JP2518235Y2 - ボーンやワイヤー付きの下着 - Google Patents
ボーンやワイヤー付きの下着Info
- Publication number
- JP2518235Y2 JP2518235Y2 JP1990066654U JP6665490U JP2518235Y2 JP 2518235 Y2 JP2518235 Y2 JP 2518235Y2 JP 1990066654 U JP1990066654 U JP 1990066654U JP 6665490 U JP6665490 U JP 6665490U JP 2518235 Y2 JP2518235 Y2 JP 2518235Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- attached
- underwear
- bone
- elasticity
- sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Corsets Or Brassieres (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、ボーンやワイヤー付きの下着に関する。
従来の技術 下着は、身体にフイットし、動作にしたがって必要部
分が自由に伸縮することが好ましいが、一方身体の一部
のせい肉等が膨出したりするのを抑制して身体を補整す
ることも必要である。
分が自由に伸縮することが好ましいが、一方身体の一部
のせい肉等が膨出したりするのを抑制して身体を補整す
ることも必要である。
従来、ブラジャー、ウエストニッパー、ガードルなど
のファンデーション用の下着では、身体の補整用にボー
ンやワイヤーが取り付けられている。これらのボーンや
ワイヤーは、下着の所定部分に袋状の挿入部を縫合して
設けて挿入したり、予め挿入部を設けた袋体に挿入した
ものを袋体ごと下着に縫いつけて取り付けているもので
あった。
のファンデーション用の下着では、身体の補整用にボー
ンやワイヤーが取り付けられている。これらのボーンや
ワイヤーは、下着の所定部分に袋状の挿入部を縫合して
設けて挿入したり、予め挿入部を設けた袋体に挿入した
ものを袋体ごと下着に縫いつけて取り付けているもので
あった。
考案が解決しようとする課題 そのため、ボーンやワイヤーを挿入するための袋状等
の挿入部を下着に縫合したりしなければならず、下着の
裁縫工程が煩雑化して製造に手間がかかり、価格の低減
下が困難なものであり、さらに折角下着本体を美しく製
造できても、補整のための縫合糸がジグザグ状にあらわ
れ、外観等を損なうものであった。
の挿入部を下着に縫合したりしなければならず、下着の
裁縫工程が煩雑化して製造に手間がかかり、価格の低減
下が困難なものであり、さらに折角下着本体を美しく製
造できても、補整のための縫合糸がジグザグ状にあらわ
れ、外観等を損なうものであった。
課題を解決するための手段 本考案は上記のような点に鑑みたもので、上記の課題
を解決するために、突条が一定間隔で突設された断面凹
凸状のポリウレタン樹脂等の熱溶着可能な高弾性シート
に所要形状とした身体補正用のボーンやワイヤーを熱溶
着で取り付け、 上記ボーンやワイヤーを取り付けた高弾性シートを身体
を補正したい下着の所定部分に前記突条を介して熱溶着
して一体的に取り付けたことを特徴とするボーンやワイ
ヤー付きの下着を提供するにある。
を解決するために、突条が一定間隔で突設された断面凹
凸状のポリウレタン樹脂等の熱溶着可能な高弾性シート
に所要形状とした身体補正用のボーンやワイヤーを熱溶
着で取り付け、 上記ボーンやワイヤーを取り付けた高弾性シートを身体
を補正したい下着の所定部分に前記突条を介して熱溶着
して一体的に取り付けたことを特徴とするボーンやワイ
ヤー付きの下着を提供するにある。
作用 本考案によれば、突条が一定間隔で突設された断面凹
凸状の高弾性シートに熱溶着で身体補整用のボーンやワ
イヤーを取り付けることによって、袋状の挿入部を縫製
したりする必要がなく、簡単にボーンやワイヤーを高弾
性シートに取り付けることができる。
凸状の高弾性シートに熱溶着で身体補整用のボーンやワ
イヤーを取り付けることによって、袋状の挿入部を縫製
したりする必要がなく、簡単にボーンやワイヤーを高弾
性シートに取り付けることができる。
そして、このボーンやワイヤーを取り付けた突条が一
定間隔で突設された断面凹凸状の高弾性シートを前記突
条を介して下着の所要部に熱溶着して取り付けることに
よって、高弾性シートを縫合するという煩雑な手間がか
からずに、容易に簡単に体裁よく取り付けられて、身体
