JP2515897B2 - コ―ドレス電話装置 - Google Patents
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はコードレス電話装置に関する。
従来のコードレス電話装置について図面を参照して説
明する。
明する。
第３図（ａ），（ｂ）はそれぞれ従来のコードレス電
話装置の動作手順の一例を示す流れ図である。
話装置の動作手順の一例を示す流れ図である。
第３図（ａ）において、従来のコードレス電話装置の
接続装置は着呼時に接続装置の受信電界検出回路が制御
チャネルの「電界無し」を検出した場合（ステップ3
1）、着呼信号を送出（ステップ32）後着呼応答信号を
受信（ステップ34）すれば続く着信接続動作に移行す
る。又、接続装置の受信電界検出回路が制御チャネルの
「電界有り」を検出した場合（ステップ31）又は、着呼
信号送出後、着呼応答信号を受信しなかった場合（ステ
ップ34）は、着呼接続動作へは移行せずに接続装置のベ
ルを鳴動させる（ステップ33）。
接続装置は着呼時に接続装置の受信電界検出回路が制御
チャネルの「電界無し」を検出した場合（ステップ3
1）、着呼信号を送出（ステップ32）後着呼応答信号を
受信（ステップ34）すれば続く着信接続動作に移行す
る。又、接続装置の受信電界検出回路が制御チャネルの
「電界有り」を検出した場合（ステップ31）又は、着呼
信号送出後、着呼応答信号を受信しなかった場合（ステ
ップ34）は、着呼接続動作へは移行せずに接続装置のベ
ルを鳴動させる（ステップ33）。
第３図（ｂ）において、従来のコードレス電話装置の
コードレス電話機の発呼時に、オフフック後（ステップ
40）、コードレス電話機の受信電界検出回路が制御チャ
ネルの「電界無し」を検出した場合（ステップ41）、発
呼信号を送出し（ステップ43）、前記接続装置から返っ
てくる発呼応答信号を受信すれば（ステップ44）、続く
発呼接続動作へ移行する。しかし発呼応答信号を受信で
きなかった場合には（ステップ44）、ビジートーン（以
下BTと記す）を送出し（ステップ42）発呼接続動作へ移
行しない。
コードレス電話機の発呼時に、オフフック後（ステップ
40）、コードレス電話機の受信電界検出回路が制御チャ
ネルの「電界無し」を検出した場合（ステップ41）、発
呼信号を送出し（ステップ43）、前記接続装置から返っ
てくる発呼応答信号を受信すれば（ステップ44）、続く
発呼接続動作へ移行する。しかし発呼応答信号を受信で
きなかった場合には（ステップ44）、ビジートーン（以
下BTと記す）を送出し（ステップ42）発呼接続動作へ移
行しない。
上述した従来のコードレス電話装置は、着読時におい
て、接続装置の受信電界検出回路が制御チャネルの「電
界有り」を検出した場合、又は、着呼信号送出後に着呼
応答信号を受信しなかった場合には、続く着信接続動作
へは移行せず接続装置のベルを鳴動させ、また、発呼時
にオフフック後コードレス電話機の受信電界検出回路が
制御チャネルの「電界有り」を検出した場合、又は、発
呼信号送出後に発呼応答信号を受信しなかった場合に
は、続く発呼接続動作へ移行せずBTを送出する構成とな
っているので、呼出名称が同一の発呼と着呼とが同時に
起こった場合に、発呼接続も、着呼接続もどちらも行わ
れず、着呼も発呼も損失呼となるという欠点がある。
て、接続装置の受信電界検出回路が制御チャネルの「電
界有り」を検出した場合、又は、着呼信号送出後に着呼
応答信号を受信しなかった場合には、続く着信接続動作
へは移行せず接続装置のベルを鳴動させ、また、発呼時
にオフフック後コードレス電話機の受信電界検出回路が
制御チャネルの「電界有り」を検出した場合、又は、発
呼信号送出後に発呼応答信号を受信しなかった場合に
は、続く発呼接続動作へ移行せずBTを送出する構成とな
っているので、呼出名称が同一の発呼と着呼とが同時に
起こった場合に、発呼接続も、着呼接続もどちらも行わ
れず、着呼も発呼も損失呼となるという欠点がある。
本発明のコードレス電話装置は、接続装置とコードレ
ス電話機とからなり、前記接続装置およびコードレス電
話機に受信電界が予め定められた基準レベルより大のと
