JP3792204B2 - 無縫製ブラジャー - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、縫製による生地重ね合わせ部がなく、ソフトで肌当たりの良い着け心地の良い無縫製ブラジャーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ブラジャーは着用者の胸部・バストを立体的に覆い、かつ脇部、背中部分には適度の伸縮生地の張力を利用して胸部を締める力を発生させて着用安定性を発揮すると共に、バストを三次元的に整容するための立体縫製が施されており、一般の男性用下着では考えられない多種多様な素材の組み合わせと複雑なパターンの縫製が行われている。
【0003】
複雑なパターンと素材にしなければならなかった背景には、人体の複雑な立体形状を覆うブラジャーの胸部(***部)は、他者の視線、関心が集まる所であることから、体形補正機能が最大限に必要とされ、各部分には着心地を良くするためにさまざまな必要機能を持たせなくてはならない複雑な要求があり、それらの機能、要求の実現は、単一の素材では実現不可能であり、伸縮性・クッション性・透湿性などの特長のある多種多様な素材や部材または部品に必要な各々の機能を持たせて組立て縫製し、ブラジャー全体として着用者のシルエットの補正機能を実現しなくてはならないため、ブラジャーは衣類として大変に複雑な構造を持ったものになっている。
【0004】
すなわち、ブラジャーは他の下着には見られない要求機能として、バストカップ部形状の保持、成形があり、これらの特長を持った部品・部材は女性***の固定と胸部全体の整容を目的とするものでありその特長を下記に示す。
【0005】
(1)ブラジャー着用時に、カップ部の生地がバック部の生地により引っ張られ、***が正面から押さえつけられてバストの高さと形状の変形が発生しないようにカップ下辺部に芯材の弾力と背中方向からの力が釣り合うようワイヤーを挿入すること、
(2)カップ部を構成する生地の伸縮率の違いを利用して、その伸び方向を制御することでカップ部の形状を整え、バスト重量を肩側(首側)に吊り上げながらバランスさせること、
(3)カップ部は平面生地を組合せて立体形状にすることが要求され、これを平らな生地で構成しなくてはならないことから、立体裁断により複数パネルに分割し、これらを縫製接合することで狙いの形状を実現させること、
(4)一方では着用者の正面シルエットを固定化するため、カップ部を支えるバンドー部の生地の伸縮性を制限し、生地の伸びが制限された正面バンドー部の伸長不足を脇から背中にかけてのバック生地に伸縮性を持たせることで、着用者とブラジャーの微妙な寸法ズレを吸収させること、
(5)カップ部と着用者のバスト形状・体積の違いを吸収させるために、カップ部の生地の裏面にクッション性のある不織布を挟み、カップ下辺部には形状を保持するためのワイヤーを固定するために筒状体を設けてこれにワイヤーを挿入し、この筒状態体には着用者に不快感・苦痛を与えないようにクッション性・弾力性を持たせること、
(6)背中からの引っ張り力によりブラジャーに不要なシワが発生しないように、脇部分に引っ張り力と直角に補強材(フイルムボ−ン)を設けること、
(7)背中の着脱部分には強度が集中することから、引っ張り力がかかっても細くならず伸びない部材(生地)で着脱部分(フックアイ)を構成してあること、
(8)肌に直接接触する部分には吸湿・吸水機能と水分の移動を容易にする機能を持たせる。併せてカップ下部には保水した汗を容易に蒸発させるために通気性を持たせること、
【0006】
以上のようなさまざまな機能性が要求され、これらを実現するために、異種の機能、特性を持った生地を組み合わせ縫製して1つのブラジャーを構成している。このように、平面(二次元)の生地を継ぎ合わせることで立体形状(三次元)とし、伸縮性資材を要所に配置し、必要部にワイヤーを挿入、体形への馴染み性、通気性・通水性を付加した結果、部材の種類が増えて構造と縫製が複雑になる。
【0007】
従って、ブラジャーには下記に示すように、縫製個所が通常の下着より各段に多い特長(弱点)がある。
(1)部分、要素部品が多岐にわたり、縫製で接続されていることから、これらを接合、組立するための縫製箇所が多くなり、縫製工数のアップと納期短縮阻害の要因となっている。
(2)この縫製部分は生地のさばけ(ももけ)・繊維解け生地の裁断端を覆わなくてはならないため裁断端を巻き込み、重ねて縫製することになり生地の分厚い部分が長く、かつ多数の個所に発生し、これが着用者の肌に強く当り運動時等に擦られて不快感を与える欠点を有している。
(3)特に縫製でカン止めなどの重ね縫いやオーバーロック縫いがなされた箇所は縫い糸により生地が締め付けられ固くなることから、極端に肌が弱くなくても痒みや違和感を訴える人が存在する。