の補整がはかれる。
定間隔で突設された断面凹凸状の高弾性シートを前記突
条を介して下着の所要部に熱溶着して取り付けることに
よって、高弾性シートを縫合するという煩雑な手間がか
からずに、容易に簡単に体裁よく取り付けられて、身体
の補整がはかれる。
実施例 以下、本考案を実施例にもとづいて説明する。
第１図〜第５図は本考案の一実施例で、ブラジャーに
実施したものである。ブラジャー１は、第１図のように
所定の伸縮性生地を適宜に縫合して形成していて、図の
ようにバストバンド２、肩ひも３、縁飾り４を縫着して
形成している。このブラジャー１の両側のバスト下部５
やバスト部６の縁飾り部７には、所定の弾性力の円弧状
や直線状のボーン８を取り付けてバスト部の補整がはか
れるようにしている。
実施したものである。ブラジャー１は、第１図のように
所定の伸縮性生地を適宜に縫合して形成していて、図の
ようにバストバンド２、肩ひも３、縁飾り４を縫着して
形成している。このブラジャー１の両側のバスト下部５
やバスト部６の縁飾り部７には、所定の弾性力の円弧状
や直線状のボーン８を取り付けてバスト部の補整がはか
れるようにしている。
上記ボーン８は、第２図や第３図のようにバスト下部
５や縁飾り部７の形状に切断した高弾性シート９にそれ
ぞれ熱溶着して取り付け、これらの高弾性シート９をブ
ラジャー１のバスト下部５や縁飾り部７の内面側に熱溶
着で一体的にそれぞれ取り付けているものである。
５や縁飾り部７の形状に切断した高弾性シート９にそれ
ぞれ熱溶着して取り付け、これらの高弾性シート９をブ
ラジャー１のバスト下部５や縁飾り部７の内面側に熱溶
着で一体的にそれぞれ取り付けているものである。
ボーン８は、形状記憶の合成樹脂材やPBT樹脂等のエ
ンジニアプラスチック材としていて、特に延伸成形した
ものが好ましく、その形状は公知のように補整部に合せ
て所定の形状としているものである。
ンジニアプラスチック材としていて、特に延伸成形した
ものが好ましく、その形状は公知のように補整部に合せ
て所定の形状としているものである。
また、高弾性シート９は、オペロン（商品名）、モビ
ロン（商品名）等としてスパンディスク糸に使用されて
いるポリウレタン樹脂の高分子重合物を主体とする高弾
性力を有する熱溶着性の合成樹脂材で、その厚さがほぼ
0.1〜0.3mmのシートとし、バスト下部５や縁飾り部７の
内面側に取り付けて伸縮性生地の伸縮性を部分的に所要
の弾力性に補強できるようにしている。この高弾性シー
ト９には、第４図のように多数の微小孔10を開孔し、ブ
ラジャー１に取り付けても通気性が損なわれないように
している。また、高弾性シート９は透明にしていて、無
地、着色生地等のすべてのファンデーション用の下着に
違和感なく取り付けることができるとともに、高弾性シ
ート９を取り付けていることをわかりにくくしている。
なお、ボーン８も透明にすることが好ましい。
ロン（商品名）等としてスパンディスク糸に使用されて
いるポリウレタン樹脂の高分子重合物を主体とする高弾
性力を有する熱溶着性の合成樹脂材で、その厚さがほぼ
0.1〜0.3mmのシートとし、バスト下部５や縁飾り部７の
内面側に取り付けて伸縮性生地の伸縮性を部分的に所要
の弾力性に補強できるようにしている。この高弾性シー
ト９には、第４図のように多数の微小孔10を開孔し、ブ
ラジャー１に取り付けても通気性が損なわれないように
している。また、高弾性シート９は透明にしていて、無
地、着色生地等のすべてのファンデーション用の下着に
違和感なく取り付けることができるとともに、高弾性シ
ート９を取り付けていることをわかりにくくしている。
なお、ボーン８も透明にすることが好ましい。
さらに、高弾性シート９は、第５図のように断面凹凸
状として一定の間隔で0.2〜0.3mm位の突条11を突設し、
突条11を介して均一状にブラジャー１に熱溶着できるよ
うにしている。
状として一定の間隔で0.2〜0.3mm位の突条11を突設し、
突条11を介して均一状にブラジャー１に熱溶着できるよ
うにしている。
したがって、ボーンの取り付けが簡単であるととも
に、ボーンを取り付けた高弾性シートによってブラジャ
ーの補整機能を高めることができ、従来のような縫合糸
等があらわれずにボーンを内装できて、下着の外観を美
しくできる。
に、ボーンを取り付けた高弾性シートによってブラジャ
ーの補整機能を高めることができ、従来のような縫合糸
等があらわれずにボーンを内装できて、下着の外観を美
しくできる。
他の実施例 第６図〜第９図は本考案の他の実施例で、ウエストニ
ッパーに実施したものである。
ッパーに実施したものである。
ウエストニッパー12には、第６図、第７図のように前
