JP3073344B2 - 導光板装置 - Google Patents

導光板装置

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JP3073344B2
JP3073344B2 JP04331877A JP33187792A JP3073344B2 JP 3073344 B2 JP3073344 B2 JP 3073344B2 JP 04331877 A JP04331877 A JP 04331877A JP 33187792 A JP33187792 A JP 33187792A JP 3073344 B2 JP3073344 B2 JP 3073344B2
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心平 二宮
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オーツタイヤ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶用バックライト、
広告などの看板用バックライト、照明器具などに使用さ
れる導光板装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は例えば特開平3−264982号
に開示される従来の導光板装置を示し、導光板装置は、
一面が発光面1とされ他面が反射面2とされた導光板3
を備え、導光板3の端面4外方に光源用ランプ5が設け
られ、光源用ランプ5の外周を取り囲むようにランプリ
フレクター6が設けられ、ランプリフレクター6の両端
部が、導光板3外端部上に両面接着テープ7を介して接
着され、光源用ランプ5の光を前記ランプリフレクター
6で反射させて導光板3の端面4から入射し、導光板3
に入射した光を反射面2で反射させて、発光面1側を発
光させるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来の場合、ラ
ンプリフレクター6は図7に示すように光源用ランプ5
の光を反射して導光板3に入射させていくが、一部の光
を導光板3の入射部付近で発光面1側に放出してしま
い、このため発光面1側から見ると図8及び図9に示す
ように発光面1の光源用ランプ5側端部に高輝度部分
(輝線)Aが現れると言う問題があった。例えばこの導
光板装置を液晶バックライトとして用いた場合には、液
晶を通してみると液晶の白抜けになり不具合の原因にな
る。
【0004】そして、この輝線対策として幾つかの方法
があるが、総て何らかの問題がある。即ち、ランプリフ
レクター6を導光板3の有効発光部より遠ざける(完全
に対策を行うには約10mm離す)方法をとると、光源用
ランプ5方向に距離が必要になり導光板装置の小型化に
不利になる。またランプリフレクター6固定用の両面接
着テープ7を黒色にする方法、又は導光板3の反射面2
側に数ミリメートル幅の黒色テープ8を貼る方法をとる
と、輝線対策にはなるが導光板3の発光面1全体の輝度
が低下すると言う問題がある。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑み、導光板装置
の小型化に不利になったり、導光板の発光面全体の輝度
が低下する恐れもなく、発光面の光源用ランプ側端部に
高輝度部分(輝線)が現れるのを確実に防止できるよう
にしたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を解決す
るための本発明の技術的手段は、一面が発光面12とさ
れ他面が反射面13とされた導光板11を備え、導光板
11の端面25外方に光源用ランプ24が設けられ、
源用ランプ24から離間した状態で該光源用ランプ24
の外周を取り囲むようにシート状のランプリフレクター
31が設けられ、光源用ランプ24の光を前記シート状
ランプリフレクター31で反射させて導光板11の端
面25から入射し、導光板11に入射した光を反射面1
3で反射させて、発光面12側を発光させるようにした
導光板装置において、前記シート状のランプリフレクタ
ー31の反射面13側のみに、光源用ランプ24に接触
しないように、導光板11の端面25と光源用ランプ2
4との間に向けて、湾曲状に突出する湾曲反射部33が
設けられている点にある。
【0007】
【作用】光源用ランプ5の光はランプリフレクター31
で反射されて導光板11の端面25から導光板11内に
入射される。この時ランプリフレクター31の反射面1
3側に当たった光源用ランプ24の光は、図1に示すよ
うに湾曲反射部33で反射されて、導光板11の入射部
から遠く離れた発光面12側に向けて進むように導光板
11の端面25から入射するようになり、このため従来
のように一部の光が導光板11の入射部付近で発光面1
