポリエステルフ
ィルムの内面に銀蒸着フィルムを貼付して構成した反射
板7 が設けられている。
【0016】一方、光源2 には熱陰極放電ランプ等の輝
度の高いものが使用されているが、最近の薄型化・軽量
化の導光体に対応して光源2 も小型の冷陰極放電ランプ
が使用されることが多く、例えば、直径3mm〜6mm程の
ものが用いられることもある。
【0017】前記光源2 及び導光板1 の表裏両面の端部
3,6 には、その外周を覆って、例えば銀色或いは金色着
色箔、アルミ箔、アルミコート銀紙、アルミコートフィ
ルム等の金属蒸着シートからなる遮光用の反射フィルム
8 が設けられ、この反射フィルム8 は光源2 の光が漏洩
することがないよう拡散板4 及び反射板7 と隙間を有し
ないように接合されている。
【0018】前記拡散板5 及び反射板7 と反射フィルム
8 の接合部9,10から一定間隔をおいた位置、例えば、前
記導光板1 の表裏両端部3,6 の末端部分11,12 (光源2
に近いほう3/5 〜5/8 程度)のみに、接着剤層13,13'を
設け、ここに接着剤を塗布し、前記反射フィルム8 がそ
の末端部分11,12 で前記導光板1 と固着されている。な
お、前記接着剤層13,13'は非透過性のもの(例えば、黒
色系に塗装する。)を使用すると遮光も兼用できて好ま
しい。また、前記接着剤層13,13'には両面テープ等の接
着材を貼着してもよい。
【0019】また、導光板装置をさらに強固とするた
め、図2に示すように、前記反射フィルム8 を覆って、
アルミ板、ポリエステルフィルム、塩化ビニルフィルム
等からなる遮光、反射を兼ねたカバー14が設けられてい
るものも考えられる。
【0020】上記のように構成された導光板装置を使用
すると、図3の矢印で示すように、接着剤層13,13'が設
けられている導光板1 の末端部分11,12 では乱反射が起
こるが、その光は直接拡散板4 内に導光することがな
く、接着剤層13,13'が設けられていない部分の反射フィ
ルム添設部C によって遮光され、前記乱反射は滅衰する
ので、異常発光が生じることはない。
【0021】尚、図2で示すようなカバー14が設けられ
た導光板装置等では、特に拡散板4側の接着剤層13のみ
を、前記拡散板4 と反射フィルム8 との接合部9 から離
間した位置に設ければよく、反射板7 側の接着剤層13'
は導光板1 が露出した表面端部の全面に設けてもよい。
要は接着剤層における接着剤で生じる乱反射が拡散板4
内に直接導光されなければよい。
【0022】次に、図1で示す本考案の実施例と図5で
示す従来例との輝度測定結果について説明する。
【0023】尚、本考案の実施例と従来例での導光体装
置は、導光板1 の素材、及び光源2の種類・数・強さ等
について互いに同一であるものを比較したものであり、
使用した導光板装置は以下に記すようなものである。
【0024】 〈実施例及び従来例に共通な条件〉 導光板の厚み :5.0 mm 全体の大きさ :280 mm ×210 mm 光源の種類・数・強さ :両短辺入光 冷陰極放電ランプ(φ4.8mm ) 使用接着剤 : 両面テープ(非透過性を有す) 尚、実施例での接着剤層は導光板が露出し た表裏面端部の光源に近いほう3/5 程の末 端部に設けられているものを使用。
【0025】上記のような、実施例と従来例の導光板装
置を用いて、光源2 からの距離ごとに輝度比較測定を行
い、その輝度をグラフ化してみた。その結果を図4に示
す。
【0026】上記比較測定結果より、実施例の導光板装
置では、拡散板5 と反射フィルム8との接合部9 で起こ
りやすい異常発光がほとんど起こらないことがわかり、
輝度ムラなく、高い均斉度を有することができるように
なったといえる。
【0027】
【考案の効果】本考案の導光板装置では、光源からの光
を遮光する反射フィルムは拡散板及び反射板と隙間を有
しないように接合され、完全に遮光されているが、この
反射フィルムを固着する接着剤層のうち、少なくとも拡
散板側の接着剤層は、拡散板と反射フィルムとの接合部
から離間した位置に設けられているので、前記接着剤層
で乱反射が生じても、この乱反射した光は反射フィルム
で滅衰され、拡散板内に直接導光されないので、発光面
上で異常発光することはない。
【0028】従って、本考案の導光板装置では、異常発
光による発光面の輝度のムラが殆どなくなり、また、無
駄な発光も殆どないので、高い輝度及び均斉度を維持で
きるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す要部断面図である。
【図2】本考案の他の実施例を示す要部断面図である。
【図3】同光の導光を示す断面説明図である。
【図4】本考案の実施例と従来例の比較を記したグラフ
である。
【図5】従来例を示す要部断面図である。
【図6】他の従来例を示す要部断面図である。
【符号の説明】
1 導光板 2 光源 3 導光板の表面端部 4 拡散板 6 導光板の裏面端部 7 反射板 8 反射フィルム 9 接合部 10 接合部 13 接着剤層 13’接着剤層 A 異常発光

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表裏両面と外周端面とを有する導光板
    (1) と、該導光板(1)の前記端面外方に配置された光源
    (2) と、前記光源(2) が配設されている側の前記導光板
    (1) の表裏両面の端部(3),(6) に、接着剤層(13),(13')
    を介して添設された反射フィルム(8) と、該反射フィル
    ム(8) と隙間を有しないように前記導光板(1) の表面に
    添設された拡散板(4) と、同裏面に添設された反射板
    (7) とを有する導光板装置において、 前記少なくとも拡散板(4) 側の接着剤層(13)は、前記拡
    散板(4) と反射フィルム(8) との接合部(9) から離間し
    た位置に設けられていることを特徴とする導光板装置。
JP7926391U 1991-09-30 1991-09-30 導光板装置 Expired - Lifetime JP2518851Y2 (ja)

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JPH0530803U JPH0530803U (ja) 1993-04-23
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JP2587777B2 (ja) * 1993-10-15 1997-03-05 株式会社アイメス 液晶表示装置のバックライト装置

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