きには「電界有り」を前記基準レベルより小のときには
「電界無し」を判定することのできる第１および第２の
受信電界検出回路をそれぞれ有して、前記第１および第
２の受信電界検出回路が送信を開始する前に制御チャネ
ルの受信電界検出を行い「電界無し」を確認してから送
信を開始し、さらに前記コードレス電話機と前記接続装
置の呼出名称が同一の場合のみ無線接続を行うコードレ
ス電話装置において、前記接続装置は着呼時に前記第１
の受信電界検出回路が制御チャネルの「電界有り」を検
出しかつ前記コードレス電話機からの呼出名称の一致す
る発呼信号の受信のある場合には発呼応答信号送出手順
による動作よりも前記コードレス電話機への着呼信号の
送出を優先して行う着呼信号優先送出手段を備え、前記
コードレス電話機は発呼時にオフフック後から前記接続
装置からの発呼応答信号受信までの手順の間に、前記第
２の受信電界検出回路が制御チャネルの「電界有り」を
検出しかつ前記接続装置からの呼出名称の一致する着呼
信号の受信のある場合には、発呼接続手順による動作よ
りも着呼応答信号の送出を優先して行う着呼応答信号優
先送出手段を備え、また前記着呼信号優先送出手段は前
記着呼信号および発呼応答信号並びに呼出ベル音を発生
する第１の信号発生部と、前記コードレス電話機からの
呼出名称の一致する発呼信号および前記着呼応答信号を
受信する第１の受信部と、前記第１の受信電界検出回路
が制御チャネルの「電界有り」を検出しかつ前記第１の
受信部が前記呼出名称の一致する発呼信号を受信すると
前記第１の信号発生部からの前記着呼信号を第１の送信
部を介して送信させると共に前記着呼信号に対応する着
呼応答信号を受信しない場合前記第１の信号発生部から
前記呼出ベル音を発生させる第１の制御部とを有し、さ
らに前記着呼応答信号優先送出手段は、前記発呼信号お
よび前記着呼応答信号並びにビジートーンを発生する第
２の信号発生部と、前記接続装置からの呼出名称の一致
する着呼信号および前記発呼応答信号を受信する第２の
受信部と、前記コードレス電話機が発呼時にオフフック
後から前記受信部の前記発呼応答信号を受信するまでの
手順の間に前記第２の受信電界検出回路が制御チャネル
の「電界有り」を検出しかつ前記第２の受信部が前記呼
出名称の一致する着呼信号を受信すると前記第２の信号
発生部からの前記着呼応答信号を第２の送信部を介して
送出させまた前記オフフック後前記第２の受信電界検出
回路が制御チャネルの「電界無し」を検出しかつ前記第
２の信号発生部からの発呼信号を前記第２の送信部を介
して送出してから前記第２の受信部がこの発呼信号に対
する発呼応答信号を受信しなくて前記着呼信号を受信す
ると前記発呼信号を前記第２の送信部から送出を停止し
前記第２の信号発生部からの前記着呼応答信号を前記第
２の送信部を介して送出させ前記第２の受信部が前記発
呼応答信号及び前記着呼信号を受信しない場合には前記
ビジートーンを前記第２の信号発生部から送出させる第
２の制御部とを有している。
ス電話機とからなり、前記接続装置およびコードレス電
話機に受信電界が予め定められた基準レベルより大のと
きには「電界有り」を前記基準レベルより小のときには
「電界無し」を判定することのできる第１および第２の
受信電界検出回路をそれぞれ有して、前記第１および第
２の受信電界検出回路が送信を開始する前に制御チャネ
ルの受信電界検出を行い「電界無し」を確認してから送
信を開始し、さらに前記コードレス電話機と前記接続装
置の呼出名称が同一の場合のみ無線接続を行うコードレ
ス電話装置において、前記接続装置は着呼時に前記第１
の受信電界検出回路が制御チャネルの「電界有り」を検
出しかつ前記コードレス電話機からの呼出名称の一致す
る発呼信号の受信のある場合には発呼応答信号送出手順
による動作よりも前記コードレス電話機への着呼信号の
送出を優先して行う着呼信号優先送出手段を備え、前記
コードレス電話機は発呼時にオフフック後から前記接続
装置からの発呼応答信号受信までの手順の間に、前記第
２の受信電界検出回路が制御チャネルの「電界有り」を
検出しかつ前記接続装置からの呼出名称の一致する着呼