【0008】
現状のワイヤーフォームブラは、このような多種多様の部材・素材を継ぎ合わせて構成していることから、一人分のブラジャーの製造に必要な縫製個所と縫製距離が多くなって
いる。また、縫製ラインも縫製個所と種類が増すことから複雑になっており、これらが原因となって生産の自動化を阻害し、ブラジャー製造工場の実態は工業製品には不釣り合いな手工業に近いものになっている。
【0009】
この縫製作業は曲線縫いが自動化できないことから縫製者の指先により方向を制御・調整しなくてはならない。また、ミシンは上部に針と下部には下糸ボビンが存在し、その間の相互距離を大きくとれない事から懐(作業空間=自動制御のための機器配置スペース)がなく、また、微妙な曲線が多いことから、どうしても人手に頼らざる得なくなり、女性用下着の縫製は、無人化・自動化が困難な業種となっている。
【0010】
さらに、縫製時には縫製強度を確保し生地の裁端からのホツレを防止するため、生地の端を内側に折りこみ隠し、この部分を縫製することから多層に生地が重なる部分が発生して、この部分が長い畝状のようになる。この畝状の凸部が着用者の肌に線状に圧迫を発生すると共に、体形にぴったりした薄いTシャツ等のアウターや女性用水着のインナーに使用した場合に、シルエットに影が発生し悪影響を与えると言う問題点があった。
【0011】
このような問題を解決するものとして、ミシン縫製による縫いをなくしたブラジャーが既に提案されており存在する。(例えば、特許文献1〜3)
【0012】
【特許文献1】
登録実用新案第3080719号公報
【特許文献2】
特開2002−201505号公報
【特許文献3】
特開2002−275707号公報
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記の特許文献1は、外側シールドと内側の裏当ての間に金属ワイヤーまたはこれに代わるサポートパッドを介在させ、高周波溶着することにより、長期にわたって洗濯し着用しても、縫い糸の緩みによって元の形状がなくなったりすることのないようにしたものであるが、外側シールド、内側裏当て、サポートパッドを合わせて溶着するのに貼り合わせの前工程が必要になると共に、異種素材の生地同士の重合溶着は融点の違いから溶融部が溶融冷却硬化時に二層に解離しやすいことから技術的に難しく確実な溶着ができないと言った問題点がある。
【0014】
そのために、この発明では表裏同一素材の合成繊維を使用しているが、そうすると、使用可能な資材に大きな制限が発生すると共に、ブラジャーとして種々要求される機能を減じなくてはならないことになる。
【0015】
また、前記の特許文献2は、下着本体の前身頃と後身頃、前身頃または後身頃をいくつかの身頃構成部片に裁断分割し、その身頃構成部片を相互にホットメルトを積層した接合シートで縫製しないでつなぎ合わせたファンデーション下着であり、各身頃片を表裏生地以外の接合シートで接合しなければならない煩わしさがある。
【0016】
さらに、前記の特許文献3は、製品表面から縫着線を無くし外観を整えたもので、製品縁部の生地の重なり設計は従来の方式を踏襲しており、最悪の場合は縫着線を隠蔽するための生地をさらに追加することになり、長い畝状の突起が従来以上に残り、着用者の肌への圧迫が発生する問題点がある。
【0017】
本発明は、上記のような問題を解決することを課題として研究開発されたもので、生地
の重ね合わせ縫製による硬い畝状の縫製部分を排除し、柔らかな面支持部を身体形状に沿わせることで、肌当りがソフトで穏やかな安定した支持構造の持つブラジャーを提供するものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するため、カップ部、バンドー部またはカップ部、バンドー部、バック部を一連に形成した表生地と、この表生地とほぼ同一形状の裏生地の両者を伸縮性生地で構成し、バンドー部とカップ部の全てあるいは一部を非伸縮性材料として表生地と裏生地の間に介在させて非伸縮性とすると共に、着用者の体形保持のための形状補強材とし、少なくとも表生地に塗着された接着剤で、裏生地または非伸縮性材料とを接合すると共に、熱成形プレスによって膨出成形されたカップ部はパッド材を介して表生地と裏生地が一体的に接合し、バック部は表生地の端部にスリットを施し、雌雄係合具の頭部をスリットより表側に露出させてある無縫製ブラジャーを開発し、採用した。
【0019】
また、本発明は、上記のように構成した無縫製ブラジャーにおいて、カップ部の下辺湾曲部またはバンドー部との境界線に沿ってワイヤーを配し、そのワイヤーを表生地と裏生地あるいはカップ間に装着し、裏生地に緩衝材が配してある無縫製ブラジャーを開発し、採用した。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明すれば、本発明の無縫製ブラジャー1は、大別して表生地2と裏生地3と、その表生地2と裏生地の間に介在される非伸縮性材料4とで構成されている。