2側に放出してしまうようなことがなくなり、図5に示
すように発光面12の光源用ランプ24側端部に高輝度
部分(輝線)が現れるのを防止できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に従って説明す
ると、図1において、11は長方板形状の導光板で、ア
クリル樹脂、ポリスチレン、ポリカーボネイト、塩化ビ
ニル、メタクリル樹脂等の透明樹脂又は透明ガラス板等
により構成されている。導光板11の一面は発光面12
とされ、他面は反射面13とされている。前記導光板1
1の発光面12上に、例えばポリカーボネイトフィルム
により構成した光拡散板14が設けられている。導光板
11の反射面13に、例えばポリエチレンテレフタレー
トの白色フィルムから成る反射板15が設けられ、また
導光板11の反射面13にシリカ、酸化チタン等の拡散
剤を混入したインクをドット印刷して成る乱反射部16
が散点状に設けられている。
【0009】24は光源用ランプで、導光板11の両端
面25外方に配置され、光源用ランプ24の光が導光板
11の両端面25から導光板11内に入射するようにな
っている。26は表ケース、27は裏ケースであり、表
ケース26はポリカーボネイト等の合成樹脂により導光
板11の外周部を取り囲む枠状に形成され、裏ケース2
7はアルミニウム等の金属により板状に形成され、表ケ
ース26と裏ケース27とは螺子止めによって互いに固
定されて、導光板11及び光源用ランプ24を収納固定
している。
【0010】31はランプリフレクターで、例えばポリ
エチレンフィルムの内面に銀蒸着フィルムを貼付けて成
り、光源用ランプ24の光が外部にもれないように導光
板11の端面25外方で光源用ランプ24の外周を覆っ
ている。ランプリフレクター31の発光面12側の端部
は、導光板11外端部上に両面接着テープ32を介して
接着され、ランプリフレクター31の反射面13側の端
部は導光板11と裏ケース27との間で挟持されてい
る。ランプリフレクター31の反射面13側に、導光板
11の端面25と光源用ランプ24との間に向けて湾曲
状に突出する湾曲反射部33がランプリフレクター31
全長に亘って設けられている。この湾曲反射部33は、
裏ケース27に凸部34を設けこの凸部34でランプリ
フレクター31の反射面13側を押し上げることにより
形成されている。
【0011】図2は他の実施例を示し、裏ケース27に
合成樹脂等により構成した凸状の棒体36を貼り付け、
この棒体36でランプリフレクター31の反射面13側
を押し上げることにより、湾曲反射部33を形成したも
のである。その他の点は、前記実施例と同様の構成であ
る。図3は他の実施例を示し、表ケース26と裏ケース
27とを省略して、液晶駆動用基板又は液晶モジュール
裏板等の板部材37上に導光板11、光源用ランプ2
4、ランプリフレクター31等を配置するようにした導
光板装置において、図4に示すようにランプリフレクタ
ー31の裏面に、合成樹脂製の棒体38を貼り付けてお
き、ランプリフレクター31を光源用ランプ24に巻付
け、液晶モジュールとして組み上げた時に、棒体38に
よってランプリフレクター31に湾曲反射部33を形成
するようにしたものである。その他の点は、前記実施例
と同様の構成である。
【0012】次に、本発明の実施例品と従来品との輝度
の比較結果を説明する。本発明の実施例品と従来品との
導光板装置は、全体の厚み、大きさ、光源用ランプ24
の個数及び光の強さが互いに同一であるものを比較す
る。図6は、本発明の実施例品における導光板装置の有
効発光面上の15点で測定した輝度を表示し、また図1
0は従来品における同様の15点での測定した輝度を表
示している。これら図6及び図10に示すように本発明
の実施例品は従来品のものに比べて、発光面全体に亘っ
て輝度が均一になっており、本発明の実施例品の場合有
効発光面上の15点の輝度測定平均値が2276cd/m2
であるのに対し、従来品の場合2170cd/m2 であり、
本発明の実施例品のものは従来品のものに比べて輝度が
やや向上している。また、発光面1の光源用ランプ5側
端部に現れる高輝度部分(輝線)が効果的に抑制されて
いる。
【0013】なお、前記実施例では、ランプリフレクタ
ー31は、フィルムの内面に銀蒸着フィルムを貼付けて
成るが、これに代え、ランプリフレクター31をアルミ
ニウムや合成樹脂の成形品を用いて構成するようにして
もよく、この場合にはランプリフレクター31そのもの
に直接に湾曲反射部33を形成するようにすればよい。
また、前記実施例では、導光板11の両端面25外方に
光源用ランプ24を設けているが、これに代え、導光板
11の一端面25外方のみに光源用ランプ24を設け、
導光板11の一端面25のみから光源用ランプ24の光