信号の受信のある場合には、発呼接続手順による動作よ
りも着呼応答信号の送出を優先して行う着呼応答信号優
先送出手段を備え、また前記着呼信号優先送出手段は前
記着呼信号および発呼応答信号並びに呼出ベル音を発生
する第１の信号発生部と、前記コードレス電話機からの
呼出名称の一致する発呼信号および前記着呼応答信号を
受信する第１の受信部と、前記第１の受信電界検出回路
が制御チャネルの「電界有り」を検出しかつ前記第１の
受信部が前記呼出名称の一致する発呼信号を受信すると
前記第１の信号発生部からの前記着呼信号を第１の送信
部を介して送信させると共に前記着呼信号に対応する着
呼応答信号を受信しない場合前記第１の信号発生部から
前記呼出ベル音を発生させる第１の制御部とを有し、さ
らに前記着呼応答信号優先送出手段は、前記発呼信号お
よび前記着呼応答信号並びにビジートーンを発生する第
２の信号発生部と、前記接続装置からの呼出名称の一致
する着呼信号および前記発呼応答信号を受信する第２の
受信部と、前記コードレス電話機が発呼時にオフフック
後から前記受信部の前記発呼応答信号を受信するまでの
手順の間に前記第２の受信電界検出回路が制御チャネル
の「電界有り」を検出しかつ前記第２の受信部が前記呼
出名称の一致する着呼信号を受信すると前記第２の信号
発生部からの前記着呼応答信号を第２の送信部を介して
送出させまた前記オフフック後前記第２の受信電界検出
回路が制御チャネルの「電界無し」を検出しかつ前記第
２の信号発生部からの発呼信号を前記第２の送信部を介
して送出してから前記第２の受信部がこの発呼信号に対
する発呼応答信号を受信しなくて前記着呼信号を受信す
ると前記発呼信号を前記第２の送信部から送出を停止し
前記第２の信号発生部からの前記着呼応答信号を前記第
２の送信部を介して送出させ前記第２の受信部が前記発
呼応答信号及び前記着呼信号を受信しない場合には前記
ビジートーンを前記第２の信号発生部から送出させる第
２の制御部とを有している。
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図
（ａ）および（ｂ）はそれぞれ本実施例の中の接続装置
およびコードレス電話機の動作手順の一例を示す流れ図
である。
（ａ）および（ｂ）はそれぞれ本実施例の中の接続装置
およびコードレス電話機の動作手順の一例を示す流れ図
である。
第１図において、本実施例のコードレス電話装置は電
話回線70に接続する接続装置50と、接続装置50に無線接
続するコードレス電話機60とからなり、接続装置50は電
話回線70にインタフェースするハイブリッド回路（以下
Ｈと記す）54と、電話回線70からの音声信号および内部
発生の制御信号（着呼信号，発呼応答信号等）を無線信
号に変換して送出する送信部（以下TXと記す）51と、コ
ードレス電話機60からの無線信号を受信して有線信号に
変換する受信部（以下RXと記す）52と、RX52の中に含ま
れる予め設定した基準レベルに対しての受信電界レベル
の大小を検出する受信電界検出回路（以下検出回路と記
す）53と、着信信号，発呼応答信号及び呼出ベル音等を
発生する信号発生部（以下SGと記す）56と、接続装置50
全体を制御する制御部（以下CONTと記す）55とを有し、
コードレス電話機60は音声信号の入出力を司る送受話器
部64と、送受話器部64のオンフック／オフフックによっ
て動作するフックスイッチ（以下フックSWと記す）66
と、送受話器部64からの音声信号および内部発生の制御
信号（発呼信号，着呼応答信号等）を無線信号に変換し
て送信するTX61と、接続装置50からの無線信号を受信し
て有線信号に変換するRX62と、RX62の中に含まれる予め
設定した基準レベルに対しての受信電界レベルの大小を
検出する検出回路63と、発呼信号，着呼応答信号及びビ
ジートーン（BT）等を発生するSG67と、コードレス電話
機60全体を制御するCONT65とを有して構成している。
話回線70に接続する接続装置50と、接続装置50に無線接
続するコードレス電話機60とからなり、接続装置50は電
話回線70にインタフェースするハイブリッド回路（以下
