JP2501074Y2 - 部分的に伸縮性を補強した下着 - Google Patents

部分的に伸縮性を補強した下着

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JP2501074Y2
JP2501074Y2 JP1990066653U JP6665390U JP2501074Y2 JP 2501074 Y2 JP2501074 Y2 JP 2501074Y2 JP 1990066653 U JP1990066653 U JP 1990066653U JP 6665390 U JP6665390 U JP 6665390U JP 2501074 Y2 JP2501074 Y2 JP 2501074Y2
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JP
Japan
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underwear
elasticity
sheet
attached
bust
Prior art date
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JP1990066653U
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JPH0425804U (ja
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隆雄 小幡
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Wacoal Corp
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Wacoal Corp
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  • Undergarments, Swaddling Clothes, Handkerchiefs Or Underwear Materials (AREA)
  • Corsets Or Brassieres (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、部分的に伸縮性を補強した下着に関する。
従来の技術 下着は、身体にフイットし、動作にしたがって必要部
分が自由に伸縮することが好ましいが、一方身体の一部
のぜい肉等が膨出したりするのを抑制して補整すること
も必要である。
従来のものは、伸縮性の異なる伸縮生地の補整材を縫
合したり、伸縮性のない生地の補整材を縫着したり、ま
た所定の糸を縫着したりして、下着の所要部の伸縮性を
調整している。
考案が解決しようとする課題 そのため、下着の裁縫工程が複雑化して製造に手間が
かかり、価格の低減化が困難なものであり、さらに折角
下着本体を美麗に製造できても、補整材の縫合糸がジグ
ザグ状にあらわれ、外観等を損なうものであった。
課題を解決するための手段 本考案は上記のような点に鑑みたもので、上記の課題
を解決するために、ポリウレタン樹脂等の熱溶着可能な
高弾性シートであって、突条が一定間隔で突設された断
面凹凸状のシートを透明または取り付け生地と同色に形
成し、前記突条を介して上記高弾性シートを下着の伸縮
性を補強したい部分の内面側に熱溶着して一体的に取り
付けたことを特徴とする部分的に伸縮性を補強した下着
を提供するにある。
作用 本考案によれば、前記高弾性シートを突条を介して下
着の所要部に熱溶着して取り付けることによって、複雑
な手間がかからずに、簡単に体裁よく下着に取り付けら
れるとともに、自由に部分的に下着の伸縮性を補強して
身体を補整できる。
そして、高弾性シートを透明または取り付け生地と同
色としていることによって、下着に高弾性シートを取り
付けて補強していることがわかりにくく、かつ違和感な
く着用することができる。
実施例 第1図〜第3図は、本考案のボディスーツの一実施例
である。ボディスーツ1は、第1図のように所定の伸縮
性生地を適宜に縫合してバスト部からヒップ部まで一体
的に形成しているもので、第1図に点線で示したように
バスト下部2や腹部3に周囲をデザイン処理した帯状や
菱形状の高弾性シート4をそれぞれ熱溶着で一体的に取
り付けている。
高弾性シート4は、オペロン(商品名)、モビロン
(商品名)等としてスパンディクス糸に使用されている
ポリウレタン樹脂の高分子重合物を主体とする高弾性力
を有する自己熱溶着性の合成樹脂材で、その厚さをほぼ
0.1〜0.3mmのシートとし、バスト下部2や腹部3の内面
側に取り付けて伸縮性生地の伸縮性を部分的に所要の弾
性力のものとなるように補強している。高弾性シート4
には、第2図のように多数の微小孔5を開孔し、ボディ
スーツ1に取り付けても、通気性が損なわれないように
している。また、高弾性シート4は透明にしていて、無
地や着色生地等のすべてのボディスーツ1に違和感なく
取り付けることができるとともに、高弾性シート4を取
り付けているのがわかりにくくしている。
さらに、高弾性シート4は、第3図のように断面を凹
凸状として一定の間隔で0.2〜0.3mm位の突条6を突設
し、突条6を介して均一状にボディスーツ1に熱溶着で
きるようにしている。
したがって、上記高弾性シートによって、ボディスー
ツのバスト下部を部分的に所要の伸縮力に調整でき、所
要のバストアップがはかれる。また、腹部も部分的に所
要の伸縮力に調整でき、腹部の補整がはかれる。そし
て、これら高弾性シートは下着に熱溶着しているため、
その縫合糸等があらわれず、ボディスーツの外観を損な
わない。
本実施例では、特にバスト下部にその内面側に取り付
けた高弾性シートによって、身体側との密着性を良好に