を入射するようにしてもよい。さらに、前記実施例で
は、導光板11の端面25外方に光源用ランプ24を一
個ずつ設けているが、これに代え、導光板11の端面2
5外方に光源用ランプ24を複数個ずつ設けるようにし
てもよい。また、前記実施例では、乱反射部16は導光
板11の反射面13にシリカ、酸化チタン等の拡散剤を
混入したインクを印刷して成るが、これに代え、導光板
11の反射面13の乱反射部16はバフ加工、ヘアーラ
イン加工、エッチング加工、サンドブラスト加工等の強
弱によって形成するようにしてもよい。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、シート状のランプリフ
レクター31の反射面13側に、導光板11の端面25
と光源用ランプ24との間に向けて、湾曲状に突出する
湾曲反射部33が設けられているので、ランプリフレク
ター31の反射面13側に当たった光源用ランプ24の
光は、湾曲反射部33で反射されて、導光板3の入射部
から遠く離れた発光面1側に向けて進むため、従来のよ
うに発光面1の光源用ランプ24側端部に高輝度部分
(輝線)が現れるのを効果的に防止できる。
【0015】しかも、単にランプリフレクター31に湾
曲反射部33を設ければよいため、導光板装置の小型化
に不利になるようなこともなくなる。また、シート状の
ランプリフレクター31に、光源用ランプ24に接触し
ないように湾曲反射部33が設けられているので、湾曲
反射部33を含めてランプリフレクター31に光源用ラ
ンプ24が密着することがないため、光源用ランプ24
のランプ電流がランプリフレクター31側に漏れること
がなくなり、湾曲反射部33を設けることによる光源用
ランプ24の消費電力のロスも生じない。
【0016】また、仮にシート状のランプリフレクター
31の反射面13側と発光面12側との両方に、湾曲状
に突出する湾曲反射部33を設けた場合には、光源用ラ
ンプ24から導光板11の端面25に至る光路が著しく
狭くなるので、光源用ランプ24から導光板11の端面
25に入力される入光量が大きく減少して、発光面12
全体の輝度が低下するため、好ましくないが、本願発明
の場合、シート状のランプリフレクター31の反射面1
3側のみに、湾曲状に突出する湾曲反射部33が設けら
れており、シート状のランプリフレクター31の発光面
12側には、湾曲反射部33が設けられていないため、
光源用ランプ24からの入光量の減少は少なく、発光面
1全体の輝度が低下する恐れもなくなり、むしろ光を導
光板11の入射部付近で発光面12側に放出してしまう
ような無駄がなくなって、発光面12全体の輝度を向上
させることも可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す側断面図である。
【図2】他の実施例を示す側断面図である。
【図3】他の実施例を示す側断面図である。
【図4】湾曲反射部33の形成方法説明用の側面図であ
【図5】発光面の位置と輝度との関係を示すグラフであ
る。
【図6】実施例品の輝度の測定結果を示す平面図であ
る。
【図7】従来例を示す側断面図である。
【図8】従来の問題点を説明するための概略平面図であ
る。
【図9】従来品の位置と輝度との関係を示すグラフであ
る。
【図10】従来品の輝度の測定結果を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
11 導光板 12 発光面 13 反射面 24 光源用ランプ 25 端面 31 ランプリフレクター

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一面が発光面(12)とされ他面が反射
    面(13)とされた導光板(11)を備え、導光板(1
    1)の端面(25)外方に光源用ランプ(24)が設け
    られ、光源用ランプ(24)から離間した状態で該光源
    用ランプ(24)の外周を取り囲むようにシート状の
    ンプリフレクター(31)が設けられ、光源用ランプ
    (24)の光を前記シート状のランプリフレクター(3
    1)で反射させて導光板(11)の端面(25)から入
    射し、導光板(11)に入射した光を反射面(13)で
    反射させて、発光面(12)側を発光させるようにした
    導光板装置において、 前記シート状のランプリフレクター(31)の反射面
    (13)側のみに、光源用ランプ(24)に接触しない
    ように、導光板(11)の端面(25)と光源用ランプ
    (24)との間に向けて、湾曲状に突出する湾曲反射部
    (33)が設けられていることを特徴とする導光板装
    置。
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