Ｈと記す）54と、電話回線70からの音声信号および内部
発生の制御信号（着呼信号，発呼応答信号等）を無線信
号に変換して送出する送信部（以下TXと記す）51と、コ
ードレス電話機60からの無線信号を受信して有線信号に
変換する受信部（以下RXと記す）52と、RX52の中に含ま
れる予め設定した基準レベルに対しての受信電界レベル
の大小を検出する受信電界検出回路（以下検出回路と記
す）53と、着信信号，発呼応答信号及び呼出ベル音等を
発生する信号発生部（以下SGと記す）56と、接続装置50
全体を制御する制御部（以下CONTと記す）55とを有し、
コードレス電話機60は音声信号の入出力を司る送受話器
部64と、送受話器部64のオンフック／オフフックによっ
て動作するフックスイッチ（以下フックSWと記す）66
と、送受話器部64からの音声信号および内部発生の制御
信号（発呼信号，着呼応答信号等）を無線信号に変換し
て送信するTX61と、接続装置50からの無線信号を受信し
て有線信号に変換するRX62と、RX62の中に含まれる予め
設定した基準レベルに対しての受信電界レベルの大小を
検出する検出回路63と、発呼信号，着呼応答信号及びビ
ジートーン（BT）等を発生するSG67と、コードレス電話
機60全体を制御するCONT65とを有して構成している。
尚、検出回路53,63はそれぞれ予め設定された基準レ
ベルを持ち、受信電界がその基準レベルより大のときに
は「電界有り」、その基準レベルにより小のときには
「電界無し」を判定することができる。
ベルを持ち、受信電界がその基準レベルより大のときに
は「電界有り」、その基準レベルにより小のときには
「電界無し」を判定することができる。
次に、本実施例の動作について第１図および第２図
（ａ），（ｂ）を用いて説明する。
（ａ），（ｂ）を用いて説明する。
まず、着呼時の動作について説明する。
接続装置50はCONT55が電話回線70からの着信信号を検
出すると、検出回路53が制御チャネルの「電界無し」を
検出した場合（ステップ11）、CONT55はSG56からコード
レス電話機60への着呼信号をTX51を介して送出（ステッ
プ13）後RX52がコードレス電話機60から着呼応答信号を
受信すれば（ステップ15）、続く着呼接続動作に移動す
る。RX52が着信応答信号を受信しなければ（ステップ1
5）、SG56から呼出ベルが鳴動させる（ステップ14）。
出すると、検出回路53が制御チャネルの「電界無し」を
検出した場合（ステップ11）、CONT55はSG56からコード
レス電話機60への着呼信号をTX51を介して送出（ステッ
プ13）後RX52がコードレス電話機60から着呼応答信号を
受信すれば（ステップ15）、続く着呼接続動作に移動す
る。RX52が着信応答信号を受信しなければ（ステップ1
5）、SG56から呼出ベルが鳴動させる（ステップ14）。
しかし、検出回路63が制御チャネルの「電界有り」を
検出した場合（ステップ11）には、それが呼出名称の一
致する発呼信号の受信である場合（ステップ12）でも、
CONT55はその発生信号を無視してSG56からの着呼信号を
TX51を介してコードレス電話機60へ送出（ステップ13）
し、RX52が着呼応答信号を受信すれば（ステップ15）続
く着呼接続動作移行する。RX52が着信応答信号を受信し
なければ（ステップ15）、SG56から呼出ベルが鳴動され
る（ステップ14）。
検出した場合（ステップ11）には、それが呼出名称の一
致する発呼信号の受信である場合（ステップ12）でも、
CONT55はその発生信号を無視してSG56からの着呼信号を
TX51を介してコードレス電話機60へ送出（ステップ13）
し、RX52が着呼応答信号を受信すれば（ステップ15）続
く着呼接続動作移行する。RX52が着信応答信号を受信し
なければ（ステップ15）、SG56から呼出ベルが鳴動され
る（ステップ14）。
次に、発呼時の動作について説明する。
コードレス電話機60は、CONT65がフックSW66のオフフ
ック検出後、検出回路63が制御チャネル「電界有り」を
検出し（ステップ21）、しかもRX62が呼出名称の一致す
る着呼信号の受信である場合（ステップ22）には、CONT