面および後面に所定の間隔でボーン８をそれぞれ所定数
取り付けている。ボーン８は所定の長さ、形状として、
第８図、第９図のように予めウエストニッパー12の前面
部13や後面部14の形状に合わせた前記した高弾性シート
９（第５図に示しあような突条が一定間隔で突設された
断面凹凸状）に熱溶着して取り付けている。そして、こ
の高弾性シート９をウエストニッパー12の前面および後
面にボーン８を内装してそれぞれ前記突条を介して熱溶
着して取り付けているものである。
面および後面に所定の間隔でボーン８をそれぞれ所定数
取り付けている。ボーン８は所定の長さ、形状として、
第８図、第９図のように予めウエストニッパー12の前面
部13や後面部14の形状に合わせた前記した高弾性シート
９（第５図に示しあような突条が一定間隔で突設された
断面凹凸状）に熱溶着して取り付けている。そして、こ
の高弾性シート９をウエストニッパー12の前面および後
面にボーン８を内装してそれぞれ前記突条を介して熱溶
着して取り付けているものである。
本実施例にあっても、ボーンの取り付けが簡単で、外
観を損わずに、ウエスト部の補整を行なうことができる
ものである。
観を損わずに、ウエスト部の補整を行なうことができる
ものである。
さらに他の実施例 第10図〜第12図は本考案の他の実施例で、ハイウエス
トガードルに実施したものである。
トガードルに実施したものである。
ハイウエストガードル15は、第10図、第11図のように
ウエスト部16の両側の前面および後面にボーン８を取り
付けている。これらのボーン８も、第12図のようにウエ
スト部16に合わせた上記高弾性シート９（第５図に示し
たような突条が一定間隔で突設された断面凹凸状）にボ
ーン８を熱溶着してそれぞれ取り付け、この高弾性シー
ト９をハイウエストガードル15のウエスト部16の両側に
それぞれ前記突条を介して熱溶着で一体的に取り付けて
いるものである。
ウエスト部16の両側の前面および後面にボーン８を取り
付けている。これらのボーン８も、第12図のようにウエ
スト部16に合わせた上記高弾性シート９（第５図に示し
たような突条が一定間隔で突設された断面凹凸状）にボ
ーン８を熱溶着してそれぞれ取り付け、この高弾性シー
ト９をハイウエストガードル15のウエスト部16の両側に
それぞれ前記突条を介して熱溶着で一体的に取り付けて
いるものである。
本実施例でも、前実施例と同様の作用、効果を奏する
ものである。
ものである。
その他、ボデイスーツ、ロングブラジャー、ガードル
等の補整用ファンデーションの下着についても、同様に
実施することができる。
等の補整用ファンデーションの下着についても、同様に
実施することができる。
なお、上記ボーンを取り付ける高弾性シートは、下着
のそれぞれの部分に必要な伸縮力に対応してシートの厚
さや成分の配合等の条件をかえることができ、その所要
のシートを下着の補整が必要な部分に所定の形状として
適宜に取り付けることができるものである。
のそれぞれの部分に必要な伸縮力に対応してシートの厚
さや成分の配合等の条件をかえることができ、その所要
のシートを下着の補整が必要な部分に所定の形状として
適宜に取り付けることができるものである。
また、上記ボーン付きの高弾性シートの取り付けとし
ては、下着の縫製前が好ましいが、縫製後や中間工程の
最もやりやすときに行うことができるものである。
ては、下着の縫製前が好ましいが、縫製後や中間工程の
最もやりやすときに行うことができるものである。
またさらに、高弾性シートやボーンは透明が好ましい
が、目立たないように下着の生地と同色にしてもよいも
のである。
が、目立たないように下着の生地と同色にしてもよいも
のである。
以上の実施例では、合成樹脂のボーンとしたが、形状
記憶合金等の金属性のワイヤーを使用することもでき
る。
記憶合金等の金属性のワイヤーを使用することもでき
る。
考案の効果 以上のように本考案にあっては、ボーンやワイヤーを
熱溶着した突条が一定間隔で突設された断面凹凸状の高
弾性シートを下着の補整が必要な部分に前記突条を介し
て熱溶着して一体的に取り付けることができるので、手
間がかからずに、容易に簡単に取り付けられて身体を補
整することができる。また、ボーンやワイヤーの挿入部
等を縫合したりしないので、手間がはぶけ、さらにジグ
ザグ状等の縫合糸があらわれないので、下着を美しくで
きる。
熱溶着した突条が一定間隔で突設された断面凹凸状の高
弾性シートを下着の補整が必要な部分に前記突条を介し
て熱溶着して一体的に取り付けることができるので、手
間がかからずに、容易に簡単に取り付けられて身体を補
整することができる。また、ボーンやワイヤーの挿入部