【0021】
上記の表生地2は、図3に示すように、左右一対のカップ部2a,2aと、このカップ部2a,2aの下部に設けられるバンドー部2bと、このバンドー部2bの左右両側へ延びるバック部2c,2cとを有しており、それらが一連に形成された一枚の伸縮性生地で構成されているが、必ずしもこれに限定されるものではなく、例えば、カップ部2a,2aとバンドー部2bを一連の伸縮性生地とし、別に裁断された伸縮性生地からなるバック部2c,2cとを接合したものを用いることもある。
【0022】
上記の裏生地3は、図4に示すように、前記の表生地2とほぼ同一形状、同一大きさで、かつカップ部3a,3a、バンドー部3b、バック部3c,3cが一連に形成された一枚の伸縮性生地で構成されたもの、あるいはカップ部3a,3aとバンドー部3bは一連の伸縮性生地とし、別に裁断された伸縮性生地からなるバック部2c,2cとを接合したものを用いるのは表生地と同じであるが、表生地2と異なり肌と接する面であるから、肌当たりが良くて吸湿性・保温性・柔軟性などに優れた素材が使用される。
【0023】
非伸縮性材料4は、図5に示すように、カップ部2a,2aとバンドー2bからなる全体形状のもの、あるいは図6に示すように、カップ部2a,2aを除いたバンドー部2bだけからなる形状などであり、その素材は非伸縮性の布地、プラスチックシートなどであり、表生地2と裏生地3の間に介在され、カップ部2a,2aとバンドー部2bの伸縮性を打ち消す(制限する)と共に、着用者の体形保持のための形状補強材にもなっている。
【0024】
この表生地2のフロント側(バスト正面側)を非伸縮性にする方法としては、本発明の目的が達成できる方法であれば、特に限定されることはなく、例えば、織り方または編み方を変化させる事により、織り分けまたは編み分けて非伸縮性とする方法あるいは合成樹脂液を含浸、塗布し繊維の移動・ズレを固定する方法なども考えられる。
【0025】
カップ部2aは、表生地2と一定の厚みと保形性、弾力性を有する素材のパッド材5と
裏生地3を重合し、熱成形プレスによって膨出して椀状に一体形成されており、表生地3をカップ部2aの上端縁の裏面側に折り返して接合してある。折り返すことで切り口断面がカバーされ製品の外観がスッキリすると共に、着用時に発生する擦れ、洗濯による接着剥離を防ぐことができて大幅な性能向上が見られた。
【0026】
また、このカップ部2aの表側の下辺湾曲部に沿ってワイヤー6が配されていると共に、裏面側にワイヤー6の肌当りを軽減する目的でクッション牲を有するダブルラッセル生地、不織布やウレタンフォームその他のプラスチック発泡体などからなる緩衝材7を設けてある。
【0027】
8はバック部2cの表生地2の一端部に取り付けた複数個の雌係合具で、図9に示すように、表生地2の一端を裏面に折り返して折り返し部9を形成すると共に、表生地2の表面側の上下に複数個のスリット10を設け、雌係合具8の基部8aを芯生地11に縫製により固定したものであり、頭部8bはスリット10から露出してある。
【0028】
また、この雌係合具8と係合する雄係合具12は、図10、図11に示すように、バック部2cの表生地2の一端を裏面に折り返して折り返し部13を形成し、その折り返し部13にスリット14を設け、雄係合具12の基部12aを芯生地15に縫製により固定したものであり、頭部12bはスリット10から露出してある。
【0029】
このように構成した本発明の実施の形態による無縫製ブラジャーの使用例を作用効果と共に説明すれば、表生地2をカップ部2a、バンドー部2b、バック部2cの一連の一枚生地を用いることにより、裏生地または非伸縮性材料との接着性が良くて強固に接着でき作業性も向上する。また、カップ部2aとバンドー部2bを一連とし、バック部2cが接合された表生地2を用いれば、一般的にバック部2cには装飾性を抑える意図から、フロント側の表生地にレース等の装飾やデザイン性の高い生地を使用し、バック部2cには伸縮性の高い装飾性の無い者を使用することが行なわれておりそれに対応できる。さらに、伸縮してはいけないカップ部2a、バンドー部2bが非伸縮性材料4によって伸縮性が打ち消されているから、アンダーバストをしっかり保形して整容できると共に、バック布の伸縮性による締め付け作用により脇部から後身を密着固定して着用安定性を発揮できる。
【0030】
また 、従来の縫製ブラジャーと異なってバンドー部3bの下辺縁およびバック部3cの上下辺縁に縫製がないので硬くて畝状の地厚部がなくなり、外観がプレーンな印象のスッキリしたブラジャーになり、非常に着心地の良いブラジャーになる。さらに、生地の重ね合わせ部と縫製による凹凸がないのでワンピースタイプの水着の下に着用しても、身体にピッタリした上衣を着用しても、下着の存在感が無くなり、一見するとヌードボディーの印象が残るものとなった。