65は発呼接続動作を中止して、SG67からその着信に対す
る着呼応答信号をTX61を介して接続装置50へ送出（ステ
ップ28）し、続く着呼接続動作へ移行する。しかし着信
信号を受信しない場合には（ステップ22）、ビジートー
ン（BT）がSG67から送出される（ステップ26）。
ック検出後、検出回路63が制御チャネル「電界有り」を
検出し（ステップ21）、しかもRX62が呼出名称の一致す
る着呼信号の受信である場合（ステップ22）には、CONT
65は発呼接続動作を中止して、SG67からその着信に対す
る着呼応答信号をTX61を介して接続装置50へ送出（ステ
ップ28）し、続く着呼接続動作へ移行する。しかし着信
信号を受信しない場合には（ステップ22）、ビジートー
ン（BT）がSG67から送出される（ステップ26）。
又、CONT65はフックSW66のオフフック検出後に検出回
路63が制御チャネルの「電界無し」を検出（ステップ2
1）し、SG67から発呼信号をTX61を介して接続装置50へ
送出し（ステップ23）、その発呼信号に対しての接続装
置50からの発呼応答信号をRX62で受信しなかった場合
（ステップ24）の呼出名称の一致する着呼信号を受信し
た場合（ステップ25）には、CONT65はSG67からの発呼信
号の送出を停止し（ステップ27）、SG67からの着呼応答
信号をTX61を介して送出（ステップ28）して続く着呼接
続動作へ移行する。しかし、着呼信号を受信しない場合
には（ステップ25）、ビジートーン（BT）がSG67から送
出される（ステップ26）。
路63が制御チャネルの「電界無し」を検出（ステップ2
1）し、SG67から発呼信号をTX61を介して接続装置50へ
送出し（ステップ23）、その発呼信号に対しての接続装
置50からの発呼応答信号をRX62で受信しなかった場合
（ステップ24）の呼出名称の一致する着呼信号を受信し
た場合（ステップ25）には、CONT65はSG67からの発呼信
号の送出を停止し（ステップ27）、SG67からの着呼応答
信号をTX61を介して送出（ステップ28）して続く着呼接
続動作へ移行する。しかし、着呼信号を受信しない場合
には（ステップ25）、ビジートーン（BT）がSG67から送
出される（ステップ26）。
〔発明の効果〕 以上説明したように本発明は、発呼と着呼とがほぼ同
時に起った場合に、着呼接続動作を発呼接続動作に優先
して行わせるべく接続装置に着呼信号優先送出手段、コ
ードレス電話機に着呼応答信号優先送出手段を有するこ
とにより、従来のような着呼も発呼も損失呼となること
を回避させることができる効果がある。また、発呼と着
呼とがほぼ同時に起った場合には、着呼が優先であるこ
とを知らせるために着呼の呼出ベルが鳴動されるので、
誤ダイヤル等による発呼ができなくなったことでなく、
着呼が優先で発呼ができなかったことを発呼者に知らせ
ることができる効果がある。
時に起った場合に、着呼接続動作を発呼接続動作に優先
して行わせるべく接続装置に着呼信号優先送出手段、コ
ードレス電話機に着呼応答信号優先送出手段を有するこ
とにより、従来のような着呼も発呼も損失呼となること
を回避させることができる効果がある。また、発呼と着
呼とがほぼ同時に起った場合には、着呼が優先であるこ
とを知らせるために着呼の呼出ベルが鳴動されるので、
誤ダイヤル等による発呼ができなくなったことでなく、
着呼が優先で発呼ができなかったことを発呼者に知らせ
ることができる効果がある。
第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図
（ａ）および（ｂ）はそれぞれ本実施例の中の接続装置
およびコードレス電話機の動作手順の一例を示す流れ
図、第３図（ａ）および（ｂ）はそれぞれ従来のコード
レス電話装置の中の接続装置およびコードレス電話機の
動作手順の一例を示す流れ図である。 50……接続装置、51……送信部（TX）、52……受信部
（RX）、53……受信電界検出回路（検出回路）、54……
ハイブリッド回路（Ｈ）、55……制御部（CONT）、56…
…信号発生部（SG）、60……コードレス電話機、61……