できるとともにずれ防止がはかれ、ボディスーツを身体
にフィットして着用することができる。
他の実施例 第4図は本考案の他の実施例で、ブラジャーに実施し
たものである。
ブラジャー7は、所要の伸縮性生地を適宜に縫合して
形成していて、図のようにバストバント8、肩ひも9、
縁飾り10を縫着して形成している。肩ひも9は所定の伸
縮力を有する伸縮生地で、長さ調整具11で適宜に長さを
調整可能にブラジャー7に取着している。
このブラジャー7の図の点線で示したバスト下部12、
バストバンド8のバスト間部13、肩ひも9の肩部14のそ
れぞれの内面側に、前記した所定の弾力の高弾性シート
4をそれぞれ熱溶着して一体的に取り付けている。
したがって、ブラジャーにあっても、高弾性シートを
所要部に熱溶着で取り付けて部分的に伸縮力を調整でき
る。そのため、バスト下部に取着した高弾性シートでバ
ストをリフトアップでき、バスト間部に取着した高弾性
シートで両側のバストカップ部を適切な張力で保持でき
る。さらに、肩ひもに取着した高弾性シートでブラジャ
ーを肩部に負荷を集中せずに、ソフトに吊り下げるよう
にできる。
本実施例にあっても、高弾性シートでブラジャーを身
体にフィットして着用でき、ブラジャーがずれるのも有
効に防止できるものである。特に、肩ひものずれを防止
できて好ましい。
さらに他の実施例 第5図は、本考案のさらに他の実施例である。本実施
例では、ブラジャー7の両側部に上記した高弾性シート
4をそれぞれ熱溶着して取り付けたものである。
本実施例では、ブラジャーの両側部の伸縮性を調整で
きるとともに、高弾性シートをボーンの代用とすること
ができる。
第6図は本考案のさらに他の実施例で、ガードルに実
施したものである。
ガードル15は所定の伸縮性生地を適宜に立体裁断し、
縫着して形成している。その前面の腹部16の内面側に菱
形状に上記した高弾性シート4を熱溶着して取り付け、
腹部16を弾性的に押さえて拘束するようにしたものであ
る。
本実施例でも、従来のように補整用生地を縫着しなく
てよいため、上記したボディスーツと同様の作用効果を
奏するものである。
第7図、第8図は本考案のガードルのさらに他の実施
例で、斜線のように腹部16や腰部17、臀部18の内面側に
上記した高弾性シート4を熱溶着して取り付けたもので
ある。
本実施例でも、上記と同様の効果を奏するとともにガ
ードルの前部、側部、後部といった立体的な複数の個所
で、しかも複雑な形状であっても、簡単に取り付けられ
て、身体の補整をはかることができるものである。
その他にも、ブラジャーや水着のトップバスト部に取
り付けたり、水着のまち部に取り付けたりすることも考
えられ、トップバスト部やまち部を均一状の弾力性で保
持できて体裁よく着用できるものである。
このように、下着の伸びの調整が必要な部分に適宜に
実施できるとともに、それぞれの部分に必要な伸縮力に
対応してシートの厚さや成分の配合等の条件をかえた前
記高弾性シートを適宜に取り付けることができるもので
ある。
高弾性シートの所要部への溶着による取り付けとして
は、下着の縫製前が好ましいが、縫製後や中間工程の最
もやりやすいときに行うこともできる。
以上の実施例では、ボディスーツ、ブラジャー、ガー
ドルのファンデーションについて説明したが、スリッ
プ、パンティ、パンティストッキング、タイツ等につい
ても同様に適用できるものであり、特に体にフィットす
ることが要求される水着やスポーツ用シャツ、スポーツ
用パンツに好ましい。
考案の効果 以上のように本考案にあっては、下着の伸縮性を補強
したい部分に前記高弾性シートを突条を介して熱溶着し
て取り付けることができるので、手間がかからずに簡単
に取り付けられ、またジグザグ状等の縫合糸がないため
下着の外観をすっきりと、美しくできる。
そして、下着の所要部を透明または生地と同色の高弾
性シートで補強して部分的に伸縮力を自由に調整するこ
とができるため、自然に身体を補整したり、身体にフィ
ットして着用することができるものである。
また、高弾性シートを下着の所要部の内面側に取り付
けているので、所要部を身体にフィット性よく位置づけ
することができ、一層の身体の補整をはかれるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例のボディスーツの正面図、第
2図、第3図は同上の高弾性シートの一部分の平面図お
よび拡大断面図、第4図は同上の他の実施例のブラジャ
ーの正面図、第5図は同上のさらに他の実施例のブラジ
ャーの正面図、第6図は同上のさらに他の実施例のガー
ドルの正面図、第7図、第8図は同上のさらに他の実施
例のガードルの正面図および背面図である。 1……ボディスーツ、2……バスト下部、3……腹部、
4……高弾性シート、7……ブラジャー、12……バスト
下部、14……肩部、15……ガードル、16……腹部、17…
…腰部、18……臀部。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリウレタン樹脂等の熱溶着可能な高弾性
    シートであって、突条が一定間隔で突設された断面凹凸
    状のシートを透明または取り付け生地と同色に形成し、
    前記突条を介して上記高弾性シートを下着の伸縮性を補
    強したい部分の内面側に熱溶着して一体的に取り付けた
    ことを特徴とする部分的に伸縮性を補強した下着。
JP1990066653U 1990-06-24 1990-06-24 部分的に伸縮性を補強した下着 Expired - Lifetime JP2501074Y2 (ja)

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JPH0425804U JPH0425804U (ja) 1992-03-02
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