【0031】
さらに、ブラジャーで最も力のかかる部分の雌係合具8を、図9に示されているように、折り返し部9を設けると共に、表生地2に形成したスリット10から雌係合具8の基部8aを差し込み、表生地2と折り返し部9の間に介在させた芯生地11に縫着したので従来のカン止め・千鳥縫製と同様の強度が得られるものである。
【0032】
以上、本発明の主要な実施の形態について説明したが、本発明は、これらの実施に限定されるものではなく、発明の目的を達成でき、且つ発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の設計変更が可能であり、それらも全て本発明の範囲内に包含されるものである。
【0033】
【発明の効果】
以上のように、本発明の請求項1の発明は、カップ部、バンドー部またはカップ部、バンドー部、バック部を一連に形成した表生地と、この表生地とほぼ同一形状の裏生地の両
者を伸縮性生地で構成し、バンドー部とカップ部の全てあるいは一部を非伸縮性材料として表生地と裏生地の間に介在させて非伸縮性とすると共に、着用者の体形保持のための形状補強材とし、少なくとも表生地に塗着された接着剤で、裏生地または非伸縮性材料とを接合すると共に、熱成形プレスによって膨出成形されたカップ部はパッド材を介して表生地と裏生地が一体的に接合し、バック部は、表生地の端部にスリットを施し、雌雄係合具の頭部をスリットより表側に露出させてある無縫製ブラジャーに係るものであるから次のような効果を奏するものである。
【0034】
生地を重合した硬い縫製部がなくなって全体的に薄くなり、柔らかな支持部が身体に沿い着け心地が良く、また、凹凸部が無くなっているので、体形にフイットした薄い生地のアウターを着用しても、シルエットに悪影響を与えることがない。
0035
また、バック部は、表生地の端部にスリットを施し、雌雄係合具の頭部をスリットより表側に露出させてあるから、凹凸部が無くなってスッキリした外観になると共に、通常のブラジャーで最も生地が縫い固められる部分がないので肌当りが良くなる。また、雌雄係合具の基部をスリット内で表生地と折返し部の間に介在された芯生地に縫着され強固に取り付けられているから、大きな力がかかったとしても充分耐え得ることができる。
0036
また、本発明の請求項2の発明は、カップ部の下辺湾曲部またはバンドー部との境界線に沿ってワイヤーを配し、そのワイヤーを表生地と裏生地あるいはカップ間に装着し、裏生地に緩衝材が配してあるから、請求項1記載の発明の効果に加えて、バストアップ効果とサポート効果があり美しいシルエットを造り出すと共に、ワイヤーがバストに喰いこむことがなく、着用感が良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ブラジャーの簡略正面図である。
【図2】 ブラジャーの簡略背面図である。
【図3】 表生地の正面図である。
【図4】 裏生地の背面図である。
【図5】 非伸縮材料の正面図である。
【図6】 別の非伸縮材料の正面図である。
【図7】 カップ部の拡大縦断面図である。
【図8】 雌係合具取り付け部の正面図である。
【図9】 図8のA−A線断面図である。
【図10】 雄係合具取り付け部の正面図である。
【図11】 図10のB−B線断面図である。
【符号の説明】
1 ブラジャー
2 表生地
2a,3a カップ部
2b,3b バンドー部
2c,3c バック部
3 裏生地
4 非伸縮材料
5 パット材
6 ワイヤー
7 緩衝材
8 雌係合具
10 スリット

Claims (2)

  1. カップ部、バンドー部またはカップ部、バンドー部、バック部を一連に形成した表生地と、この表生地とほぼ同一形状の裏生地の両者を伸縮性生地で構成し、バンドー部とカップ部の全てあるいは一部を非伸縮性材料として表生地と裏生地の間に介在させて非伸縮性とすると共に、着用者の体形保持のための形状補強材とし、少なくとも表生地に塗着された接着剤で、裏生地または非伸縮性材料とを接合すると共に、熱成形プレスによって膨出成形されたカップ部はパッド材を介して表生地と裏生地が一体的に接合し、バック部は表生地の端部にスリットを施し、雌雄係合具の頭部をスリットより表側に露出させてある無縫製ブラジャー。
  2. カップ部の下辺湾曲部またはバンドー部との境界線に沿ってワイヤーを配し、そのワイヤーを表生地と裏生地あるいはカップ間に装着し、裏生地に緩衝材が配してある請求項1に記載の無縫製ブラジャー。
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