送信部（TX）、62……受信部（RX）、63……受信電界検
出回路（検出回路）、64……送受話器部、65……制御部
（CONT）、66……フックスイッチ（フックSW）、67……
信号発生部（SG）。
（ａ）および（ｂ）はそれぞれ本実施例の中の接続装置
およびコードレス電話機の動作手順の一例を示す流れ
図、第３図（ａ）および（ｂ）はそれぞれ従来のコード
レス電話装置の中の接続装置およびコードレス電話機の
動作手順の一例を示す流れ図である。 50……接続装置、51……送信部（TX）、52……受信部
（RX）、53……受信電界検出回路（検出回路）、54……
ハイブリッド回路（Ｈ）、55……制御部（CONT）、56…
…信号発生部（SG）、60……コードレス電話機、61……
送信部（TX）、62……受信部（RX）、63……受信電界検
出回路（検出回路）、64……送受話器部、65……制御部
（CONT）、66……フックスイッチ（フックSW）、67……
信号発生部（SG）。
Claims (1)
- 【請求項１】接続装置とコードレス電話機とからなり、
前記接続装置およびコードレス電話機に受信電界が予め
定められた基準レベルより大のときには「電界有り」を
前記基準レベルより小のときには「電界無し」を判定す
ることのできる第１および第２の受信電界検出回路をそ
れぞれ有して、前記第１および第２の受信電界検出回路
が送信を開始する前に制御チャネルの受信電界検出を行
い「電界無し」を確認してから送信を開始し、さらに前
記コードレス電話機と前記接続装置の呼出名称が同一の
場合のみ無線接続を行うコードレス電話装置において、
前記接続装置は着呼時に前記第１の受信電界検出回路が
制御チャネルの「電界有り」を検出しかつ前記コードレ
ス電話機からの呼出名称の一致する発呼信号の受信のあ
る場合には発呼応答信号送出手順による動作よりも前記
コードレス電話機への着呼信号の送出を優先して行う着
呼信号優先送出手段を備え、前記コードレス電話機は発
呼時にオフフック後から前記接続装置からの発呼応答信
号受信までの手順の間に、前記第２の受信電界検出回路
が制御チャネルの「電界有り」を検出しかつ前記接続装
置からの呼出名称の一致する着呼信号の受信のある場合
には、発呼接続手順による動作よりも着呼応答信号の送
出を優先して行う着呼応答信号優先送出手段を備え、 前記着呼信号優先送出手段は前記着呼信号および発呼応
答信号並びに呼出ベル音を発生する第１の信号発生部
と、前記コードレス電話機からの呼出名称の一致する発
呼信号および前記着呼応答信号を受信する第１の受信部
と、前記第１の受信電界検出回路が制御チャネルの「電
界有り」を検出しかつ前記第１の受信部が前記呼出名称
の一致する発呼信号を受信すると前記第１の信号発生部
からの前記着呼信号を第１の送信部を介して送信させる
と共に前記着呼信号に対応する着呼応答信号を受信しな
い場合前記第１の信号発生部から前記呼出ベル音を発生
させる第１の制御部とを有し、 前記着呼応答信号優先送出手段は、前記発呼信号および
前記着呼応答信号並びにビジートーンを発生する第２の
信号発生部と、前記接続装置からの呼出名称の一致する
着呼信号および前記発呼応答信号を受信する第２の受信
部と、前記コードレス電話機が発呼時にオフフック後か
ら前記受信部の前記発呼応答信号を受信するまでの手順
の間に前記第２の受信電界検出回路が制御チャネルの
「電界有り」を検出しかつ前記第２の受信部が前記呼出
名称の一致する着呼信号を受信すると前記第２の信号発
生部からの前記着呼応答信号を第２の送信部を介して送
出させまた前記オフフック後前記第２の受信電界検出回
路が制御チャネルの「電界無し」を検出しかつ前記第２
の信号発生部からの発呼信号を前記第２の送信部を介し
て送出してから前記第２の受信部がこの発呼信号に対す
る発呼応答信号を受信しなくて前記着呼信号を受信する
と前記発呼信号を前記第２の送信部から送出を停止し前
記第２の信号発生部からの前記着呼応答信号を前記第２
の送信部を介して送出させ前記第２の受信部が前記発呼
応答信号及び前記着呼信号を受信しない場合には前記ビ
ジートーンを前記第２の信号発生部から送出させる第２