等を縫合したりしないので、手間がはぶけ、さらにジグ
ザグ状等の縫合糸があらわれないので、下着を美しくで
きる。
第１図は本考案の一実施例のブラジャーの正面図、第２
図、第３図は同上のバスト下部および縁飾り部のボーン
付きの高弾性シートの正面図、第４図、第５図は高弾性
シートの一部分の平面図と断面図、第６図、第７図は同
上の他の実施例のウエストニッパーの前面図と後面図、
第８図、第９図は同上に取り付けのボーン付き高弾性シ
ートのそれぞれの正面図、第10図、第11図は同上のさら
に他の実施例のハイウストガードルの前面図と後面図、
第12図は同上の使用するボーン付き高弾性シートの正面
図である。 １…ブラジャー、８…ボーン、９…高弾性シート、11…
突条、12…ウエストニッパー、15…ハイウエストガード
ル。
図、第３図は同上のバスト下部および縁飾り部のボーン
付きの高弾性シートの正面図、第４図、第５図は高弾性
シートの一部分の平面図と断面図、第６図、第７図は同
上の他の実施例のウエストニッパーの前面図と後面図、
第８図、第９図は同上に取り付けのボーン付き高弾性シ
ートのそれぞれの正面図、第10図、第11図は同上のさら
に他の実施例のハイウストガードルの前面図と後面図、
第12図は同上の使用するボーン付き高弾性シートの正面
図である。 １…ブラジャー、８…ボーン、９…高弾性シート、11…
突条、12…ウエストニッパー、15…ハイウエストガード
ル。
Claims (1)
- 【請求項１】突条が一定間隔で突設された断面凹凸状の
ポリウレタン樹脂等の熱溶着可能な高弾性シートに所要
形状とした身体補正用のボーンやワイヤーを熱溶着で取
り付け、 上記ボーンやワイヤーを取り付けた高弾性シートを身体
を補正したい下着の所定部分に前記突条を介して熱溶着
して一体的に取り付けたことを特徴とするボーンやワイ
ヤー付きの下着。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990066654U JP2518235Y2 (ja) | 1990-06-24 | 1990-06-24 | ボーンやワイヤー付きの下着 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990066654U JP2518235Y2 (ja) | 1990-06-24 | 1990-06-24 | ボーンやワイヤー付きの下着 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0425807U JPH0425807U (ja) | 1992-03-02 |
| JP2518235Y2 true JP2518235Y2 (ja) | 1996-11-27 |
Family
ID=31599545
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990066654U Expired - Lifetime JP2518235Y2 (ja) | 1990-06-24 | 1990-06-24 | ボーンやワイヤー付きの下着 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2518235Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0734886Y2 (ja) * | 1991-05-28 | 1995-08-09 | 株式会社ワコール | 被 服 |
| JP2887094B2 (ja) * | 1995-08-31 | 1999-04-26 | 株式会社ダッチェス | 下着等における補正ボーンを有する当布 |
| JP5412908B2 (ja) * | 2009-03-24 | 2014-02-12 | 株式会社ワコール | カップ部を有する衣類 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6319508U (ja) * | 1986-07-22 | 1988-02-09 | ||
| JPH0417521Y2 (ja) * | 1988-05-31 | 1992-04-20 |
-
1990
- 1990-06-24 JP JP1990066654U patent/JP2518235Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0425807U (ja) | 1992-03-02 |
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