の制御部とを有することを特徴とするコードレス電話装
置。
Priority Applications (8)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1304305A JP2515897B2 (ja) | 1989-11-22 | 1989-11-22 | コ―ドレス電話装置 |
| CA002028775A CA2028775C (en) | 1989-10-31 | 1990-10-29 | Cordless telephone apparatus |
| US07/605,500 US5123042A (en) | 1989-10-31 | 1990-10-30 | Cordless telephone apparatus which avoids simultaneous connecting unit/cordless telephone call conflicts |
| EP90311924A EP0426451B1 (en) | 1989-10-31 | 1990-10-31 | Cordless telephone apparatus |
| AU65737/90A AU6573790A (en) | 1989-10-31 | 1990-10-31 | Cordless telephone apparatus |
| DE69028830T DE69028830T2 (de) | 1989-10-31 | 1990-10-31 | Schnurloser Telefonapparat |
| KR1019900017535A KR940000849B1 (ko) | 1989-10-31 | 1990-10-31 | 무선 전화기 |
| HK85297A HK85297A (en) | 1989-10-31 | 1997-06-19 | Cordless telephone apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1304305A JP2515897B2 (ja) | 1989-11-22 | 1989-11-22 | コ―ドレス電話装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03187532A JPH03187532A (ja) | 1991-08-15 |
| JP2515897B2 true JP2515897B2 (ja) | 1996-07-10 |
Family
ID=17931431
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1304305A Expired - Fee Related JP2515897B2 (ja) | 1989-10-31 | 1989-11-22 | コ―ドレス電話装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2515897B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10330144A1 (de) * | 2003-07-04 | 2005-01-20 | Deutsche Telekom Ag | Verfahren zur Organisation eines Telekommunikationsnetzes |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02199933A (ja) * | 1989-01-27 | 1990-08-08 | Victor Co Of Japan Ltd | 発着信優先順位決定方法 |
-
1989
- 1989-11-22 JP JP1304305A patent/JP2515897B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03187532A (ja) | 1991-08-15 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |